JPH0429232Y2 - - Google Patents

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JPH0429232Y2
JPH0429232Y2 JP266387U JP266387U JPH0429232Y2 JP H0429232 Y2 JPH0429232 Y2 JP H0429232Y2 JP 266387 U JP266387 U JP 266387U JP 266387 U JP266387 U JP 266387U JP H0429232 Y2 JPH0429232 Y2 JP H0429232Y2
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fuel
pressure
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boiler
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ボイラの燃料制御装置に係り、特に
ボイラの蒸気流量信号を燃料圧力制御装置にフイ
ードバツクして良好な燃料制御を行う装置に関す
る。
〔従来の技術〕
第5図、第6図により従来技術を説明する。第
5図は従来のボイラ燃料制御装置の基本ブロツク
図であり第6図は従来装置のブロツク図である。
第5図に示すように従来は、燃料圧力制御装置
20は燃料供給端10から供給される燃料の圧力
を一定圧として燃料流量制御装置30に供給し、
ボイラ蒸気のフイードバツクは燃料流量制御装置
30にのみ行なわれていた。これを第6図によつ
て詳細に説明する。ボイラ41に入熱として供給
する燃料ガス11、燃料圧力制御装置20を構成
する燃料圧力調節弁21、燃料圧力検出器22、
燃料圧力調節計23、燃料流量制御装置30を構
成する燃料流量調節弁31、燃料流量検出器3
2、燃料流量調節計33、ボイラ40を構成する
ボイラ本体41、バーナ42、ボイラの発生蒸気
を輸送する配管44,45、発生蒸気流量検出器
43、蒸気圧力フイードバツク回路50を構成す
る発生蒸気圧力検出器51、蒸気圧力調節計52
から構成される。燃料圧力制御装置20は燃料ガ
ス11の供給圧力が変動したり供給圧が高すぎて
下流側の設備が技術的に対応できなくなるのを防
ぐために設けられており、燃料圧力設定信号28
は燃料流量、蒸発量に関係なく一定の信号を与
え、配管25の圧力は燃料圧力信号26として燃
料圧力調節計23に送り、燃料圧力調整信号27
によつて調節弁21を制御して燃料圧力を一定に
保つ。一方燃料流量制御装置30の調節弁31は
蒸発量の変化に対応した燃料ガス11の量を制御
すると同時に、バーナ42に適した圧力とするよ
う圧力の調整も行う。
バーナ42の特性は第4図に示すように、蒸発
量の大きい場合と小さい場合でバーナ42の圧力
が極端に違うので、このバーナ42の圧力変動に
対応するように燃料流量制御装置30は圧力調整
を行う必要がある。すなわち、入口圧力34は蒸
発量に関係なくほぼ一定であるが出力圧力35は
蒸発量大の時高く、蒸発量小の時低い。従つて蒸
発量大の時バーナ42へ供給する燃料流量およ
び、燃料圧力を共に大とする必要があり、このた
め調節弁31を大きく開いて流量を大とし、圧力
降下を小とする。蒸発量小の時ーナ42へ供給す
る燃料流量および燃料圧力を共に小とする必要が
あり、このため調節弁31を大きく閉じて流量を
小とし、圧力降下を大とする。このように広範囲
の制御が要求されるため、流量制御装置30は必
要な負荷の全範囲にわたつて良好な制御ができな
いか、または制御できても裕度のないきびしい制
御となつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように従来技術は燃料流量制御装置30
の制御範囲を極端に広くする必要があり、この要
求に対応できないか、またはできても裕度がなく
流量が大および小の場合良好な制御ができなかつ
た。また圧力制御装置20との間で制御性、制御
裕度、均等性が図られておらず、アンバランスの
状態であつた。
本考案の目的は燃料流量制御装置30と燃料圧
力制御装置の制御負担を同等にして燃料系の制御
を安定させると共に、燃料流量制御系の制御性を
向上させることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、燃料供給端より供給された燃料
の圧力を一定値に調整する燃料圧力制御装置と、
該燃料圧力制御装置より供給された燃料の流量お
よび圧力を調整する燃料流量制御装置と、該燃料
流量制御装置より供給された燃料を燃焼させる燃
料装置により蒸気を発生させ該蒸気の圧力信号を
前記燃料流量制御装置に出力するボイラとからな
るボイラ燃料制御装置において、前記ボイラの蒸
気流量信号を入力し前記燃料圧力制御装置に燃料
圧力設定信号を出力する関数発生器を有すること
により解決される。
〔作用〕 ボイラの蒸気流量信号に対応して所定の燃料圧
力設定信号を関数発生器が燃料圧力制御装置に出
力することにより、燃料圧力調節弁も燃料流量制
御装置と共にボイラの蒸発量に対応した圧力の燃
料を燃料流量制御装置に供給し、燃料流量調節弁
と共同して燃料供給端より供給される燃料の圧力
を蒸発量に対応した燃焼装置に適した圧力に調節
するという作用がある。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図〜第4図を用いて説
明する。第1図は本考案によるボイラ燃料制御装
置の基本ブロツク図であり、第2図は本考案の一
実施例のブロツク図である。第1図に示すように
本考案においては第4図に示す従来装置に対し
て、蒸気流量信号62を入力とし、第3図に示す
関数関係に基く設定圧力信号63を燃料圧力制御
装置20に出力する関数発生器61を追加して設
けたものである。これを第2図によつて詳細に説
明する。
本考案にかかわるボイラ燃料制御装置は、ボイ
ラ40に入熱として燃料ガス11を供給する燃料
供給端10、燃料圧力制御装置20を構成する燃
料圧力調節弁21、燃料圧力検出器22、燃料圧
力制御調節計23、燃料流量制御装置30を構成
する燃料流量調節弁31、燃料流量検出器32、
燃料流量調節計33、ボイラ40を構成するボイ
ラ本体41バーナ42、発生蒸気流量検出器4
3、ボイラの発生蒸気を輸送する配管44,4
5、蒸気圧力フイードバツク回路50を構成する
蒸気圧力検出器51、蒸気圧力調節計52、関数
発生器回路60を構成する関数発生器61から構
成される。関数発生器61は発生蒸気流量信号6
2を入力し、燃料圧力設定信号63を出力するも
ので、この設定信号63に基づいて燃料圧力制御
装置20は燃料の圧力制御を行う。
関数発生器61は第3図に示すように、入力信
号と出力信号の間にあらかじめ特性をもたせ、ボ
イラの蒸発量に対応して燃料配管25内の燃料圧
力を変化させることができ、同図の階段状に変化
する部分は変化率制限機能をもたせ、急激な設定
圧力変更が生じないような構成としている。蒸気
流量信号62に対する燃料圧力設定信号63は蒸
発量大で設定圧力を高くし、蒸発量小で設定圧力
を低くして燃料配管25内の圧力を上記のように
制御し、燃料配管34内の圧力もほぼ同じ圧力と
なる。すなわち、燃料圧力調節弁21は蒸発量大
の時圧力降下を小とし、蒸発量小の時圧力降下を
大とすることにより、従来技術が蒸発量の変化に
対し燃料の圧力は一定としてその流量のみ制御し
ているのに対して、本考案では蒸発量小で圧力降
下を増大させるという制御範囲の拡大が要求され
る。ただし、この場合、燃料圧力調節弁に特別な
仕様を要求するのではなく、その調節弁が既に備
えていて有効に利用していない機能を使用するも
のである。
一方、燃料流量調節弁31は蒸発量大の時圧力
降下は小さいが、蒸発量小の時の圧力降下はバー
ナ42の圧力が極端に下るため大きくなり、従来
技術では制御範囲内に収めることが困難であつた
が本考案によれば燃料配管34内の圧力も燃料圧
力制御装置の前記制御により下がるので、燃料流
量調節弁31の分担する圧力降下値は大きくなら
ず制御可能な範囲となる。以上の説明で明らかな
ようにボイラの蒸発量に対応して燃料圧力調節弁
21と燃料流量調節弁31で負担する圧力降下を
同一比率で負わせれば、燃料系としてバランス
し、安定した良好な制御性が得られると同時に、
燃料流量制御装置30の制御性が向上する。
第3図において示すように関数発生器回路60
は蒸気流量信号62に対応した燃料圧力設定値を
決める回路としているが、発生蒸気流量信号でな
く燃料流量と相関関係にある信号を採用してもよ
く、また、特性は階段状に変化させず曲線でもよ
く、いずれの場合も実施例と同等の効果が得られ
る。
なお、燃料はガスに限定されるものでなく液体
等の場合にも本考案は適用できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば蒸気流量に対応して燃料圧力制
御装置も燃料圧力を制御することにより、燃料流
量制御装置を適正な作動範囲で制御を行えるよう
にして該燃料流量制御装置の制御性を向上させ、
燃料系としてバランスのとれた安定したボイラ燃
料制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるボイラ燃料制御装置の基
本ブロツク図を示し、第2図は本考案の一実施例
のブロツク図であり、第3図は関数発生器の特性
の一例を示し、第4図はバーナの特性曲線を示
し、第5図は従来のボイラ燃料制御装置の基本ブ
ロツク図であり、第6図は従来のボイラ燃料制御
装置のブロツク図を示す。 10……燃料供給端、20……燃料圧力制御装
置、30……燃料流量制御装置、40……ボイ
ラ、50……蒸気圧力フイードバツク回路、60
……関数発生器回路、61……関数発生器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料供給端より供給された燃料の圧力を一定値
    に調整する燃料圧力制御装置と、該燃料圧力制御
    装置より供給された燃料の流量および圧力を調整
    する燃料流量制御装置と、該燃料流量制御装置よ
    り供給された燃料を燃焼させる燃焼装置により蒸
    気を発生させ該蒸気の圧力信号を前記燃料流量制
    御装置に出力するボイラとからなるボイラ燃料制
    御装置において、前記ボイラの蒸気流量信号を入
    力し前記燃料圧力制御装置に燃料圧力設定信号を
    出力する関数発生器を有することを特徴とするボ
    イラ燃料制御装置。
JP266387U 1987-01-12 1987-01-12 Expired JPH0429232Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP266387U JPH0429232Y2 (ja) 1987-01-12 1987-01-12

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JP266387U JPH0429232Y2 (ja) 1987-01-12 1987-01-12

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JPS63109848U JPS63109848U (ja) 1988-07-15
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