JPS6039100Y2 - ロ−ラ軸のプライマ−塗布装置 - Google Patents
ロ−ラ軸のプライマ−塗布装置Info
- Publication number
- JPS6039100Y2 JPS6039100Y2 JP12830082U JP12830082U JPS6039100Y2 JP S6039100 Y2 JPS6039100 Y2 JP S6039100Y2 JP 12830082 U JP12830082 U JP 12830082U JP 12830082 U JP12830082 U JP 12830082U JP S6039100 Y2 JPS6039100 Y2 JP S6039100Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- roller shaft
- primer
- blade
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は金属円筒体の周上にゴム状弾性体を被覆してな
るローラ軸のプライマー塗布装置に関する。
るローラ軸のプライマー塗布装置に関する。
たとえば複写機の定着用ゴムローラの製造に際し、アル
ミニウム製のローラ軸の外周上にシリコーンゴムを被覆
するとともに、加硫接着をする、場合あらかじめローラ
軸の周上にプライマーを塗布することが行われている。
ミニウム製のローラ軸の外周上にシリコーンゴムを被覆
するとともに、加硫接着をする、場合あらかじめローラ
軸の周上にプライマーを塗布することが行われている。
従来から、この場合には刷毛を使って塗布するか、ある
いはエアースプレ一式により塗布しているが、これらの
方法には次のような問題があつた。
いはエアースプレ一式により塗布しているが、これらの
方法には次のような問題があつた。
すなわち、刷毛塗りの場合には
■ 塗布面にむらが生じ易く、均一に塗布するには熟練
を要する。
を要する。
■ 刷毛の毛が一部抜けてローラ軸周面上に付着するこ
とがあり、常時監視する必要がある。
とがあり、常時監視する必要がある。
しかも付着した毛を除去したところは、その都度修正塗
りしなければならないから手間がかかる。
りしなければならないから手間がかかる。
また、スプレィ塗布の場合には
■ 塗りむらは刷毛塗りに比べ少ないというメリットが
あるが、プライマーを有機溶剤で希釈しているので、ノ
ズル先端から噴射する際に溶剤が気化熱を奪い水分を抱
き込み、これによってプライマーが機能を損なわれるこ
とがある。
あるが、プライマーを有機溶剤で希釈しているので、ノ
ズル先端から噴射する際に溶剤が気化熱を奪い水分を抱
き込み、これによってプライマーが機能を損なわれるこ
とがある。
■ 塗布中に、非塗布体であるローラ軸を回転させるが
、塗布噴射量と回転速度とのバランスをうまくとらない
とプライマーが下方にかたよって付着する。
、塗布噴射量と回転速度とのバランスをうまくとらない
とプライマーが下方にかたよって付着する。
本考案は上記の事情に対処してなされたもので、塗りむ
らや異物の付着がなく、かつ短時間にプライマー塗布を
行ない得るローラ軸のプライマー塗布装置を提供するこ
とを目的とする。
らや異物の付着がなく、かつ短時間にプライマー塗布を
行ない得るローラ軸のプライマー塗布装置を提供するこ
とを目的とする。
すなわち本考案のローラ軸のプライマー塗布装置は、平
面部が水平方向になるように配置されプライマーをろ過
する網目を有するスクリーンと、このスクリーンの上方
に配置されスクリーンに沿って移動されるブレードと、
スクリーンの下方に配置されスクリーンを介してブレー
ドと対向した状態で移動されるローラガイドとを備えた
ことを特徴としている。
面部が水平方向になるように配置されプライマーをろ過
する網目を有するスクリーンと、このスクリーンの上方
に配置されスクリーンに沿って移動されるブレードと、
スクリーンの下方に配置されスクリーンを介してブレー
ドと対向した状態で移動されるローラガイドとを備えた
ことを特徴としている。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す正面図お
よび平面図である。
よび平面図である。
図において、符号1はスクリーン、2はスクリーン1の
上方に配置されたブレード、3はスクリーン1の下方に
配置されたローラガイドである。
上方に配置されたブレード、3はスクリーン1の下方に
配置されたローラガイドである。
スクリーン1はこの上に供給されるプライマー4をろ過
する網目を有しており、両側縁が適宜支持部材5により
保持され、平面部が水平方向になるように配置されてい
る。
する網目を有しており、両側縁が適宜支持部材5により
保持され、平面部が水平方向になるように配置されてい
る。
ブレード2はゴム板2aを支持体2bで挾んだ構造であ
り、ゴム板2aの下端がスクリーン1の平面部に接触し
てスクリーン1に沿い水平方向に移動できるようにされ
ている。
り、ゴム板2aの下端がスクリーン1の平面部に接触し
てスクリーン1に沿い水平方向に移動できるようにされ
ている。
ブレード4の水平方向の移動の際、矢印6で示すように
、往路はスクリーン1に接腰帰路は少し上方に持ち上げ
られてスクリーンには接触しない状態とされて循環移動
するようにされている。
、往路はスクリーン1に接腰帰路は少し上方に持ち上げ
られてスクリーンには接触しない状態とされて循環移動
するようにされている。
ローラガイド3は、プライマー4を塗布するローラ軸7
の両軸部7aを回転自在に支持するもので、一対の支持
ローラ3aを有している。
の両軸部7aを回転自在に支持するもので、一対の支持
ローラ3aを有している。
ローラガイド3はローラ軸7を支持し、かつブレード2
と対向した状態でスクリーン1に沿って水平方向に移動
できるようにされている。
と対向した状態でスクリーン1に沿って水平方向に移動
できるようにされている。
このローラガイド3も水平方向の移動の際は矢印8で示
すように、往路はローラ軸周面がスクリーン1に接し、
帰路は少し下方に下げられてスクリーンに接しない状態
となるよう循環移動される。
すように、往路はローラ軸周面がスクリーン1に接し、
帰路は少し下方に下げられてスクリーンに接しない状態
となるよう循環移動される。
上記構成の塗布装置によりプライマー塗布を行なうのは
次のようにする。
次のようにする。
まず、脱脂、ブラストを完了したプライマー塗布をすべ
きローラ軸7を準備し、これをローラガイド3にセット
する。
きローラ軸7を準備し、これをローラガイド3にセット
する。
このときローラ軸7はスクリーン1と接しない。
次にスクリーン上ヒにプライマー4が供給され、スクリ
ーン1を介してローラ軸7とブレード2とを互いに押圧
するようにする。
ーン1を介してローラ軸7とブレード2とを互いに押圧
するようにする。
この状態でスクリーン1に沿い矢印方向に移動させるこ
とによってプライマーはスクリーン1を通過してローラ
周上に塗布される。
とによってプライマーはスクリーン1を通過してローラ
周上に塗布される。
ローラ軸7が一回転以上したところでローラ軸7および
ブレード2をスクリーン1から離すようにする。
ブレード2をスクリーン1から離すようにする。
塗布する幅はローラ軸によって異なるので、スクリーン
1の網目を所定の幅にマスキングすることにより調節さ
れる。
1の網目を所定の幅にマスキングすることにより調節さ
れる。
また、プライマー4はその粘度によりスクリーン1を通
過する速度が異なるが、適当なメツシュのスクリーンを
使用することによって調整する。
過する速度が異なるが、適当なメツシュのスクリーンを
使用することによって調整する。
このようにしてローラのプライマー塗布が行なわれる。
以上説明したように本考案によれば、次の効果が得られ
る。
る。
■ 塗布が均一に行なわれ塗布むらが生じない。
■ スクリーンを通して行なわれるため、ゴミ等の異物
がスクリーン上に残りローラ軸上に異物が付着すること
はない。
がスクリーン上に残りローラ軸上に異物が付着すること
はない。
■ 塗布時間が極めて短い。
■ ローラ軸の各種サイズに対して簡単に対応すること
ができる。
ができる。
■ プライマーの粘度の違いに対してはメツシュの異な
るスクリーンを使用することにより対応できる。
るスクリーンを使用することにより対応できる。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図はその
平面図である。 1・・・・・・スクリーン、2・・・・・・ブレード、
3・・・・・田−ラガイド、4・・・・・・プライマー
、7・・・・・・ローラ軸。
平面図である。 1・・・・・・スクリーン、2・・・・・・ブレード、
3・・・・・田−ラガイド、4・・・・・・プライマー
、7・・・・・・ローラ軸。
Claims (1)
- 平面部が水平方向になるように配置され、プライマーを
ろ過する網目を有するスクリーンと、このスクリーンの
上方に配置され、スクリーンに沿って移動されるブレー
ドと、スクリーンの下方に配置され、スクリーンを介し
てブレードと対向した状態で移動されるローラガイ4ド
とを備えたことを特徴とするローラ軸のプライマー塗布
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12830082U JPS6039100Y2 (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | ロ−ラ軸のプライマ−塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12830082U JPS6039100Y2 (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | ロ−ラ軸のプライマ−塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5931471U JPS5931471U (ja) | 1984-02-27 |
JPS6039100Y2 true JPS6039100Y2 (ja) | 1985-11-22 |
Family
ID=30291099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12830082U Expired JPS6039100Y2 (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | ロ−ラ軸のプライマ−塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039100Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-08-25 JP JP12830082U patent/JPS6039100Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5931471U (ja) | 1984-02-27 |
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