JP3081960B2 - 融雪装置本体と融雪装置 - Google Patents

融雪装置本体と融雪装置

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JP3081960B2
JP3081960B2 JP09155961A JP15596197A JP3081960B2 JP 3081960 B2 JP3081960 B2 JP 3081960B2 JP 09155961 A JP09155961 A JP 09155961A JP 15596197 A JP15596197 A JP 15596197A JP 3081960 B2 JP3081960 B2 JP 3081960B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
る融雪装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の融雪や排雪方法は下記のような構
成となっている。 A.埋設型融雪装置による融雪方式。 B.ロードヒーティングによる融雪方式。 C.排雪業者による排雪方式。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.埋設型融雪装置による融雪方式の問題点 A.重機及び人手により雪を融雪装置に投入しながら融
雪を行うため、人件費が必要であった。 B.機器が埋設されているので常に湿度が高く、悪条件
で使用、管理しなければならない。 2.ロードヒーティングによる融雪方式の問題点 A.電気、灯油などの維持費が高い。 B.駐車場全面の路盤改良、舗装、熱源設備などの設備
工が伴い工事費が高い。 3.排雪業者による排雪方式の問題点 A.冬期間の交通状態は悪く常に渋滞し、ダンプカーの
雪捨場までの往復は夏期間の数倍かかり無駄な経費がか
かる。 B.自然保護などの問題で雪捨場の減少は免れず、各企
業または自治体ごとの融雪が必要である。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、上述の
問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明は、所定面積に構成された融雪面2Aと、この
融雪面の周囲に配設された排水兼融雪路2Bから構成さ
れ、融雪面2Aは、アスファルト舗装が施され、排水兼
融雪路2Bは、排水兼融雪路本体2Cと融雪パイプ部2
Dから構成され、排水兼融雪路本体2Cは、融雪面2A
の周囲に配設された排水兼送水管収納トラフ2C1と、
この排水兼送水管収納トラフの上面開口部に嵌込まれた
グレーチング2D2から構成され、融雪パイプ部2D
は、排水兼送水管収納トラフの底部に沿って配管された
送水管2D1と、この送水管2D1に融雪面2Aの上面
に積上げられた雪10に対して散水するよう連結された
散水ノズル2D4から構成されている融雪装置本体であ
る。 第2発明は、融雪装置本体2と水槽部3とボイラー
部4から構成され、融雪装置本体2は、所定面積に構成
された融雪面2Aと、この融雪面の周囲に配設された排
水兼融雪路2Bから構成され、融雪面2Aは、アスファ
ルト舗装が施され、排水兼融雪路2Bは、排水兼融雪路
本体2Cと融雪パイプ部2Dから構成され、排水兼融雪
路本体2Cは、融雪面2Aの周囲に配設された排水兼送
水管収納トラフ2C1と、この排水兼送水管収納トラフ
の上面開口部に嵌込まれたグレーチング2D2から構成
され、融雪パイプ部2Dは、排水兼送水管収納トラフの
底部に沿って配管された送水管2D1と、この送水管2
D1に融雪面2Aの上面に積上げられた雪10に対して
散水するよう連結された散水ノズル2D4から構成さ
れ、融雪水は排水兼送水管収納トラフ2C1により水槽
部3に送られ、融雪水の一部は外部に排出され、その他
はボイラー部4で加温され融雪パイプ部2Dに送られる
よう構成されている融雪装置である。
【0005】このほか、下記のように構成することがで
きる。 第1.融雪装置本体2と水槽部3とボイラー部4から構
成され、 A.融雪装置本体2は、所定面積に構成された融雪面2
Aと、この融雪面の周囲に配設された排水兼融雪路2B
から構成され、融雪面2Aは、アスファルト舗装が施さ
れ、排水兼融雪路2Bは、排水兼融雪路本体2Cと融雪
パイプ部2Dから構成され、排水兼融雪路本体2Cは、
融雪面2Aの周囲に配設された排水兼送水管収納トラフ
2C1と、この排水兼送水管収納トラフの上面開口部に
嵌込まれたグレーチング2D2から構成され、融雪パイ
プ部2Dは、排水兼送水管収納トラフの底部に沿って
管された送水管2D1と、この送水管2D1に融雪面
Aの上面に積上げられた雪10に対して散水するよう連
結された散水ノズル2D4から構成され、 B.水槽部3は、水槽本体3Aを仕切壁3A5によって
仕切った沈殿槽3Bと融雪水槽3Cから構成され、沈殿
槽3Bにおける上方部分には給水口3B1と排水口3B
2がそれぞれ設けられ、仕切壁3A5における満水位
W.Lの高さの位置をもって貫通させた横パイプ3Dに
よって沈殿槽3Bと融雪水槽3Cとが連結され、融雪水
槽3Cの底部には、散水用水中ポンプ3C1と加温用水
中ポンプ3C2が配設され、 C.ボイラー部4は、ボイラー室4Aと、このボイラー
室内に配置されたボイラー4Bから構成され、融雪水は
排水兼送水管収納トラフ2C1により水槽部3に送ら
れ、融雪水の一部は外部に排出され、その他はボイラー
部4で加温され融雪パイプ部2Dに送られるよう構成さ
れている融雪装置である。 第2.融雪装置本体2と水槽部3とボイラー部4から構
成され、 A.融雪装置本体2は、所定面積に構成された融雪面2
Aと、この融雪面の周囲に配設された排水兼融雪路2B
から構成され、融雪面2Aは、アスファルト舗装が施さ
れ、排水兼融雪路2Bは、排水兼融雪路本体2Cと融雪
パイプ部2Dから構成され、排水兼融雪路本体2Cは、
融雪面2Aの周囲に配設された排水兼送水管収納トラフ
2C1と、この排水兼送水管収納トラフの上面開口部に
嵌込まれたグレーチング2D2から構成され、融雪パイ
プ部2Dは、排水兼送水管収納トラフの底部に位置し当
該排水兼送水管収納トラフの長手方向に沿って配管され
た送水管2D1と、この送水管2D1に、当該送水管の
長手方向と直交する方向に対して所定角度をもって分岐
された散水枝管2D3と、この散水枝管の先端に融雪面
2Aの上面に積上げられた雪10に対して散水するよう
連結された散水ノズル2D4から構成され、 B.水槽部3は、水槽本体3Aと沈殿槽3Bと融雪水槽
3Cから構成され、水槽本体3Aは、底部3A1,前後
側壁3A2,左右側壁3A3,天板3A4から構成さ
れ、沈殿槽3Bは、水槽本体3A内に前後側壁と平行に
張設された仕切壁3A5によって前側壁側に設けられ、
融雪水槽3Cは仕切壁3A5によって後側壁側に設けら
れ、沈殿槽3Bにおける左側壁3A3の上方部分には給
水口3B1が、また、前側壁3A2の上方部分には排水
口9がそれぞれ設けられ、仕切壁3A5における満水位
W.Lの高さの位置をもって貫通させた横パイプ3Dに
よって沈殿槽3Bと融雪水槽3Cとが連結されていると
共に、この横パイプ3Dの沈殿槽側先端3D1は下方に
屈曲され、融雪水槽3Cの底部には、散水用水中ポンプ
3C1と加温用水中ポンプ3C2が配設され、 C.ボイラー部4は、地上に設置されたボイラー室4A
と、このボイラー室内に配置されたボイラー4Bから構
成され、排水兼送水管収納トラフ2C1と沈殿槽3Bの
給水口3B1とは給水管5で連結され、加温用水中ポン
プ3C2とボイラー4Bとは加温配管6で連結され、ボ
イラー4Bと融雪水槽3Cとは給湯管7で連結され、散
水用水中ポンプ3C1と送水管2D1とは散水配管8で
連結され、沈殿槽3Bの排水口3B2には排水管9が連
結され、加温配管6と給湯管7には自動給気弁Vが設け
られている。 第3.散水枝管2D3は、衝撃を吸収するため高圧ホー
スで構成されている。 第4.散水ノズル2D4からの散水状態は、融雪面2A
の上面に積上げられた雪10に対して当該雪10を上下
部分10A,10Bに分断するよう構成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。2は第1発明の
融雪装置本体である。 A.所定面積に構成された融雪面2Aと、この融雪面の
周囲に配設された排水兼融雪路2Bから構成されてい
る。 a.融雪面2Aは、アスファルト舗装が施されている。
公知の除雪用重機が移動してもその重量に耐えるよう構
成されている。 b.排水兼融雪路2Bは、排水兼融雪路
本体2Cと融雪パイプ部2Dから構成されている。 排水兼融雪路本体2Cは、融雪面2Aの周囲に配設され
た排水兼送水管収納トラフ2C1と、この排水兼送水管
収納トラフの上面開口部に嵌込まれたグレーチング2D
2から構成されている。 融雪パイプ部2Dは、排水兼送
水管収納トラフの底部に位置し当該排水兼送水管収納ト
ラフの長手方向に沿って配管された送水管2D1と、こ
の送水管2D1に、当該送水管の長手方向と直交する方
向に対して所定角度をもって分岐された散水枝管2D3
と、この散水枝管の先端に融雪面2Aの上面に積上げら
れた雪10に対して満遍なく散水するよう連結された散
水ノズル2D4から構成されている。 1は他の発明の融
雪装置で、融雪装置本体2と水槽部3とボイラー部4か
ら構成されている。以下、順に説明する。
【0007】A.融雪装置本体2は、所定面積に構成さ
れた融雪面2Aと、この融雪面の周囲に配設された排水
兼融雪路2Bから構成されている。 a.融雪面2Aは、アスファルト舗装が施されている。
公知の除雪用重機が移動してもその重量に耐えるよう構
成されている。 b.排水兼融雪路2Bは、排水兼融雪路本体2Cと融雪
パイプ部2Dから構成されている。 排水兼融雪路本体2Cは、融雪面2Aの周囲に配設され
た排水兼送水管収納トラフ2C1と、この排水兼送水管
収納トラフの上面開口部に嵌込まれたグレーチング2D
2から構成されている。融雪パイプ部2Dは、排水兼送
水管収納トラフの底部に位置し当該排水兼送水管収納ト
ラフの長手方向に沿って配管された送水管2D1と、こ
の送水管2D1に、当該送水管の長手方向と直交する方
向に対して所定角度をもって分岐された散水枝管2D3
と、この散水枝管の先端に融雪面2Aの上面に積上げら
れた雪10に対して満遍なく散水するよう連結された散
水ノズル2D4から構成されている。
【0008】B.水槽部3は、水槽本体3Aと沈殿槽3
Bと融雪水槽3Cから構成されている。 a.水槽本体3Aは、底部3A1と前後側壁3A2,左
右側壁3A3と、天板3A4から構成されている。 b.沈殿槽3Bは、水槽本体3A内に前後側壁と平行に
張設された仕切壁3A5によって前側壁側に設けられ、
融雪水槽3Cは仕切壁3A5によって後側壁側に設けら
れている。 c.沈殿槽3Bにおける左側壁3A3の上方部分には給
水口3B1が、また、前側壁3A2の上方部分には排水
口9がそれぞれ設けられている。 この結果、排水口3B2の管底によって満水位W.Lが
形成されることになる。 d.仕切壁3A5における満水位W.Lの高さの位置を
もって貫通させた横パイプ3Dによって沈殿槽3Bと融
雪水槽3Cとが連結されていると共に、この横パイプ3
Dの沈殿槽側先端3D1は下方に屈曲されている。 このように沈殿槽側先端を下方に屈曲させるのは、沈殿
槽3B内で浮遊するゴミ類が融雪水槽3C内に侵入する
のを防止するためである。 e.融雪水槽3Cの底部には、散水用水中ポンプ3C1
と加温用水中ポンプ3C2が配設されている。
【0009】C.ボイラー部4は、地上に設置されたボ
イラー室4Aと、このボイラー室内に配置されたボイラ
ー4Bから構成されている。
【0010】融雪装置本体2と水槽部3とボイラー部4
とを連結する流水回路は下記のように構成されている。
排水兼送水管収納トラフ2C1と沈殿槽3Bの給水口3
B1とは給水管5で連結され、加温用水中ポンプ3C2
とボイラー4Bとは加温配管6で連結され、ボイラー4
Bと融雪水槽3Cとは給湯管7で連結され、散水用水中
ポンプ3C1と送水管2D1とは散水配管8で連結さ
れ、沈殿槽3Bの排水口3B2には排水管9が連結され
ている。そして、加温配管6と給湯管7には自動給気弁
Vが設けられており、加温用水中ポンプ3C2が停止し
た時は、自動的に管内に給気され、加温配管6と給湯管
7内の水は、落差により加温用水中ポンプ3C2側へ管
内を流れ自動的に水抜きされるよう構成されている。ま
た、送水管2D1内の水は、散水ノズル2D4より給気
され、落差により散水用水中ポンプ3C1側に水抜きさ
れるよう構成されている。
【0011】
【実施例】さらに、以下のような条件で実験した結果、
極めて良好な結果が得られた。 A.水槽部3は地中に埋設するよう構成する。 B.ボイラー室4Aは地上に配設するよう構成する。 C.水槽本体3Aは、アスファルトやコンクリートなど
で構成する。 D.散水枝管2D3は、衝撃を吸収するため高圧ホース
で構成する。 融雪面2A上を移動する重機が、仮に散水ノズルに接触
するようなことがあっても高圧ホースによって衝撃が吸
収されるので、散水ノズルの損傷を避けることができ
る。 E.送水管2D1は、塩化ビニール管などで構成する。 F.天板3A4には点検口を設ける。 G.公知のグレーチング2D2は、平面長方形の枠2D
21内に桟2D22を所定間隔をもって張設して構成さ
れている。この桟が散水ノズル2D4からの散水の邪魔
になるような場合、その邪魔になっている桟を除去す
る。 H.送水管2D1は、排水兼送水管収納トラフの底部に
敷設した桟木2D11の上面に起立させたT字足2D1
2を利用して支持するよう構成する。
【0012】I.図7,図8が示すように、散水ノズル
2D4からの散水状態は、融雪面2Aの上面に積上げら
れた雪10に対して当該雪10を上下部分10A,10
Bに分断するよう構成されている。言換えれば、散水ノ
ズル2D4は、融雪面2Aの上面に積上げられた雪10
に対して当該雪10を上下部分10A,10Bに分断し
て散水するよう送水管2D1に取付けられていることに
なる。これを具体的な例を挙げて説明する。例えば、駐
車場などに設けられた融雪面2A上に融雪を所望する雪
10を除雪車によって3m位の高さで積上げる。この場
合、散水ノズル2D4からの温水が描く放物線11の頂
部11Aの高さが50cm位になるよう構成する。この
ようにすると、3m位の高さで積上げられた雪10にお
ける下辺から50cm位の位置に散水される。雪はこの
部分で上下に分断され、下方部分の雪は融ける状態とな
り、上方部分の雪は押し被さるように降下する。さら
に、降下した雪における下辺から50cm位の位置に散
水され、この部分で上下に分断され、下方部分の雪は融
ける状態となり、上方部分の雪は押し被さるように降下
する。これに上述の状態で散水する。このような作用が
順次繰り返されるので迅速確実な融雪を実現することが
できる。
【0013】J.融雪面2Aの周囲に配設された排水兼
融雪路2Bの状態は、下記のように構成することができ
る。 a.図5のように平面方形の融雪面2Aの周囲を平面略
コ字状に囲んだ状態に構成したり、図示は省略するが平
面略口字状に囲んだ状態に構成する。 b.図1のように平面方形の融雪面2Aの周囲を平面略
コ字状に囲むと共に、融雪面2Aを左右に分断するよう
に状態に構成する。 K.平行状態の排水兼融雪路2B,2Bの間隔は、20
00〜2300mmが好適である。 L.散水ノズルから散水される温水の温度は5〜6℃で
ある。 M.送水管2D1に対する散水ノズルの取付け状態は、
図9のように一定方向に向ける場合と、図10のように
交互に反対方向に向ける場合とがある。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 A.例えば、大型駐車場に使用した場合、雪の堆積場が
不要となり、駐車スペースを有効に使用することができ
る。この点、従来の場合、駐車場の一部に雪の堆積用ス
ペースを確保するため、駐車スペースがその分だけ狭く
なる。 しかし、本発明によると、このような不便,欠点を解消
することができる。 B.排雪業者などに依頼する必要がなくなる。 C.排雪後、運搬処理する場合より安価に融雪を行うこ
とができる。 D.融雪水がリサイクルされるので下記の効果を期待で
きる。水槽部3に一度水を給水したのちは融雪水を利用
することができるので、高価な上水道の水を使用する必
要がない。 また、地下水を使用すると地盤沈下などの問題が惹起さ
れるが、本発明によればこの点の問題を回避することが
できる。 E.このほか、安価に製造でき、部品点数が少ないので
組立が容易であり、経済的であるなどの効果をも有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】排水兼融雪路部分の1部を切欠いた要部の斜視
図である。
【図3】水槽部の縦断面図である。
【図4】全体の略図的平面図である。
【図5】排水兼融雪路の他の配設例を示す略図的平面図
である。
【図6】送水管の支持状態を説明する略図的断面図であ
る。
【図7】散水状態を説明する略図的横断面図である。
【図8】散水状態を説明する略図的横断面図である。
【図9】送水管に対する散水ノズルの取付け状態を説明
する略図的斜視図である。
【図10】送水管に対する散水ノズルの取付け状態を説
明する略図的斜視図である。
【符号の説明】
1 融雪装置 2 融雪装置本体 3 水槽部 4 ボイラー部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定面積に構成された融雪面(2A)
    と、この融雪面の周囲に配設された排水兼融雪路(2
    B)から構成され、融雪面(2A)は、アスファルト舗
    装が施され、排水兼融雪路(2B)は、排水兼融雪路本
    体(2C)と融雪パイプ部(2D)から構成され、排水
    兼融雪路本体(2C)は、融雪面(2A)の周囲に配設
    された排水兼送水管収納トラフ(2C1)と、この排水
    兼送水管収納トラフの上面開口部に嵌込まれたグレーチ
    ング(2D2)から構成され、融雪パイプ部(2D)
    は、排水兼送水管収納トラフの底部に沿って配管された
    送水管(2D1)と、この送水管(2D1)に融雪面
    (2A)の上面に積上げられた雪(10)に対して散水
    するよう連結された散水ノズル(2D4)から構成され
    ていることを特徴とする融雪装置本体
  2. 【請求項2】 融雪装置本体(2)と水槽部(3)とボ
    イラー部(4)から構成され、融雪装置本体(2)は、
    所定面積に構成された融雪面(2A)と、この融雪面の
    周囲に配設された排水兼融雪路(2B)から構成され、
    融雪面(2A)は、アスファルト舗装が施され、排水兼
    融雪路(2B)は、排水兼融雪路本体(2C)と融雪パ
    イプ部(2D)から構成され、排水兼融雪路本体(2
    C)は、融雪面(2A)の周囲に配設された排水兼送水
    管収納トラフ(2C1)と、この排水兼送水管収納トラ
    フの上面開口部に嵌込まれたグレーチング(2D2)か
    ら構成され、融雪パイプ部(2D)は、排水兼送水管収
    納トラフの底部に沿って配管された送水管(2D1)
    と、この送水管(2D1)に融雪面(2A)の上面に積
    上げられた雪(10)に対して散水するよう連結された
    散水ノズル(2D4)から構成され、融雪水は排水兼送
    水管収納トラフ(2C1)により水槽部(3)に送ら
    れ、融雪水の一部は外部に排出され、その他はボイラー
    部(4)で加温され融雪パイプ部(2D)に送られるよ
    う構成されていることを特徴とする融雪装置。
  3. 【請求項3】 融雪装置本体(2)と水槽部(3)とボ
    イラー部(4)から構成され、融雪装置本体(2)は、
    所定面積に構成された融雪面(2A)と、こ の融雪面の
    周囲に配設された排水兼融雪路(2B)から構成され、
    融雪面(2A)は、アスファルト舗装が施され、排水兼
    融雪路(2B)は、排水兼融雪路本体(2C)と融雪パ
    イプ部(2D)から構成され、排水兼融雪路本体(2
    C)は、融雪面(2A)の周囲に配設された排水兼送水
    管収納トラフ(2C1)と、この排水兼送水管収納トラ
    フの上面開口部に嵌込まれたグレーチング(2D2)か
    ら構成され、融雪パイプ部(2D)は、排水兼送水管収
    納トラフの底部に沿って配管された送水管(2D1)
    と、この送水管(2D1)に融雷面(2A)の上面に積
    上げられた雪(10)に対して散水するよう連結された
    散水ノズル(2D4)から構成され、水槽部(3)は、
    水槽本体(3A)を仕切壁(3A5)によって仕切った
    沈殿槽(3B)と融雪水槽(3C)から構成され、沈殿
    槽(3B)における上方部分には給水口(3B1)と排
    水口(3B2)がそれぞれ設けられ、仕切壁(3A5)
    における満水位(W.L)の高さの位置をもって貫通さ
    せた横パイプ(3D)によって沈殿槽(3B)と融雪水
    槽(3C)とが連結され、融雪水槽(3C)の底部に
    は、散水用水中ポンプ(3C1)と加温用水中ポンプ
    (3C2)が配設され、ボイラー部(4)は、ボイラー
    室(4A)と、このボイラー室内に配置されたボイラー
    (4B)から構成され、融雪水は排水兼送水管収納トラ
    フ(2C1)により水槽部(3)に送られ、融雪水の一
    部は外部に排出され、その他はボイラー部(4)で加温
    され融雪パイプ部(2D)に送られるよう構成されてい
    ことを特徴とする融雪装置。
  4. 【請求項4】 融雪装置本体(2)と水槽部(3)とボ
    イラー部(4)から構成され、融雪装置本体(2)は、
    所定面積に構成された融雪面(2A)と、この融雪面の
    周囲に配設された排水兼融雪路(2B)から構成され、
    融雪面(2A)は、アスファルト舗装が施され、排水兼
    融雪路(2B)は、排水兼融雪路本体(2C)と融雪パ
    イプ部(2D)から構成され、排水兼融雪路本体(2
    C)は、融雪面(2A)の周囲に配設された排水兼送水
    管収納トラフ(2C1)と、この排水兼送水管収納トラ
    フの上面開口部に嵌込まれたグレーチング(2D2)か
    ら構成され、融雪パイプ部(2D)は、排水兼送水管収
    納トラフの底部に位置し当該排水兼送水管収納トラフの
    長手方向に沿って配管された送水管(2D1)と、この
    送水管(2D1)に、当該送水管の長手方向と直交する
    方向に対して所定角 度をもって分岐された散水枝管(2
    D3)と、この散水枝管の先端に融雪面(2A)の上面
    に積上げられた雪(10)に対して散水するよう連結さ
    れた散水ノズル(2D4)から構成され、水槽部(3)
    は、水槽本体(3A)と沈殿槽(3B)と融雪水槽(3
    C)から構成され、水槽本体(3A)は、底部(3A
    1),前後側壁(3A2),左右側壁(3A3),天板
    (3A4)から構成され、沈殿槽(3B)は、水槽本体
    (3A)内に前後側壁と平行に張設された仕切壁(3A
    5)によって前側壁側に設けられ、融雪水槽(3C)は
    仕切壁(3A5)によって後側壁側に設けられ、沈殿槽
    (3B)における左側壁(3A3)の上方部分には給水
    口(3B1)が、また、前側壁(3A2)の上方部分に
    は排水口(9)がそれぞれ設けられ、仕切壁(3A5)
    における満水位(W.L)の高さの位置をもって貫通さ
    せた横パイプ(3D)によって沈殿槽(3B)と融雪水
    槽(3C)とが連結されていると共に、この横パイプ
    (3D)の沈殿槽側先端(3D1)は下方に屈曲され、
    融雪水槽(3C)の底部には、散水用水中ポンプ(3C
    1)と加温用水中ポンプ(3C2)が配設され、ボイラ
    ー部(4)は、地上に設置されたボイラー室(4A)
    と、このボイラー室内に配置されたボイラー(4B)か
    ら構成され、排水兼送水管収納トラフ(2C1)と沈殿
    槽(3B)の給水口(3B1)とは給水管(5)で連結
    され、加温用水中ポンプ(3C2)とボイラー(4B)
    とは加温配管(6)で連結され、ボイラー(4B)と融
    雪水槽(3C)とは給湯管(7)で連結され、散水用水
    中ポンプ(3C1)と送水管(2D1)とは散水配管
    (8)で連結され、沈殿槽(3B)の排水口(3B2)
    には排水管(9)が連結され、加温配管(6)と給湯管
    (7)には自動給気弁(V)が設けられていることを特
    徴とする融雪装置。
  5. 【請求項5】 散水枝管(2D3)は、衝撃を吸収する
    ため高圧ホースで構成されている請求項4記載の融雪装
    置。
  6. 【請求項6】 散水ノズル(2D4)からの散水状態
    は、融雪面(2A)の上面に積上げられた雪(10)に
    対して当該雪(10)を上下部分(10A,10B)に
    分断するよう構成されている請求項1ないし請求項5の
    うちのいずれかに記載の融雪装置。
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