JPS6039503Y2 - エンジンの始動補助装置 - Google Patents
エンジンの始動補助装置Info
- Publication number
- JPS6039503Y2 JPS6039503Y2 JP8897280U JP8897280U JPS6039503Y2 JP S6039503 Y2 JPS6039503 Y2 JP S6039503Y2 JP 8897280 U JP8897280 U JP 8897280U JP 8897280 U JP8897280 U JP 8897280U JP S6039503 Y2 JPS6039503 Y2 JP S6039503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching valve
- nozzle
- intake pipe
- combustible gas
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はディーゼルエンジンの始動補助装置に関するもの
である。
である。
従来ディーゼルエンジンの始動補助手段とし副室形態焼
室を有するエンジンにあってはグロープラグを用いた予
熱式のもの、直接噴射式燃焼室を有するエンジンにあっ
てはエンジンの燃料油を利用し、この燃料油を気化させ
電熱ヒータにより着火させて吸気を加温させる燃焼式の
ものがある。
室を有するエンジンにあってはグロープラグを用いた予
熱式のもの、直接噴射式燃焼室を有するエンジンにあっ
てはエンジンの燃料油を利用し、この燃料油を気化させ
電熱ヒータにより着火させて吸気を加温させる燃焼式の
ものがある。
後者、即ち従来の燃焼式始動補助装置においてはエンジ
ン燃料油を使用するため寒冷時における燃料油の気化性
が悪く、電熱ヒータの赤熱時間を要し、着火ミスあるい
は燃焼中の消火を来たし、殊に寒冷時における冷低温の
燃料油を電熱ヒータに吹き付けるため燃料油の冷低温と
気化熱とによって電熱ヒータが冷却され着火ミス、着火
不能となり、バッテリの過放電、スタータの焼損を誘発
する等した。
ン燃料油を使用するため寒冷時における燃料油の気化性
が悪く、電熱ヒータの赤熱時間を要し、着火ミスあるい
は燃焼中の消火を来たし、殊に寒冷時における冷低温の
燃料油を電熱ヒータに吹き付けるため燃料油の冷低温と
気化熱とによって電熱ヒータが冷却され着火ミス、着火
不能となり、バッテリの過放電、スタータの焼損を誘発
する等した。
本案は従来の燃焼式始動補助装置における欠点を解消し
、特に寒冷時において確実なエンジン始動性の向上をも
たらす信頼性大なる装置を提供するものであって、カー
トリッジ式可燃ガスボンベを着脱自在とした保持器を設
け、吸気管の外側に露出する筒体部内に着火部材と噴口
とを配してなる燃焼器を前記吸気管に附設し、一端を前
記保持器と連結し他端を前記噴口と連結してなる導管に
電磁切換弁を介装し、始動回路と前記電磁切換弁および
着火部材とをシーズンスイッチを介して接続し、シーズ
ンスイッチおよびスタータスイッチにより前記電磁切換
弁を作動させ噴口より噴出する可燃ガスを着火部材によ
り燃焼させ吸気管内へ火炎を指向させるようにしてなる
エンジンの始動補助装置である。
、特に寒冷時において確実なエンジン始動性の向上をも
たらす信頼性大なる装置を提供するものであって、カー
トリッジ式可燃ガスボンベを着脱自在とした保持器を設
け、吸気管の外側に露出する筒体部内に着火部材と噴口
とを配してなる燃焼器を前記吸気管に附設し、一端を前
記保持器と連結し他端を前記噴口と連結してなる導管に
電磁切換弁を介装し、始動回路と前記電磁切換弁および
着火部材とをシーズンスイッチを介して接続し、シーズ
ンスイッチおよびスタータスイッチにより前記電磁切換
弁を作動させ噴口より噴出する可燃ガスを着火部材によ
り燃焼させ吸気管内へ火炎を指向させるようにしてなる
エンジンの始動補助装置である。
本案装置の実施例を図面について説明すれば、プロパン
ガス等を収容した小形のカートリッジ式可燃ガスボンベ
１を挿装自在とする支持筒２の底部に可燃ガスボンベ１
の口部３を支承する保持器４を設け、この保持器４に可
燃ガスボンベ１を開口させる突起５を設け、前記可燃ガ
スボンベ１を支持筒２に挿嵌し口部３を保持器４に装着
したとき可燃ガスを噴出するようカートリッジ式可燃ガ
スボンベ１を保持器４に着脱自在としである。
ガス等を収容した小形のカートリッジ式可燃ガスボンベ
１を挿装自在とする支持筒２の底部に可燃ガスボンベ１
の口部３を支承する保持器４を設け、この保持器４に可
燃ガスボンベ１を開口させる突起５を設け、前記可燃ガ
スボンベ１を支持筒２に挿嵌し口部３を保持器４に装着
したとき可燃ガスを噴出するようカートリッジ式可燃ガ
スボンベ１を保持器４に着脱自在としである。
次に吸気管６に燃焼器７を附設する。
この燃焼器７はフランジ８を介して吸気管６の外側に露
出し、端部開口９を吸気管６内に開放し他端部を閉鎖し
た筒体部１０内を燃焼室１１としてあり、この燃焼室１
１に着火部材１２としての点火プラグと、噴口１３とを
配してあり、筒体部１０の延長状として吸気管６内に臨
ませた内筒部１４の周壁に多数の通口１５，１５・・・
を貫設しである。
出し、端部開口９を吸気管６内に開放し他端部を閉鎖し
た筒体部１０内を燃焼室１１としてあり、この燃焼室１
１に着火部材１２としての点火プラグと、噴口１３とを
配してあり、筒体部１０の延長状として吸気管６内に臨
ませた内筒部１４の周壁に多数の通口１５，１５・・・
を貫設しである。
前記のように形成した保持器４に一端を連結し他端を前
記噴口１３に接続した導管１６に電磁切換弁１７を介装
し、バッテリ１８とスタータスイッチ１９とスタータ２
０とを含む始動回路２１と接続するシーズンスイッチ２
２を設け、このシーズンスイッチ２２と前記電磁切換弁
１７とを接続し、さらに高電圧発生器２３を介しシーズ
ンスイッチ２２と着火部材とを接続しである。
記噴口１３に接続した導管１６に電磁切換弁１７を介装
し、バッテリ１８とスタータスイッチ１９とスタータ２
０とを含む始動回路２１と接続するシーズンスイッチ２
２を設け、このシーズンスイッチ２２と前記電磁切換弁
１７とを接続し、さらに高電圧発生器２３を介しシーズ
ンスイッチ２２と着火部材とを接続しである。
この場合、シーズンスイッチ２２は常開接点とし、シー
ズンスイッチ２２の可動接点と始動回路２１とを接続し
である。
ズンスイッチ２２の可動接点と始動回路２１とを接続し
である。
図中２４は吸気マニホルド、２５はエンジンブロックで
ある。
ある。
本案装置は前記のように構成するから、寒冷時において
支持筒２に可燃ガスボンベ１を挿し込み保持器４に装着
し導管１６を経て可燃ガスを電磁切換弁１７の導入口に
達せしめるとともにシーズンスイッチ２２を閉とした状
態としておく。
支持筒２に可燃ガスボンベ１を挿し込み保持器４に装着
し導管１６を経て可燃ガスを電磁切換弁１７の導入口に
達せしめるとともにシーズンスイッチ２２を閉とした状
態としておく。
この状態でスタータスイッチ１９をＯＮにすると、スタ
ータ２０が作動しエンジンを駆動する。
ータ２０が作動しエンジンを駆動する。
このときシーズンスイッチ２２は閉としであるから同時
に電磁切換弁１７に通電され、可燃ガスを導出側の導管
１６を経て、燃焼器７の噴口１３から噴出させるととも
に高電圧発生器２３への通電により着火部材１２を火花
放電させて噴口１３より噴出する可燃ガスを燃焼させ火
炎を内筒部１４内へ吹き出させるよう吸気管６内へ指向
させる。
に電磁切換弁１７に通電され、可燃ガスを導出側の導管
１６を経て、燃焼器７の噴口１３から噴出させるととも
に高電圧発生器２３への通電により着火部材１２を火花
放電させて噴口１３より噴出する可燃ガスを燃焼させ火
炎を内筒部１４内へ吹き出させるよう吸気管６内へ指向
させる。
この際、スタータ２０によってエンジンは駆動されてい
るから、内筒部１４内に吹き込まれた火炎は内筒部１４
の通口１５を経て吸気管６内を通りエンジンの燃焼室（
図示しない）に吹い込まれエンジンの着火爆発を促進さ
せて迅速なエンジン始動をなさしめる。
るから、内筒部１４内に吹き込まれた火炎は内筒部１４
の通口１５を経て吸気管６内を通りエンジンの燃焼室（
図示しない）に吹い込まれエンジンの着火爆発を促進さ
せて迅速なエンジン始動をなさしめる。
エンジンが始動したのちスタータスイッチ１９をＯＦＦ
にすれば、同時に電磁切換弁１７は遮断状となり可燃ガ
スは噴口１３へ送給されず、また高電圧発生器２３へも
通電されず着火部材１２を作動させない。
にすれば、同時に電磁切換弁１７は遮断状となり可燃ガ
スは噴口１３へ送給されず、また高電圧発生器２３へも
通電されず着火部材１２を作動させない。
非寒冷時不要の際にはシーズンスイッチ２２をＯＦＦと
しておけばスタータスイッチ１９によりスタータ２０は
作動停止自在であり、通常の始動装置として機能する。
しておけばスタータスイッチ１９によりスタータ２０は
作動停止自在であり、通常の始動装置として機能する。
本案エンジン始動補助装置は、可燃ガスを収容したカー
トリッジ式可燃ガスボンベを用いて着脱操作を簡便とし
、所望により始動装置の作動と同時に着火ミス・着火不
能を起こさせることなく燃焼器内に火炎を起生させ、こ
の火炎を吸気管よりエンジンの燃焼室内に至らしめ、エ
ンジンの着火爆発を促進しバッテリの過放電、スタータ
の焼損を防止して迅速にエンジンを始動させるから特に
寒冷時におけるエンジンの始動性を格段と向上させる等
幾多の効果を発揮する。
トリッジ式可燃ガスボンベを用いて着脱操作を簡便とし
、所望により始動装置の作動と同時に着火ミス・着火不
能を起こさせることなく燃焼器内に火炎を起生させ、こ
の火炎を吸気管よりエンジンの燃焼室内に至らしめ、エ
ンジンの着火爆発を促進しバッテリの過放電、スタータ
の焼損を防止して迅速にエンジンを始動させるから特に
寒冷時におけるエンジンの始動性を格段と向上させる等
幾多の効果を発揮する。
図面は本案装置の概要を示す全体説明図である。
１・・・・・・可燃ガスボンベ、２・・・・・・支持筒
、３・・・・・・口部、４・・・・・・保持器、５・・
・・・・突起、６・・・・・・吸気管、７・・・・・・
燃焼器、８・・・・・・フランジ、９・・・・・・端部
開口、１０・・・・・・筒体部、１１・・・・・・燃焼
室、１２・・・・・・着火部材、１３・・・・・・噴口
、１４・・・・・・内筒部、１５・・・・・・通口、１
６・・・・・・導管、１７・・・・・・電磁切換弁、１
８・・・・・・バッテリ、１９・・・・・・スタータス
イッチ、２０・・・・・・スタータ、２１・・・・・・
始動回路、２２・・・・・・シーズンスイッチ、２３・
・・・・・高電圧発生器。
、３・・・・・・口部、４・・・・・・保持器、５・・
・・・・突起、６・・・・・・吸気管、７・・・・・・
燃焼器、８・・・・・・フランジ、９・・・・・・端部
開口、１０・・・・・・筒体部、１１・・・・・・燃焼
室、１２・・・・・・着火部材、１３・・・・・・噴口
、１４・・・・・・内筒部、１５・・・・・・通口、１
６・・・・・・導管、１７・・・・・・電磁切換弁、１
８・・・・・・バッテリ、１９・・・・・・スタータス
イッチ、２０・・・・・・スタータ、２１・・・・・・
始動回路、２２・・・・・・シーズンスイッチ、２３・
・・・・・高電圧発生器。
Claims (1)
- カートリッジ式可燃ガスボンベを着脱自在とした保持器
を設け、吸気管の外側に露出する筒体部内に着火部材と
噴口とを配してなる燃焼器を前記吸気管に附設し、一端
を前記保持器と連結し他端を前記噴口と連結してなる導
管に電磁切換弁を介装し、始動回路と前記電磁切換弁お
よび着火部材トラシーズンスイッチを介して接続し、シ
ーズンスイッチおよびスタータスイッチにより前記電磁
切換弁を作動させ噴口より噴出する可燃ガスを着火部材
により燃焼させ吸気管内へ火炎を指向させるようにして
なるエンジンの始動補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8897280U JPS6039503Y2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | エンジンの始動補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8897280U JPS6039503Y2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | エンジンの始動補助装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5711255U JPS5711255U (ja) | 1982-01-20 |
| JPS6039503Y2 true JPS6039503Y2 (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=29451031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8897280U Expired JPS6039503Y2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | エンジンの始動補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039503Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-25 JP JP8897280U patent/JPS6039503Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5711255U (ja) | 1982-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100384187B1 (ko) | 불꽃점화식디젤연료피스톤엔진의한냉시동의용이성및운전을위한차지조절시스템 | |
| CA1303959C (en) | Device for controlling fuel combustion in a burner | |
| US4703888A (en) | Cleaning apparatus for fuel burner | |
| KR900008900B1 (ko) | 난방기의 제어장치 | |
| JPS6246708A (ja) | 急速暖房器の制御装置 | |
| JPS6039503Y2 (ja) | エンジンの始動補助装置 | |
| JP2001107721A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
| JPS6119327Y2 (ja) | ||
| JPS6024945Y2 (ja) | デイゼルエンジンの始動制御装置 | |
| JPS61188217A (ja) | 燃焼器 | |
| JP3801030B2 (ja) | 熱機関の始動補助装置 | |
| JPH04978Y2 (ja) | ||
| JPS6132144Y2 (ja) | ||
| JPH05652Y2 (ja) | ||
| JPS5810149A (ja) | 内燃機関の始動及び暖機促進装置 | |
| JPH0524403B2 (ja) | ||
| JPH0113264Y2 (ja) | ||
| JPS61272466A (ja) | 内燃機関 | |
| JPS6039500Y2 (ja) | デイ−ゼルエンジンの吸気加熱装置 | |
| JPS6330032Y2 (ja) | ||
| JPS6192913A (ja) | エンジンの暖機装置 | |
| JP2572959Y2 (ja) | 吸気予熱装置 | |
| JPH0364659A (ja) | エンジンの始動補助装置 | |
| JPS6282255A (ja) | エンジンの始動補助装置 | |
| JPH0522126B2 (ja) |