JPS603909B2 - 溶接機の制御装置 - Google Patents

溶接機の制御装置

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JPS603909B2
JPS603909B2 JP12811578A JP12811578A JPS603909B2 JP S603909 B2 JPS603909 B2 JP S603909B2 JP 12811578 A JP12811578 A JP 12811578A JP 12811578 A JP12811578 A JP 12811578A JP S603909 B2 JPS603909 B2 JP S603909B2
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JP
Japan
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load
current
resistance
welding
welding machine
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JP12811578A
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JPS5554283A (en
Inventor
千尋 岡土
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は抵抗溶接機等の負荷抵抗の変化する装置等に
おいて、その負荷抵抗を測定しながら負荷変化に従って
供給する電流や電力、電圧を制御する溶接機の制御装置
の改良に関する。
ここで、従来の交流電流制御回路の一例を第1図に示し
て説明する。
交流電源1に直列に接続されたサィリス夕等で成る電気
弁2により、交流電源1を制御した出力を負荷ィンダク
タンス3及び負荷抵抗4に供給する。
そして、負荷電流を変流器5により検出し、整流器6で
整流して電流基準IRと比較し、その偏差を増中器7で
増中して位相器8により電気弁2の導通位相を制御する
ことにより、負荷電流1^cは電流基準IRに比例した
値に制御されることにある。しかしながら、抵抗溶接機
のように熱を利用する負荷の場合、負荷に流れる電流の
みを一定に制御しても溶接品質は必ずしも確保されない
。それは溶接部の接触面積が電極の摩耗により溶接回数
に比例して増加するので、その回数に従って溶接部の単
位面積あたりの電流が減少し、単位面積あたりの発生熱
量または全熱量が減少し溶接不良が発生するからである
。従来はこれに対処すべく、溶接回数に従って経験的に
溶接電流を段階的に増加させることにより溶接品質を確
保していた。ところが被溶接材料、溶接電極や溶接電流
等によって溶接電極の摩耗度が変化するので、溶接回数
に従って増加させる電流の条件を一律に決定出来ないと
いう不便があった。よって、本発明の目的は前述した従
来技術の不備を考慮し、溶接電極の摩耗度に従って負荷
電流を制御することにより自動的に溶接条件を最適にし
て溶接品質の向上した溶接機の制御装置を提供すること
にある。以下、添付図面を用いて本発明の一実施例につ
いて詳しく説明する。第2図は本発明の一実施例を示す
構成図であるが、第1図と同一構成部には同一記号を記
しているので記号1〜8までは説明を省略する。
ただし、第1図で示した負荷ィンダクタンス3および負
荷抵抗4を第2図ではそれぞれ3A,3B,4A,4B
と分割し、電圧検出端子間の負荷インピーダンスを3B
,4Bとし、この両端電圧を電圧検出器9により検出す
る。なお、3A,4Aは変圧器、配線のインピーダンス
を示す。電流設定値IR,は関数発生器10の出力VF
Gと掛算器11により電流基準IRを作る。
整流器6により出力された負荷電流1は通電検出回路1
2により電流の有無を検出される。さらに、この電流1
は電流変化率検出回路13により電流変化率が零の点が
検出され、これらを入力とするアンド回路14の出力と
、電圧Vと電流1から割算器15によって負荷抵抗4B
を求めRを出力する。抵抗算出のサイクル設定CYによ
りカウソタ17を動作させて通電電流1のサイクルを計
数し、設定されたサイクルごとの抵抗Rを積分器16を
用いて積分し、カウンター8によってリセットされる毎
に抵抗Rの平均値V2を積分器16より出力する。カゥ
ンタ18の出力に従って、メモリ回路1 9は抵抗Rの
平均値V2の値を記憶する。一方、メモリ回路20‘ま
リセット信号によりリセットスイッチRESTが押され
たときにのみ抵抗Rの平均値V2をメモリして、メモリ
回路20とメモリ回路19の出力を比較器21によって
比較してその出力を関数発生器10への入力とする。と
ころで、溶接機において溶接電流一定の制御を行なうこ
とのみでは溶接品質を向上することができない。これは
溶接回数が増加するに従って電極が摩耗し、接触面積が
変化し発生熱量が変化するからである。今、電極の接触
面積をA、電極両端から見た負荷抵抗をRとすると、R
=筆(K.淀数)‐‐‐‐‐‐‐・‐{11が成立する
更に、単位面積あたりの電流、即ち電流密度を一定に制
御するためには初期電流設定値IR,「電流基準IRと
すると、電流基準を接触面積の関数として制御すればよ
い。IR=K2・A・IR,(K2:定数) ・・・
・・・{2)即ち■式により制御すればよい。
ここで、{1},(2’式により・R=豊.・R.(K
3;定数)‐.・・・‐.・糊が成立する。
また、発生熱量一定制御をする場合は次の{5)式で制
御すればよいことは明らかである。IR2・R=K4・
IR,2(K4:定数) …・・・・・・【411R=
策・IR・低鰍).・・.・・.・棚次に【3’式に従
って制御を行なう場合について説明する。
第2図において負荷抵抗Rの平均値を積分回路16‘こ
よって求め、メモリ回路2川こよりその初期値を記憶し
ておく。つづいて抵抗Rの変化をメモリ回路19に記憶
させ、比較回路21により抵抗Rの変化率を検出し、関
数発生器1川こより雫を算出して掛算器11により【3
拭の電流基準IRを算出する。つづいて、t51式によ
る制御を実現する場合について第3図〜第6図に従って
詳しく説明する。
まず、負荷にはィンダクタンス分を含むので負荷電圧か
ら抵抗分のみを算出するため、第3図aに示す電流1か
ら電流変化率洋が零の時を検出し、(第3図b)更に電
流が流れていることを検出してアンド回路14により第
3図eに示す。ジック信号V.を出力し、この瞬間の負
荷電圧Vr、負荷電流lrを求めればィンダクタンス分
の電圧は零であるので負荷抵抗Rを割算器15により求
めることができる(第3図f)。次にカゥンタ17、カ
ウンタ18の作用を第4図に従って説明する。
溶接通電サイクルと溶接の過程を考えると、通電の最初
は被溶接材の〃なじみ〃がなく接触面積が不安定であり
、通電の後半は被溶接材の一部が火花となり飛散するの
で、接触面積が不安定となる。
そこで、接触面積の安定するサイクルをCY(第4図C
)によりカゥンタ17に設定し、負荷抵抗Rはカウンタ
ー 7の出力COUT,(第4図d)毎に積分回路16
を用いて第4図eに示すV2を算出する。第4図では、
3サイクル目の抵抗値を測定するようサイクル設定CY
を設定した様子を示している。カウンタ18の出力は第
5図aに示すようなCOUT,出力パルスを計数して、
一定カウント毎に出力パルスCOUT2を出力して第一
5図b積分器16の出力である平均値V2をリセットし
て第5図c、負荷抵抗Rの平均値を求めるようにしてい
る。また同時に、出力パルスCOUT2の出力時にメモ
リ回路1 9に平均値V2の値を記憶させる。更に、第
6図に負荷抵抗の測定結果から電流基準IRが変化して
いる様子を示す。
溶接電極が新しい場合には電流設定をIR,(第6図f
)としてリセット信号REST(第6図a)を時点t,
に入力して溶接を開始させる。設定した溶接回数毎にC
OUT2出力(第6図b)により負荷抵抗を平均値とし
て求め、最初のデータをメモリ回路20にM,として(
第6図d)記憶する。メモリ回路191こは負荷抵抗の
平均値がM2として(第6図e)COUT2出力毎に訂
正されるので、M,とM2を比較しこの比率に従って関
数回路10と掛算器11により溶接電流基準IRを出力
し、この電流基準に従って負荷電流を制御することによ
り熔接電極の摩耗に無関係に熔接品質を自動的に確保す
ることができる。本発明の他の実施例として次に示すよ
うな変形が考えられる。
それは、第2図における電流制御は電流の平均値制御で
示してあるが、実効値変換器22を通してフィードバッ
クし、第7図に示すように実効値電流制御を行なう方が
更に有効であるということである。また更には、第2図
において電流変化率が零の時の電圧、電流を測定して負
荷抵抗を求めているが、電極両端から電圧を検出する場
合には電流変化率零検出回路13を省略しても、負荷ィ
ンダクタンスが小さいので抵抗測定誤差は少ない。同様
にカゥンタ17を省略し、毎サイクルの負荷抵抗を測定
するようにしても同じ機能を有する。関数発生器1川こ
おいては先に説明した単位面積当りの電流を一定に制御
したり、負荷の熱量を一定にする制御以外でも自由に選
べる。続いて第8図aに示すごとく、熔接変圧器一次側
から負荷抵抗の変化を間懐的に測定して制御することも
可能である。この場合、電極までの抵抗R4aをメモリ
回路19及び20から差し引いて(第8図b)比較器2
1に入力すればよい。このことは電極端を短絡し自動的
に前記抵抗R4aを求めて、合計抵抗分から差し引く回
路を追加することも可能である。またこれは負荷抵抗の
測定を自動的にフィードバックする方式であるが、抵抗
測定のみを自動化して電流設定の変更は手動である比率
増加をさせるようにしてもよい。同図aに示す温度検出
器23により電極までの抵抗分R4^の変化を電子計算
機等を利用して自動修正し、精度の向上を計ることも可
能である。このように、本発明における溶接装置の制御
装置によれば、従来不可能であった電極摩耗に伴う溶接
品質低下の防止に対して、負荷抵抗を測定することによ
り電極の摩耗を自動的に補正するよう電流を流すことが
可能になり、既述した従来技術の欠点を解消することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の交流電流制御回路の一例を説明するため
の図、第2図は本発明の溶接機の制御装置の−実施例を
説明するための図、第3図、第4図、第5図、第6図は
本発明の一実施例における回路の動作を説明するための
タイムチャート、第7図、第8図は本発明の他の実施例
を説明するための図である。 1・・・・・・交流電源、2・・・・・・電気弁、3・
・・・・・負荷ィンダクタンス、4・・・・・・負荷抵
抗、5・・・・・・変流器、10・・・・・・関数発生
器、11・・・・・・鶏算器、16・・・・・・積分回
路、17,18・・・・・・カウンタ回路。 溝ー図発3図 第4図 第2図 発5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電気弁を介して抵抗溶接機等の負荷に電力を供給す
    る制御装置において、負荷電流、負荷電流の変化率及び
    負荷電圧を検出する検出装置と、前記負荷電流の変化率
    が零の時の負荷電圧値及び負荷電流値から前記負荷の抵
    抗分を算出する負荷抵抗算出装置と、この負荷抵抗算出
    装置より得られたデータから前記負荷に供給する電流、
    電力、電圧等を制御する信号を出力する制御信号供給部
    とを有することを特徴とする溶接機の制御装置。
JP12811578A 1978-10-18 1978-10-18 溶接機の制御装置 Expired JPS603909B2 (ja)

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JPS5554283A JPS5554283A (en) 1980-04-21
JPS603909B2 true JPS603909B2 (ja) 1985-01-31

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