JP3022054B2 - 洗浄剤組成物および洗浄方法 - Google Patents

洗浄剤組成物および洗浄方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面脱脂を目的とした
洗浄剤組成物および洗浄方法に関し、特にイオン蒸着鍍
金の前処理に用いる脱脂を目的とした洗浄剤組成物およ
び洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気鍍金、イオン蒸着鍍金および
CVD処理の前処理としての表面の脱脂洗浄、機械装置
の脱脂洗浄、電子機器プリント配線板の脱脂洗浄などの
精密洗浄用の洗浄剤として、フロン113に代表される
フッ素系溶剤、トリクロロエチレンに代表される塩素系
溶剤が使用されている。これら溶剤には、オゾン層を破
壊させる作用があり、地球環境に悪影響を与えるため、
国際的に使用規制が強化され、使用が困難になってい
る。このため代替品の研究が行われている。
【0003】代替洗浄剤として、一般に水系のものが用
いられており、これには次のような重合リン酸塩から成
るビルダーを含む強アルカリ溶液がある。
【0004】(1)非イオン界面活性剤とビルダーと苛
性アルカリやケイ酸塩の組合わせ (2)アニオン界面活性剤とビルダーと苛性アルカリや
ケイ酸塩の組合わせ (3)両性界面活性剤とビルダーと苛性アルカリやケイ
酸の組合わせ また洗浄方法は、被洗浄物を浸漬し、超音波を作用させ
る超音波洗浄法が適用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鍍金前
処理、特にイオン蒸着鍍金前処理のように精密洗浄が要
求される分野では、前記従来法では満足できる表面状態
を得ることができず、フロン系化合物やイソプロピルア
ルコール(IPA)などの有機溶剤と超音波の併用によ
る洗浄を行わなければならないという問題がある。
【0006】さらにアルミニウムや亜鉛などの両性金属
は、強アルカリ域では溶解し、前記従来の洗浄液は使用
できないという問題がある。
【0007】その他従来の洗浄剤はリンを含み、これは
フッ素系溶剤や塩素系溶剤よりは少ないが、地球環境に
悪影響を及ぼすという問題がある。
【0008】本発明の目的は、フッ素系溶剤を含まず、
弱アルカリ領域でも用いられる表面の脱脂能力の優れた
洗浄剤組成物およびこれを用いる洗浄方法を提供するも
のである。
【0009】
【問題を解決するための手段】本発明は、カチオン界面
活性剤として、式(I)または式(II)で示される化
合物の少なくとも1種を0.005〜30重量%と、非
イオン界面活性剤を0.001〜30重量%と、ホスホ
ン酸型のキレート剤を0.001〜20重量%とを含有
し、pHを7〜14に調整された水溶液であることを特
徴とする洗浄剤組成物である。
【0010】
【化3】
【0011】式中R1〜R3は、メチル基、エチル基、ヒ
ドロキシエチル基、炭素数8〜22の直鎖もしくは分岐
鎖のアルキル基またはアルケニル基、R4はメチル基、
エチル基、ベンジル基、炭素数8〜22の直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、Xはハロゲン
原子、メトサルフェート、エトサルフェートを表す。
【0012】
【化4】
【0013】式中R5は、炭素数8〜12の直鎖もしく
は分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、R6はベン
ジル基、炭素数8〜22の直鎖もしくは分岐鎖のアルキ
ル基またはアルケニル基、Xはハロゲン原子、メトサル
フェート、エトサルフェートを表す。
【0014】また本発明は、前記非イオン界面活性剤
が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型、アルケニ
ール型、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
型、高級アルカノールアミドまたはそのアルキレンオキ
サイド型のものであることを特徴とする。
【0015】また本発明は、前記非イオン界面活性剤
が、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル型の
ものであることを特徴とする。
【0016】また本発明は、前記洗浄剤組成物に脱脂洗
浄すべき被洗浄物を浸漬し、10キロヘルツ〜1メガヘ
ルツの超音波を作用させることを特徴とする洗浄方法で
ある。
【0017】また本発明は、前記脱脂洗浄すべき被洗浄
物がイオン蒸着鍍金を行うべき被鍍金物であることを特
徴とする。
【0018】
【作用】本発明者らは鋭意研究し、カチオン界面活性剤
を0.005〜30重量%と非イオン界面活性剤0.0
01〜30重量%とホスホン酸型のキレート剤を0.0
01〜20重量%とを含む水溶液をpH7〜14に苛性
アルカリで調整した洗浄液組成物が被洗浄物表面の脱脂
に優れた効果のあることを発明した。
【0019】本発明に従えば、カチオン界面活性剤とし
て、次の式(I)または式(II)で示される化合物が
用いられる。
【0020】
【化5】
【0021】
【化6】
【0022】式(I)の物質として、トリメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド、ジメチルジヒドロキシエチ
ルアンモニウムクロライド、ジメチルジアリルアンモニ
ウムクロライド、オクチルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、ラウリルトリメチルアンモニウムメトサルフェ
ート、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロライド、牛
脂アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、椰子油
アルキルトリメチルアンモニウムクロライドなどが例示
される。
【0023】また式(II)の物質として、N−ヒドロ
キシエチルベンジル−オクチルイミダゾリニウムエトサ
ルフェート、N−ヒドロキシエチルベンジル−ウンデシ
ルイミダゾリニウムクロライド、N−ヒドロキシエチル
ラウリル−ウンデシルイミダゾリニウムエトサルフェー
トなどが例示される。
【0024】本発明で使用されるカチオン界面活性剤の
濃度は、0.005〜30重量%、好ましくは0.01
〜30重量%である。
【0025】本発明で使用する非イオン界面活性剤とし
ては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型、または
アルケニール型、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル型、高級アルカノールアミドまたはそのアルキ
レンオキサイド型のものが好ましく、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル型のものが特に好ましい。
好ましい非イオン型界面活性剤として、ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノラウリン酸エステル、ポリオキシエチレンラ
ウリン酸モノエタノールアマイドなどが例示される。
【0026】本発明で使用する非イオン界面活性剤の濃
度は、0.001〜30重量%、好ましくは0.01〜
30重量%である。
【0027】本発明で使用するキレート剤は、ホスホン
酸型のものであり、1−ヒドロキシエチリデン−1,1
ジホスホン酸、およびそのアルカリ塩、有機アミン塩、
アンモニウム塩などが例示される。
【0028】本発明で使用するキレート剤の濃度は0.
001〜20重量%、好ましくは0.01〜10重量%
である。
【0029】カチオン界面活性剤は、一般にその構造か
らアルカリ性環境で使用することはできないと考えられ
ている。しかし、式(I)および式(II)のようなア
ンモニウム四級塩型カチオン界面活性剤はアルカリ性環
境でも安定であることは、その特異性として広く知られ
ている。またアンモニウム四級塩型カチオン界面活性剤
は、相関移動触媒として使用されているように、油層、
水層間を移動する事が知られており、脱脂剤や、分散剤
の浸透を助長する働きをすると共に、非イオン界面活性
剤などの乳化分散作用を助長促進すると考えられる。
【0030】さらにキレート剤は、汚れの核と作用して
洗浄効果を促進することはよく知られている。またC
a,Mgなどの水中の硬度成分を封鎖し洗浄効果を維持
する働きもある。
【0031】脱脂洗浄を行う際に、これらのカチオン界
面活性剤、非イオン界面活性剤およびキレート剤の濃度
をどのようにするかは、被洗浄物の性状、洗浄液の寿
命、経済面を考慮する必要がある。前記下限濃度未満で
は、洗浄液の寿命が極端に短くなるため好ましくなく、
上限濃度を越えても洗浄効果の向上はない。したがって
前記濃度範囲で使用目的に従って適宜その濃度を決めれ
ばよい。またこれらのカチオン界面活性剤、非イオン界
面活性剤、キレート剤は、各々を使用の濃度に単独で添
加し、pHを調整しても、予め3者を所定比率に混合
し、更にpHを調整した濃厚洗浄液を作り、これを使用
時に希釈して使用することもできる。また、各々の成分
について1種以上の化合物を選択して使用することは何
ら支障はない。
【0032】本発明の洗浄剤組成物は、pHを7〜14
の範囲に調整した水溶液として使用されるが、この際の
pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどの苛性アルカリの他、アンモニアやアミン類など
が好ましい。
【0033】また、この場合の好ましいpH調整範囲
は、例えば、イオン蒸着鍍金の前処理としての洗浄では
8〜11であるが、被洗浄物がアルミニウムや亜鉛など
の両性金属の場合は、腐食のおそれがあるため、10未
満の弱アルカリ領域で使用することが好ましい。さら
に、本発明の洗浄剤組成物を食品装置の脱脂洗浄に使用
する場合はpHを11〜14の範囲に調整することが好
ましい。
【0034】本洗浄剤組成物はカチオン界面活性剤、非
イオン界面活性剤、キレート剤の他に防錆剤を配合して
使用してもよく、グリコール類などの水と相溶性のソル
ベントを配合して使用してもよい。
【0035】また、本洗浄剤組成物は、10キロヘルツ
〜1メガヘルツの超音波と併用することが好ましく、さ
らに好ましくは15〜800キロヘルツの範囲の超音波
が用いられる。超音波が脱脂効果に大きな影響があるの
は、超音波が液中で引き起こすキャビテーション作用に
よるもので、ブラッシングと同様の物理的効果によるも
のと一般に考えられている。しかし10キロヘルツ未満
の超音波は、エロージョンなどの好ましくない問題を誘
起し、1メガヘルツを越える超音波は、熱エネルギへの
交換率が高くなり、洗浄効果を減じる。
【0036】
【実施例】以下、実施例でもって本発明をより具体的に
説明する。なお実施例では、最も脱脂洗浄の評価の厳し
いイオンプレーティング法で評価しているが、これに限
定されるものではない。
【0037】実施例1 原料A(キレート剤)、原料B(カチオン界面活性
剤)、原料C(非イオン界面活性剤)を表1の重量割合
で混ぜ、pHを水酸化ナトリウムで10に調整し、水を
加えて100重量部とした洗浄剤組成物に、SUS30
4の鏡面研磨(#800)材の表面に牛脂系研磨油を塗
布した試験片を浸漬し、30分間45キロヘルツ0.5
W/cm2の超音波を照射し、アトマイザー法による覆
水面積率(評価−1)およびイオンプレーティング法に
よる蒸着面積(評価−2)で評価した。その結果を表1
に示す。
【0038】比較例1〜5 本発明のカチオン界面活性剤を用いず、原料Aと原料C
とケイ酸ナトリウムとを表1の重量割合で混ぜ水酸化ナ
トリウムでpHを表1の値に調整し、全体を100重部
となるように水を加えた。試験片の材質、処理法および
超音波の照射、評価方法は実施例と同じである。その結
果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】なお用いた原料は次のようなものである。
【0041】A.キレート剤 −a.エチレンジアミン四酢酸2ナトリウム塩(EDT
A・2Na) −b.ニトリロ三酢酸(NTA) −c.1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
酸(HEDPA) B.カチオン界面活性剤 −a.ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド C.非イオン界面活性剤 −a.ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO:1
2) −b.ポリオキシエチレンソルビタンモノステアリン酸
エステル(EO:8) −c.ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(E
O:10) 評価の方法および記号は次のとおりである。
【0042】評価−1 アトマイザー法 試験片に水噴霧を行ったときの濡面積率、(金属表面技
術便覧(金属表面技術協会編)脱脂および洗浄効果の項
参照)、◯印は、覆水面積率100%、△印45分処理
で70%程度、×印45分処理で20%以下を示す。
【0043】評価−2 イオンプレーティング法 試験片SUS304に窒化チタン蒸着鍍金したときの蒸
着面積、◯印は良好なもの、×印は不良のものを示す。
【0044】実施例2 実施例1で用いた本発明の洗浄剤組成物のpHを水酸化
ナトリウムで7〜14に調整した場合の同一試験片のア
トマイザー法による覆水面積率が100%に達するまで
の時間を測定し、その結果を表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】表1から本実施例では、アトマイザー法に
よる覆水面積率は100%に達し、、またイオンプレー
ティング法による窒化チタンの蒸着も良好であるが、カ
チオン界面活性剤を含まない比較例では、これらはいず
れも悪い状態であった。
【0047】また表2の結果から洗浄液のpHが高いほ
ど、短時間で脱脂が可能であるが、中性のpH7でも充
分な洗浄力があることが判る。
【0048】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物を超音波洗浄装置
で使用することによって、従来技術で完全に除去するこ
とができなかった牛脂系の圧延油、指紋なども短時間に
除去することができ、しかもpHを7〜10の弱アルカ
リの領域でも洗浄効果がよく、従来のアルカリ洗浄剤で
は洗浄することができなかったアルミニウム、亜鉛など
の両性金属に対しても腐食させることなく、効果的に汚
れを洗浄除去することを可能とした。
【0049】また、洗浄後の被洗浄物表面をイオンプレ
ーティング法で評価することによって、従来使用された
いたフロン113やIPAなどの洗浄効果と比較して、
同程度のものであることを確認した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 1:72 1:74 3:33 3:36) (72)発明者 出田 健彦 大阪府大阪市中央区北浜4丁目7番28号 朝日化学工業株式会社内 (72)発明者 大田 幸次 大阪府大阪市中央区北浜4丁目7番28号 朝日化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭46−4359(JP,A) 特開 昭53−121006(JP,A) 特開 昭54−39412(JP,A) 特表 平5−502683(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/835 C23G 1/14 H05K 3/26 C11D 1/62 C11D 1/72 C11D 1/74 C11D 3/33 C11D 3/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カチオン界面活性剤として、式(I)ま
    たは式(II)で示される化合物の少なくとも1種を
    0.005〜30重量%と、非イオン界面活性剤を0.
    001〜30重量%と、ホスホン酸型のキレート剤を
    0.001〜20重量%とを含有し、pHを7〜14に
    調整された水溶液であることを特徴とする洗浄剤組成
    物。 【化1】 式中R1〜R3は、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチ
    ル基、炭素数8〜22の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル
    基またはアルケニル基、R4はメチル基、エチル基、ベ
    ンジル基、炭素数8〜22の直鎖もしくは分岐鎖のアル
    キル基またはアルケニル基、Xはハロゲン原子、メトサ
    ルフェート、エトサルフェートを表す。 【化2】 式中R5は、炭素数8〜12の直鎖もしくは分岐鎖のア
    ルキル基またはアルケニル基、R6はベンジル基、炭素
    数8〜22の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはア
    ルケニル基、Xはハロゲン原子、メトサルフェート、エ
    トサルフェートを表す。
  2. 【請求項2】 前記非イオン界面活性剤が、ポリオキシ
    エチレンアルキルエーテル型、アルケニール型、ポリオ
    キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル型、高級アルカ
    ノールアミドまたはそのアルキレンオキサイド型から選
    ばれた1種以上のものであることを特徴とする請求項1
    記載の洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記非イオン界面活性剤が、ポリオキシ
    エチレンソルビタン脂肪酸エステル型のものであること
    を特徴とする請求項2記載の洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄剤
    組成物に脱脂洗浄すべき被洗浄物を浸漬し、10キロヘ
    ルツ〜1メガヘルツの超音波を作用させることを特徴と
    する洗浄方法。
  5. 【請求項5】 前記脱脂洗浄すべき被洗浄物がイオン蒸
    着鍍金を行うべき被鍍金物であることを特徴とする請求
    項4記載の洗浄方法。
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