JPH0727061Y2 - エアーリフター - Google Patents

エアーリフター

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Publication number
JPH0727061Y2
JPH0727061Y2 JP7404992U JP7404992U JPH0727061Y2 JP H0727061 Y2 JPH0727061 Y2 JP H0727061Y2 JP 7404992 U JP7404992 U JP 7404992U JP 7404992 U JP7404992 U JP 7404992U JP H0727061 Y2 JPH0727061 Y2 JP H0727061Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
cylinder tube
piston tube
piston
air
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7404992U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0631923U (ja
Inventor
嘉市郎 芦北
Original Assignee
嘉市郎 芦北
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Filing date
Publication date
Application filed by 嘉市郎 芦北 filed Critical 嘉市郎 芦北
Priority to JP7404992U priority Critical patent/JPH0727061Y2/ja
Publication of JPH0631923U publication Critical patent/JPH0631923U/ja
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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばテーブルの高さ
調整を行う際に用いられるエアーリフターに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】工場内の各種設備や機械要素を据え付け
るためのテーブルにはその高さを調整するリフターが設
置されていることが多い。そして、このリフターとして
はジャッキやシリンダ装置等が一般的に用いられてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たリフターは、それだけでは昇降時に位置ずれが生じる
ので、いずれも案内ガイドを対として設置している。従
って、広い設置面積を必要とするのみならず、部品数も
多く要るという問題があった。
【0004】本考案は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、案内ガイドを必要としない、すなわち案
内ガイドを兼ねたエアーリフターを提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案のエアーリフターは、固定台又は昇降台
に取り付けられるピストンチューブと、該ピストンチュ
ーブに気密状かつ摺動自在に外嵌され、昇降台又は固定
台に取り付けられるシリンダーチューブとからなり、前
記ピストンチューブ又はシリンダーチューブにはシリン
ダーチューブ又はピストンチューブの昇降用エアー導入
孔と、シリンダーチューブ又はピストンチューブの昇降
量を規制するためのロッドを設け、かつ前記ロッドはピ
ストンチューブ及びシリンダーチューブに対して偏心さ
せているのである。
【0006】
【作用】本考案のエアーリフターでは、ピストンチュー
ブ又はシリンダーチューブ内に供給された昇降用エアー
は、ピストンチューブに設けられた導入孔を通ってシリ
ンダーチューブ又はピストンチューブ内に導かれてシリ
ンダーチューブ又はピストンチューブを上昇させる。ま
たシリンダーチューブ又はピストンチューブの降下時は
その自重によってエアーが前記導入孔を通ってピストン
チューブ又はシリンダーチューブから導出される。そし
て、このシリンダーチューブ又はピストンチューブの昇
降時、ロッドがピストンチューブ及びシリンダーチュー
ブに対して偏心して設置されているので、ピストンチュ
ーブとシリンダーチューブとの相対位置関係は変化せ
ず、したがって、案内ガイドも不要である。
【0007】
【実施例】以下、本考案のエアーリフターを図1に示す
1実施例に基づいて説明する。図1は本考案エアーリフ
ターの1実施例を断面して示す正面図であり、この図1
において、1は固定台2に例えばボルト止めされるピス
トンチューブである。そして、このピストンチューブ1
の外周面所定位置には、例えば2個のピストンシール3
と2個のブッシュ4が配設され、これらによってピスト
ンチューブ1に外嵌されるシリンダーチューブ5が気密
状かつ摺動自在となされている。
【0008】また、ピストンチューブ1の内周面所定位
置には、例えば2個の蓋体6が設置され、これら蓋体6
にはシリンダーチューブ5の昇降用エアー導入孔6aが
開設されている。従って、例えば固定台2に開設された
エアー供給孔2aからピストンチューブ1内に供給され
た圧力エアーは、前記エアー導入孔6aを通ってシリン
ダーチューブ5内に導かれ、シリンダーチューブ5を上
昇させてシリンダーチューブ5に例えばボルト止めされ
た昇降台7を上昇させるのである。
【0009】さらに、ピストンチューブ1の内周部に
は、同一軸方向でかつその軸心から偏心した位置にロッ
ド8の一方端部を取り付けている。そして、このロッド
8の他方端部をシリンダーチューブ5の上部蓋体5aに
取り付けることでシリンダーチューブ5の昇降量を規制
するとともに、その昇降時にピストンチューブ1とシリ
ンダーチューブ5の相対位置関係が変化しないようにし
ている。
【0010】なお、本実施例では、ピストンチューブ1
を固定台2に設置するとともに、シリンダーチューブ5
を昇降台7に設置して、このシリンダーチューブ5を昇
降させるものを示したが、その逆に、シリンダーチュー
ブを固定台に、またピストンチューブを昇降台に設置
し、ピストンチューブを昇降させるものでもよいことは
勿論である。
【0011】また、本実施例では、固定台2にエアー供
給孔2aを開設し、このエアー供給孔2aからピストン
チューブ1内に圧力エアーを導入するものを示したが、
直接ピストンチューブ1にエアー供給孔を開設し、ここ
から圧力エアーを導入してもよいことは勿論であり、こ
のことは、シリンダーチューブ5に代えてピストンチュ
ーブ1を昇降させる場合も同様である。
【0012】さらに、本実施例では、シリンダーチュー
ブ5の外周面所定位置に昇降台7をボルト止めしたもの
を示したが、シリンダーチューブ5の上端部に昇降台7
をボルト止めしてもよいことは勿論である。
【0013】またさらに、本実施例では、ピストンチュ
ーブ1の下端部の蓋体を固定台2で兼ねさせたものを示
しているが、別に蓋体を設置してもよい。また逆に、昇
降台7をシリンダーチューブ5の上部に設置する場合
は、上部蓋体5aを省略して昇降台でこれを兼ねさせて
もよいことは勿論である。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のエアーリ
フターでは、ロッドをピストンチューブ及びシリンダー
チューブに対して偏心させているので、これらのうちの
どちらかを昇降動させた場合でも、これら両者の相対位
置関係は変化しない。したがって、本考案の場合、案内
ガイドは不要になるので、狭い設置スペースでも据え付
けられることになり、また設備費用も少なくてすむとい
う効果がある。
【0015】なお、昇降台が広い面積の場合には、本考
案のエアーリフターは複数台設置することになるが、こ
の場合、複数のエアーリフターに供給する圧力エアーの
量は同じとなるように制御することは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案エアーリフターの1実施例を断面して示
す正面図である。
【符号の説明】
1 ピストンチューブ 2 固定台 5 シリンダーチューブ 6a エアー導入孔 7 昇降台 8 ロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定台又は昇降台に取り付けられるピス
    トンチューブと、該ピストンチューブに気密状かつ摺動
    自在に外嵌され、昇降台又は固定台に取り付けられるシ
    リンダーチューブとからなり、前記ピストンチューブに
    はシリンダーチューブ又はピストンチューブの昇降用エ
    アー導入孔と、シリンダーチューブ又はピストンチュー
    ブの昇降量を規制するためのロッドを設け、かつ前記ロ
    ッドはピストンチューブ及びシリンダーチューブに対し
    て偏心させたことを特徴とするエアーリフター。
JP7404992U 1992-09-29 1992-09-29 エアーリフター Expired - Lifetime JPH0727061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7404992U JPH0727061Y2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 エアーリフター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7404992U JPH0727061Y2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 エアーリフター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0631923U JPH0631923U (ja) 1994-04-26
JPH0727061Y2 true JPH0727061Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=13535943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7404992U Expired - Lifetime JPH0727061Y2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 エアーリフター

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JP (1) JPH0727061Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014128754A1 (ja) * 2013-02-19 2014-08-28 株式会社Leap Cmp装置及びcmp方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014128754A1 (ja) * 2013-02-19 2014-08-28 株式会社Leap Cmp装置及びcmp方法

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Publication number Publication date
JPH0631923U (ja) 1994-04-26

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