JPS6038636Y2 - 油圧昇降リフト - Google Patents

油圧昇降リフト

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JPS6038636Y2
JPS6038636Y2 JP8110280U JP8110280U JPS6038636Y2 JP S6038636 Y2 JPS6038636 Y2 JP S6038636Y2 JP 8110280 U JP8110280 U JP 8110280U JP 8110280 U JP8110280 U JP 8110280U JP S6038636 Y2 JPS6038636 Y2 JP S6038636Y2
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JP
Japan
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ram
guide sleeve
fitting hole
floor surface
hydraulic lifting
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Expired
Application number
JP8110280U
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JPS577794U (ja
Inventor
五雄 田中
節二 鈴木
圭弌 柴垣
幸市 田中
Original Assignee
豊田工機株式会社
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輛整備等に用いられる油圧昇降リフトに関す
るものである。
本考案の目的とするところは、受台がストローク端に移
動したときの衝撃を除去し、滑らかな作動を可能にした
油圧昇降リフトを提供することである。
本考案の他の目的とするところは、ラムならびに昇降用
シリンダに若干の改良を加えることによって緩衝機能を
もたせ、低価格でかつ故障が少ない油圧昇降リフトを提
供することである。
従来の油圧昇降リフトは、緩衝装置を備えておらず、ラ
ムがストローク端まで移動したときストッパ装置を直接
当接させて停止させているため、この衝撃によってねじ
がゆるんだりあるいは局部的に無理な力が作用して破損
するなど耐久性の面でも問題があった。
この改良型として前記ラムがストローク端近くまで移動
したことをリミットスイッチにて検出し、このスイッチ
の信号によってラムの移動を停止させるものもあるが、
かかる装置ではリミットスイッチを余分に設けるため、
費用がかかり、また故障要因となる問題があった。
本考案は従来のこのような不具合を発生しないように昇
降用シンダ内に緩衝装置を設けることによりストローク
端に移動したときの衝撃を効果的に除去するようにした
故障の少い油圧昇降リフトに関するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、9は外枠フレームで、その
円外側にはコンクリート床面24に掛止めされる掛止部
10を有している。
この外枠フレーム9内の左右両側部には支持フレーム7
.8が固設され、さらに両支持フレーム7.8の間に密
閉ケース11が固設されている。
前記支持フレーム7.8にはラム3,4を備えた昇降用
シリンダ5,6が、その上部に突設されているフランジ
32.33を介して載置固定されている。
そして、前記ラム3,4の上端には車輛受台1,2が連
結されている。
この車輛受台1゜2の下面には第3図で明らかなように
、ラム3゜4と平行にラックパー18が取付けられ、こ
のラックパー18には前記フランジ32.33上に軸承
された同期軸16の両端に固着せるピニオン17が噛合
され、両方のラム3,4が同期昇降作動するようになっ
ている。
26はラックカバーを示す。
前記昇降用シリンダ5,6は第3図に示すように前記フ
ランジ32.33にそれぞれ一体固定されかつ床面より
下方に垂下された有底筒体55と、この有底筒体55の
上部に嵌合されかつ有底筒体55内に流体室77を形成
する案内スリーブ56とを備え、この案内スリーブ56
に前記ラム3.4が摺動可能に嵌合されている。
そしてこの案内スリーブ56とラム3,4との間にスト
ッパ装置70が設けられている。
このストッパ装置70は前記ラム3,4の端部に形成さ
れた終端ストッパ部41と、案内スリーブ56の下端に
形成された停止面40とよりなり、この終端ストッパ部
41を停止面40に当接させることにより前記ラム3,
4のストローク上昇端を規制するようになっている。
さらに前記ラム3,4と案内スリーブ56間には緩衝装
置60が設けられている。
この緩衝装置60は前記ラム3,4の下端部に形成され
た外径部34と、案内スリーブ56の下端に形成された
嵌合穴35より構成されている。
この内径D1は外径部の直径D2より若干大きく設定さ
れ、前記ラム3,4が上方のストローク上昇端直前まで
摺動したとき、外径部34と嵌合穴35との間に微小す
きまを形成するようになっている。
この微少すきまは、その一端を前記案内スリーブ56の
内周面に形成された供給通路75と連通され、また他端
は流体室77と連通されており、この微少すきまによっ
て流体室77へ供給される圧油を制限することで緩衝作
用を働らかせるようになっている。
尚、この緩衝装置60としては外径部34の直径D2に
対して嵌合穴35の内径D1を若干大きくするものに特
定されるものではなく、嵌合穴35の内周面にスリット
状の絞り溝を軸方向に沿って形成する場合には、それぞ
れの径D1とD2を同一直径にしてもよい。
前記密閉ケース11内には油タンク12、駆動モータ1
3、該駆動モータ13によってプーリ14を介して駆動
されるポンプ19からなるシリンダ5,6作動用の油圧
ポンプ装置および該ポンプ装置を制御する逆止電磁弁1
5等の電気機器類が納設されている。
尚、第3図において27はチェック弁を示す。
前記密閉ケース11内に納設されたポンプ19や逆止電
磁弁15とシリンダ5,6とを接続する油圧配管は、第
4図に示すように油圧配管28を密閉ケース11の側壁
を貫通し、溶接等によって水密状態とし、また、密閉ケ
ース11内の駆動モータ13、その他の電気制御機器と
密閉ケース11外の電源スイツチボックス50との電気
配線は第5図に示すように、密閉ケース11の側壁に密
封材よりなるブツシュ36を貫通固定し、このブツシュ
36に嵌合保持された配線管29内の隙間31を介して
電線30を挿通して接続する。
前記隙間31は空気通路となり、密閉ケース11内を大
気圧とすると共に、駆動モータ13等の発熱による温度
上昇を抑制するための換気作用を行うものである。
尚、この配線管29内の隙間31はスイッチボックス近
傍の大気に通じており地下の湿った空気を吸引すること
はない。
20は密閉ケース11の上方開口部の蓋板であり、密封
部材21によって密嵌着されている。
22はシリンダ5,6の上方を覆うカバープレートであ
り、コンクリート床面と略同一平面となるよう外枠フレ
ーム9上面に載置され、さらにボルト等の固着手段によ
って外枠フレーム9に固定されている。
23は前記カバープレート22間に載置された上面板で
あり、前記カバープレート22と同様ボルト等の固着手
段によって外枠フレーム9に固定されている。
この上面板23はその裏面を前記蓋板20に接面してお
り、蓋板20を密閉ケース11に密着させている。
さらに、25はコンクリート床面24下の埋設凹所に充
填された砂である。
本考案は上記の通りの構成であるから、予め外枠フレー
ム9内の密閉ケース11内に油圧ポンプ装置等を組設し
て置き、コンクリート床面24を外枠フレーム9の寸法
に合せてカッタで切開し、且つ床面下に外枠フレーム9
とシリンダ5,6が埋設される凹所を作り、前記外枠フ
レーム9を吊り下げて凹所にはめ込み、掛止部10をコ
ンクリート床面24の縁に掛止めする。
次いでシリンダ5.6を挿入し、支持フレーム7.8上
に設置固定する。
そして、シリンダ5,6と密閉ケース11内のポンプ装
置とを配管接続すると共に、電気的接続することによっ
て油圧昇降リフトの設置が完了するものである。
車輛受台1,2の上昇作動は回路の上昇スイッチによっ
て制御される。
すなわちこの上昇スイッチを押すことによって駆動モー
タ13が始動され、ポンプ19は圧油を逆止弁27、供
給ポート76、供給通路75を介してシリンダ5,6内
の流体室77内に供給され、ラム34を押し上げる。
ラム3,4が上昇端に至るときには、先ずラム3,4の
下部に設けた外径部34がガイトスリーフの下端に形成
された嵌合穴35に遊嵌し、圧油の供給を制御して緩衝
作用を行い、その後終端ストッパ部41が停止面40に
当接してラム5゜6は緩やかに停止し、この状態で上昇
スイッチを離すと駆動モータ13も停止する。
ラム3,4の下降作動は回路の下降スイッチを押すこと
により、電磁弁15のソレノイドを付勢し、前記シリン
ダ5,6の油室をタンクに連通ずることによってシリン
ダ5,6の排油は油タンク12に放出され、その結果ラ
ム3,4は自重で下降する。
前記したように本考案の油圧昇降リフトは、ラムがスト
ローク端まで移動したとき、緩衝装置によって摺動速度
を減じて衝撃を軽減させるようにしたものであるため、
停止時の衝撃による振動を防止でき、また停止時にリフ
トの構成部品に無理な力が作用せず、耐久性が向上する
利点がある。
また本考案は、昇降用シリンダに、床面上の支持フレー
ムに装架されるフランジと、このフランジに一体固定さ
れかつ床面より下方に垂下された有底筒体と、この有底
筒体の上部に嵌合されこの有底筒体内に流体室を形成す
る案内スリーブと、この案内スリーブに摺動可能に嵌合
されかつ上端に受台を固定してなるラムを設け、前記案
内スリーブの上部には圧力流体を給排する供給ポートを
形成し、下部には嵌合穴と停止面とを形成し、前記ラム
の下端には前記嵌合穴内に侵入してこの嵌合穴との間で
すきまを形成する外径部と、前記停止面と当接してラム
の上昇を停止する終端ストッパ部とを形成腰この嵌合穴
と外径部間に形成されるすきまならびに案内スリーブと
ラムとの嵌合部に形成される供給通路を介して前記流体
室と供給ポートとを連通させた構成であるため、大形の
有底筒体の内周に特別な機械加工を施す必要がなく、小
形の案内スリーブを機械加工することで、案内面、供給
通路ならびに緩衝装置を高精度に加工することができ、
ラム式シリンダにおいて適正ストローク位置において確
実に緩衝作用を働せることかできる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平面図、第2図は縦断面図、第3図は
第2図■−■線断面図、第4図は油圧配管の密閉ケース
貫通部の断面図、第5図は電気配線の密閉ケース挿通部
ならびにスイッチボックスとの接続部の断面図である。 1.2・・・・・・車輛受台、3,4・・・・・・ラム
、5,6・・・・・・シリンダ、7,8・・・・・・支
持フレーム、9・・・・・・外枠フレーム、16・・・
・・・同期軸、19・・・・・・ポンプ、34・・・・
・・外径部、35・・・・・・制限部、40・・・・・
・停止面、41・・・・・・終端ストッパ、60・・・
・・・緩衝装置、70・・・・・・ストッパ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面に垂直に埋設させた昇降用シリンダ内の流体室内に
    圧力流体を供給して受台を昇降動作させるようにした油
    圧昇降リフトにおいて、前記昇降用シリンダに、床面上
    の支持フレームに装架されるフランジと、このフランジ
    に一体固定されかつ床面より下方に垂下された有底筒体
    と、この有底筒体の上部に嵌合されかつこの有底筒体内
    に流体室を形成する案内スリーブと、この案内スリーブ
    に摺動可能に嵌合されかつ上端に前記受台を固定してな
    るラムを設け、前記案内スリーブの上部には圧力流体を
    給排する供給ポートを形成し、下部には嵌合穴と停止面
    とを形成し、前記ラムの下端には前記嵌合穴内に侵入し
    てこの嵌合穴との間ですきまを形成する外径部と、前記
    停止面と当接してラムの上昇を停止する終端ストッパ部
    とを形成し、この嵌合穴と外径部間に形成されるすきま
    ならびに案内スリーブとラムとの嵌合部に形成される供
    給通路を介して前記流体室と供給ポートとを連通させた
    ことを特徴とする油圧昇降リフト。
JP8110280U 1980-06-11 1980-06-11 油圧昇降リフト Expired JPS6038636Y2 (ja)

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JP8110280U JPS6038636Y2 (ja) 1980-06-11 1980-06-11 油圧昇降リフト

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JPS577794U JPS577794U (ja) 1982-01-14
JPS6038636Y2 true JPS6038636Y2 (ja) 1985-11-18

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ID=29443510

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60173705U (ja) * 1984-04-26 1985-11-18 カヤバ工業株式会社 単動型油圧シリンダのクツシヨン装置
JP2501003Y2 (ja) * 1990-10-26 1996-06-12 カヤバ工業株式会社 単動型油圧シリンダのクツシヨン装置

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JPS577794U (ja) 1982-01-14

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