JPH0312261A - 円筒状物体の塗布方法 - Google Patents
円筒状物体の塗布方法Info
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- JPH0312261A JPH0312261A JP14687489A JP14687489A JPH0312261A JP H0312261 A JPH0312261 A JP H0312261A JP 14687489 A JP14687489 A JP 14687489A JP 14687489 A JP14687489 A JP 14687489A JP H0312261 A JPH0312261 A JP H0312261A
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- drum
- roller
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- film
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- Pending
Links
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Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野１
本発明は円筒状物体の式塗布方法に関し、詳しくは円筒
状物体及び電子写真感光体のロール式塗布方法に関する
。
状物体及び電子写真感光体のロール式塗布方法に関する
。
［従来の技術］
従来、円筒状物体の塗布には、ディッピング塗布方法、
スプレー塗布方法等が用いられていた。
スプレー塗布方法等が用いられていた。
［発明が解決しようとする課題］
しかし、ディッピング塗布方法により円筒状被塗布物を
塗布する場合、被塗布物の縦方向にしか塗布していけな
いため、塗料の自重により上部の塗膜の膜厚が下部より
５〜２０％も薄くなるという欠点があった。また、円筒
状被塗布物が大きい場合、縦方向に大量の塗料を塗布す
るため、塗料溶剤の揮発速度により塗膜の表面状態が大
きな影響を受け、揮発速度が速いと荒れて波打ち状態に
なり、遅いと塗膜がダして膜厚が不均一になるという欠
点があった。
塗布する場合、被塗布物の縦方向にしか塗布していけな
いため、塗料の自重により上部の塗膜の膜厚が下部より
５〜２０％も薄くなるという欠点があった。また、円筒
状被塗布物が大きい場合、縦方向に大量の塗料を塗布す
るため、塗料溶剤の揮発速度により塗膜の表面状態が大
きな影響を受け、揮発速度が速いと荒れて波打ち状態に
なり、遅いと塗膜がダして膜厚が不均一になるという欠
点があった。
また、スプレー塗布方法により円筒状被塗布物を塗布す
る場合、被塗布物の縦方向、横方向のいずれにも塗布し
ていけるものの、塗料を霧化して吹き付けるため、被塗
布物への塗料の付着効率が２０〜５０％と低く塗料の無
駄が多く、更に塗布機周辺の汚れが甚だしく、この汚れ
により塗布した物体が汚染され不良品になり易いという
欠点があった・ 従って、本発明の目的は、表面が平坦で膜厚が均一な塗
膜が得られ、塗料の付着効率が高く、しかも製品不良率
が低い円筒状物体及び電子写真感光体の塗布方法を提供
することにある。
る場合、被塗布物の縦方向、横方向のいずれにも塗布し
ていけるものの、塗料を霧化して吹き付けるため、被塗
布物への塗料の付着効率が２０〜５０％と低く塗料の無
駄が多く、更に塗布機周辺の汚れが甚だしく、この汚れ
により塗布した物体が汚染され不良品になり易いという
欠点があった・ 従って、本発明の目的は、表面が平坦で膜厚が均一な塗
膜が得られ、塗料の付着効率が高く、しかも製品不良率
が低い円筒状物体及び電子写真感光体の塗布方法を提供
することにある。
［課題を解決するための手段及び作用］本発明に従って
、塗料槽の上方に、円筒ローラーをその側面が該塗料層
中の塗料に浸るように配し、該円筒ローラーの上部に実
質的に当接させて円筒状物体を配した後、該円筒ローラ
ーと該円筒状物体を回転させることによる円筒状物体の
塗布方法、並びに、塗料槽の上方に、円筒ローラーをそ
の側面が該塗料層中の塗料に浸るように配し、該円筒ロ
ーラーの上部に実質的に当接させて円筒状基体を配した
後、該円筒ローラーと該円筒状基体を回転させることに
よる電子写真感光体の塗布方法が提供される。
、塗料槽の上方に、円筒ローラーをその側面が該塗料層
中の塗料に浸るように配し、該円筒ローラーの上部に実
質的に当接させて円筒状物体を配した後、該円筒ローラ
ーと該円筒状物体を回転させることによる円筒状物体の
塗布方法、並びに、塗料槽の上方に、円筒ローラーをそ
の側面が該塗料層中の塗料に浸るように配し、該円筒ロ
ーラーの上部に実質的に当接させて円筒状基体を配した
後、該円筒ローラーと該円筒状基体を回転させることに
よる電子写真感光体の塗布方法が提供される。
本発明においては、側面（母線方向の側面）が塗料に浸
っている円筒ローラーに、円筒状物体を実質的に当接さ
せて、円筒状物体と円筒ローラーをそれぞれ任意の周速
で回転させることにより、塗料が円筒ローラーを伝わっ
て円筒状物体に塗布される。
っている円筒ローラーに、円筒状物体を実質的に当接さ
せて、円筒状物体と円筒ローラーをそれぞれ任意の周速
で回転させることにより、塗料が円筒ローラーを伝わっ
て円筒状物体に塗布される。
本発明において、円筒ローラーに円筒状物体を実質的に
当接させるとは、円筒ローラーと円筒状物体との隙間が
無いか、あるいは隙間が僅かであることをいう０本発明
においては、隙間が僅かにあることが好ましく、具体的
には、塗料の粘度により異なるが、隙間が１００〜２０
００μｍ程度であることが好ましい。
当接させるとは、円筒ローラーと円筒状物体との隙間が
無いか、あるいは隙間が僅かであることをいう０本発明
においては、隙間が僅かにあることが好ましく、具体的
には、塗料の粘度により異なるが、隙間が１００〜２０
００μｍ程度であることが好ましい。
円筒状物体（以下ドラムという）の回転の周速は、通常
１．０〜２０ｍｍ／ｓｅｃ、円筒ローラーの回転の周速
は、通常１．５〜３０ｍｍ／ｓｅｃが適当であり、ドラ
ムと円筒ローラーの回転の方向は同じであっても逆であ
ってもよい。但し、ドラムと円筒ローラーの回転方向が
逆の場合には、回転方向が同じ場合に比べて塗膜は薄（
なる。また、円筒ローラーの径は特に制限されないが、
ドラムに比べて極端に大きかったり小さかったりしない
ことが望ましく、通常ドラムの径の局〜１．５倍が適当
である。
１．０〜２０ｍｍ／ｓｅｃ、円筒ローラーの回転の周速
は、通常１．５〜３０ｍｍ／ｓｅｃが適当であり、ドラ
ムと円筒ローラーの回転の方向は同じであっても逆であ
ってもよい。但し、ドラムと円筒ローラーの回転方向が
逆の場合には、回転方向が同じ場合に比べて塗膜は薄（
なる。また、円筒ローラーの径は特に制限されないが、
ドラムに比べて極端に大きかったり小さかったりしない
ことが望ましく、通常ドラムの径の局〜１．５倍が適当
である。
ドラムが１回転以上して塗布が終了したなら、ドラムを
円筒ローラーから遠ざけ、ドラムを回転させ続けて塗膜
面のレベリング（膜厚の均一化）を行ない、次にドラム
を回転させ続けて塗膜表面を自然乾燥させた後、熱風式
乾燥機の中に入れて塗膜を完全に乾燥、硬化させる。
円筒ローラーから遠ざけ、ドラムを回転させ続けて塗膜
面のレベリング（膜厚の均一化）を行ない、次にドラム
を回転させ続けて塗膜表面を自然乾燥させた後、熱風式
乾燥機の中に入れて塗膜を完全に乾燥、硬化させる。
積層する場合には、塗布した塗膜を乾燥、硬化した後、
次層を上記方法と同様にして塗布する。
次層を上記方法と同様にして塗布する。
［実施例〕
以下、本発明を図面を用いて実施例により説明する。
実施例１
第１図は本発明の方法の一実施例を示し、（ａ）は外観
図、（ｂ）は側方から見た断面図、（ｃ）は正面から見
た断面図である。同図においてｌはアルミ製被塗布ドラ
ム、２はアルミ製円筒ローラー３は塗料槽、４は隙間ロ
ーラー、５は隙間調節棒、６は塗料である。
図、（ｂ）は側方から見た断面図、（ｃ）は正面から見
た断面図である。同図においてｌはアルミ製被塗布ドラ
ム、２はアルミ製円筒ローラー３は塗料槽、４は隙間ロ
ーラー、５は隙間調節棒、６は塗料である。
塗料槽３にポリカーボネート樹脂塗料（固形分３０％、
溶媒：モノクロルベンゼン、粘度２００ｃｐｓ）をロー
ラー２（不図示の回転装置に支持されている）の一部が
塗料に浸るまで入れる。隙間調節棒５を調節し、ドラム
１（不図示の回転装置に支持されている）とローラー２
の隙間を５００μｍにする。ドラム１を周速５ ｍｍ／
ｓｅｃで回転させながらローラー２も周速５ ｍｅ／ｓ
ｅｃで回転させる。塗料槽３から引上げられた塗料６が
ローラー２を伝わってドラム１に塗布されてい（。ドラ
ム１が丁度１回転し全周が塗布された時点でドラム１を
上昇させローラー２から遠ざける。
溶媒：モノクロルベンゼン、粘度２００ｃｐｓ）をロー
ラー２（不図示の回転装置に支持されている）の一部が
塗料に浸るまで入れる。隙間調節棒５を調節し、ドラム
１（不図示の回転装置に支持されている）とローラー２
の隙間を５００μｍにする。ドラム１を周速５ ｍｍ／
ｓｅｃで回転させながらローラー２も周速５ ｍｅ／ｓ
ｅｃで回転させる。塗料槽３から引上げられた塗料６が
ローラー２を伝わってドラム１に塗布されてい（。ドラ
ム１が丁度１回転し全周が塗布された時点でドラム１を
上昇させローラー２から遠ざける。
その後もドラム１を回転させ続けて、塗布の重ね合わせ
部が平坦になり、更に塗膜表面が自然乾燥するまで回転
させる。塗膜表面が自然乾燥して回転を止めても膜がダ
レなくなったら、回転装置から外して乾燥機に入れて乾
燥する。塗布した樹脂の膜厚を渦電流式膜厚計（ゲット
科学社製）で測定したところ、膜厚は２０±１μｍで全
面はぼ均一であった。
部が平坦になり、更に塗膜表面が自然乾燥するまで回転
させる。塗膜表面が自然乾燥して回転を止めても膜がダ
レなくなったら、回転装置から外して乾燥機に入れて乾
燥する。塗布した樹脂の膜厚を渦電流式膜厚計（ゲット
科学社製）で測定したところ、膜厚は２０±１μｍで全
面はぼ均一であった。
実施例２
実施例１と同様にして８０ｍ＋ｎφ、長さ３６０ｍｍの
アルミシリンダーに三層積重の有機光導電体（ＯＰＣ）
を塗布した。塗料の組成と塗布条件を表１に示す。
アルミシリンダーに三層積重の有機光導電体（ＯＰＣ）
を塗布した。塗料の組成と塗布条件を表１に示す。
表１の条件で塗布した電子写真感光体を電子写真複写装
置（キャノン製Ｎ Ｐ −３５２５複写機）に装置して
画像を形成したところ、継ぎ目のムラがなく、非常に良
好な画像が得られた。
置（キャノン製Ｎ Ｐ −３５２５複写機）に装置して
画像を形成したところ、継ぎ目のムラがなく、非常に良
好な画像が得られた。
［発明の効果］
円筒状物体と塗料槽の間に円筒ローラーを配し、これら
を回転させることにより円筒状物体に塗布する本発明の
塗布方法によれば、次のような効果が得られる。
を回転させることにより円筒状物体に塗布する本発明の
塗布方法によれば、次のような効果が得られる。
（１）ディッピング塗布方法と異なり、上下方向に膜厚
ムラを生じない。
ムラを生じない。
（２）ディッピング塗布方法と異なり、塗料が少量でも
塗布可能である。
塗布可能である。
（３）スプレー塗布方法と異なり、塗料の無駄がない。
（４）スプレー塗布方法やビーム塗布方法に比べ、高粘
度での塗料の塗布が可能なため、溶剤の使用量が少なく
、また自然乾燥時間も短かくて済む。
度での塗料の塗布が可能なため、溶剤の使用量が少なく
、また自然乾燥時間も短かくて済む。
（５） ドラムと塗料槽の間に円筒ローラーを配して
いるので、ドラムの両端の塗布が不要な部分に塗料を付
着させないことが可能であり、従って塗料の剥離や塗料
による汚れが発生しない。
いるので、ドラムの両端の塗布が不要な部分に塗料を付
着させないことが可能であり、従って塗料の剥離や塗料
による汚れが発生しない。
第１図は本発明の方法の一実施例を示し、（ａ）は外観
図、（ｂ）は側方から見た断面図、（ｃ）は正面から見
た断面図である。 １・・・アルミ製被塗布ドラム ２・・・アルミ製円筒ローラー ３・・・塗料槽 ４・・・隙間ローラー ５・・・隙間調節棒 ６・・・塗料
図、（ｂ）は側方から見た断面図、（ｃ）は正面から見
た断面図である。 １・・・アルミ製被塗布ドラム ２・・・アルミ製円筒ローラー ３・・・塗料槽 ４・・・隙間ローラー ５・・・隙間調節棒 ６・・・塗料
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、塗料槽の上方に、円筒ローラーをその側面が該塗料
漕中の塗料に浸るように配し、該円筒ローラーの上部に
実質的に当接させて円筒状物体を配した後、該円筒ロー
ラーと該円筒状物体を回転させることによる円筒状物体
の塗布方法。 ２、塗料槽の上方に、円筒ローラーをその側面が該塗料
漕中の塗料に浸るように配し、該円筒ローラーの上部に
実質的に当接させて円筒状基体を配した後、該円筒ロー
ラーと該円筒状基体を回転させることによる電子写真感
光体の塗布方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14687489A JPH0312261A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 円筒状物体の塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14687489A JPH0312261A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 円筒状物体の塗布方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0312261A true JPH0312261A (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=15417520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14687489A Pending JPH0312261A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 円筒状物体の塗布方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0312261A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006337687A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Sharp Corp | 電子写真感光体の製造方法および製造装置 |
| US7393415B2 (en) | 2003-09-19 | 2008-07-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for applying coating liquid to cylindrical substrate and method for producing electrophotographic photoreceptor and electrophotographic photoreceptor produced by the production method |
| US7402209B2 (en) | 2003-10-24 | 2008-07-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for applying coating liquid to cylindrical substrate, and electrophotographic photoreceptor produced by that method and electrophotographic apparatus provided with the same |
| JP2010513978A (ja) * | 2006-12-18 | 2010-04-30 | コーロン インダストリーズ，インコーポレイテッド | 中間転写ベルト及びその製造方法 |
| US7781137B2 (en) | 2004-04-26 | 2010-08-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for producing electrophotographic photoreceptor |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP14687489A patent/JPH0312261A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7393415B2 (en) | 2003-09-19 | 2008-07-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for applying coating liquid to cylindrical substrate and method for producing electrophotographic photoreceptor and electrophotographic photoreceptor produced by the production method |
| US7402209B2 (en) | 2003-10-24 | 2008-07-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for applying coating liquid to cylindrical substrate, and electrophotographic photoreceptor produced by that method and electrophotographic apparatus provided with the same |
| US7781137B2 (en) | 2004-04-26 | 2010-08-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for producing electrophotographic photoreceptor |
| JP2006337687A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Sharp Corp | 電子写真感光体の製造方法および製造装置 |
| JP2010513978A (ja) * | 2006-12-18 | 2010-04-30 | コーロン インダストリーズ，インコーポレイテッド | 中間転写ベルト及びその製造方法 |
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