JPS6038426A - 高強度及び改善された熔融粘度をもつサーモトロピツク芳香族ポリエステル及びその製造法 - Google Patents

高強度及び改善された熔融粘度をもつサーモトロピツク芳香族ポリエステル及びその製造法

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JPS6038426A
JPS6038426A JP59146156A JP14615684A JPS6038426A JP S6038426 A JPS6038426 A JP S6038426A JP 59146156 A JP59146156 A JP 59146156A JP 14615684 A JP14615684 A JP 14615684A JP S6038426 A JPS6038426 A JP S6038426A
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ハンス‐ルドルフ・デイツケ
マンフレート・シユミツト
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ウルリツヒ・ビスクープ
ルウトウイツヒ・ボツテンブロイヒ
デイーター・フライターク
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/60Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from the reaction of a mixture of hydroxy carboxylic acids, polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/605Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from the reaction of a mixture of hydroxy carboxylic acids, polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds the hydroxy and carboxylic groups being bound to aromatic rings

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高い強度と有利な溶融粘度とを有する高分子量
の全部芳香族から成るサーモトロピック令ポリエステル
(サーモトロピック全芳香族ポリエステル)、その製造
法、並びにそれから成形品、フィラメント、繊維及びフ
ィルムを製造する方法に関する。
サーモトロピック(thermotropic)という
言葉は液晶溶融物を生じる縮重合物を意味する。これら
の物質は公知であり、例えば次の文献に記載されている
エフ・イー・マクファーシン(F、E、 McFarl
ane)ら著、[液晶重合体II、重合体化学における
最近の話題(Liquid Crystal Poly
mers II、 Cantemporary Top
ics in Polymer 5cience)J第
2巻、プレナム(Plenum)出版社、1977年発
行。
タヴリュー・ジェー・ジャクソン(W、 J、 Jac
kson)及びエイチ・エフ・クーファス(H,F、 
KuhfuSS) 、ジャーナル・オヴ争ポリマー・サ
イエンス、ポリマーΦケミストリー・エディジョン(J
PaIymer 5cience、 Polymer 
Chew、 Ed、) 14.2042(1978)。
ダヴリューΦシー拳つ−トy(W、 C,Wooten
)ら、ニーeシフ7す(A、Giferri) r超高
モジュラス重合体(Llltra−high Modu
lus Po1y+*ers)J 382頁以降、ロン
ドン、アプライド・サイエンス(Applied 5c
ience)出版社1879年発行。
ニー・ブルムスティン(A、 Blu+m5tein)
ら著、「重合体中の液晶の配向(Liquid Cry
staline 0rder in Polymers
) J 、アカデミツク参プレス(Academic 
Press)社1878年発行。
ヨーロッパ特許第22344号、第26720号、第1
5 [5号、第1? 310号、第15088号、第8
855号。
Wll 第79101034号、第79/7137号。
ドイツ特許公開明細書$2,751,853号。
17M重合物の溶融物の液晶条件は偏光顕微鏡を用いて
研究することができる。この研究では付属品として接眼
レンズの焦点位置に光ダイオードが置かれた接眼レンズ
装置を使用する。下手に連結されかつコントロール装置
をもつ測定用の増幅器を用いて、試料を載せないでニコ
ル・プリズムを平行に配置し、連結した顕微鏡の上で測
定値を100スケールの目盛に合わせる。ニコル・プリ
ズムが交叉した場合、0.Olの目盛値が得られる。
縮重合物の溶融物の層の厚さの測定値は100用mであ
る。
液晶溶融物は、試料を一度250〜400°Cの温度範
囲で溶融した後に検査を行った。この温度範囲の全体ま
たはその一部で液晶溶融物がa!測された場合、この重
縮合物をサーモトロピックと称す溶融物の光学的な異方
性は液晶状態に起因し、例えば溶融物の中に浮遊した縮
重合物の結晶には由来しないことを確かめるために、一
度試験を行った後に溶融物をさらに30℃高い温度に加
熱した。こうすれば結晶は溶融し、その結果溶融物の光
学的異方性は消失する。溶融物をさらに加熱しても、ニ
コル・プリズムの間に観測された溶融物の色の輝きが消
失しない場合においてのみ、この縮重合物はサーモトロ
ピックであると分類される。測定装置の中でこれらの物
質は目盛が1よりも大であり、大部分は3〜80の目盛
値である。他方、無定形の溶融物、例えば芳香族ポリカ
ーボネートに対しては、目盛の値は0.1以下である。
上記の方法は迅速に実験室で測定を行い実質的にすべて
の場合において明確な結果を得るのに特に適している。
しかし疑わしい場合には、例えばニューヨーク、シトニ
ー、トロント、ジョン争ウィリー・アンドeサンズ(J
ohn Wiley and 5ans)社1374年
発行、ジーΦダヴリュー奉グレイ(G、 W、 Gra
y)及びピー−ニー・ウィンザー(P、 A。
Windsor)著、「プラスティック−クリスタル、
その物理化学的性質及び研究法(Plastic Cr
ystals、 Physico−Cbe+1ical
 Properties and Methodsof
 Investigation)J cl)特に第3章
に記載されたX線広角散乱法により溶融物中の液晶成分
の存在を検出することが有利である。
ドイツ特許公開用m書第2,025,971号にはp−
ヒドロキシ安息香酸、芳香族ジカルボン酸(例えばテレ
フタル酸及びイソフタル酸)及びジフェノール(例えば
ヒドロキノンまたは4.4′−ジヒドロキシジフェニル
)をベースにした高分子量の全部芳香族から成るポリエ
ステルが記載されている。これらのポリエステルは使用
した成分によってサーモトロピックである。このものは
加工して例えば繊維にすることができる。しかし実施例
の13個のポリエステル中で300℃以下で溶融するも
のは一つだけである。従ってこれらのポリエステルの加
工は困難である。
ヨーロッパ特許第1340号にはp−ヒドロキシ安息香
酸、2.6−ジヒドロキシナフタレン及びテレフタル酸
の基が互いに縮合して実質的に成る全部芳香族のサーモ
トロピック・ポリエステルが記載されている。我々の検
査によれば、これらのポリエステルは比較的高い溶融粘
度と低い溶融流動性とをもっていることが示される。こ
れらのポリエステルからつくられた成形品の強度はすべ
ての要求を満足するものではない。
従って本発明の目的は、ドイツ特許公開明細書部2,0
25,971号及びヨーロッパ特許第1340号のポリ
エステルに比べ加工が容易で、しかも優れた機械的性質
を有する全部芳香族から成るサーモトロピック命ポリエ
ステルを提供することである。
本発明の他の目的は、?h可塑的成形法で加工して高強
度の成形品にすることができる全部芳香族から成るサー
モトロピック・ポリエステルを提供することである。
驚くべきことには、p−ヒドロキシ安息香酸、イン−及
び/又はテレフタル酸、及び2,7−シヒドロキシナフ
タレン基を縮合して含む゛全部芳香族から成るポリエス
テルは有利な性質が望ましい方法で組合わされているこ
とが見出だされた。
本発明によれば。
(a) (11321時置換基を有する)p−ヒドロキ
シ安息香酸; (b)(随時置換基を有する)イソ−及び/又はテレフ
タル#: (c) 2.7−シヒドロキシナフタレン:及び随時(
d) ヒドロキノン、レゾルシン、ビスフェノールA 
、 4.4’−ジヒドロキシジフェニル、−ジフェニル
エーテル、−ジフェニルスルフィド、及び/又は−ジフ
ェニルスルフォン及びその置換体をベースにし、(a)
 、 (b) 、 (c) 、 (d)のすべての基に
関し縮合した基(a)が少なくとも40モル2含まれ、
縮合した基(C)及び随時(d)は(a)、(b)、(
C)。
(d)のすべての基に関し5〜30、好ましくは15〜
30、特に好ましくは20〜25モル2含まれ、縮合し
た基(d)は基(c)及び(d)の全量に関し最高80
、好ましくは10〜60、特に好ましくは20〜35モ
ル2含まれ、この際縮合した基のモル比b/(cld)
は0゜85〜l、05である全部芳香族から成るサーモ
トロピック争ポリエステルが提供される。
好適なp−ヒドロキシ安息香酸(a)は核に炭素数1〜
4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、炭素数8〜
10のアリール、または炭素数7〜12のフルキルアリ
ール(例えばフェニル、トリル、及びナフチル)、また
はハロゲン(好ましくは塩素または臭素)の置換基を1
〜2個有するp−ヒドロキシ安息香酸、例えば4−ヒド
ロキシ−2−メチル安息−6酸、4−ヒドロキシ−3−
メチル安息香酸、2−エチル−4−ヒドロキシ安息香酸
、3−エチルートヒドロキシ安息香酸、2−または3−
クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、4−ヒドロキシ−2
−フェニル安息香酸、または4−ヒドロキシ−3−フェ
ニル安息香酸であるが、非置換のp−ヒドロキシ安息香
酸自身が好適である。
好適なイソ−及び/又はテレフタル酸(b)は上記(a
)記載の置換基をもった化合物であるが、特に置換基を
もたないイソ−フタル酸及びテレフタル酸が好ましい。
化合物(d)は最高4個の水素がハロゲン(好ましくは
塩素または臭素)またはフェニルで置換されていること
ができる。好適な化合物(d)は非置換のもの、或いは
メチル置換体、例えばヒドロキシル化、または3,3°
、5.5’−テトラメチル−4,4′−ジヒドロキシフ
ェニルである。
本発明のポリエステルは化合物(a)〜(d)の基を統
計的な分布で、或いはセグメント状で、またはプロ、り
として含むことができる。成分(a)に関しては、その
ブロックが比較的長いと融点及び溶融粘度を著しく増加
させることに注意すべきである。
本発明のポリエステルは−GOOH、−HlOHl−Q
C、H、、アシロキシ、または連鎖終結剤から生じた末
端基を含むことができる。好適な連鎖終結剤にはモノ官
能性の芳香族ヒドロキシル化合物、例えば4−ヒドロキ
シジフェニル、p−ノニルフェノール、4−(1,1,
3,3−テトラメチルブチル)−フェノール、β−ナフ
トール、芳香族モノカルボン酸1例えばジフェニルカル
ボン酸及びナフタレンカルボン酸が含まれる。連鎖終結
剤は成分(a)及び(b)の全量に関し0.5〜5モル
tの酸で使用することができる。
分岐したトリーまたはそれ以上の官能基をもった、好ま
しくは芳香族の単量体、例えばフロログルシン、1,3
.5−ベンゼントリカルボン酸及び3,5−ジヒドロ午
シ安息香酸を、成分(a)及び(b)の全、1 ニ関し
テロ。1〜1モルXの量で随時使用することもできる。
本発明のポリエステルは通常インヒーレントビスコシチ
ーが少なくとも0.5、好ましくは少なくとも1.0 
dl/g (45℃においてp−クロロフェノール1m
l中5粍のポリエステルを含む溶液で測定)である。も
しポリエステルがp−クロロフェノールに不溶の時は、
規定の最低粘度をもつと仮定される。従ってこのものは
主鎖のパラメーターを満足する限り本発明に対応するも
のである。
本発明のポリエステルは長さ対直径の比が20のノズル
を使用して温度340℃以下、好ましくは310℃以下
において剪断速度103/秒で測定した溶融粘度が10
00Pa秒以下であることが好ましい。
本発明のポリエステルは種々の方法、例えば化合物(a
)ないしくd)の反応性誘導体1例えばそれらのエステ
ルまたは酸塩化物の縮合またはエステル交換を行い、次
いで縮重合させることによりつくることができる。
iffMな原料化合物の例は、化合物(a)〜(d)の
アリールエステル、アシルエステル、及び酸塩化物であ
る。
好適な合成法によれば、低級アシルエステル、好ましく
は化合物(a) 、 CC) 、随時(d)の酢酸エス
テルをイソ−及び/又はテレフタル酸と反応させる。ア
シルエステルはまたその場でつくることができる。
化合物(a)〜(d)の基は原料成分と同じ割合でポリ
エステル中に導入される・ 本発明のポリエステルはカーボネート基を含まないこと
が好ましい。
触媒を用いて縮合またはエステル交換反応及び重縮合反
応を促進することが適当である。この種の触媒は公知で
あり、例えばルイス酸及びハロゲン化水素酸;酸化物、
水素化物、水酸化物、ハロゲン化物、アルコレート、フ
ェルレート、有りa酸または無機酸の塩(好ましくはカ
ルボン酸塩)、アルカリ金属の錯塩または混合塩、第1
I属の元素、例えばマグネシウム、カルシウム、周期律
表の副族の元素、例えばバナジン、チタン、マンガン、
コバルト、ニッケル、亜鉛、ランタン、セリウム、ジル
コニウム、または周期律表の他の族の元素、例えばゲル
マニウム、錫、鉛及びアンチモンの錯塩または混合塩、
またはアルカリ金属またはアルカリ土類金属自身、特に
ナトリウム、水酸化ナトリウム、酢酸リチウム、酢酸ナ
トリウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネ
シウム、酢酸コバルト、酢酸亜鉛、安息香酸カルシウム
、マグネシウムアセチルアセトネート、亜鉛アセチルア
セトネート、バナジル−01〜C8−アルコキシド、チ
タンアルコキシド、例えばテトラブチルチタネート、テ
トラプロピルチタネート、アルコキシチタンシリケート
、醋酸ジルコニウム、プロピオン酸ジルコニウム、チタ
ンテトラフェルレート、ナトリウムフェルレート、二酸
化ゲルマニウム、二酸化アンチモン、ジアルキル−及び
ジアリール錫オキシド、二酢酸錫ジブチル、ジブチルジ
メトキシ錫の錯塩及び混合塩が含まれる。マグネシウム
、マンガン、ナトリウム、カリウム、及び亜鉛の酢酸塩
が特に好適である。
触媒の量は使用する全単量体の量に関し好ましくは0.
001〜1、特に0.01〜0.2重量%である。
本発明のポリエステルは180〜370℃の温度におい
てつくることができ、反応は一般に低温から始め、反応
の進行と共に温度を一連続的に上昇させる。反応速度が
低下すると真空を適用することができるが、この場合に
は圧力を常圧から約0.1 ミリバールまで連続的に低
下させることが好適である。
得られた生成物は、好ましくは粒状で、減圧ドにおいて
200〜300℃の温度で二次固相縮合反応を行わせる
。5〜25時間後、分子量が増大し、得られたポリエス
テルの性質は著しく改善される。
従って本発明によれば、成分(δ)ないしくC)。
随時(d)またはその場所でつくることもできるそれら
の反応性誘導体を、随時連鎖終結剤、分岐剤、及び触媒
を存在させ、160〜370℃の温度において、随時減
圧にして反応させることにより新規ポリエステルを製造
する方法が提供される。
溶融粘度が比較的低いために、本発明のサーモトロピッ
ク・ポリエステルは溶融物から有利に射出成形体、フィ
ラメント、繊維、及びフィルムに加工することができ、
生じる剪断力のために分子配向が達成される。この分子
配向は剪断力の強さにより大きい影響を受ける。さらに
このポリエステルは大きな構造粘度を示す。即ち溶融粘
度は剪断力が増加すると著しく減少する。適当な加工方
法には射出成形法、押出法、プレス法、及び溶融押出法
が含まれる。
高い引張強さ、優れた強度、及びかなりの寸度安定性を
もった成形品を本発明のポリエステルからつくることが
できる。ポリエステルは化学薬品に対し極めて抵抗性が
大きく、優れた耐炎性をもっているから、次の製品をつ
くるのに特に適している。
電子製品、例えば絶縁体、プリント回路板、プラグの接
触部品、切片用部品。
化学工業用装置の部品、例えばパイプ、容器のライニン
グ、ローター、滑りベアリング、密封材。
航空機の内装部品。
医療装置の部品、例えばエア・コンディション用装置の
構造部品、及びバルブ部品。
しかし本発明のポリエステルはまた被覆及び被膜材料と
しても使用することができる(粉末または分散した形で
)。また補強材または充填材の含量が補強または充填さ
れる成形組成物に関し5〜65重量%であるような補強
または充填成形品の製造に特に適している。
従って本発明によれば成形品、フィラメント・、繊維、
及びフィルムの製造に本発明の新規ポリエステルを使用
する方法が提供される。
下記の実施例により本発明を例示する。
−次差誇一 衝撃強さくarL)及びノツチ付き衝撃強さくak)は
夫々lO個の試料を用い、DIN 53453 (IS
O/R17!1)に従い、標準の小さい棒について試験
した0曲げ強さは標準の小さい棒を用い、口IN 53
452 (ISO/R178)に従って試験した9曲げ
−E−モジュラスの試験はDIN 53457に従って
行った。加熱時の寸法安定性は口IN 534EIO(
Is 30B)に従ってつ“了イカットーB−軟化温度
を決定することにより測定した。
一夾施胴」− 表面が摺合せになった蓋、攪拌機、窒素入口。
及び9i縮器に連結した精溜管を取り付けた1見の表面
が摺合せになった容器に次の物質を秤量して入れる。
2g7g(約2.15モル)のp−ヒドロキシ安息香酸
141.2.、(約0.85モル)のテレフタル酸ta
e、ig(約0.85モル)の2,7−ジヒドロキシナ
フタレン 471.7g(約4.6モル)の無水酢酸1gのマグネ
シウム 0.5gの(三)酸化アンチモン 窒素雰囲気下において塩浴で混合物を170℃に加熱す
る。酢酸の蒸留速度が低下すると同時に(約1時間後)
、反応容器の温度を2時間に亙り250℃に上昇させ、
次にさらに2時間をかけて300°Cに上昇させる。蒸
留後において圧力を約1 ミリバールに低下させる。 
− この真空操作の間、得られた重合体溶融物の粘度は著し
く増加する。従って溶融物をゆっくりと攪拌する。
真空操作の後で全部で537gの酢酸(残留無水酢酸を
含む)が補集された。
得られた淡いベージュ色のポリエステルを粉砕し、アセ
トンで抽出する。残ったポリエステルのインヒーレント
ビスコシチーはり、7 dl/gであった。
赤外スペクトルにより末端基を定量し、約21000の
平均分子量Mnを得た。
nsc (掃引型示差熱分析法、加熱速度20K1分)
分析からガラス転移温度約130℃が見出だされた。溶
融の際の吸熱は観測されなかった。
−菫照膚一 実施例1t−繰返したが、2.7−ジヒドロキシナフタ
レンの代りに2,8−ジヒドロキシナフタレンを使用し
た。最後の縮合の際、温度を330℃に上昇させなけれ
ばならなかった。ガラス温度120℃。溶融吸熱300
℃。平均分子量Mn 19000 。
実施例1及び対照例のポリエステルを真空中で!30℃
において乾燥し、別々に射出成形して標準の小さい棒に
した。
実施例1のポリエステルは全体の温度280℃で射出成
形したが、対照例のポリエステルは300℃の全体の温
度で射出成形した。
第1表 11 #整強さくKJ/ゴ) 50. 8.37フチ付き衝撃
強さ 307 (KJ/ rn’) 曲げ強さくMPa) 120 9B 曲げ−E−モジュラス(MPa) 5020 6890
ヴアイカツトB(’C) 136137溶融粘度(Pa
秒) 180 800 10” / 280℃ 300℃ 実施例1の反応容器の中に下記の物質を秤量して入れる
278.2 (約2モル)のp−ヒドロキシ安息香酸1
613.1 g(約1モル)のテレフタル酸138.1
g(約0.85モル)の2.7−ジヒドロキシナフタレ
ン 18.5g(約0.15モル)のヒドロキノンaao 
g<約4.8モル)の無水酢酸tgの酢酸亜鉛 0.5gの酸化ゲルマニウム 温度一時間の関係は実施例1と同じである。最終縮合温
度は280℃であった。この方法でつくられたポリエス
テルは著しいIa維状の構造をもっていた。得られた生
成物をアセトンで抽出した。
インヒーレントビスコシチー: :2.13 dl/g
l/中で80℃において乾燥した後、ポリエステルを射
出成形により加工して標準の小さい棒にした(全体温度
285°C)、工業試験で得られた値を第2表に示す。
一災施携」一 実施例1の反応容器の中に下記の物質を秤量して入れる
278.2 g (約2モル)のp−ヒドロキシ安息香
酸6G、45 g(約0.4モル)のテレフタル酸99
.88 g(約0.6モル)のイソフタル酸134.0
5 g(約0.4モル)の2,7−シヒドロキシナフタ
レン ee、o7 g(約0.6モル)のヒドロキノンaao
 g(約4.8モル)の無水酢酸0.5gのチタンテト
ラブチレート 0.5gの酸化ゲルマニウム 実施例1と同様にしてつくられたポリエステルのインヒ
ーレントビスコシチーは1.2 dl/gであった。
粒状にしたポリエステルを真空中(約1ミリバール)で
240℃において18時間の間、後縮合させる。この方
法で処理された生成物のインヒーレン!・ビスコシチー
は2.Hdl/gであった。射出成形(全体温度290
℃)によりつくられた標準の小さい棒について行われた
工業的性質の試験結果を第2表に掲げる。
第2表 ・ 23 衝撃強さくKJ/ rn’) 54.2 35.7ノツ
チ付き衝撃強さ 31.2 27.3(KJ/ゴ) 曲げ強さくMPa) +2’8 111曲げ−E−モジ
ュラス(MPa) 4390 4910つ゛アイカット
B(’O) 133 140溶融粘度(Pa秒) 21
0 400 10” / 285℃ 290℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a) (随時置換基を有する)p−ヒドロキシ安
    息香酸; (b)(随時M換基を有する)イソ−及び/又はテレフ
    タル酸: (c) 2.7−シヒドロキシナフタレン;及び随時(
    d) ヒドロキノン、レゾルシン、ビスフェノールA 
    、 4.4’−ジヒドロキシジフェニル、−ジフェニル
    エーテル、−ジフェニルスルフィド、及び/又は−ジフ
    ェニルスルフォン及びその置換体をベースにし、(a)
     、 (b) 、 (c) 、 (d)のすべての基に
    関し縮合した基(a)が少なくとも40モルX含まれ、
    縮合した基(C)及び随時(d)は(a)、(b)、(
    c)。 (d)のすべての基に関し5〜30モルを含まれ、縮合
    した基(d)は基(c)及び(d)の全量に関し最高8
    0モル2含まれ、この際縮合した基のモル比b/(c+
    d)は0.95〜1.05であることを特徴とするサー
    モトロピック全芳香族ポリエステル。 2、ポリエステルは縮合した基(c)及び随時(d)を
    、成分(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d)の
    すベテノ基に関し15〜30モル2含み、縮合した基(
    d)を成分(c)及び(d)の全量に関し10〜BOモ
    ル駕の量で含んでいる特許請求の範囲第1項記載のポリ
    エステル。 3、ポリエステルは縮合した基(C)及び随時(d)を
    、成分(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d)の
    すべての基に関し20〜25モル2含み、縮合した基(
    d)を成分(c)及び(d)の全量に関し20〜35モ
    ルiの量で含んでいる特許請求の範囲第1又は2項記載
    のポリエステル。 4、成分(a)ないしくC)、随時(d)またはその場
    所でつくることもできるそれらの反応性誘導体を、随時
    連鎖終結剤、分岐剤及び触媒を存在させ、160〜37
    0℃の温度において、随時減圧にして反応させることに
    より特許請求の範囲第1〜3項記載の新規ポリエステル
    を製造する方法。 51反応後固相における後縮合を行う特許請求の範囲第
    4記載の方法。 6.1&形品、フィラメント、繊維、及びフィルムの製
    造に特許請求の範囲第1〜3記載のポリエステルを使用
    する方法。
JP59146156A 1983-07-16 1984-07-16 高強度及び改善された熔融粘度をもつサーモトロピツク芳香族ポリエステル及びその製造法 Pending JPS6038426A (ja)

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