JPS6038505B2 - サニタリ−ル−ム用タイル貼り下部ユニツトの製造方法 - Google Patents

サニタリ−ル−ム用タイル貼り下部ユニツトの製造方法

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JPS6038505B2
JPS6038505B2 JP10939676A JP10939676A JPS6038505B2 JP S6038505 B2 JPS6038505 B2 JP S6038505B2 JP 10939676 A JP10939676 A JP 10939676A JP 10939676 A JP10939676 A JP 10939676A JP S6038505 B2 JPS6038505 B2 JP S6038505B2
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JP
Japan
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panel
resin
tiled
rising
sanitary room
Prior art date
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Application number
JP10939676A
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JPS5335237A (en
Inventor
和正 五十嵐
歳永 遠藤
秀保 寺西
郁夫 陸田
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 従来、浴室、シャワー室、洗面所等にユニット化工法が
行われている。
このユニット基材としてはガラス繊維強化プラスチック
(以下「FRP」という。)を成形型を使用して、箱状
に成形したものが主に使用されており、タイル貼りの場
合にはタイルを合成樹脂接着剤等によって、FRP表面
に改めて接着されている。このFRPにタイル層を形成
させる作業は工数面で多大の時間を必要とする。即ち、
床部分はタイル層と構造外穀のFRPの一体形成は可能
であるが、煩雑な工程が増えてくる上に立上がり面を形
成するにはやはり専門職又はそれに準ずる技術が必要で
あるために、タイル貼りユニットは極めて少ない。更に
、ユニット工法の欠点は、必要とするスペースを持った
ユニット(下部又は下部及び上部)を得る場合、その目
的に適った型が必要であり、ユーザーの要求によっては
型の数が甚しく多くなることもあった。本発明は、これ
らタイル貼りFRPユニットの欠点に鑑みて成されたも
ので、タイル貼りFRPユニットの問題点をことごとく
解決し、而も、極めて簡便に目的とする大きさのタイル
貼りサニタリールーム下部構造体を提供するものである
。以下その詳細を説明する。不飽和ポリエステル樹脂、
ェポキシ樹脂等の熱硬化性液状樹脂に促進剤、硬化剤を
混合してなる結合剤に骨材として川砂、炭酸カルシウム
等を添加し混練し、その後、得られたレジンモルタルを
常温接触圧乃至熱加圧して硬化成形した任意の厚みを持
ったパネル2を得る。
該パネル2に陶器、磁器又は合成樹脂等で作られたタイ
ル1を通常タイル用接着剤として用いられる合成樹脂接
着剤で接着、硬化させて第1図に示すレジンモルタル基
材タイル貼りパネルを得る。このパネルを必要によりそ
のタイル貼りパネルのもう一方の面に第2図の如く化粧
シート等の異種材料3を複合させ化粧面としてもよいし
、又第3図の如くタイル1を両面に形成させ両面タイル
貼りとしても良く、その目的及び用途により特に限定さ
れるものではなし、。次に上記の様な操作を経て得られ
た第1〜3図のタイル貼りレジンモルタルパネルを目的
とする大きさ及び形状を持った床部A及び立上がり部B
に裁断し、これら裁断パネルを箱状に組立てる。
即ち、第4〜9図のように床パネルAの泰瀦端周辺に立
上がりパネル8を突当て立上げ、床パネルと立上がりパ
ネルの鞍面部、立下りパネルと立上りパネルの薮面部を
接合して箱状に一体化する。接合部の接合方法としては
第4図に示すようなカーブラグ5と木ネジ4との締結法
等の機械的結合方法(第4図において、6は接合部をシ
ールするパテである。)、第5〜8図に示す如く接着剤
7を介しての接合方法等、任意の方法で良く、また、前
記接着剤としては、通常構造材料の接着に供される合成
樹脂接着剤が好ましい。更には、第9図に示す様に促進
剤、硬化剤を添加混合した熱硬化性樹脂を途布したシー
ト状繊維8を積層するいわゆるオーバーレィ接合方法も
ある。オーバーレイ接合に使用するシート状繊維物は、
ガラス等の無機繊維又は合成繊維等の有機繊維でも良い
。また、熱硬化性樹脂としてはしジンモルタル結合剤と
して使用した樹脂と同一のものを使うことが好ましいが
、いずれも特に限定されるものではない。以上箱状に組
んだタイル貼りレジンモルタルパネルの接合方法は、上
記の以外の方法を採用しても良く、特に限定はしない。
このように、タイル化粧層を持ったサニタリールーム下
部の箱状構造体の製造方法は、以下に記す利点を有する
■ 予めタイルを鮎つたレジンコンクリート又はしジン
モルタルパネルの裁断サイズを選ぶことによって、どの
様な形状又は大きさの構造体でも型を使用せずに作製す
ることができる。
■ タイル化粧層の形成に際し立上がり部へのタイルの
貼付けには極めて熟練した技術が要求されるが、平板の
パネルを貼付けたものを裁断して組立てるため、タイル
貼付け簡便で工場生産も可能であり、画一化したパネル
が製造出来る点でコストが大中に低減する。
■ 基材としてレジンコンクリート又はしジンモルタル
を使用していることから、凹凸を持った形状のサニタリ
ールーム下部構造体も容易に生産可能であり、しかも、
基材はセメントコンクリートに比して高強度である上セ
メントコンクリートの欠点であったクラックのおそれも
なく、水密性も極めて高い。
■ レジンコンクリート又はしジンモルタル基材自体高
い縦弾性率を有しているため、タイル貼りパネル単独で
各室を間仕切る壁となり得、化粧合板等と複合すること
により更に剛性を持った壁となり得る。
以上の様に、本発明は、極めて簡便に目的とする形状又
は大きさのタイル貼りサニタリールーム下部構造体を安
価に提供するものである。
以下に本発明の実施例について記述する。
実施例 1 (重量部)不飽和ポ
リエステル樹脂 10礎部ナフテン酸コ
バルト 0.5部メチルエチルケト
ンパーオキサイド 1.の部桂砂 49〜74me
sh 40碇郡上記処方の結合剤、
骨材をコンクリートミキサーで充分に混練し、深さ15
肌の平板用木型に流し込み、コテで均一にならした。
次に常温下接触圧で一夜放置硬化後脱型し、厚さ15側
、大きさ3600×360仇肋の基村パネル2を得た後
、ェポキシ樹脂接着剤を800夕/あの割合でパネル表
面に塗布、床用パネルには磁器モザイクタイル1(19
側角:300×300側シート)、立上り用パネルには
、平タイル1(1雌.4×108.4側)をそれぞれ貼
りつけ硬化させた。
こうして得られたタイル貼りのレジンモルタルパネルを
、切断工具を用いて床パネルAは1800×180物廠
、立上りパネルBは1780×900側に裁断し、第6
図に示す様に接合面にェポキシ樹脂鞍着剤7を塗布し、
つき合わせ接合を行い「つき合わせ部が硬化した後に更
に処方例に示す結合剤を秤量450タ′あのガラスマッ
トに塗布したシート状繊維8を積層して、第9図に示す
オーバーレィ接合と行い、目的とする大きさ1800×
1800×90仇舷のサニタリーユニット下部構造体を
得た。実施例 2 ェポキシ樹脂(分子量300〜500のビスフェノール
Aタイプ液状樹脂) 10$部ポリアミドアミ
ン 4碇都メチルセルソルブ
5.の都桂砂 49〜74mesh
30碇都炭酸カルシウム
16碇都上記処方を混練し、厚さ1
2側になる様な金型に流し込み、熱板温度80oo、製
品圧10kg/めで20分加熱加圧して硬化させて厚さ
12肋大きさ150比奴×300扶助のレジンモルタル
パネル2を得た。
次にェポキシ樹脂接着剤を塗布量8009′めで上記パ
ネル表面に塗布し、床用パネルには床モザイクタィルー
、立上り用パネルには平タイル1を各々接着・硬化させ
てタイル貼りレジンモルタルパネルを得た。このパネル
のもう一方の面に第2図に示すようにメラミン樹脂化粧
合板3を貼り合わせた。得られたパネルを切断工具で床
パネルAは1500×150仇奴、立上りパネルBは1
484×150比舷の大きさに切断し、床パネルAには
カールプラグ5を埋めて、これらを第4図に示す様に付
き合わせ、立上りパネルBの側から木ネジ4で留めて箱
状の形状を得た後、付き合わせ接合部にはェポキシ樹脂
にタルクを重量比で1:1に混合して得たパテ6を塗り
接合部のシールを行い、大きさ1500×1500×1
50仇吻のサニタリールーム下部構造体を得た。実施例
3実施例2と同様にして得られたタイル貼りパネルの
もう一方面にもタイル化粧面を得、第3図の如き両面タ
イル貼りパネルとして、これをサニタリールーム内の間
仕切り立上がり壁として使用し、両面タイル貼り立上が
り面を持ったサニタリールーム下部構造体を得た。
かくして、本発明に於いては次の様な有用な効果がある
■ どのような大きさの構造体でも、FRPユニットの
様な高価な型を使用してない為、自由に作成出釆る。
@ タイルを工場で貼れる為、作業性にすぐれ、高度の
熟練技術は不要で工期短縮とコストダウンが可能である
■ 工場で水密性のあるレジンコンクリート又はしジン
モルタルパネル(床と壁)が出来、高強度、高弾性率で
セメントコンクリートの様なクラックのおそれもなく間
仕功壁となり得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明において使用されるレジンモルタル
基村タイル貼りパネルの例の断面図である。 第4〜9図は前記レジンモルタル基材タイル貼りパネル
を裁断した床パネルと立上がりパネルとの接合部の例の
断面図である。1:タイル、2:レジ‐ンモルタルパネ
ル、3:化粧シート、化粧合板等の異種材料、4:木ネ
ジ、5:カールプラグ、6:パテ、7:嬢着剤、8:熱
硬化性樹脂を塗布したシート状繊維、A:床パネル、B
:立上がりパネル。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱硬化性合成樹脂を結合剤として使用したレジンコ
    ンクリート又はレジンモルタルの単独又はその一部にガ
    ラス繊維強化プラスチツク、合板等の異種材料を複合さ
    せたものの片面乃至両面に陶磁器質又は合成樹脂より成
    るタイル層を形成せしめて一定の大きさのパネルを作成
    し、これを床部及び立上がり部の大きさに切断し、床パ
    ネルの縁端周辺に立上がりパネルを立上げ、夫々の接合
    面を接合して箱状に一体化することを特徴とするサニタ
    リールーム用タイル貼り下部ユニツトの製造方法。
JP10939676A 1976-09-14 1976-09-14 サニタリ−ル−ム用タイル貼り下部ユニツトの製造方法 Expired JPS6038505B2 (ja)

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JPS5335237A JPS5335237A (en) 1978-04-01
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JPS5335237A (en) 1978-04-01

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