JPS6236462A - 架橋用組成物及びそれを用いるシリコ−ンゴムの架橋方法 - Google Patents
架橋用組成物及びそれを用いるシリコ−ンゴムの架橋方法Info
- Publication number
- JPS6236462A JPS6236462A JP60175683A JP17568385A JPS6236462A JP S6236462 A JPS6236462 A JP S6236462A JP 60175683 A JP60175683 A JP 60175683A JP 17568385 A JP17568385 A JP 17568385A JP S6236462 A JPS6236462 A JP S6236462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crosslinking
- silicone rubber
- bpo
- peroxydicarbonate
- peroxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/14—Peroxides
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、架橋用組成物及びそれを用いるシリコーンゴ
ムの架橋方法に関するものであり、主としてシリコーン
ゴムの成形法の一つである熱・空気加硫(以下)jAV
と略丁)に使用されるものである。
ムの架橋方法に関するものであり、主としてシリコーン
ゴムの成形法の一つである熱・空気加硫(以下)jAV
と略丁)に使用されるものである。
シリコーンゴムは、一般的に有機過酸化物を用いて加熱
下に架橋成形される。シリコーンゴムは、ジメチルシリ
コーンゴム、メチルビニルシリコ−ゴム、メチルフェニ
ルシリコーンゴム、フロロシリコーンゴム等が一般的に
使用されており、それぞれ架橋特性が良い、低温特性が
良い、耐油性が良い等々の特徴を有している。これらの
シリコーンゴムは乾式シリカ、湿式シリカ等の補強剤、
シリコーンオイル等の可塑剤、更に種々の物性向上を目
的とし・た各種添加剤等を配合してコンパウンドとされ
、架橋剤とじて用いられる有機過酸化物を必要量添加、
混合した後、金型や熱風炉中で必要時間加熱してシリコ
ーンゴム成型品となされている。シリコーンゴムの架橋
には、一般式 で示されるベンゾイルパーオキサイド及びベンゾイルパ
ーオキサイド誘導体であるベンゾイルパーオキサイド類
(以下BPO類と略す〕の他2.5ジメチル2.5ジ(
t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルパ
ーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミ
ルパーオキサイド、1.1−ジ−t−ブチルパーオキシ
−3,3,5−)IJメチルシクロヘキサン等の有機過
酸化物が工業的純品又はペースト状の配合物の形で用い
られており、シリコーンゴムの成形法、成形温度、シリ
コーンゴムの種類、添加剤の種類等々の条件により適切
な架橋剤の種類及びその添加量が選択され、用いられて
いる。シリコーンゴムの成形法の一つである)IAVに
は一般に、ビス(2,4ジクロロベンゾイル〕パーオキ
サイド(以下2,4ジクロロBPOと略す)、ビス(パ
ラクロロベンゾイル)パーオキサイド(以下p−クロロ
BPOと略す)、ビス(オルソクロロベンゾイル)パー
オキサイド(以下。
下に架橋成形される。シリコーンゴムは、ジメチルシリ
コーンゴム、メチルビニルシリコ−ゴム、メチルフェニ
ルシリコーンゴム、フロロシリコーンゴム等が一般的に
使用されており、それぞれ架橋特性が良い、低温特性が
良い、耐油性が良い等々の特徴を有している。これらの
シリコーンゴムは乾式シリカ、湿式シリカ等の補強剤、
シリコーンオイル等の可塑剤、更に種々の物性向上を目
的とし・た各種添加剤等を配合してコンパウンドとされ
、架橋剤とじて用いられる有機過酸化物を必要量添加、
混合した後、金型や熱風炉中で必要時間加熱してシリコ
ーンゴム成型品となされている。シリコーンゴムの架橋
には、一般式 で示されるベンゾイルパーオキサイド及びベンゾイルパ
ーオキサイド誘導体であるベンゾイルパーオキサイド類
(以下BPO類と略す〕の他2.5ジメチル2.5ジ(
t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルパ
ーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミ
ルパーオキサイド、1.1−ジ−t−ブチルパーオキシ
−3,3,5−)IJメチルシクロヘキサン等の有機過
酸化物が工業的純品又はペースト状の配合物の形で用い
られており、シリコーンゴムの成形法、成形温度、シリ
コーンゴムの種類、添加剤の種類等々の条件により適切
な架橋剤の種類及びその添加量が選択され、用いられて
いる。シリコーンゴムの成形法の一つである)IAVに
は一般に、ビス(2,4ジクロロベンゾイル〕パーオキ
サイド(以下2,4ジクロロBPOと略す)、ビス(パ
ラクロロベンゾイル)パーオキサイド(以下p−クロロ
BPOと略す)、ビス(オルソクロロベンゾイル)パー
オキサイド(以下。
−クロロBPOと略す)、ビス(2,4ジメチルベンゾ
イル)パーオキサイド(以下2,4ジメチルBPOと略
す〕等が用いられている。)IAVとは押出成形品を連
続に架橋す゛る方法で押出機より押出されたシリコーン
ゴムチューブ、シリコーンゴム被覆電線等を2006C
〜450℃程度の熱風炉を通過させることにより架橋さ
せる方法である。
イル)パーオキサイド(以下2,4ジメチルBPOと略
す〕等が用いられている。)IAVとは押出成形品を連
続に架橋す゛る方法で押出機より押出されたシリコーン
ゴムチューブ、シリコーンゴム被覆電線等を2006C
〜450℃程度の熱風炉を通過させることにより架橋さ
せる方法である。
BPO類の大部分のものは、空気の存在する雰囲気中で
架橋させるHAVに用いることができるが、BPO類の
代表物であるベンゾイルパーオキサイド(以下BPOと
略す9では架橋中に成形物の表面が酸素の影響を受け、
表面にべたつきが起こるので金型を用いる架橋にはBP
Oを使用できるが、HAVには使用できないことがよく
知られている。
架橋させるHAVに用いることができるが、BPO類の
代表物であるベンゾイルパーオキサイド(以下BPOと
略す9では架橋中に成形物の表面が酸素の影響を受け、
表面にべたつきが起こるので金型を用いる架橋にはBP
Oを使用できるが、HAVには使用できないことがよく
知られている。
一方、FIAVにおいて、速い架橋と良い物性を与える
2、4ジクロロBPOが最も一般的に使用されているが
、これを使うと架橋後成形物に強いプルーミングが起こ
るので、成型物を長時間にわたってポストキュアー処理
する必要があり架橋は短時間で完了するにもかかわらず
、ポストキーアーで作業性を損うことになる。
2、4ジクロロBPOが最も一般的に使用されているが
、これを使うと架橋後成形物に強いプルーミングが起こ
るので、成型物を長時間にわたってポストキュアー処理
する必要があり架橋は短時間で完了するにもかかわらず
、ポストキーアーで作業性を損うことになる。
又、p−りooBPOS o−りoo13pQ。
0−メチルBPO,ビス(メタメチルベンゾイルコパー
オキサイド(以下m−メチルBPOと略す)等の)IA
Vに使用でき、かつプルーミングの少ないBPO類も知
られているが、これらについてもポストキュア一時間を
短くできるが完全にやめることはできない。更に架橋の
速さは用いられるBPO類の分解速度に関係するので、
BPO類の中で最も分解速度の速い2.4ジクロロBP
Oや0−クロロBPOを用いた場合に最も速い架橋速度
が得られるが、これ以上速い架橋速度を得ようとしても
それは不可能である。
オキサイド(以下m−メチルBPOと略す)等の)IA
Vに使用でき、かつプルーミングの少ないBPO類も知
られているが、これらについてもポストキュア一時間を
短くできるが完全にやめることはできない。更に架橋の
速さは用いられるBPO類の分解速度に関係するので、
BPO類の中で最も分解速度の速い2.4ジクロロBP
Oや0−クロロBPOを用いた場合に最も速い架橋速度
が得られるが、これ以上速い架橋速度を得ようとしても
それは不可能である。
ジメチルアニリン等の促進剤の併用はシリコーンゴムに
変色や異臭を与えるので好ましくない。
変色や異臭を与えるので好ましくない。
本発明は前記の数々の問題点を解決したものであり、第
jの発明は、一般式 で示されるベンゾイルパーオキサイド類と常温で固体の
パーオキシジカーボネート類とを含有することを特徴と
する架橋用組成物混合物。
jの発明は、一般式 で示されるベンゾイルパーオキサイド類と常温で固体の
パーオキシジカーボネート類とを含有することを特徴と
する架橋用組成物混合物。
に関するものであり、第2の発明は、一般式で示される
ベンゾイルパーオキサイド類と常温で固体のパーオキシ
ジカーボネート類とを架橋剤として用いることを特徴と
するシリコーンゴムの架橋方法。
ベンゾイルパーオキサイド類と常温で固体のパーオキシ
ジカーボネート類とを架橋剤として用いることを特徴と
するシリコーンゴムの架橋方法。
本発明のBPO類に含まれるものの中では、BPO,o
−メチ#BPO,m−メチルBPO,ビス(2,3ジメ
チルベンゾイル〕パーオキサイド(以下2.3ジメチル
BPOと略す)、2,4ジメチルBPO,ビス(2,5
ジメチルベンゾイル)パーオキサイド(以下2.5ジメ
チルBPOと略す)、ビス(2,6ジメチルベンゾイル
)パーオキサイド(以下2,6ジメチルBPOと略す)
、ビス(2゜3.4トリメチルベンゾイル〕パーオキサ
イド(以下2.3.4 )ジメチルBPOと略−f)、
ビス(2,4,5)ジメチルベンゾイル)パーオキサイ
ド(以下2,4.5トリメチルBPOと略す)、ビス(
2,3,5トリメチルベンゾイル)パーオキサイド(以
下2.3.5 )ジメチルBPOと略¥)、〇−クロロ
Bpo、p−クロロBP0.2.4ジクロロBPO等が
有用な有機過酸化物である。
−メチ#BPO,m−メチルBPO,ビス(2,3ジメ
チルベンゾイル〕パーオキサイド(以下2.3ジメチル
BPOと略す)、2,4ジメチルBPO,ビス(2,5
ジメチルベンゾイル)パーオキサイド(以下2.5ジメ
チルBPOと略す)、ビス(2,6ジメチルベンゾイル
)パーオキサイド(以下2,6ジメチルBPOと略す)
、ビス(2゜3.4トリメチルベンゾイル〕パーオキサ
イド(以下2.3.4 )ジメチルBPOと略−f)、
ビス(2,4,5)ジメチルベンゾイル)パーオキサイ
ド(以下2,4.5トリメチルBPOと略す)、ビス(
2,3,5トリメチルベンゾイル)パーオキサイド(以
下2.3.5 )ジメチルBPOと略¥)、〇−クロロ
Bpo、p−クロロBP0.2.4ジクロロBPO等が
有用な有機過酸化物である。
一方、常温で固体のパーオキシジカーボネート類に含ま
れろものとしては、例えば、ビス(4−1−ブチルシク
ロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ(2−フェ
ノキシエチル)パーオキシジカーボネート、ジセチルパ
ーオキシジカーボネート、ジミルスチルパーオキシジカ
ーボネート、ジベンジルパーオキシジカーボネート等が
あげられる。いずれの場合も実施例に示すようにシリコ
ーンゴム用架橋剤として本発明によるBPO類と常温で
固体のパーオキシジカーボネート類を併用することによ
り、従来、単独ではI−I A Vが不可能であったB
POはFI A Vが初めて可能となり、架橋速度、成
形物の物性も、従来、最も生産性の良いと言われていた
2゜4ジクロロBPOと同等以上にすることが可能とな
った。
れろものとしては、例えば、ビス(4−1−ブチルシク
ロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ(2−フェ
ノキシエチル)パーオキシジカーボネート、ジセチルパ
ーオキシジカーボネート、ジミルスチルパーオキシジカ
ーボネート、ジベンジルパーオキシジカーボネート等が
あげられる。いずれの場合も実施例に示すようにシリコ
ーンゴム用架橋剤として本発明によるBPO類と常温で
固体のパーオキシジカーボネート類を併用することによ
り、従来、単独ではI−I A Vが不可能であったB
POはFI A Vが初めて可能となり、架橋速度、成
形物の物性も、従来、最も生産性の良いと言われていた
2゜4ジクロロBPOと同等以上にすることが可能とな
った。
更に、2.4ジクロロBPOに比べ架橋速度の遅いジメ
チル置換BPO,) IJメチル置換BPOについても
、初めてその架橋速度を2,4ジクロロBPO以上にす
ることが可能となった。
チル置換BPO,) IJメチル置換BPOについても
、初めてその架橋速度を2,4ジクロロBPO以上にす
ることが可能となった。
一方、従来)IAVにおいて成形物のプルーミングが問
題となっていた2、4ジクロロBPOについては初めて
プルーミングを少なくすることが可能となり、又、p−
クロロBPO,o−クロロBPO,o−メチルBPO,
m−メチルBPO等プルーミングの少ないBPO類と組
み合わせた場合は、完全にプルーミングがなくなり、ポ
ストキーアーを完全にやめることが可能となった。それ
と同時に、架橋速度も速くすることが可能となった。す
なわち本発明による架橋剤は従来シリコーンゴムの架橋
に用いられていたBPO類が有する、それぞれの問題点
を解決したものであり、画期的な架橋剤であることは明
らかである。
題となっていた2、4ジクロロBPOについては初めて
プルーミングを少なくすることが可能となり、又、p−
クロロBPO,o−クロロBPO,o−メチルBPO,
m−メチルBPO等プルーミングの少ないBPO類と組
み合わせた場合は、完全にプルーミングがなくなり、ポ
ストキーアーを完全にやめることが可能となった。それ
と同時に、架橋速度も速くすることが可能となった。す
なわち本発明による架橋剤は従来シリコーンゴムの架橋
に用いられていたBPO類が有する、それぞれの問題点
を解決したものであり、画期的な架橋剤であることは明
らかである。
本発明による架橋用組成物はそのま\用いてもよいが、
安全化と粒子の細粒化のためには、シリコーンオイル、
フタール酸エステル類でペースト化する方が好ましい。
安全化と粒子の細粒化のためには、シリコーンオイル、
フタール酸エステル類でペースト化する方が好ましい。
又、この組成物は二種類の有機過酸化物の組み合わせに
よるものであり、予め混合した後、シリコーンゴムに必
要量添加するという方法でも、二種類の有機過酸化物を
別々にシリコーンゴムに添加するという方法でも使用可
能である。シリコーンゴムに対するこの架橋剤の添加量
は100gのシリコーンゴムに対してBPO類が約1か
ら] Ommolが好ましく、常温で固体のパーオキシ
ジカーボネート類が約0.5から5 mmolが好まし
い。架橋可能ナシリコーンゴムは、ジメチルシリコーン
ゴム、メチルビニルシリコーンゴム、メチルフェニルシ
リコーンゴム、フロロシリコーンゴム等であり、架橋温
度は約90℃から150°Cが好ましい。
よるものであり、予め混合した後、シリコーンゴムに必
要量添加するという方法でも、二種類の有機過酸化物を
別々にシリコーンゴムに添加するという方法でも使用可
能である。シリコーンゴムに対するこの架橋剤の添加量
は100gのシリコーンゴムに対してBPO類が約1か
ら] Ommolが好ましく、常温で固体のパーオキシ
ジカーボネート類が約0.5から5 mmolが好まし
い。架橋可能ナシリコーンゴムは、ジメチルシリコーン
ゴム、メチルビニルシリコーンゴム、メチルフェニルシ
リコーンゴム、フロロシリコーンゴム等であり、架橋温
度は約90℃から150°Cが好ましい。
以下、実施例、比較例にもとづき、本発明を具体的に説
明する。
明する。
実施例1〜5゜
0−メチルBPO及び表−1の常温で固体のパーオキシ
ジカーボネートの工業的純品(純度98%J各] 00
gにジメチルシリコーンオイル100gをそれぞれ加
え、充分に混合した後3本ロールを通して、50%0−
メチルBPOペースト及び常温で固体のパーオキシジカ
ーボネートの50%ペースト約180g(純度48〜4
9%〕をそれぞれ得た。メチルビニルシリコーンゴムコ
ンパウンドに得られたペーストを表−1に示す通り必要
量加え、2本ロール上で充分に混合し、厚さ2mmのモ
ールドを用いて120℃−10分間架橋を行った。得ら
れたシートをJIS−に−6301r加硫ゴム物理試験
方法」により引張強さ、伸びを測定した。プルーミング
は架橋1日後と7日後のシート表面の外観を目視するこ
とにより判定した。結果を表−1にまとめた。
ジカーボネートの工業的純品(純度98%J各] 00
gにジメチルシリコーンオイル100gをそれぞれ加
え、充分に混合した後3本ロールを通して、50%0−
メチルBPOペースト及び常温で固体のパーオキシジカ
ーボネートの50%ペースト約180g(純度48〜4
9%〕をそれぞれ得た。メチルビニルシリコーンゴムコ
ンパウンドに得られたペーストを表−1に示す通り必要
量加え、2本ロール上で充分に混合し、厚さ2mmのモ
ールドを用いて120℃−10分間架橋を行った。得ら
れたシートをJIS−に−6301r加硫ゴム物理試験
方法」により引張強さ、伸びを測定した。プルーミング
は架橋1日後と7日後のシート表面の外観を目視するこ
とにより判定した。結果を表−1にまとめた。
実施例6〜I O。
実施例1〜5と同一の方法で架橋用組成物をメチルビニ
ルシリコーンゴムコンパウンドに良く練り込み、冷時に
おいて厚さ約2mmに成形する。この未架橋のシートか
らポンチで適当サイズの試験片を打ち抜きテストサンプ
ルとし、JSR型キュラストメーター■型(ゴム用)で
架橋速度?測定した。架橋用組成物は実施例1〜5と同
じものを用いた。結果を表−2にまとめた。
ルシリコーンゴムコンパウンドに良く練り込み、冷時に
おいて厚さ約2mmに成形する。この未架橋のシートか
らポンチで適当サイズの試験片を打ち抜きテストサンプ
ルとし、JSR型キュラストメーター■型(ゴム用)で
架橋速度?測定した。架橋用組成物は実施例1〜5と同
じものを用いた。結果を表−2にまとめた。
実施例】1〜】5
実施例1〜5と同一の方法で架橋用組成物をメチルビニ
ルシリコーンゴムコンパウンドニ良く練り込み、冷時に
おいて厚さ約2 mmに成形する。この未架橋のシート
を180℃のギヤーオーブンに30分間入れ、HAVを
行ない、表面のべたつきと成形物の断面の発泡を観察し
た。
ルシリコーンゴムコンパウンドニ良く練り込み、冷時に
おいて厚さ約2 mmに成形する。この未架橋のシート
を180℃のギヤーオーブンに30分間入れ、HAVを
行ない、表面のべたつきと成形物の断面の発泡を観察し
た。
ブルーミングは架橋1日後と7日後のシート表面の外観
を目視することにより判定した。又、得られた成形物を
JIS−に−6301r加硫ゴム物理試験方法」により
硬度(A型)乞測定した。
を目視することにより判定した。又、得られた成形物を
JIS−に−6301r加硫ゴム物理試験方法」により
硬度(A型)乞測定した。
架橋用組成物は実施例1〜5と同じものを用いた。結果
を表−3にまとめた。
を表−3にまとめた。
実施例16〜27゜
実施例1〜5と同じ操作を表−4に示した架橋用組成物
について行なった。結果を表−4にまとめた。
について行なった。結果を表−4にまとめた。
実施例28〜39゜
実施例6〜】Oと同じ操作を表−5に示した架橋用組成
物について行なった。結果を表−5にまとめた。
物について行なった。結果を表−5にまとめた。
実施例40〜51゜
実施例11〜15と同じ操作を表−6に示した架橋用組
成物について行なった。結果を表−6にまとめた。
成物について行なった。結果を表−6にまとめた。
比較例1〜4゜
実施例】〜5と同じ操作を、50%BPOペースト、5
0%0−メチルBPOペースト、50%2゜4ジクロロ
BPOペースト、50%ビス(4−を−ブチルシクロヘ
キシル)バーオキシジカーボネートペーストについて行
なった。結果を表−7にまとめた。但し、50%ビス(
4−1−ブチルシクロヘキシルコパーオキシジカーボネ
ートペーストの場合は、成形物がモールドに密着して取
り出すことが出きす、物性測定も不可能であった。
0%0−メチルBPOペースト、50%2゜4ジクロロ
BPOペースト、50%ビス(4−を−ブチルシクロヘ
キシル)バーオキシジカーボネートペーストについて行
なった。結果を表−7にまとめた。但し、50%ビス(
4−1−ブチルシクロヘキシルコパーオキシジカーボネ
ートペーストの場合は、成形物がモールドに密着して取
り出すことが出きす、物性測定も不可能であった。
比較例5〜8
実施例6〜]0と同じ操作を比較例1〜4と同じ架橋剤
について行なった。結果を表−8にまとめた。
について行なった。結果を表−8にまとめた。
比較例9〜コ2゜
実施例11〜15と同じ操作を比較例1〜4と同じ架橋
剤について行なった。結果を表−9にまとめた。
剤について行なった。結果を表−9にまとめた。
実施例・比較例に示したように、本発明の架橋用組成物
をシリコーンゴムの架橋に使用した場合、従来HAVが
不可能であったBPOはHAVが可能となり、HAVが
可能であったBPO類についても、より優れた物性値を
もつ架橋物を従来より短時間で得ることができ、工業的
価値は極めて太きい。
をシリコーンゴムの架橋に使用した場合、従来HAVが
不可能であったBPOはHAVが可能となり、HAVが
可能であったBPO類についても、より優れた物性値を
もつ架橋物を従来より短時間で得ることができ、工業的
価値は極めて太きい。
Claims (2)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ R:H又はCH_
3又はCl n:1又は2又は3 で示されるベンゾイルパーオキサイド類と常温で固体の
パーオキシジカーボネート類とを含有することを特徴と
する架橋用組成物。 - (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ R:H又はCH_
3又はCl n:1又は2又は3 で示されるベンゾイルパーオキサイド類と常温で固体の
パーオキシジカーボネート類とを架橋剤として用いるこ
とを特徴とするシリコーンゴムの架橋方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60175683A JPS6236462A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 架橋用組成物及びそれを用いるシリコ−ンゴムの架橋方法 |
US07/002,273 US4758647A (en) | 1985-08-12 | 1987-01-05 | Process of crosslinking silicone rubber |
AU67182/87A AU591954B2 (en) | 1985-08-12 | 1987-01-06 | Process for crosslinking silicone rubber |
AT87200056T ATE86276T1 (de) | 1985-08-12 | 1987-01-16 | Verfahren zur vernetzung eines siloxankautschuks. |
ES198787200056T ES2039424T3 (es) | 1985-08-12 | 1987-01-16 | Procedimiento de reticular caucho de silicona. |
DE8787200056T DE3784477T2 (de) | 1985-08-12 | 1987-01-16 | Verfahren zur vernetzung eines siloxankautschuks. |
EP87200056A EP0274763B1 (en) | 1985-08-12 | 1987-01-16 | Process of crosslinking silicone rubber |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60175683A JPS6236462A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 架橋用組成物及びそれを用いるシリコ−ンゴムの架橋方法 |
EP87200056A EP0274763B1 (en) | 1985-08-12 | 1987-01-16 | Process of crosslinking silicone rubber |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236462A true JPS6236462A (ja) | 1987-02-17 |
Family
ID=39645653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60175683A Pending JPS6236462A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 架橋用組成物及びそれを用いるシリコ−ンゴムの架橋方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4758647A (ja) |
EP (1) | EP0274763B1 (ja) |
JP (1) | JPS6236462A (ja) |
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