JPS6038425B2 - 粉末ペイントの水性スラリの吹付塗装法 - Google Patents

粉末ペイントの水性スラリの吹付塗装法

Info

Publication number
JPS6038425B2
JPS6038425B2 JP49047046A JP4704674A JPS6038425B2 JP S6038425 B2 JPS6038425 B2 JP S6038425B2 JP 49047046 A JP49047046 A JP 49047046A JP 4704674 A JP4704674 A JP 4704674A JP S6038425 B2 JPS6038425 B2 JP S6038425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
water
slurry
volume
paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP49047046A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5030945A (ja
Inventor
イ− エフ ブル−ア ジヨ−ジ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GURO GURUUPU Inc
Original Assignee
GURO GURUUPU Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GURO GURUUPU Inc filed Critical GURO GURUUPU Inc
Publication of JPS5030945A publication Critical patent/JPS5030945A/ja
Publication of JPS6038425B2 publication Critical patent/JPS6038425B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/02Processes for applying liquids or other fluent materials performed by spraying

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉末ペイント、水および界面活性剤からなり
、該界面活性剤の量は水性部分の表面張力を35ダイン
/肌以下に減少させるに十分な量であり、そして支持体
へ吹付けたとき水が粉末ペイントの間隙容積より少ない
粉末ペイントと水とのフィルムを形成するに必要な最大
濃度の水を含む、ポンプ輸送、及び吹付けしうる粉末ペ
イントスラリの組成物、を用いる吹付塗装法に関する。
近年、粉末ペイントは、工業用コーティング物質として
その種類が急速に増加している。このように粉末ペイン
トが広く受け入れられる理由は、空気汚染が事実上ない
こと、過度に吹付けた粉末ペイントを回収し再使用でき
ること、そして硬化したペイントフィルムが改良された
性質を有していることにある。このような粉末ペイント
コープィングの塗布は、本質的には2工程からなる。そ
の第一工程は粉末の層を塗布することであり、その第二
工程はこの粉末層を凝集し、流動化し、そして硬化して
所望のペイントフィルムとすることである。ところで、
従来の粉末ペイントコーティング技術に於ては、静蚤吹
付コーティング装直または流動層を用いて粉末ペイント
を乾燥形態で塗布してきた。
しかしながら両方法は粉末ペイントを塗布するのに特殊
な装置を必要とし、そのため大きい資本的支出を必要と
し、現在する液状ペイントの吹付装置と浸債装置を廃物
にする鏡向を示している。本発明の目的は、粉末ペイン
トの塗布において液状ベイント吹付装置の使用を促進す
ることにある。
本発明の他の目的は、本質的にふつうの液状ベイント吹
付装置を使用してポンプ輸送および吹付けすることがで
き、かつ吹付けられたとき粉末ペイントと水のフィルム
を形成し、ついでこれを処理してふつうのペイントフィ
ルムにすることができ、かくして大きな資本的支出の必
要性と現存する塗布装置の廃物化を避けることにある。
従来多くの工業、とくにセラミックおよびエナメルコー
ティング工業において、吹付け塗布に使用する装置に類
似する装置を用いて、粒状物質の水性スラリを塗布して
いる。それらの工業において使用するスラリは、種々の
添加物、たとえばガム、樹脂、およびにかわを、懸濁剤
および分散剤として、かつ湿ったフィルムに焼成前強さ
を与えるために、常に含有している。要求される濃度で
このような添加剤を使用することは、それらの添加剤が
粉末ペイントのフィルムの性質に悪影響を及ぼすので、
粉末ペイントの水性スラリにおいて不可能であった。ま
た、スリップまたはスラリを形成するために使用するセ
ラミックおよびエナメルのフリットは、親水性であるの
で、スラリの形成時に容易に湿潤化しうる。しかしなが
ら、粉末ペイントは疎水性であり、スラIJを形成する
ときにも湿潤化しない。粉末ペイントとセラミックおよ
びエナメルのフリットとの物理的性質の差は、ポンプ輸
送および吹付して粉末と水の層を形成できる粉末ペイン
トのスラリをつくる場合特に明白であった。添加剤を含
有しない粉末ペイントおよび水の水性スラリをふつうの
吹付装置を経てポンプ輸送するとき、ポンプ、ガンおよ
びペイントラインは短時間後詰まってしまい、装置は吹
付けを再び続ける前に完全にクリーニングしなくてはな
らなかった。
本発明によれば、吹付装置を詰まらせたり閉塞したりし
ないでポンプ輸送および吹付けでき、そして吹付け時に
粉末ペイントと水のフィルムを形成する、粉末ペイント
の水性スラリを調製できる。本発明によれば、水性部分
の表面張力が35ダイン/仇以下、好ましくは29〜3
5ダイン/仇の、ポンプ輸送、吹付けしうる粉末ペイン
トの水性スラリが調製される。
さらに、水性部分の最小量は粉末の間隙容積より大きく
あるべきであり、そして水性部分の最大量は、スラリが
支持体上に吹付けられたとき、水の部分が粉末の間隙容
積より小さい粉末と水のフィルムを生成する量を越える
べきではない。換言すれば、塗布の間水性部分を粉末部
分の間隙容積より少なくさせるような量の水がスラリか
ら蒸発しなくてはならない。粉末ペイントおよび水の水
性スラリを用いる塗装において、水はふつうの液状ペイ
ント中のピヒクルとして作用する。
水はキヤリヤーとして作用し、フィルム形成成分、この
場合において粉末ペイント、は分散し、ついでこの分散
物は支持体上へ塗布されて水および粉末の接着性湿潤コ
ーティングを形成する。ついで液状キャリャーは蒸発し
て支持体上に粉末の接着性コーティングを残し、このコ
ーティングは引続いて処理されて粉末は凝集し、流動し
、そして所望ペイントフィルムに硬化される。このよう
な水性スラリを用いる塗装において、互いに関連しての
み解決できるいくつかの相互関係のある問題が存在する
それらの問題は、スラリは本質的に従来の付塗布装置か
らそれを詰まらせたりまたは閉塞させたりしないでポン
プ輸送および吹付けされなくてはならないこと、塗布し
た粉末および水のスラIJのコーティングは支持体へ十
分に接着して実質的にたるみ、流れ、またはクリーピン
グのないコーティングを生成しなくてはならないこと、
そして粉末および水の接着性スラリのコーティングは生
じた硬化ペイントフィルムに悪影響を与える濃度でいず
れの物質をも含有してはならないことである。本発明に
よれば、支持体へ吹付けられて粉末および水の接着性フ
ィルムを形成でき、かつ処理されて水を除去され、粉末
ペイントが支持体上に固定されかつ俵着されたペイント
フィルムを形成できる。
自由流動性のスラリの重要な性質の1つは、水性相の表
面張力である。
水性部分の表面張力が35ダイン/肌以下、好ましくは
29〜35ダイン/伽でない場合には、満足な吹付けし
うるかつポンプ輸送できる粉末のスラリは形成されえな
いことがわかった。35ダイン/仇より大きい表面張力
において、粉末スラリはベイント吹付装贋を詰まらせた
り、閉塞させる。
参考例1および実施例1は、粉末スラリに対する表面張
力の効果を例示し、35ダイン/弧より大きい表面張力
のスラリが形成されるとそれがベイント吹付装置を詰ま
らせること(参考例1)、そして(実施例1において)
スラリの表面張力が35ダイン/肌以下に減少すると、
自由流動性のポンプ輸送、吹付けしうるスラリが生成す
ることを例示している。また第5図は、水単独、水およ
び粉末ペイントの表面張力を35ダイン/肌以下に減少
させるに必要な界面活性剤の濃度を示している。
第5図は、界面活性剤としてェーロゾル(Aeroso
l)OTを使用した場合について示している。表面張力
を十分に減少する必要なェーロゾルOTの濃度は0.1
%以下であることが観察される。。1%以下の濃度で表
面張力を35ダィンノ肌以下に減少させる界面活性剤を
使用することが望ましい。
アーミーン(〜meen)SZおよびェーロゾルOTは
、本発明に従って使用するとき満足すべき界面活性剤で
あることがわかった。界面活性剤はスラリの水性部分の
表面張力を35ダイン/抑以下に減少でき、かつ粉末粒
子にまたは形成するペイントフィルムの所望特性に悪影
響を及ぼさないかぎり、いずれの市販の界面活性剤も満
足に使用することができる。第1図に接着性フィルムを
生成するスラリの物理的性質が単純化されて示され、そ
して第2図に自由流動性またはポンプ輸送および吹付け
されうるスラリが示されている。第1図は、大量の粉末
と水とを混合して生じたペースト様外観をもつスラリを
示す。縄拝する道具としてスパチュラを使用し、これを
取り出すと、ペーストは滑らかな水平面にもどらず(8
参照)、そしてべ−ストは流去しない接着性フィルム6
をスパチュラ上に形成する。このようなペースト様組成
物は、短時間の吹付け後ポンプ、ガンおよび他の装置を
詰まらせる。しかしながら、塗布されると、流れたり、
たるんだりまたはクリーピングしない粉末の接着性フィ
ルムを形成するであろう。第1図のペースト様スラ川こ
水をさらに加えると同時に水相の表面張力を35ダイン
/仇またはこれより小さくなるよう保持すると、第2図
に示す「自由流動性」のスラリが生ずる。
損梓道具としてスパチュラを使用し、ついでこれを取り
出すと、スラリはそれ自体の平滑な水平面にもどるかま
たはそれ自体のミニスカス(miniscus)12を
形成し、そしてスラリはスパチュラに接着しないでその
代わり流下する(1氏者照)。このようなスラリは吹付
けガンから吹付け可能であるが、この特性をもつスラリ
が支持体をヒットすると、スラリは流去し、接着性フィ
ルムを形成しないであろう。墳落されたスプレー(頃霧
物)がガンから支持体へ移動する間自由流動性スラリの
液状成分の十分な革が蒸発し、その結果到着した噂霧物
が第1図に描かれた特性をもっと、粉末および水のすぐ
れた接着性をもつフィルが支持体上に形成される。
このようにして、本発明によると、個々のペイント粉末
に対して、ペースト様状態から自由流動状態への移動を
支配する液体の臨界土を決定できる。本発明において、
液体の臨界基は粒状粉末の間隙の容積より大きいと決定
した。間隙容積より大きい量の水をスラリに加えると、
本質的に自由流動性のスラリが生ずるであろう。間隙容
積より4・さい量の水がスラリ中に存在すると、ペース
ト様スラリが生ずるであろう。実施例1は自由流動性粉
末ペイントスラリの調製を説明し、そして参考例2は自
由流動特性をもたないスラリを説明する。本発明におい
て、粉末の間隙の容積は、ここに開示する方法によって
決定されるように、一定重量の粉末粒子の間の間隙の容
積と定義する。
第4図は、間隙容積の決定を概略的に示すものである。
計量したメスシリンダ28内で、計量したペイント粉末
36と、その数倍量の水32とを混合し、このとき水の
表面張力は少草の界面活性剤の添加により35ダイン/
凧以下に減少させておく。ついで放置して粉末を沈降さ
せ、粉末の沈降容積34を定量する。発ぼうが止み、除
去された後、上方のミニスカス3川こより定められた全
容量を続む。メスシリンダ、水および粉末の全重草を測
定する。ついでメスシリンダの重量を引くと、メスシリ
ンダ内の水と粉末の重量が得られる。上層の液体の密度
は測定の精度範囲で1であるという不合理でない仮定を
すると1Mの上層液は1夕に等しいので、計算が単純化
される。そこで全容積30マイナス沈降容積34=上層
液の容積=上層液の重量。したがって上層液の重量を粉
末の重量に加え、ついで粉末および水の全重量から引く
と、粉末粒子間の液体の容積、便宜上「間隙容積」とい
う、に等しい重さが得られる。読みを行ない、ついで再
び擁拝し、再び沈殿させて、他の粗のデータを得るとよ
いであろう。本発明において、水舎量が粉末の間隙容積
に等しいとき、沈降物中の水の重量%として、「臨界組
成」を表す。篭学。
=臨界組成:沈殿物中の水の%ここでiは間隙容積であ
り、そしてgは粉末の重量である。
自由流動性スラリは、第2図に示すように、間隙容積よ
り多い流体を含有するものであり、そして接着性にすぐ
れる吹付けたフィルムは、第1図に示すように、間隙容
積より少ない流体を含有する。
自由流動性スラリを生ずる水と粉末との相対量は、異な
る粉末に対して広く変化し、粒子の大きさおよび形状に
明らかに左右される。
粉末粒子が完全な球であるり、沈降粉末をカバーするに
十分な液体が存在すると、吹付けしうるスラリが得られ
る。
他の極端な例は平らな四角形の板である粉末粒子を例と
してあげることができる。これらの粒子は最小の間隙を
もって「壁中のれんが」のように沈降する懐向があるで
あろう。しかも不規則運動に十分な空間を形成するため
には、十分な液体が添加されてそれらの粒子の最長寸法
の回転が可能となるようになくてはならず、そのときの
空間は球形空間であって、その直径は四角形の板の対角
線に等しい。実際には、本発明の実験において使用する
粉末の形は、顕微鏡検査によると、完全な球または板の
いずれでもなかった。
このように良好に吹付け可能なスラリは、粉末の間隙容
積よりも大き過ぎない容積の液体を使用して得られた。
これらの最4・の液体容積は、個々の粉末の間隙容積は
、個々の粉末の間隙容積の約1.2〜約2.牙音であっ
た。粉末の間隙容積より大きい容積の水を加えることに
より、粉末粒子がペイントガスまたは作業ラインを詰ま
らせる粉末粒子の凝集物を形成しないほど動くに十分な
空間が、粉末ペイント粒子に与えられるものと考えられ
る。
十分な空間が形成されると、粉末粒子は不規則に動くこ
とができ、これにより本発明に従ってスラリに自由流動
特性が与えられる。自由流動性のポンプ輸送されうるス
ラリを生成するために添加できる水および界面活性剤の
混合物の最大量は、間隙容積より大きいが、その過剰量
はスラリをコーティングすべき支持体上へ吹付ける間の
蒸発吹付減量より少ない。
第1図および第2図について説明すると、第2図に描か
れたスラリは、スラリの支持体上への吹付けの間に十分
な量の水や蒸発して第1図の特性をもつ粉末ベイントお
よび水の接着性を生成できる程度に、界面活性剤および
水の混合物で希釈できる。吹付けられた粉末および水の
屑中に含有される水の容積は、たるんだり、流れたりま
たクリーピングしたりしない接着性フィルムを形成する
ためには、粉末の間隙容積より少なくなくてはならない
。自由流動性スラリを生成するために加える水の容積は
、このスラリを支持体へ吹付ける間に十分な量の水が蒸
発して粉末の間隙容積より少ない容積の水を含む粉末ペ
イントおよび水の届を生成することができるかぎり、間
隙容積を必要なだけ越えた母に増加できる。自由流動性
の吹付けしうるスラリの他の特性は、それを燈拝しない
ときの挙動である。
塗布者が呼ぶように「硬く(hard)」沈降するスラ
リは、吹付装瞳の鷹拝に欠ける部分を詰まらせる煩向が
ある。「硬い沈降」は、沈降防止剤、たとえば控n‐A
蛇iEWを加えることによってコントロールできる。
沈降防止剤は、スラリ中の粉末ペイントの硬い沈降を防
ぎ、そして粉末粒子や形成すべきペイントフィルムの所
望特性に悪影響を及ぼさないかぎり、市販されている沈
降防止剤のどれを使用してもよい。実施例3および2は
、沈降防止剤と、硬い沈降特性をもつ粉末との使用を説
明する。スラ川こ沈降防止剤を加えると、粉末の間隙容
積を増加させるので、自由流動性スラリを形成するのに
水の濃度をより高くすることが必要である。以下の実施
例により、本発明を説明する。
参考例 1 マサチュセツツ州インディアン・オーチヤード、グロチ
マル・アベニュー190由のモンサント社のプラスチッ
クス・プロダクツ・アンド・レジン・ディビジョン製の
モンサント(Monsanto)MAIOO山斑004
粉末5夕の間隙容積を、上に略述した操作に従い、2日
間連続して次のように決定した。
スラリの液状部分は、0.05%の界面活性剤を含有し
た(5.2Mの1%ェーロゾルOTおよび94.8の‘
の水)。界面活性剤はェーロゾルOTであった。このェ
ーロゾルOTは、75重さのジオクチルこはく酸ナトリ
ウム、2の重量のジオクチルこはく酸ナトリウム、2の
重量の水、5重土の低級アルコールとして流動性を与え
ると記載されており、ニュージャージイ州ワイン荘のア
メリカン・サイアナミツド・カンパニーのプロセス・ケ
ミカルズ・デパートメントにより製造されたものである
。水の重量 5.0夕 5.
0タ粉末および液体の重量 21.48夕 21
.43タ粉末の沈降容積 6.1の‘
6.1の【上層液の容積 14.0肌
13.9の【上層液および粉末(重量) 19.
0夕 18.9タ間隙容積液体および粉末の重量=上
層液および粉末の重量=間隙の重量または容積
2.5 2.5臨界濃度
33.333.3間隙容積xl00間隙容積および粉末
の重量。
水の容積がこの粉末に対する間隙容積に等しいスラリを
調製するには33.3%の水および66.7%の粉末を
含有するスラリが必要であろう。
スラリを次のように調製した。
300.0夕の粉末 0.13のェーロゾルOT(0.19夕の75%水溶液
)250.0夕の水(45.5%の水)このスラリから
ろ過した液相は、41.8ダイン/肌の表面張力を示し
た。
水の濃度は45.5%であった。これは臨界濃度より高
く、または間隙容積より大きい。スラリを第3図に示す
吹付装置に入れた。この装置は1クオートの大きさのベ
インポット16からなり、約10仇pmで回転するモー
タ14灘梓機18、スラリ中に沈められた遠心ポンプ2
0、約61の(2フィート)の長さの透明なゴムラテッ
クス管(内径3/16インチ、壁1/16インチ)22
を備え、この管は吹付ガン24と連絡し、このガンは#
66ノズルと66日キャップをもつビンクス(Bink
s)モデル#62である。他の61奴(2フィート)長
さのゴムラテツクス管はペイントポット26のもどりラ
インを形成する。櫨群機の回転速度は加減抵抗器で調節
した。スラリはポンプからガンへ循環し、スラIJが吹
付けられないとき1000叫/分の速度でペイントポッ
トへもどる。ガンがスラIJを吹付けているとき、循環
速度は700の【/分に減少する。スラリを数分間ポン
プ輸送した後、流れは流下し、ガンは詰まった。燈拝し
ないと、湿った粉末のふわふわした沈降物がペイントポ
ット中に観察された。ペイントポット中のふわふわした
沈降物は、この粉末がr硬い沈降」特性をもたなかった
ことを示す。実施例 1 参考例1と同じ粉末を用いて2種のスラリを調製し、た
だし次のように水相の表面張力を35ダインノ奴以下に
下げるに十分な量の界面活性剤を加えた。
300.0夕の粉末 0.2夕のエーロゾルOT 250.0夕の水。
この液相は、スラリをろ過すると、30.7ダイン/仇
の表面張力を示した。
水の濃度は、45.5%であり、これは臨界濃度の33
.3%より多かった。両方のスラリを別々に前記袋直に
入れ、よく贋接されたスプレーはスプレーガンを詰まら
せずにすぐれたテストパネルを生成した。ポンプ輸送を
1時間続けたが詰まりは生ずることなく、他のパネルを
すぐれた結果をもつて吹付けることができた。各吹付け
テスト後、残ったスラリをポンプからドレンし、密閉容
器内のプラスチック袋に入れた。
一方のスラリを室温で1週間貯蔵し、他方のスラリを凍
結固体に1週間保持した。凍結スラリを融解し、両方の
スラリを再び吹付けた。各スラリはすぐれた吹付けパネ
ルを生成し、ポンプを詰まらせなかった。このテストを
引続いて2週間行ない、両方のスラリは3週間を経てす
ぐれたテストパネルを生成した。上のテスト法はAST
M法D−松43であり、これは試料の凍結融解安定性を
テストする一般法である。実施例1および2はスラリの
水性部分の表面張力を35ダイン./肌以下にすること
によって、吹付け、ポンプ輸送できるスラリが生成し、
このスラリは吹付けガンを詰まらせないことを示す。
参考例 2参考例1および実施例1において使用したも
のと同じ粉末の他のスラリを、0.1%のェーロゾルO
Tを含有しかつ35ダイン/仇以下の表面張力をもつ水
を使用して、次のように調製した。
300.0夕の粉末 0.12夕のエーロゾルOT 123.0夕の水 このスラリは29.1%の水を含有し、これは粉末の臨
界濃度より少ない。
このスラリは第1図におけるようなペースト様外観をも
ち、前記吹付装置へ入れると、吹付けできず、1分間ポ
ンプ輸送する前にポンプを詰まらせた。
実施例1および参考例2は、スラリの表面張力が35ダ
イン/伽以下に減少すると、粉末の間隙容積より多い量
の水を加えることにより吹付け、ポンプ輸送しうる自由
流動性の粉末ペイントのスラリを形成しなければならな
いことを説明している。
実施例 2 ミシガン州デトロイト、スタンスブリ14100在のグ
ロウ・ケミカル社(GrowChemicalCorp
)製のGrowGP−16−DI粉末5夕の間隙容積を
、前述の操作に従い、次のようにして連結2日間にわた
って決定した。
スラリの液体部分は0.10%の界面活性剤を含有した
(10舷の1%アーミーンSZおよび90の‘の水)。
使用した界面活性剤は、イリノイ州シカゴ・ボックス1
805生のアーマー・インダストリアル・ケミカル社(
A皿om l肘船trialChemicalCo.)
製のナトリウムーココ−2ーアミノブチレートと記載さ
れているアーミーン(〜meen)SZであった。粉末
の重量 5.0夕 5.0タ粉
末および液体の重量 21.8夕 21.8タ
粉末および液体の全容積 21.0の‘ 21.
0の上粉末の沈降容積 9.5の‘
10.1の‘上層液の容積 11.5
の【 11.0の‘上層液および粉末の重量 1
1.5夕 160夕闇隙容積液体および粉末の全重量−
上層液お よび粉末の重量=間隙の容積 5.8 58 臨界濃度 51.5538
間隙空隙×100間隙容積および粉末の重量 上記粉末のスラリは、次のようにして調製した。
300.0夕の粉末 0.45夕のアーミーンSZ 445.0夕の水(59.8%の水) スラリからろ過した液相は、31.4ダイン/仇の表面
張力を示した。
前記装置(参考例1)内に入れると、きわめてすぐれた
ポンプ輸送特性が観察された。
しかしながら、ガンは詰まった。蝿拝しないと、ベント
吹付者が「硬い沈降」と特徴づけるような硬くて多少も
ろい沈降物がペイントポット内に見だされた。実施例
3 実施例2と同じ粉末を用い、硬い沈降を防ぐために沈降
防止剤を加えて、他のスラリを調製した。
このスラリの液体部分は13.1の‘のアーミーンSZ
2(実施例2参照)、3.75地のBen−A−GeI
EW(ニューヨーク州ニューヨーク・フロードウェィ1
11在のナショナル・レッド社(National比a
dCompany)製であり、非常に、微細な極限粒度
に特に加工したマグネシウムモントモリナイト粉末とし
て記載されている)、および83.15の‘の止○を含
有した。
粉末の重量 5.0夕 5.0
タ粉末および液体の重量 22.61夕 22.
56タ液体および粉末の全容積 21.3瓜【
21.5机上粉末の沈降容積 11.6
の【 11.6叫上層液の容量 9.
7の【 9.9叫上層液および粉末の重量 1
4.7夕 14.9タ間隔容積液体および粉末の全重量
−上層液お よび粉末の重量=間隔の重量または 容積 7.9 7.7
臨界濃度 61.260.
5スラリは次のようにして調製した。
200.00夕の粉末 0.70夕のアーミーンSZ O.20夕の&n−A‐GeIEW 斑5.00夕の水(72.8%の水) このスラリからろ過した液相は、34.4ダイン/仇の
表面張力を示した。
前記吹付装置内に入れると、よく頃接されたスプレーは
すぐれたテストパネルを生成し、吹付ガンを詰まらせな
かった。
燈拝しないと、湿ったペイント粉末のふわふわした沈降
物がペイントポット内に観察されたが、硬い沈降は認め
られなかった。したがって、沈降防止剤を加えると、粉
末ペイントの自由流動性、ポンプ輸送、吹付けしうるス
ラリが生成した。テストパネル上へ沈積したスラリは、
加熱して水を除去する前は1.650夕であった。
水を除去した後、重さ0.673夕の粉末枕頚物が得ら
れた。粉末ペイントおよび水の沈積コーティングは、か
くして59.2%の水を含み、この水の量は上で計算し
たように粉末の間隙容積より少ない。72.8%の水を
含有するスラリの吹付けの間に、十分な水が蒸発し去り
、次頚したスラリ中の水の容積は間隙容積の61.2%
より少なくなり、このようにして粉末および水の接着性
コーティングが生成する。
図面の簡単な説劉 第1図は、水の容積が粉末ペイントの間隙の容積より小
さい粉末ペイントおよび水のスラリを例示する。
第2図は、水の容積が粉末ペイントの間隙容積より大き
い粉末ペイントおよび水のスラリを例示する。第3図は
、粉末ペイントおよび水のスラリを支持体上へ吹付ける
のに使用する吹付装置を例示する。第4図は、粉末の間
隙容積を決定する方法を例示する。そして、第5図は、
界面活性剤の水と、粉末スラリの表面張力に対する効果
を示すグラフである。6・・・・・・接着性フィルム、
8・・・・・・ペースト、12……ミニスカス、14…
…モーター、16……ベインポット、18・・・・・・
燈拝機、20・・・・・・遠心ポンプ、28・・・・・
・メスシリンダー、30・・・・・・全容頚、32・・
・・・・上燈液、34・・・・・・沈降容積、36・・
・・・・ペイント粉末。
[G.・ FIG.2 riG.3 「IG.4 「IG.5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水性部分の表面張力が35ダイン/cm以下であり
    、かつ水の最小量は粉末の間隙容積より多くしかも水の
    最大量はスラリを支持体上に吹付けたとき水の部分が粉
    末の間隙容積より少ない、粉末ペイントと水とのフイル
    ムを生成する量を越えないような、粉末ペイントと水と
    からなるスラリを調製し、このスラリを支持体上に吹付
    け、この吹付け中に該スラリから十分な量の水を蒸発さ
    せて水の量が粉末の間隙容積より少ない粉末ペイントと
    水とからなる層を支持体上に形成することを特徴とする
    粉末ペイントの水性スラリの吹付塗装法。
JP49047046A 1973-04-25 1974-04-25 粉末ペイントの水性スラリの吹付塗装法 Expired JPS6038425B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US354374A US3925580A (en) 1973-04-25 1973-04-25 Method of spraying a powder paint slurry
US354374 1994-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5030945A JPS5030945A (ja) 1975-03-27
JPS6038425B2 true JPS6038425B2 (ja) 1985-08-31

Family

ID=23393039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49047046A Expired JPS6038425B2 (ja) 1973-04-25 1974-04-25 粉末ペイントの水性スラリの吹付塗装法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US3925580A (ja)
JP (1) JPS6038425B2 (ja)
BE (1) BE814201A (ja)
BR (1) BR7403397D0 (ja)
CA (1) CA1032029A (ja)
DE (1) DE2420097C2 (ja)
FR (1) FR2227139B1 (ja)
GB (1) GB1433286A (ja)
IT (1) IT1008496B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5258731A (en) * 1975-11-10 1977-05-14 Osame Kogyo Kk Method of preparing thermosetting coatings
JPS52107033A (en) * 1976-03-05 1977-09-08 Nippon Paint Co Ltd Method of manufacturing slurry-type water dispersed paint
EP0080790A3 (en) * 1981-08-10 1985-09-11 Tokyo Copal Chemical Company Limited Method and apparatus for forming an extremely thin film on the surface of an object
EP0113537A1 (en) * 1982-12-13 1984-07-18 Willett International Limited Method of applying an adhesive composition
FR2586592B1 (fr) * 1985-09-04 1988-07-15 Sames Sa Procede de projection d'un produit pulverulent et projecteur de produit pulverulent mettant en oeuvre un tel procede.
US4800107A (en) * 1987-10-15 1989-01-24 The Glidden Company Dry fog sprayable latex paint
JP2721193B2 (ja) * 1988-09-08 1998-03-04 株式会社東芝 循環塗工方法
US5379947A (en) * 1993-11-09 1995-01-10 Basf Corporation Process for producing a powder coating composition
US6150465A (en) 1998-10-01 2000-11-21 Basf Corporation Powder slurry compositions with solid particulate carbamate resin component dispersed in liquid aminoplast resin carrier
DE19910405C1 (de) * 1999-01-28 2000-06-15 Hkr Systembau Gmbh Verfahren zur Beschichtung von nichtleitenden Substraten und Anwendung des Verfahrens
US10589300B2 (en) * 2016-12-02 2020-03-17 General Electric Company Coating system and method
US11067002B2 (en) 2016-12-06 2021-07-20 General Electric Company Gas turbine engine maintenance tool
US20220205709A1 (en) * 2020-12-30 2022-06-30 Whirlpool Corporation Insulation materials for a vacuum insulated structure and methods of forming

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1302271B (ja) *
US2972553A (en) * 1957-04-01 1961-02-21 Gen Plastics Corp Nylon coating method
US3089783A (en) * 1960-01-06 1963-05-14 Pfaudler Permutit Inc Corrosion resistant coating and method of applying the same
US3287157A (en) * 1962-10-10 1966-11-22 Prismo Safety Corp Method of plating metal article with metal
US3446652A (en) * 1964-05-11 1969-05-27 Lester W Smith Chlorinated oxetane polymer coating
US3437072A (en) * 1965-04-15 1969-04-08 Monsanto Graphic Syst Apparatus for fusing an electroscopic powder particle image
SE339374B (ja) * 1966-01-24 1971-10-04 C Forestek
US3687885A (en) * 1970-04-15 1972-08-29 Du Pont Water base paints having an improved balance of anti-drip and leveling qualities
US3770482A (en) * 1971-01-18 1973-11-06 Beatrice Foods Co Electrostatic coating method of applying multilayer coating
US3713872A (en) * 1971-02-01 1973-01-30 Ppg Industries Inc Method of spraying thermoplastic paint compositions
BE789700A (fr) * 1971-10-06 1973-02-01 Grow Chemical Corp Procede de peinture

Also Published As

Publication number Publication date
BR7403397D0 (pt) 1974-11-19
DE2420097C2 (de) 1983-07-21
AU6833074A (en) 1975-10-30
US3925580A (en) 1975-12-09
IT1008496B (it) 1976-11-10
FR2227139B1 (ja) 1977-10-28
CA1032029A (en) 1978-05-30
DE2420097A1 (de) 1974-11-14
FR2227139A1 (ja) 1974-11-22
BE814201A (fr) 1974-08-16
GB1433286A (en) 1976-04-22
JPS5030945A (ja) 1975-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6038425B2 (ja) 粉末ペイントの水性スラリの吹付塗装法
US3185751A (en) Manufacture of latices, dispersions and compounds of polymeric organic materials containing metal
JPS6321714B2 (ja)
US4636543A (en) Protective coating composition
CA2371246A1 (en) Polymer surface coating made by coalescing polymer particulate with a coalescing agent
JPH06212100A (ja) 銅/ニッケルエポキシから成るコーティングとその塗布方法
CN109252666A (zh) 一种地坪施工工艺
JPH04504433A (ja) 保護被覆用重合体水性組成物
JP2000505828A (ja) 熱分離可能なバリアコーティング、そのための組成物とその使用
US5109060A (en) Metallic reflective spray-coatable compositions
US2792376A (en) Protective coating composition containing vinyl resin and metal and method of making the composition
JP4180233B2 (ja) 意匠性塗膜の形成方法
JPH03221238A (ja) 発泡樹脂模型の塗型方法
JP2857934B2 (ja) 防汚塗料組成物
CN107353722A (zh) 金属表面改性涂料及改性方法
JPH0323230B2 (ja)
JP2857933B2 (ja) 防汚塗料組成物
JP2003313971A (ja) 建築材
JPS59193967A (ja) 塩化ビニル樹脂デイスパ−ジヨン塗料
US1966080A (en) Cement paint
JPH05125304A (ja) 凹凸模様状吹付塗料主材用又はパテ用充填材及び凹凸模様状吹付塗料主材又はパテの製造方法
JPH08295876A (ja) 防曇剤組成物
JPS6112505B2 (ja)
JPH03118873A (ja) 多孔質体の塗装方法
JPS58219927A (ja) 撹「はん」方法