JPS6038487B2 - 橋脚の雪氷防除装置 - Google Patents

橋脚の雪氷防除装置

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Publication number
JPS6038487B2
JPS6038487B2 JP7583479A JP7583479A JPS6038487B2 JP S6038487 B2 JPS6038487 B2 JP S6038487B2 JP 7583479 A JP7583479 A JP 7583479A JP 7583479 A JP7583479 A JP 7583479A JP S6038487 B2 JPS6038487 B2 JP S6038487B2
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JP
Japan
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snow
section
roof
ice
hot water
Prior art date
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Expired
Application number
JP7583479A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56408A (en
Inventor
吉信 星野
修 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS56408A publication Critical patent/JPS56408A/ja
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Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、冬期において橋脚の上部に雪氷がたし、嬢
し、これが落下して下の人や車両に被害を及ぼすのを防
止するための、橋脚の雪氷防除装置に関する。
第1図は高架橋を示す正面断面図で、第2図は側面図で
あり、鉄道の回送線用の場合を示す。
1は橋脚で、根本が地面2に埋込まれて設置されている
3は橋けた、4は枕木、5は回送線6のレールである。
なお、橋けた3上に鉄筋コンクリートの台床を設置し、
その上にバラスを置き枕木4を介しレ−ル5を敷いたも
のもある。冬期になり降雪があると、上記橋脚1上には
各回送線6の間、つまり橋けた3間の広い空所部に雪が
たし・積してゆき、雪氷7となる。
また、この積雪の一部が融解して零度以下の外気に触れ
て凍結し、つららとなって垂れ下る。この橋脚1付近の
地上は道路などとなり、人や車両が通行している。上記
橋脚1上にたし、積した雪氷7の一部が、ついに落下し
被害を及ぼす。従来、雪氷防除装置として、ごく一部に
電熱器や散水による雪氷防除の方法があるが、前者にあ
っては電力費が高くつき、後者にあっては散水により雪
氷を融解したあとの凍結の問題があり、いずれも実用上
大きい障害となっている。
しかしながら、高架背嚢利用による電鉄線、あるいは高
速道路の必要性が高まっており、特に上越、東北地方に
おいては、高架橋の橋脚上部の雪氷防除の検討が進めら
れている。
上記従来の雪氷防除方法では、電気による熱源では経費
が高価になり、あるいは大量の散水の凍結による新たな
公害の発生となり、実施困難である。
このため、安価であって、公害発生のない橋脚の雪氷防
除装置が強く要望される。
この発明は、橋脚上部にヒートパイプを施設し、ヒート
パイプの蒸発部を安価な熱源により加温することにより
、ヒートパイプの凝縮部に熱輸送して雪氷を融解して水
にし、この水を、上記蒸発部付近に取付けたとし・に受
けて地上に導き排水するようにし、安価で経済性のすぐ
れた、橋脚の雪氷防除装置を提供することを目的として
いる。
第3図はこの発明の一実施例による橋脚の雪氷防除装置
を示すヒートパイプ部の斜視図である。10はヒートパ
イプで、複数本の凝縮部10aが下方に傾斜して配設さ
れ、下方の蒸発部11に気密に接続されている。
このヒートパイプの蒸発部11は、温水管12の内部に
装着され、この温水管内に流通される温水により加溢さ
れる。すると、内部に密封されている作動流体(例えば
アンモニア、フ。ンなど)は蒸発14となり、ヒートパ
イプの凝縮部10aへ移動する。蒸発14は凝縮部10
aで外部の雪氷7により冷却され、凝縮熱hを放出し雪
氷7を融解する。凝縮により液化した作動液体15は再
び蒸発部11へ流下し、ここで蒸発しこれらの作用を繰
返す。この蒸発−凝縮の動作は、凝縮部10aと蒸発部
11の温度差がある限り無限に繰返され、熱輸送が行わ
れる。雪氷7が融解されて生じた冷水は、とし、16に
入り排水管17に集まり、排水18として橋脚1の下部
の排水みぞ(図示は略す)に流出される。第4図は第3
図のヒートパイプによる装置を橋脚上に取付けた雪氷防
除装置を、屋根部は断面で示す側面図である。ヒートパ
イプ10の凝縮部loaと温水管12の部分はコンクリ
ート19によって包まれ、屋根部20とこの屋根部のひ
さし側に設けられたとい部21とを形成している。22
は橋脚1上に回送線6の間部、つまり橋けた3間の広い
空所部(第1図参照)に設けられた支柱で、コンクリ−
ト19による屋根部20を支持する。
屋根部20上の降雪は、屋根部上面で逐次融解され冷水
となって流下し、とい部21面に集まり、排水管17を
流下し橋脚1下方へ排水される。
とし、部21面は温水管12の熱を一部吸収しており、
冷水を凍結させることなく排水管17へ流出させ、端部
に発生しやすいつららを防止する作用をしている。ヒー
トパイプ10を加溢する温水の熱源としては、電気より
安価な石油、石炭による温水機、地0下水、池水や湖水
、海水などあらゆる熱源を利用することができる。
なお、上記実施例では、ヒートパイプを配設する屋根部
として、屋根上面の熱流東の確保、構造物として製作容
易度からコンクリートによったが、他の材料で屋根部を
形成してもよい。以上のように、この発明によれば、橋
脚上に懐斜した屋根部を設け、この屋根部にヒートパイ
プの凝縮部を配設し、ヒートパイプの蒸発部を温水を用
いて加溢するようにしているので、橋脚上の雪氷の防除
が効果に、安価で経済性よく行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は高架橋を示す正面断面図、第2図は第1図の高
架橋の側面図、第3図及び第4図はこの発明の一実施例
による橋脚の雪氷防除装贋を示し、第3図はヒートパイ
プ部の斜視図、第4図は雪氷防除装置の屋根部及びとい
部は断面で示す側面図である。 1・・・・・・橋脚、7・・・・・・雪氷、10・…・
・ヒートパイプ、10a・・・・・・凝縮部、1 1・
・・・・・蒸発部、12・・・…温水管、16・・・…
とい、19……コンクリ−ト、20・・・・・・屋根部
、21・・・・・・とい部。 第1図第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数条の橋けたを載せた橋脚の上部の、上記橋けた
    間の広い空所部に傾斜して設けられた屋根部、この屋根
    部のひさし側に配設されたとい部、このとい部中に配設
    され温水を流通する温水管、及び上記屋根部に凝縮部が
    配設され、上記温水管中に蒸発部が配設されたヒートパ
    イプを備え、このヒートパイプにより蒸発部から凝縮部
    に熱輸送し、上記屋根部上面の降雪を融解し水にして流
    下し上記とい部に受け排出するようにした橋脚の雪氷防
    除装置。
JP7583479A 1979-06-13 1979-06-13 橋脚の雪氷防除装置 Expired JPS6038487B2 (ja)

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JPS56408A JPS56408A (en) 1981-01-06
JPS6038487B2 true JPS6038487B2 (ja) 1985-09-02

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JPS61180483U (ja) * 1985-05-01 1986-11-11

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JPS591723U (ja) * 1982-06-14 1984-01-07 三菱電機株式会社 融雪装置
JPS5953410A (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 Fujisawa Pharmaceut Co Ltd 新型ソフトカプセル剤
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JPS56408A (en) 1981-01-06

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