JPS6039119B2 - 吹付法で金属を洗浄する方法 - Google Patents

吹付法で金属を洗浄する方法

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JPS6039119B2
JPS6039119B2 JP53033564A JP3356478A JPS6039119B2 JP S6039119 B2 JPS6039119 B2 JP S6039119B2 JP 53033564 A JP53033564 A JP 53033564A JP 3356478 A JP3356478 A JP 3356478A JP S6039119 B2 JPS6039119 B2 JP S6039119B2
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    • C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
    • C23G1/14—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with alkaline solutions
    • C23G1/16—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with alkaline solutions using inhibitors
    • C23G1/18—Organic inhibitors

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、防錆成分及び界面活性剤ならびに場合によっ
てはビルダー及び抑制御を含有する弱アルカリ性水溶液
を用いて吹付法で金属を洗浄する方法に関する。
工業製造における金属部品の洗浄は、屡々水性洗浄液を
ポンプで循環させ、ノズルを介して洗浄すべき金属部品
に吹付ける吹付洗浄装置で実施される。
屡々、有機防錆成分、殊にアルカノールアミン及び脂肪
酸及び／又は芳香族カルボン酸を含有する洗浄液が使用
される。
更に該溶液は、僅かの程度に無機成分、例えば亜硝酸ナ
トリウム又は燐酸塩ならびに例えば非鉄金属に対する防
止剤、溶解助剤及び保存剤を含有することができる。使
用する溶剤のｐＨ価は、多くは７．１〜１１の範囲内に
ある。該洗浄液は既に列挙した成分と共に、脱脂効果及
び洗浄効果を達成するために界面活性剤を含有する。
洗浄液は吹付洗浄装置で使用する錫合起泡してはならな
いので、非イオン界面活性剤又は非イオン界面活性剤の
組成物が使用される。非イオン界面活性剤を使用する理
由は、高い温度におけるその溶解性が僅かであり、それ
と共にいわゆる濁り点において湿潤剤富有相が微細な分
配で分離することである。
非イオン界面活性剤は濁り点以上で明らかに僅かな起泡
傾向を示す。普通に使用される非イオン界面活性剤はア
ルキルフェノール、脂肪アルコール、脂肪アミン、脂肪
酸、脂肪酸アミドのような化合物もしくは類似化物に対
するエチレンオキシド及び／又はプロピレンの付加生成
物ならびにポリエチレンオキシド及びポリプロピレンオ
キシドのブロック重合体である。これら公知の洗浄液は
長く使用する場合、濁り点で細かく分散して存在する湿
潤剤が大きな水滴で及び表面に層状に分離する傾向があ
り、それにより界面活性剤が浮遊分離し、洗浄方法及び
抑泡のためにもはや使用できない。
湿潤剤分離の危険は、高いポンプ効率及び比較的小さい
洗浄液タンクを有する洗浄・装置の場合に特に大きい。
表面において界面活性剤が粗大な分配で分離すると、一
方では主として洗浄液における界面活性剤の含量に基づ
き洗浄効果が低下する欠点が生じ、他方では溶液中に存
在する成分、例えば有機防錆成分が、微細な分配で抑泡
作用をする非イオン界面活性剤の分離後、洗浄装置を過
度に起泡させうるという欠点を生じる。ところで、本発
明による方法でこれらの欠点が回避されることが判明し
た。
非イオン界面活性剤の分離及び作業時間中の吹付装置の
起泡は阻止される。吹付法で金属を洗浄する本発明によ
る方法は、洗浄をｐＨ価７．５〜１１、特に８．５〜１
０で、‘ａ）可溶性塩、殊に炭素原子数６〜１２を有す
る芳香族カルボン酸及び／又は分枝鎖−及び／又は直鎖
脂肪族カルポン酸のアルカノールアミン塩‘ｂ｝ １種
又は数種の非イオン界面活性剤｛ｃ｝ １種又は数種の
表面活性第四アンモニウム化合物を、活性物質ａ、ｂ及
びｃｏ．１〜４重量％の濃度で含有し、この場合非イオ
ン界面活性剤対第四アンモニウム化合物の重量比は２０
：１〜１：１であり、カルボン酸対非イオン界面活性剤
と第四アンモニウム化合物の合計の重量比は２０：１〜
１：２０である水溶液を用いて実施するこを特徴とする
。
本発明による方法で、芳香族カルボン酸及び／又は分枝
鎖及び／又は直鎖脂肪カルボン酸の可溶性塩としては炭
素原子数６〜１２を有するカルボン酸、例えば安息香酸
、第三ブチル安息香酸、桂皮酸、カプリル酸、カプリン
酸、ィソオクタン酸、ィソノナン酸及びィソデカン酸の
アルカリ塩、殊にアルカノールアミン塩が使用される。
この場合、カルボン酸の可溶性塩は単独でか又は混合で
使用することができる。これらカルポン酸の可溶性塩と
共に、本発明による方法で使用される溶液は１種又は数
種の非イオン界面活性剤、例えば脂肪アルコール、脂肪
アミン、脂肪酸アミド及びアルキルフェノールに対する
アルキレンオキシドの付加化合物及び／又はエチレンオ
キシドとプロピレンオキシドからなるフロック重合体を
含有する。
カルボン酸の塩及び非イオン界面活性剤と共に、第三の
主要成分として本発明により使用される溶液は１種又は
数種の表面活第四アンモニウム化合物を含有する。
第四アンモニウム塩としては例えばィミドアゾリニウム
塩、ピリジニゥム塩又はピベリジニウム塩、及び殊にア
ルカリジメチルベンジルアンモニウム塩（商品名 なｐ
ｈｉｒｏｌ）ならびにアルキルトリメチルアンモニウム
塩の形の第四アンモニウム化合物を使用することができ
る。前記３つの成分は特定の重量比で使用すべきであり
、非イオン界面活性剤対第四アンモニウム化合物の重量
比は２０：１〜１：１でありかつカルボン酸対非イオン
界面活性剤と第四アンモニウム化合物の合計の重量比は
１：２０である。３つの成分の相互比は、まずこの方法
を使用する場合処理すべき金属表面の洗浄又は防蝕が重
要であるかどうかにより決定される。
洗浄に重点をおく場合には、比較的高い界面活性剤含量
を有する組成物が使用され、防蝕が重要である場合には
、大量の上記カルボン酸の可溶性塩が代表的である。本
発明方法を実施するための溶液は、場合によってはなお
ァルカノールアミン、燐酸塩、殊に縮合燐酸塩、棚酸塩
、亜硝酸塩、及び殊に非鉄金属に対する防止剤の添加分
を含有することができる。
更に、溶液に殺生物剤、例えばへキサヒドロトリアジン
誘導体及び／又はフェノール及び／又はクロルフェノー
ルを、バクテリア及び／又は細菌の侵害を防止するため
に添加することもできる。本発明で使用される溶液の成
分ａ、ｂ及びｃの活性物質舎量、０．１〜４重量％、特
に０．３〜１．２重量％の間にある。該溶液の製造のた
めには、一般に活性物質含量２０〜８０％を有する液状
濃縮物が、部分的に溶解助剤の共用下に使用される。本
発明で使用される溶液の濁り点は、常用のように、それ
が作業温度下にあるように調節される。
一般に作業温度は２０〜８０℃の間が有利である。例１ ２０その裕容積及び１瓜ｔｕの吹付圧を有する実験吹付
装置に、次の組成：トリヱタノールアミン
０．５％カプリル酸
０．３％エチレンオキシド／プロピレンのブロッ
ク重合体０．１％及びｐＨ価９．１を有する溶液を５０
〜６０００で装入した。
既に数時間後に、界面活性剤は実際に定量的に表面に分
離しかつ最初５０〜６０ｏｏの作業温度で濁って溶液は
完全に透明であった。表面に界面活性剤が分離するにつ
れて、溶液は起泡しはじめ、その結果実験を中断しなけ
ればならなかった。第２の実験で、上言己組成の洗浄液
に、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクｏリド０
．０２％添加した。該洗浄液は５日の全試験期間にわた
り界面活性剤の分離及び起泡ないこ吹付けることができ
た。該溶液は良好な洗浄作用を有し、該洗浄作用ならび
に防蝕作用も全実験期間をわたって変化しなかった。例
２ 鉄部分及び鋼部品を３あの浴溶積及び１松ｔｕの吹付圧
を付する蓮続吹付装置で次の組成：ジエタノールアミソ
０．２％第三ブチル安息香酸
０．０２％ィソノナン酸
０．０２％ノニルフェノールに対する
エチレンオキド９モル＋プロピレンオキシド１０モルの
付加生成物０．２％オレイルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロリド０．０５メルカプトベンゾチアゾール
０．０１％の溶液で洗浄した。
作業温度は７０００であり、溶液のｐＨ価は９．３であ
った。
１４日間の全浴可便期間の間に界面活性剤の分離は生せ
ず、洗浄液は可使期間の終りまで泡ないこ吹付けること
ができた。
普通に汚れた部品は申分なく洗浄され、防蝕も十分であ
った。ラップペーストで汚れた部品の場合には、トリ燐
酸塩を０．１％の濃度で添加すると、処理困難な部品の
十分な洗浄が達成された。例３ 例１に記載した実験吹付装置において、下記に記載した
洗浄液を用い、そのっど記載したような異なる温度で５
日の期間にわたり泡なしでかつそれぞれ界面活性剤分離
ないこ作業した。
実験部品は申し分なく洗浄及び防蝕することができた：
凶 ィソノナン酸 ０．２％トリ
エタノールアミン ０．３％亜硝酸ナト
リウム ０．２％エチレンオキシド
／プロピレンオキシドのブロック重合体
０．０４％エウリルジメチルベンジルアソモニウムク
ロリド ０．００５％へキサヒド
ロトリアジン誘導体 ０．１％ｐＨ価：９．０ 作
業温度：４０ｑ Ｃ脚 カプリル酸ナトリウム
０．３％トリエタノールアミン
０．１％脂肪アルコールに対するプロピレンオキシド６
モルの付加生成物 ０．０５％イレイルジメチ
ルベンジルアンモニウムクロリド
０．０３％メルカプトベンゾチアゾール
０．０１％棚 砂 ０．
１％三燐酸ナトリウム ０．１５％ｐ
Ｈ価：９．５ 作業温度：２０００｛Ｃ）桂皮酸
０．１５％ペンゾェ酸
０．１５％ジエタノールアミン
０．４％エチレンオキシドープロピレン
オキシドーフロック重合体 ０．０１％
うウリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド
０．０１％へキサヒドロトリア
ジン誘導体 ０．１％ｐＨ価：９．２ 作業温度：
６０ｏｏ皿 イソノナン酸 ０．
０１５％カプリン酸 ０．０
１％トリエタノールアミン ０．２％
モノエタノールアミン ０．２％エチレ
ンオキシドープロピレンオキシドのブロック共重合体
０．１５％ノニルフェノールに対するエチ
レンオキシド８モルの付加生成物 ０．０７５％ 脂肪アミンに対するエチレンオキ シド１０モルの付加生成物 ０．０７５％
セチルトリメチルアンモニウムクロリド
○‐０６％亜硝酸ナトリウム
０．２％風価：９．５ 作業温度：
５０ｑ○。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 有機防錆成分及び界面活性剤ならびに場合によつて
    はビルダー及び防止剤を含有する弱アルカル性水溶液を
    用いて吹付法で金属を洗浄する方法において、洗浄をｐ
    Ｈ価７．５〜１１、特に８．５〜１０で、（ａ）可溶性
    塩、特に炭素原子数６〜１２を有する芳香族カルボン酸
    及び／又は分枝鎖−及び／又は直鎖脂肪族カルボン酸の
    アルカノールアミン塩（ｂ）１種又は数種の非イオン界
    面活性剤（ｃ）１種又は数種の表面活性剤第四アンモニ
    ウム化合物を、活性物質ａ、ｂ及びｃの濃度０．１〜４
    重量％で含有し、その際非イオン界面活性剤対第四アン
    モニウム化合物の重量比は２０：１〜１：１であり、カ
    ルボン酸対非イオン界面活性剤と第四アモニウム化合物
    の合計の重量比は２０：１〜１：２０である水溶液を用
    いて実施することを特徴とする、吹付法で金属を洗浄す
    る方法。 ２ 第四アンモニウム塩としてアルキルジメチルベンジ
    ルアンモニウム塩の形の生成物を使用する、特許請求の
    範囲第１項記載の方法。 ３ 水溶液がさらにアルカノールアミン及び／又は燐酸
    塩及び／又は硼酸塩及び／又は亜硝酸塩及び／又は防止
    剤及び／又は殺生物剤の添加分を含有する、特許請求の
    範囲第１項又は第２項記載の方法。
JP53033564A 1977-03-24 1978-03-23 吹付法で金属を洗浄する方法 Expired JPS6039119B2 (ja)

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