JPH0439286Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439286Y2 JPH0439286Y2 JP2958586U JP2958586U JPH0439286Y2 JP H0439286 Y2 JPH0439286 Y2 JP H0439286Y2 JP 2958586 U JP2958586 U JP 2958586U JP 2958586 U JP2958586 U JP 2958586U JP H0439286 Y2 JPH0439286 Y2 JP H0439286Y2
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- Japan
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- snow
- water
- pool
- concrete blocks
- enclosure
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、屋根から地上に下ろした雪や地上、
道路の積雪を消雪する組立式消雪プールに係るも
のである。
道路の積雪を消雪する組立式消雪プールに係るも
のである。
屋根雪の消雪方法には、いろいろな方法がある
が、地上に下ろした雪を地下水で融かして消雪す
る方法が一番良い方法とされている。
が、地上に下ろした雪を地下水で融かして消雪す
る方法が一番良い方法とされている。
この方法は、地上に散水ノズルや散水ホースを
設けて地下水を散水して消雪しているが、部分消
雪のため、効率が悪く、また多分に地下水を使用
するため不経済であつた。
設けて地下水を散水して消雪しているが、部分消
雪のため、効率が悪く、また多分に地下水を使用
するため不経済であつた。
本考案は、かかる欠点を解決したもので地上に
プールを組み立て、このプールに消雪水を張り、
この中に雪を投げ込んで効率良く消雪し、また夏
には子供の水遊びやプールとしても使用すること
が出来る組立式消雪プールを提供することが技術
的課題である。
プールを組み立て、このプールに消雪水を張り、
この中に雪を投げ込んで効率良く消雪し、また夏
には子供の水遊びやプールとしても使用すること
が出来る組立式消雪プールを提供することが技術
的課題である。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
地上に数個のコンクリートブロツク1を間隔を
置いて並べて、平面より見て間欠的に間隔のあい
た囲枠aを構成し、このコンクリートブロツク1
間に囲板2を取り外し自在に架設状態に設けて前
記コンクリートブロツク1間の間隔を閉塞して数
個のコンクリートブロツク1と囲板2とで囲枠a
を組立て、この囲枠a内側にビニールシート3を
張設して雪投入プールAを形成し、この雪投入プ
ールAに雪投入プールA内に送水する送水管(送
水ホース)4を配設し、雪投入プールA内の水量
を所定量に保持する排水管(排水ホース)5を囲
枠a及びビニールシート3に貫通状態に配設した
ことを特徴とする組立式消雪プールに係るもので
ある。
置いて並べて、平面より見て間欠的に間隔のあい
た囲枠aを構成し、このコンクリートブロツク1
間に囲板2を取り外し自在に架設状態に設けて前
記コンクリートブロツク1間の間隔を閉塞して数
個のコンクリートブロツク1と囲板2とで囲枠a
を組立て、この囲枠a内側にビニールシート3を
張設して雪投入プールAを形成し、この雪投入プ
ールAに雪投入プールA内に送水する送水管(送
水ホース)4を配設し、雪投入プールA内の水量
を所定量に保持する排水管(排水ホース)5を囲
枠a及びビニールシート3に貫通状態に配設した
ことを特徴とする組立式消雪プールに係るもので
ある。
この送水管(送水ホース)4より地下水、温
水、水道水等の消雪水を雪投入プールA内に送水
して水を張り、少量送水を継続させた状態でこの
中に屋根から下ろした雪や地上、道路の積雪を投
入すると雪は消雪水によつて融かされて消雪され
る。
水、水道水等の消雪水を雪投入プールA内に送水
して水を張り、少量送水を継続させた状態でこの
中に屋根から下ろした雪や地上、道路の積雪を投
入すると雪は消雪水によつて融かされて消雪され
る。
雪が融けた分だけ雪投入プールA内の消雪水は
増量し、この増量分だけが排水管(排水ホース)
5より外部に排出され、雪投入プールA内に消雪
水を常に一定量確保した状態で消雪が行われる。
増量し、この増量分だけが排水管(排水ホース)
5より外部に排出され、雪投入プールA内に消雪
水を常に一定量確保した状態で消雪が行われる。
コンクリートブロツク1は接地台6と壁板7と
より形成されたL字型のもので、壁板7の両端部
に囲板2が継合される継合段部9を形成し、コー
ナー用のコンクリートブロツク1は平面より見て
直角に形成されている。
より形成されたL字型のもので、壁板7の両端部
に囲板2が継合される継合段部9を形成し、コー
ナー用のコンクリートブロツク1は平面より見て
直角に形成されている。
囲板2は数枚の木板8を軽量を計るため隙間を
あけて組立てたものを図示しているが、プラスチ
ツク板、アルミニウム板、鉄板、コンクリート板
等でも良い。
あけて組立てたものを図示しているが、プラスチ
ツク板、アルミニウム板、鉄板、コンクリート板
等でも良い。
このコンクリートブロツク1を平面より見て間
欠的に間隔があいた方形枠に並べ、このコンクリ
ートブロツク1間に囲板2の両端部を渡し、固定
金具17で固定して囲枠aを組立て、この囲枠a
の内側に囲枠aよりも大きなビニーリシート3を
敷設し、このビニールシート3の周囲3aを囲枠
aの内壁面に添して上方に立ち上げ、更にビニー
ルシート3の周縁3bを外壁面に折り曲げた上、
所々にシート押さえブロツク10をのせて周縁3
bを固定して雪投入プールAを形成した場合を図
示している。
欠的に間隔があいた方形枠に並べ、このコンクリ
ートブロツク1間に囲板2の両端部を渡し、固定
金具17で固定して囲枠aを組立て、この囲枠a
の内側に囲枠aよりも大きなビニーリシート3を
敷設し、このビニールシート3の周囲3aを囲枠
aの内壁面に添して上方に立ち上げ、更にビニー
ルシート3の周縁3bを外壁面に折り曲げた上、
所々にシート押さえブロツク10をのせて周縁3
bを固定して雪投入プールAを形成した場合を図
示している。
シート押さえブロツク10でなくても第5図に
示すようにU字状の押さえ金具18でも良い。
(19はパイプ受杆) ビニールシート3に限らず、水が漏水しないも
のであれば他の材料でも良い。
示すようにU字状の押さえ金具18でも良い。
(19はパイプ受杆) ビニールシート3に限らず、水が漏水しないも
のであれば他の材料でも良い。
送水ホース4は直接雪投入プールAに連設しな
いで雪投入プールA開口周縁に配した散水ホース
12に連設した場合を図示している。
いで雪投入プールA開口周縁に配した散水ホース
12に連設した場合を図示している。
この散水ホース12はシート押さえブロツク1
0の上部に形成されたホース受凹部13に保持し
た上、紐14で止着している。
0の上部に形成されたホース受凹部13に保持し
た上、紐14で止着している。
排水ホース5は雪投入プールAの立上壁の中程
に連設し、この内側にストレーナ15を設けてい
る。
に連設し、この内側にストレーナ15を設けてい
る。
この送水ホース4、排水ホース5はホースでな
くてもパイプでも良い。
くてもパイプでも良い。
図中16はオーバーフローパイプである。
〔考案の効果〕
本考案は、上述の様に構成したからコンクリー
トブロツク1と囲板2により囲枠aを組立て、こ
の囲枠a内側にビニールシート3を張設して雪投
入プールAを作るものであるが、極めて容易に所
望の容量の雪投入プールAを製作でき、数箇所に
コンクリートブロツク1を配しているから丈夫で
水圧や雪塊で倒れることのない雪投入プールAが
出来上がり、この雪投入プールAの中に消雪水を
張り、そして送水管(送水ホース)4より消雪水
を継続的に出した状態で屋根から下ろした雪、地
上、道路の積雪を投入すれば消雪水によつて融か
されて消雪される。
トブロツク1と囲板2により囲枠aを組立て、こ
の囲枠a内側にビニールシート3を張設して雪投
入プールAを作るものであるが、極めて容易に所
望の容量の雪投入プールAを製作でき、数箇所に
コンクリートブロツク1を配しているから丈夫で
水圧や雪塊で倒れることのない雪投入プールAが
出来上がり、この雪投入プールAの中に消雪水を
張り、そして送水管(送水ホース)4より消雪水
を継続的に出した状態で屋根から下ろした雪、地
上、道路の積雪を投入すれば消雪水によつて融か
されて消雪される。
この雪投入プールAは容積は大きく、雪は直ち
に消雪されるから消雪効率の秀れた消雪プールに
なる。
に消雪されるから消雪効率の秀れた消雪プールに
なる。
その上送水管(送水ホース)4からは常時消雪
水を少量であるが送水することにより消雪水に動
きや流れが出来るから厳寒時でも消雪水が凍結す
ることなく、安心して消雪が出来、消雪されると
溶解水の分だけ増量するが、これは排水管(排水
ホース)5によつて排水されるから外部に溢水す
ることなく、周囲を水浸しにすることがない。
水を少量であるが送水することにより消雪水に動
きや流れが出来るから厳寒時でも消雪水が凍結す
ることなく、安心して消雪が出来、消雪されると
溶解水の分だけ増量するが、これは排水管(排水
ホース)5によつて排水されるから外部に溢水す
ることなく、周囲を水浸しにすることがない。
この排水を利用して消雪することも可能であ
る。
る。
この消雪水は地下水が一番良いが、水道水や雪
融水をボイラー等で加温して循環させて使用して
も良い。
融水をボイラー等で加温して循環させて使用して
も良い。
夏は子供の水遊びやプールとしても使用するこ
とが出来るから経済的であり、また使用しない時
に雪投入プールAをコンクリートブロツク1、囲
板2、ビニールシート3との3部材に分解し、邪
魔にならないように保管して置くことが出来る等
秀れた実用上の効果を有するものである。
とが出来るから経済的であり、また使用しない時
に雪投入プールAをコンクリートブロツク1、囲
板2、ビニールシート3との3部材に分解し、邪
魔にならないように保管して置くことが出来る等
秀れた実用上の効果を有するものである。
第1図は本案品の斜面図、第2図は要部の側断
面図、第3図は囲枠一部の斜面図、第4図は本案
品に使用する部材の斜面図、第5図は押さえ金具
の斜面図である。 A……雪投入プール、a……囲枠、1……コン
クリートブロツク、2……囲板、3……ビニール
シート、4……送水管(送水ホース)、5……排
水管(排水ホース)。
面図、第3図は囲枠一部の斜面図、第4図は本案
品に使用する部材の斜面図、第5図は押さえ金具
の斜面図である。 A……雪投入プール、a……囲枠、1……コン
クリートブロツク、2……囲板、3……ビニール
シート、4……送水管(送水ホース)、5……排
水管(排水ホース)。
Claims (1)
- 地上に数個のコンクリートブロツクを間隔を置
いて並べて、平面より見て間欠的に間隔のあいた
囲枠を構成し、このコンクリートブロツク間に囲
板を取り外し自在に架設状態に設けて前記コンク
リートブロツク間の間隔を閉塞して数個のコンク
リートブロツクと囲板とで囲枠を組立て、この囲
枠内側にビニールシートを張設して雪投入プール
を形成し、この雪投入プール内に雪投入プール内
に送水する送水管を配設し、雪投入プール内の水
量を所定量に保持する排水管を囲枠及びビニール
シートに貫通状態に配設したことを特徴とする組
立式消雪プール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2958586U JPH0439286Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2958586U JPH0439286Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62154020U JPS62154020U (ja) | 1987-09-30 |
JPH0439286Y2 true JPH0439286Y2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=30833600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2958586U Expired JPH0439286Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439286Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101515712B1 (ko) * | 2013-11-11 | 2015-04-27 | 한국수력원자력 주식회사 | 사용후연료저장조의 충수를 위한 조립식 충수장치 |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP2958586U patent/JPH0439286Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62154020U (ja) | 1987-09-30 |
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