JPS6039094B2 - 熱加硫型シリコ−ンゴム組成物 - Google Patents

熱加硫型シリコ−ンゴム組成物

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JPS6039094B2
JPS6039094B2 JP52115366A JP11536677A JPS6039094B2 JP S6039094 B2 JPS6039094 B2 JP S6039094B2 JP 52115366 A JP52115366 A JP 52115366A JP 11536677 A JP11536677 A JP 11536677A JP S6039094 B2 JPS6039094 B2 JP S6039094B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/14Peroxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/34Silicon-containing compounds
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、押出し加工と熱風加硫によってシリコーンゴ
ムチューブを成形する際に用いられる熱加硫型シリコー
ンゴム組成物に関し、本発明の熱加硫型シリコーンゴム
組成物を押出し、熱風加碗と、必要に応じて適当なアト
カロ硫を施すことにより、シリコーンゴムチューブ表面
の状態を著しく改良するものである。
なお、本明細書中において、「熱風加硫」とは、200
0○以上に加熱した加硫炉の熱空気中を禾加硫のシリコ
ーンゴムコンパウンドを短時間内に通過せしめる工程を
いい、「アト加孫」とは、熱風加硫その他の手段で加孫
を行ったものを熱空気中に曝して加硫を完成させる工程
をいう。従来、シリコーンゴムチューブを熱風加硫法に
よって製造する場合、次のいずれかの方法が取られるこ
とが多い。
(1} 高重合メチルビニルポリシロキサンであるシリ
コーン生ゴムと微粉末シリカから実質的に成るシリコー
ンゴムコンパゥンドに、加硫剤として触媒量の芳香族ア
シル系有機過酸化物、たとえば2・4−ジクロロ過酸化
ペンゾイルを練りこみ、押出し機で200〜400o0
に加熱した加熱炉の中に押出して熱風加硫を行う方法。
この際、押出し機から直接加熱炉中に押出さず、あらか
じめバーナーやヒーターで子熱すこともある。(2}
高重合メチルビニルポリシロキサンであるシリコーン生
ゴムと微粉末シリカから実質的に成るシリコーンゴムコ
ンパウン日こ、努許喬剤としてオルガノハイドロジェン
ポリシロキサン、触媒として白金化合物を練りこみ、押
し出し機で200〜400000に加熱した加熱炉中に
押出して加硫する方法。以上のうち、(1}の方法にお
いては、ロール作業性、スコーチ性、押出し作業性には
何ら問題はないが、熱風加硫後のチューブ表面にべタッ
キが残り、このようにして得られたシリコーンゴムチュ
−ブーをさらに高温の乾燥機中でアト加硫しても、この
べタッキは残るという欠点がある。
特にシリコ−ンゴムチューブに透明性を要求されるとき
は、充填剤として有機ケイ素化合物で表面処理を行った
微粉末シリカを用いる必要があるが、この場合、特に表
面のべタッキが著しい。また■の方法によって製造され
たシリコーンゴムチューフは、表面の仕上りはすぐれて
いてべタツキはないが、未加硫状態や作業中の貯蔵安定
性が悪く、スコーチを生じやすいという欠点がある。本
発明者らは、従来の有機過酸化物による熱風如稀法、す
なわち上記{1}の方法の欠点である表面のべタッキを
改良すべく種々検討したところ、{1)で用いられたシ
リコーンゴムコンパウンド‘こ適量のオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサンを添加し、かつ加稀剤として芳香
族アシル系有機過酸化物とアルキル系有機過酸化物を併
用することにより、熱風加硫と必要に応じてアト加稀を
行って表面にべタツキのないシリコーンゴムチューブを
得ることが出釆、本発明をなすに至った。
すなわち本発明は、 (ィ} 一般式 R蕊。
午a(式中、RIは置換または非置換の1価の炭化水素
基を示し、うち0.02〜2モル%がアルケニル基であ
り、aは1.98〜2.002の数を示す)で表わされ
る単位から成るオルガノポリシロキサン10の重量部、
{ロ} 微粉末シリカ30〜10の重量部、し一 一般
式R蓋HCSi。
4−享−C (式中、R2は置換または非置換の1価の炭化水素基、
b、cはそれぞれ正の数で、かつb+cは1.0〜3.
0を示す)で表わされる単位を有し、かつ分子中に少な
くとも2個のケイ素−水素結合を有するオルガノハイド
ロジェンポリシロキサン0.1〜1の重量部、9 芳香
族アシル系有機過酸化物0.3〜3重量部、および■
アルキル系有機過酸化物0.1〜2重量部から成るシリ
コ−ンゴムチューブ成形用熱加硫型シリコーンゴム組成
物に関する。
本発明で用いられる{ィ}の成分は、通常のシリコーン
ゴムに用いられるジオルガノポリシロキサンでよく、実
質的にジオルガノシロキサン単位から構成されるが、有
機基の数がケイ素原子1個あたり1.98〜2.002
となる範囲で、少量のトリオルガノシロキシ単位、モノ
オルガノシロキシ単位、およびS言02単位を含んでも
よい。
また、分子末端は水酸基、トリオルガノシロキシ基で封
鎖されていてもよい。ケイ素原子に結合する有機基は、
置換または非置換1価炭化水素基から選ばれるが、合成
の容易ごとすぐれた耐熱性から、好ましくはメチル基お
よびフェニル基である。また全有機基中0.02〜2モ
ル%の範囲の例えばビニル基のようなアルケニル基を含
むことが、加流を効果的に進めるうえで必要である。こ
のようなジオルガノポリシロキサンは、単一化学構造の
ものでも、2種以上の異つた化学構造のものを混合した
ものでもよい。その平均重合度は、3000〜1000
0の範囲であることが好ましい。これよりも重合度が小
さいと、硬化後のゴムに満足な機械的性質を与えず、こ
れより大きいと作業性が悪くなるからである。本発明で
用いられる‘。)の成分は充填剤であって、煙霧質シリ
カ、沈澱シリカ、シリカアェロゲル、および焼成シリカ
などが例示される。これらはそのまま用いてもよく、ま
た、オルガノクロロシラン、鎖状または環状のオルガノ
ポリシロキサン、オルガノシラザン類などから選ばれる
有機ケイ素化合物でその表面を処理して用いたり、また
は(ィー成分と混合してのちオルガノシラザン類を添加
して加熱濃練を行うことによって表面処理を行ってもよ
い。これらの微粉末シリカは単独で用いても、混合して
用いてもさしつかない。このような微粉末シリカの配合
量、{ィ}のオルガノポリシロキサン10の重量部に対
して30〜10の重量部の範囲から選ばれるが、これは
30重量部より少なくても10の重量部より多くても、
いずれも本発明の目的物であるシリコーンゴムチューブ
に必要な物理的性質を得ることが出来ないからでる。本
発明で用いられるし一の成分は、1成分中に少なくとも
2つのケイ素−水素結合を有するオルガノハイドロジエ
ンポリシロキサンであればよく、添加量は使用するオル
ガノハイドロジェンポリシロキサン中のケイ素−水素結
合の含有量により{ィーのオルガノポリシロキサン10
の重量部に対して0.1〜1の重量部の範囲の適量を用
いることができる。
添加量がこの範囲より少なすぎると目的の効果が少なく
、また多すぎると加熱加流に際して発泡の原因となる。
さらにオルガノハイドロジヱンポリシロキサンの形態と
しては、直鎖状の低分子量化合物から高分子量化合物ま
で用いることができるほか、分岐をもった化合物、環状
化合物そして樹脂状化合物など種々の形態で用いること
ができる。本発明で用いられる0、{ホ’の有機過酸化
物は、有機過酸化物加硫型のシリコーンゴムに通常用い
られるものでよいが、本発明においては、Qの芳香族ア
シル系有機過酸化物と的のアルキル系有機過酸化物のそ
れぞれ触媒量を併用しなければならない。
付の芳香族アシル系有機過酸化物としては、過酸化ペン
ゾィル、pークロロ過酸化ペンゾィルおよび2・4ージ
クロ。過酸化ペンィルが例示されるが、特に分解温度の
低い点で、2・4ージクロo過酸化ペンゾィルが好まし
い。その使用量は、‘ィ}のオルガノポリシロキサン1
00重量部に対して0.3〜3重量部の範囲から選ばれ
るが、それは、0.箱重量部より少ないと十分な加硫が
行われず、3重量部より多いと得られるシリコーンゴム
の性質に亜影響を及ぼすからである。{ホ’のアルキル
系有機過酸化物は、過酸化ジターシャリブチル、過酸化
ジクミル、過酸化夕一シャリブチルクミル、2・5ージ
メチル−2・5ージターシヤリブチルベルオキシヘキサ
ン、および2・5ージメチルー2・5−ジターシヤリブ
チルベルオキシヘキシンなどが例示される。その使用量
は、(ィ)のオルガノポリシロキサン10の重量部に対
して0.1〜2重量部の範囲から選ばれるが、それは、
0.1重量部より少ないと表面のべタッキのないシリコ
−ンゴムチューブが得られず、また2重量部より多く用
いても特にその効果がないからである。このほか、これ
ら‘ィ}〜的成分から成るシリコ−ンゴム組成物には、
加工助剤として、両未満に水酸基またはアルコキシ基を
もつ低分子量のジオルガノポリシロキサンを添加しても
よい。
また、透明性は失われるが、耐油性や硬さが必要なとき
は粉砕シリカ、ケィ湊士、焼成ひる石などの非補強性充
填剤を、また着色が必要な場合は各種の着色剤を添加し
てもよい。以上の‘ィ}〜的成分から成るシリコーンゴ
ム組成物をゴム押出し機で押し出し、約200〜400
00の温度に保った熱風加熱炉中を約2の砂〜10分間
かけて通過させると、表面にべタッキのないシリコ−ン
ゴムチューブが得られる。
特にtィ)〜的成分のみから成り、他の添加物を含まな
いもの、または適当な加工助剤のみを添加したものから
は、透明なシリコーンゴムチュープが得られる。また、
上記の熱風加硫工程のみでは表面に若干のべタッキを生
じた場合でも、ついで約180〜22000、数時間の
アトカロ硫を行えば、完全にべタッキを除くことができ
る。このような効果は、し一のオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンを欠いても達成されない。また9の芳香
族アシル系有機過酸化物のみを加硫剤として用いた場合
も達成されず、‘ごのほかに通量の{村のァルキル系有
機過酸化物を併用して、はじめて達成されるのである。
なお、本発明と同様にオルガノポリシロキサンを主成分
とするシリコーンゴム組成物にオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンを添加する技術は、前者としてビニル基
含有ポリオルガノシロキサンを用い、後者を架橋剤とし
て用いる、いわゆる付加重合型シリコーンゴム組成物が
あるが、これは、触媒として白金系触媒を使うもので、
本発明とは架橋機構、オルガ/ハイドロジェンポリシロ
キサンの使用目的ともに明らかに相違する。
また、本発明と同じ架橋機構によるものとしては、特関
昭48−93658号公報に見られるように、Ca比、
Ca(OH)2、CaOおよびCa02から選ばれる少
なくとも1種のカルシウム化合物をシリカ充填剤と併用
し、かつオルガノハイドロジェンポリシロキサンを添加
するという発明があるが、これは、その目的がアト加硫
不要の、かつ耐熱性、耐スチーム性にすぐれたシリコー
ンゴムを提供するにあり、本発明とはその目的を異にす
る。また本発明の無機質充填剤は、上託発明の充填剤の
組み合わせと明瞭に相違している。また、本出願人の出
願にかかわる特願昭52−56834号明細書において
は、オルガノポリシロキサン生ゴム、オルガノポリシラ
ザン処理微粉末シリカ、有機過酸化物の組み合せに対し
てオルガノハイドロジェンポリシロキサンを添加するこ
とにより、熱加硫後のシリコーンゴムの着色を防止する
ことが提案されているが、これは本発明とは目的が相違
し、かつ、本発明のような、限定された範囲での芳香族
アシル系有機過酸化物とアルキル系有機過酸化物の併用
についてはなんら触れていない。本発明の組成物から得
られるシリコーンゴムチューブーは、従来の有機過酸化
物による熱風加硫で得られたものに比べて、表面のべタ
ッキがなく、美麗な外観を保持し、極めて商品価値の高
いものである。
また、白金化合物による熱風加硫に比較して、本発明の
組成物を用いると未加硫状態や作中の安定性が良く、ス
コーチの心配がない。本発明によって得られるシリコー
ンゴムチューブは、食品自動販売器や医療用のチューブ
として応用される。以下、本発明を実施例によって具体
的に説明するが、本発明はそれらの実施例に限定される
ものではない。
なお、実施例中、部はすべて重量部で示される。実施例
1 末端がトリメチルシリル基で閉塞され、0.1モル%の
メチルビニルシロキシ単位を含有するジメチルポリシロ
キサン生ゴム(重合度8000)100部、予めシリカ
に対して4.0重量%のへキサメチルジシラザンで表面
処理した煙霧質シリカ4礎部、および加工助剤としてQ
・w−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン(粘度2比
St)6部をバンバリーミキサー中で良く混線し、つい
でこの混合物を17000で2時間加熱混練してシリコ
ーンゴムコンパウンドを得た。
このシリコーンゴムコンパゥンドをベースとし平均式(
CH8)3Si○〔(CH3)HSi○〕58Si(C
H3)3で表わされるメチルハイドロジェンポリシロキ
サンおよび有機過酸化物を配合して、第1表に示すよう
に、比較例組成物11〜13および本発明による組成物
14〜17を調製した。これらの組成物を、それぞれ押
出し機を通して加熱炉中に押出し30000で1分間の
熱風加硫を行った(実験1)。また、同様の条件で押出
しおよび熱風加硫を行ったのち、さらに20000で2
時間のアト加硫を行った(実験2)。実験1および実験
2で得られたシリコーンゴムチューブーの外壁および内
壁表面のべタッキを調べた結果は、第1表に示すとおり
であり、本発明によるべタツキの防止効果かは明瞭であ
った。第 1 表 (注)*1)シリコーンオイルで練ったペースト*2)
×:べヌツキあり ◎;べタツキをし ○:べタツ
キほとんどをし実施例 2 末端がトリメチルシリル基で閉塞され、0.2モル%の
メチルビニルシロキシ単位を含有するジメチルポリシロ
キサン生ゴム(重合度7000)100部、予めシリカ
に対して5重量%のオクタメチルシクロテトラシロキサ
ンで表面処理を行った煙霧質シリカ4の邦、沈澱シリカ
2館郡およびQ・山一ジヒドロキシポリジメチルシロキ
サン(粘度2比St)8部をニーダー中で良〈混練し、
さらに16000で3時間熱処理を行って、シリコーン
ゴムコンパウンドを得た。
このシリコーンゴムコンパゥンド10碇部‘こ、平均組
成が(CH3)2HSi○,/2単位66.7モル%と
Si02単位33.3モル%から成るメチルハイドロジ
ェンポリシロキサン0.7部、2・4−ジクロ過酸化物
ペンゾィルをシリコーンオィルで練った濃度48%のペ
ースト1.妥邦、および過酸化ジターシャリブチル0.
3部を2本ロールで練りこんで、シリコーンゴム組成物
を調製した。このシリコーンゴム組成物を熱風加硫炉中
に押出し、32000で3栃秒熱風加硫したのち、18
0ooで4時間のアト加硫を行ったところ、表面にべタ
ッキのない透明シリコーンゴムチューブを得た。これに
対し、メチルハイドロジェンポリシロキサンを欠いた組
成物、および過酸化ジターシャリブチルを欠いた組成物
(いずれも比較例)は、アト加硫後においてもチュ−フ
ー内壁にべタツキが認められた。実施例 3末端がジメ
チルビニルシリル基で閉塞され、0.2モル%のメチル
ビニルシロキシ単位、6.8モル%のジフェニルシロキ
シ単位および93.0モル%のジメチルシロキシ単位か
ら成るジオルガノポリシロキサン生ゴム(重合度550
0)100部、煙霧質シリカ4碇郡、30モル%のジフ
ェニルシロキシ単位と70モル%のジメチルシロキシ単
位から成るQ・の−ジヒドロキシポリジオルガノシロキ
サン(粘度8比St)5部をニーダー中で良く混糠し、
さらに150ooで4時間加熱混練してシリコーンゴム
コンパウンドを得た。
このシリコーンゴムコンパゥンドに平均式(CH3)3
Sj0〔(CH3)HSj○〕,8〔(CH3)2Si
○〕,2Si(CH3)3で表わされるメチルハイドロ
ジェンポリシロキサン0.5部、2・4−ジクロロ過酸
化ペンゾィルをシリコーンオィルで練った濃度48%の
ペースト1.5部、および過酸化ジクミル0.3部を2
本ロールで練りこみ、管状に押出して28000、1.
5分間の熱風加硫ののち、200ooで4時間のアト加
硫を行ったところ、ベタッキのない、良好な透明シリコ
ーンゴムチューブを得た。実施例 4 ジメチルビニルシリル基で末端を閉塞され、0.2モル
%のメチルビニルシロキシ単位を含有するジメチルシロ
キサン生ゴム(重合度8500)100部、煙霧質シリ
カ4碇部、Q・の−ジメトキシジメチルポリシロキサン
(粘度1&St)1碇部およびへキサメチルジシラザン
1.5部をニーダーで良く混練し、ついで温度を180
つ0に上げて3時間加熱混練した。
60℃以下に冷却してから、平均式(CH3)3Sj0
〔(CH3)HSi○〕2oSi(C比)3で表わされ
るメチルハイドロジエンポリシロキサン1.0部、p−
クロロ過酸化ペンゾイルをシリコーンオイルで糠つや濃
度50%のペースト1.5部、および2・5−ジメチル
−215−ジターシヤリブチルベルオキシヘキサン0.
3部を2本ロールで練りこみ、管状に押出して3200
0で1分間の熱風加硫を行ったのち、180午○で4時
間のアト加碗を行ったところ、ベタッキのない透明シリ
コーンゴムチューブーを得た。
実施例 5 シリコーン生ゴムとして、水酸基で末端を閉塞され、0
.2モル%のメチルビニルシロキシ単位を有するジメチ
ルポリシロキサン(重合度8500)を用いるほかは実
施例2と同様にして濃練、押出し、熱風加碗およびアト
加碗を行ったところ、ベタッキのない透明シリコーンゴ
ムチューブが得られた。
実施例 6 トリメチルシリル基で末端を閉塞され、0.1モル%の
メチルビニルシロキシ単位を有するジメチルポリシロキ
サン生ゴム(重合度8000)88部、トリメチルシリ
ル基で末端を閉塞され、8モル%のメチルビニルシロキ
シ単位、5モル%のメチル(3・3・3一トリフルオロ
プロピル)シロキシ単位、87モル%のジメチルシロキ
シ単位から成るジオルガノポリシロキサン(重合度50
00)1森部、煙霧質シリカ45部、粉砕シリカ2礎部
、Q・のージヒドロキシジメチルポリシロキサン(粘度
2比St)8部を用いるほかは実施例3と同様に混練、
押出し、熱風加硫およびアト加硫を行ったところ、ベタ
ツキのないシリコーンゴムチユーブを得た。
実施例 7 メチルハイドロジエンポリシロキサンとして0.4部の
」くCH3)HSi。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は置換または非置換の1価の炭化水素基
    を示し、うち0.02〜2モル%がアルケニル基であり
    、aは1.98〜2.002の数を示す)で表わされる
    単位から成るオルガノポリシロキサン100重量部(ロ
    ) 微粉末シリカ30〜100重量部(ハ) 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^2は置換または非置換の1価の炭化水素基
    、b、cはそれぞれ正の数で、かつb+cは1.0〜3
    .0を示す)で表わされる単位を有し、かつ分子中に少
    なくとも2個のケイ素−水素結合を有するオルガノハイ
    ドロジエンポリシロキサン0.1〜10重量部(ニ)
    芳香族アシル系有機過酸化物、0.3〜3重量部、およ
    び(ホ) アルキル系有機過酸化物0.1〜2重量部か
    ら成るシリコーンゴムチユーブ成形用熱加硫型シリコー
    ンゴム組成物。 2 (イ)のオルガノポリシロキサンのアルケニル基が
    ビニル基である、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 R^1が0.1〜2モル%のビニル基と残余のメチ
    ル基およびフエニル基から成る、特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。4 (イ)のオルガノポリシロキサンの
    重合度が3000〜10000の範囲である、特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。 5 R^2がメチル基である、特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 6 芳香族アシル系有機過酸化物が、2・4−ジクロロ
    過酸化ベンゾイルである、特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 7 微粉末シリカが表面を有機ケイ素化合物で処理され
    た微粉末シリカである、特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。
JP52115366A 1977-09-26 1977-09-26 熱加硫型シリコ−ンゴム組成物 Expired JPS6039094B2 (ja)

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