JP3012992B2 - インバータ式x線装置 - Google Patents

インバータ式x線装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直流電源からの直流電圧をインバータを用
いて交流電圧に変換し、その出力電圧を昇圧すると共に
整流して直流電圧をX線管に供給してX線を放射するイ
ンバータ式X線装置に関し、特にインバータ入力電圧の
電圧降下や脈動があっても常に安定した管電圧をX線管
に供給することができるインバータ式X線装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のインバータ式X線装置、特に共振現象を利用し
てインバータの位相差と周波数を制御することにより負
荷であるX線管に管電圧を供給すると共にその管電圧を
制御可能な周波数位相差制御方式のX線装置は、第7図
に示すように、商用電源を整流して直流電圧を得る直流
電源1と、この直流電源1からの直流を受電して交流電
圧に変換すると共に共振現象を利用して電力を制御する
インバータ2と、このインバータ2からの交流電圧を昇
圧する変圧器3と、この変圧器3からの出力を直流に変
換する整流回路4と、この整流回路4からの出力電圧を
入力してX線を放射するX線管5と、上記整流回路4の
出力側に接続されX線管5の管電圧を検出する管電圧検
出器6と、外部から与えられる目標管電圧Vr及び上記管
電圧検出器6からの検出信号(V0)を入力して両者を比
較演算し上記X線管5の管電圧V0が所定の電圧になるよ
うに上記インバータ2へ制御信号Sを送出するフィード
バック制御装置7とを備えて成っていた。そして、上記
フィードバック制御装置7は、目標管電圧Vr及び上記管
電圧検出器6で検出した管電圧V0を入力して両者の差を
演算する第一の比較手段8と、この演算結果を入力して
その積分値を得る積分調節手段9と、上記管電圧V0を入
力して定数倍する比例調節手段10と、上記管電圧V0を入
力して微分する微分調節手段11と、前記積分調節手段9
からの積分値及び比例調節手段10からの定数倍値並びに
微分調節手段11からの微分値をそれぞれ入力して上記積
分値から定数倍値及び微分値を差し引きする第二の比較
手段12と、この第二の比較手段12で生成された管電圧設
定信号Uiを入力してインバータ2の制御信号Sを決定し
該インバータ2へ送出する周波数位相決定手段13とから
構成されていた。
ここで、上記直流電源1は、例えば第8図に示すよう
な内部構成とされており、50Hzまたは60Hzの交流の商用
電源の電力を、ダイオードD1〜D4などの整流素子で整流
すると共に、コンデンサCなどの平滑素子で平滑するこ
とによって擬似的に直流電圧を得るようになっている。
そして、この直流電圧が第7図に示すインバータ2の入
力電圧Viとなっていた。なお、第8図においては、配線
などによる回路抵抗をまとめて抵抗Rとして示してい
る。このような直流電源1は、負荷電流が“0"のときは
出力電圧は商用電源の電圧の最大値を保ち、負荷電流が
多くなると出力電圧(Vi)が降下したり、商用電源の交
流周波数に応じた脈動が生じるものであった。
第7図及び第8図に示すように構成されたインバータ
式X線装置では、前述の管電圧設定信号UiとX線管5の
管電圧V0との関係は、インバータ2の入力電圧Viが“1"
としたとき、例えば第9図に示すように比例関係にあ
る。このときの比例定数をGvとする。また、管電圧設定
値が“1"としたとき、インバータ2の入力電圧ViとX線
管5の管電圧V0との関係は、例えば第10図に示すように
比例関係にあり、その比例定数をGeとする。このとき、
上記管電圧設定信号Uiとインバータ入力電圧Viと管電圧
V0との関係は、次式のようになる。
V0=Gv・Ge・Ui・Vi …(1) ところで、第7図に示すフィードバック制御装置7内
の積分調節手段9及び比例調節手段10並びに微分調節手
段11は、ラプラス変換の演算子sを用いて表現すると、
それぞれ次のように表せる。ここで、Ki,Kp,Kdはそれぞ
れ定数である。
積分調節手段 9:Ki/s 比例調節手段10:Kp 微分調節手段11:Kd・s そして、これらのラプラス変換の演算子sを用いて表
現した状態で第7図に示す従来のインバータ式X線装置
の制御ブロック図を示すと、第11図のようになる。第11
図において、符号14は、第7図における周波数位相決定
手段13とインバータ2と変圧器3と整流回路4とX線管
5と管電圧検出器6とをまとめて表現した制御対象を示
しており、前述の管電圧設定信号Uiとインバータ入力電
圧Viとから管電圧V0を得るものである。この制御対象14
については、入力が管電圧設定信号Uiとインバータ入力
電圧Viの二つあるので、その入力と出力との関係を前記
第(1)式を用いてブロック図中に表記した。このよう
な状態で、目標管電圧Vrとインバータ入力電圧Viとから
管電圧V0が得られるまでの過程を、ラプラス変換による
伝達関数で表すと次式のようになる。
V0/Vr=Ki・Gv・Ge・Vi/s(Ki/s+Kp+Kd・s) …
(2) この第(2)式から、管電圧V0は、インバータ2の入
力電圧Viに比例することがわかる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来のインバータ式X線装置にお
いては、上記第(2)式に示すように、インバータ2の
入力電圧ViとX線管5の管電圧V0とは比例関係にあるの
で、第8図に示すような直流電源1によって第7図に示
すインバータ2に電力を供給すると、第12図に示すよう
に、インバータ入力電圧Viが降下したり、脈動したりす
ることにより、管電圧V0も降下したり、脈動したりする
ものであった。従って、目標管電圧Vrに対し、実際にX
線管5に供給される管電圧V0は、正しく一致しないこと
があった。このような管電圧V0の降下や脈動は、X線管
5の出力X線量に大きく影響し、その出力X線量が変動
して、精度の高いX線撮影が阻害されるものであった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決し、イン
バータ入力電圧の電圧降下や脈動があっても常に安定し
た管電圧をX線管に供給することができるインバータ式
X線装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明によるインバータ
式X線装置は、直流電源と、この直流電源からの直流を
受電して交流に変換するインバータと、このインバータ
からの交流電圧を昇圧する変圧器と、この変圧器からの
出力を直流に変換する整流回路と、この整流回路からの
出力電圧を入力してX線を放射するX線管と、上記整流
回路の出力側に接続されX線管の管電圧を検出する管電
圧検出器と、目標管電圧及び上記管電圧検出器からの検
出信号を入力して両者を比較演算し上記X線管の管電圧
が所定の電圧になるように上記インバータへ制御信号を
送出するフィードバック制御装置とを備えて成るインバ
ータ式X線装置において、上記直流電源の出力側に、そ
の出力電圧を検出する出力電圧検出器を設け、上記フィ
ードバック制御装置内には、上記出力電圧検出器で検出
した出力電圧を入力しこの入力信号で上記目標管電圧及
び管電圧検出器からの検出信号の両者を比較演算した値
を除して管電圧設定信号を生成する演算手段を設けたも
のである。
〔作 用〕
このように構成されたインバータ式X線装置は、直流
電源の出力側に設けられた出力電圧検出器により、上記
直流電源の出力電圧を検出し、フィードバック制御装置
内に設けられた管電圧設定信号演算手段により、上記出
力電圧検出器で検出した出力電圧を入力しこの入力信号
で目標管電圧及び管電圧検出器からの検出信号の両者を
比較演算した値を除して管電圧設定信号を出力するもの
である。これにより、インバータ入力電圧の電圧降下や
脈動があっても常に安定した管電圧をX線管に供給する
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本発明によるインバータ式X線装置の実施例
を示すブロック図である。このインバータ式X線装置
は、直流電源からの直流電圧をインバータを用いて交流
電圧に変換し、その出力電圧を昇圧すると共に整流して
直流電圧をX線管に供給してX線を放射するもので、図
に示すように、直流電源1と、インバータ2と、変圧器
3と、整流回路4と、X線管5と、管電圧検出器6と、
フィードバック制御装置7とを備えて成る。
上記直流電源1は、直流電圧を供給する装置であり、
例えば第8図に示すと同様に、50Hzまたは60Hzの交流の
商用電源の電力を、ダイオードD1〜D4などの整流素子で
整流すると共に、コンデンサCなどの平滑素子で平滑す
ることによって擬似的に直流電圧を得るようになってい
る。そして、この直流電圧が後述のインバータ2の入力
電圧Viとなる。なお、第8図においては、配線などによ
る回路抵抗をまとめて抵抗Rとして示している。
インバータ2は、上記直流電源1から出力される直流
電圧を受電して交流電圧に変換すると共に共振現象を利
用して電力を制御するものである。変圧器3は、上記イ
ンバータ2からの交流電圧を昇圧するもので、その一次
巻線がインバータ2の出力側に接続されている。整流回
路4は、上記変圧器3からの出力を直流に変換するもの
で、その変圧器3の二次巻線の出力端に接続されてい
る。また、X線管5は、上記整流回路4からの出力電圧
を入力してX線を放射するもので、整流回路4の出力側
に接続されている。さらに、管電圧検出器6は、上記X
線管5に供給される管電圧を検出するもので、上記整流
回路4の出力側にてX線管5の入力側に接続されてい
る。
そして、フィードバック制御装置7は、目標管電圧Vr
及び上記管電圧検出器6で検出した管電圧V0の信号を入
力して両者を比較演算し上記X線管5の管電圧V0が所定
の電圧になるように上記インバータ2へ制御信号Sを送
出するもので、第7図に示す従来例と同様に、第一の比
較手段8と、積分調節手段9と、比例調節手段10と、微
分調節手段11と、第二の比較手段12と、周波数位相決定
手段13とを備えている。
ここで、本発明においては、前記直流電源1の出力側
に出力電圧検出器15が設けられると共に、上記フィード
バック制御装置7内には管電圧設定信号演算手段が設け
られている。上記出力電圧検出器15は、直流電源1から
の出力電圧を検出して上記フィードバック制御装置7に
インバータ2への入力電圧Viを送出するもので、該直流
電源1の出力側にてインバータ2の入力側に接続されて
いる。また、管電圧設定信号演算手段は、上記出力電圧
検出器15で検出した出力電圧(インバータ入力電圧Viと
なる)を入力しこの入力信号で上記目標管電圧Vr及び管
電圧検出器6からの検出信号(管電圧V0)の両者を比較
演算した値を除して管電圧設定信号Uiを生成するもの
で、上記出力電圧検出器15によって検出したインバータ
入力電圧Viを入力してそのインバータ入力電圧Viの逆数
を演算する逆数演算手段16と、この逆数演算手段16の出
力と前記第二の比較手段12の出力とを入力してその積を
演算し管電圧設定信号Uiを出力する乗算手段17とから成
る。そして、この乗算手段17から出力された管電圧設定
信号Uiは、周波数位相決定手段13へ入力するようになっ
ている。
次に、このように構成されたインバータ式X線装置の
動作について説明する。まず、外部からの目標管電圧Vr
と管電圧検出器6で検出したX線管5の管電圧V0とは、
フィードバック制御装置7内の第一の比較手段8へ入力
する。そして、この第一の比較手段8により両者の差が
演算される。次に、上記第一の比較手段8からの演算結
果は積分調節手段9へ入力し、この積分調節手段9は、
上記演算結果を積分して第二の比較手段12へ送出する。
一方、上記管電圧検出器6で検出した管電圧V0は、フ
ィードバック制御装置7内の比例調節手段10と微分調節
手段11とにそれぞれ入力する。すると、上記比例調節手
段10は入力した管電圧V0を定数倍し、微分調節手段11は
上記入力した管電圧V0を微分して、それぞれ上記第二の
比較手段12へ送出する。これにより、第二の比較手段12
は、上記積分調節手段9の出力から比例調節手段10及び
微分調節手段11の出力をそれぞれ差し引きし、その演算
結果を上記乗算手段17の一方の入力端子へ送出する。こ
れと同時に、前記出力電圧検出器15で検出したインバー
タ入力電圧Viは、フィードバック制御装置7内の逆数演
算手段16へ入力する。すると、上記逆数演算手段16は、
入力したインバータ入力電圧Viの逆数を演算し、その演
算結果を上記乗算手段17の他方の入力端子へ送出する。
これにより、乗算手段17は、前記第二の比較手段12か
らの出力と逆数演算手段16からの出力との積を演算して
管電圧設定信号Uiを生成し、周波数位相決定手段13へ送
出する。すると、この周波数位相決定手段13は、上記生
成された管電圧設定信号Uiに応じてインバータ2のスイ
ッチングのタイミングを決定し、インバータ制御信号S
として上記インバータ2へ送出する。その結果、該イン
バータ2は、前記直流電源1が出力する直流電圧を交流
電圧に変換し、変圧器3へ送出する。
このような構成及び動作とされた本発明のインバータ
式X線装置の制御ブロック図を示すと、第2図のように
なる。第2図において、符号14は、従来例の説明のため
の第11図と同様に周波数位相決定手段13とインバータ2
と変圧器3と整流回路4とX線管5と管電圧検出器6と
をまとめて表現した制御対象を示しており、前述の管電
圧設定信号Uiとインバータ入力電圧Viとから管電圧V0
得るものである。そして、目標管電圧Vrとインバータ入
力電圧Viとから管電圧V0が得られるまでの過程を、ラプ
ラス変換による伝達関数で表すと次式のようになる。
V0/Vr=Ki・Gv・Ge/s(Ki/s+Kp+Kd・s) …(3) ここで、第2図から明らかなように、乗算手段17に対
して逆数演算手段16からインバータ入力電圧Viの逆数c1
=1/Viが入力しているので、第(3)式においては従来
例における伝達関数を表す前述の第(2)式に対してVi
の項が消去されており、管電圧V0は、インバータ入力電
圧Viに関係しないことがわかる。すなわち、インバータ
2への入力電圧Viが変動してもX線管5の管電圧V0には
全く影響しないこととなる。この関係をグラフで表すと
第3図に示すようになり、インバータ入力電圧Viが降下
したり、脈動したりしても、最終出力である管電圧V
0は、目標管電圧Vrと一致した状態で安定し、且つ良好
な波形を示している。
第4図は本発明の第二の実施例を示すブロック図であ
る。この実施例は、第1図における直流電源1をバッテ
リ18に置き換えたものである。バッテリ18は、第8図で
説明した商用電源を整流して直流に変換した直流電源1
とは異なり、電圧の脈動はない。しかし、内部の化学反
応により電力を発生しているので、連続的に電力を取り
出すと、第5図に示すように、インバータ入力電圧Viも
大きく降下する。ところが、本発明によれば、第(3)
式から明らかなように、管電圧V0はインバータ入力電圧
Viに関係しないので、第5図に示すように、インバータ
入力電圧Viが大きく降下しているにもかかわらず、管電
圧V0は安定することとなる。
第6図は本発明の第三の実施例を示す要部のブロック
図である。この実施例は、第1図及び第4図に示すフィ
ードバック制御装置7において、逆数演算手段16と乗算
手段17との組み合わせから成る管電圧設定信号演算手段
を、一つの除算手段19に置き換えたものである。この除
算手段19は、前記第二の比較手段12からの出力を一方の
入力端子へ取り込むと共に、出力電圧検出器15からのイ
ンバータ入力電圧Viを他方の入力端子へ取り込み、上記
第二の比較手段12からの出力をインバータ入力電圧Viで
除算するものである。この場合も、前記第(3)式に示
すと同様に、Viの項が消去されて、管電圧V0は、インバ
ータ入力電圧Viに関係しないこととなる。
なお、以上の各実施例においては、フィードバック制
御装置7内において積分調節手段9と比例調節手段10と
微分調節手段11とを組み合わせたものとして示したが、
本発明はこれに限らず、いずれか二つの調節手段を組み
合わせたもの、或いは積分調節手段9のみまたは比例調
節手段10のみとしてもよい。また、上記フィードバック
制御装置7内の各種演算手段は、オペアンプなどによる
ハードウエア演算器で構成してもよい。さらに、上記フ
ィードバック制御装置7内における各種比較及び演算
は、マイクロプロセッサまたはシグナルプロセッサなど
を用いてソフトウェアにより実行してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成されたので、直流電源1の
出力側に設けられた出力電圧検出器15により、上記直流
電源1の出力電圧(インバータ入力電圧Vi)を検出し、
フィードバック制御装置7内に設けられた管電圧設定信
号演算手段により、上記出力電圧検出器15で検出した出
力電圧(インバータ入力電圧Vi)を入力しこの入力信号
で目標管電圧Vr及び管電圧検出器6からの検出信号(管
電圧V0)の両者を比較演算した値を除して管電圧設定信
号Uiを出力することができる。これにより、インバータ
入力電圧Viの電圧降下や脈動があっても常に安定した管
電圧V0をX線管5に供給することができる。従って、目
標管電圧Vrに対し、実際にX線管5に供給する管電圧V0
を正しく一致させることができる。このことから、上記
X線管5の出力X線量を正確に制御することができ、精
度の高いX線撮影を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインバータ式X線装置の実施例を
示すブロック図、第2図はその動作を説明するための制
御ブロック図、第3図は本発明におけるインバータ入力
電圧と管電圧との関係を示すグラフ、第4図は本発明の
第二の実施例を示すブロック図、第5図は第二の実施例
におけるインバータ入力電圧と管電圧との関係を示すグ
ラフ、第6図は本発明の第三の実施例を示す要部のブロ
ック図、第7図は従来のインバータ式X線装置を示すブ
ロック図、第8図は直流電源の内部構成を示す回路図、
第9図は管電圧設定信号と管電圧との比例関係を示すグ
ラフ、第10図はインバータ入力電圧と管電圧との比例関
係を示すグラフ、第11図は従来例の動作を説明するため
の制御ブロック図、第12図は従来例におけるインバータ
入力電圧と管電圧との関係を示すグラフである。 1……直流電源、2……インバータ、3……変圧器、4
……整流回路、5……X線管、6……管電圧検出器、7
……フィードバック制御装置、15……出力電圧検出器、
16……逆数演算手段、17……乗算手段、18……バッテ
リ、19……除算手段、Vr……目標管電圧、V0……管電
圧、Vi……インバータ入力電圧、Ui……管電圧設定信
号、S……インバータ制御信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−274397(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05G 1/20 H05G 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、この直流電源からの直流を受
    電して交流に変換するインバータと、このインバータか
    らの交流電圧を昇圧する変圧器と、この変圧器からの出
    力を直流に変換する整流回路と、この整流回路からの出
    力電圧を入力してX線を放射するX線管と、上記整流回
    路の出力側に接続されX線管の管電圧を検出する管電圧
    検出器と、目標管電圧及び上記管電圧検出器からの検出
    信号を入力して両者を比較演算し上記X線管の管電圧が
    所定の電圧になるように上記インバータへ制御信号を送
    出するフィードバック制御装置とを備えて成るインバー
    タ式X線装置において、上記直流電源の出力側に、その
    出力電圧を検出する出力電圧検出器を設け、上記フィー
    ドバック制御装置内には、上記出力電圧検出器で検出し
    た出力電圧を入力しこの入力信号で上記目標管電圧及び
    管電圧検出器からの検出信号の両者を比較演算した値を
    除して管電圧設定信号を生成する演算手段を設けたこと
    を特徴とするインバータ式X線装置。
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