JPS6038160Y2 - 炉蓋の取付装置 - Google Patents

炉蓋の取付装置

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Publication number
JPS6038160Y2
JPS6038160Y2 JP11419882U JP11419882U JPS6038160Y2 JP S6038160 Y2 JPS6038160 Y2 JP S6038160Y2 JP 11419882 U JP11419882 U JP 11419882U JP 11419882 U JP11419882 U JP 11419882U JP S6038160 Y2 JPS6038160 Y2 JP S6038160Y2
Authority
JP
Japan
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furnace
furnace lid
lid
hook
suspended
Prior art date
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Expired
Application number
JP11419882U
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English (en)
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JPS5921499U (ja
Inventor
伸二郎 多賀
巌 古谷
Original Assignee
新日本製鐵株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、下方からのみ取付は及び取外しが可能な炉
底部に設けられた炉蓋の取付ける際、セッターリングの
容易な炉蓋の取付装置に関するものである。
例えば、連続焼鈍炉の炉底には炉蓋が銅帯の進行方向に
対し複数個設けられている。
この炉蓋の働きは、(イ)炉中走行する銅帯が何らかの
理由で炉内破断を起こした時、(ロ)炉内で銅帯を移送
するため設けられているハースロールに異物が滞積し、
銅帯が押疵をつける原因となった時、(ハ)炉内のレン
ガや付属品の定期補修時等に、日常かなりの頻度で点検
、補象する時に、炉底に設けられた炉蓋を外して作業す
る目的で設けられたものである。
この炉蓋を取付、取外しする際、重量が約1を程度ある
ため、とうてい人力で取扱うことが不可能であり、さら
に炉底に在るため、天井クレーンやホイストクレーンは
使用できない。
したがって、この炉蓋を取扱う時は、エアー又はオイル
ジヤツキ等の昇降装置を使用している。
この炉蓋を取外す際は特に問題ないが、取付時センター
リングに手間がかかり、作業遅延及び人手を要する作業
を強いられてきた。
本考案は上記した不具合を解消するためになされたもの
で、炉蓋の取付けにあたって、センターリングの容易な
装置を得ることを目的として、炉底から炉蓋を均等力で
吊下げるための索体を吊設し、さらに炉蓋部に索体の先
端部に設けたフックを引掛けるための受金具を設けるこ
とにより、従来の比して作業時間、労力及び安全上有益
な装置を提案するものである。
以下に本考案の実施例を図面にもとすいて説明する。
第1図に示すように、1は連続焼鈍炉本体で、炉内壁レ
ンガ2によって覆われている。
2′は鉄皮である。
3は続焼鈍炉炉底口4に着脱自在に設けられた炉蓋であ
って、図では炉底から外され、昇降装置であるリフター
5に乗せられた状態を示している。
炉蓋3の構造は、中央に炉蓋レンガ6が炉蓋本体7の中
央部に装着され、炉底口4に嵌合するように形成されて
いる。
8及び9は、炉蓋は炉底口に取付ける際センターリング
を容易にするためにそれぞれ設けられた炉蓋及び炉底の
案内板であり、炉内シールの役目も果たす。
10は炉蓋本体7の底部に設けられ、炉底部炉蓋を取付
ける際に使用する固定棒である。
炉本体1に底部に装着された玉枠11の底部に、掛金具
12を介して先端にフック13を装着したチェーン14
が吊設されている。
なおチェーンの他ワイヤーロープ、綿ロープも利用でき
る。
一方、炉蓋3の炉蓋本体7の側面には、前記したチェー
ンフック13を係合するために設けられた受金具15が
突設されている。
炉底部に懸架したチェーンの吊設位置及び吊設個数は、
炉蓋をチェーンにより懸架して垂直に引上げたとき、炉
底口4と炉蓋3が完全に嵌合するようになっている。
点線はチェーンフック13を受金具15に係合した時の
状態を示し、チェーンフックを係合しないで懸架した状
態より角度θだけ炉中心方向に傾斜させる。
16はフック掛は金具で、炉蓋を懸架する必要がないと
きに、フックを引掛けて保持するために炉壁側面柱17
に突設されている。
18はりフタ−の積載テーブル、19はリフターのX形
脚部、20は油圧ジヤツキでリフターのX形脚部を伸縮
自在に矢印方向に上下動させる働きを持っている。
21はリフターの車輪である。第2図は炉蓋3を炉底口
4に取付けた時、炉蓋を固定する固定棒10の固定装置
22で、バンドル23とボルト24から構成され、支軸
25を軸に矢示の如<90°回動できるように玉枠11
に装着する。
26は炉蓋3を取り外した時、固定装置22を係止して
おくためのピンであり、取外し自在な構成となっている
なお、実線は炉蓋3を炉底口4に嵌着したときの固定状
態、破線は炉蓋を取り外す時の状態を示す。
以上述べた構成により、炉蓋を炉底口に嵌着する際、先
ず炉蓋3をリフター5のテーブル18上に積載し、嵌着
すべき対象の炉底口4の直下に移動させ、しかる後、炉
底から懸架されたチェーンのフック13を炉蓋本体7に
突設された受金具15に係合させる。
次いで、リフター5の油圧ジヤツキ20を稼動せしめて
、テーブル18を下げ炉蓋3と離すと、第3図の如く炉
蓋3はチェーン14によって炉底部に懸架される。
あらかじめ、チェーン吊設位置は、炉蓋3と炉底口4の
センターが一致し、さらに炉蓋3を懸架したとき、荷振
れが生じないようにあらかじめ逆ハ字状にθだけ上広位
置に吊設されているため、炉蓋3はチェーン14に懸架
されるやいなや、目的とする炉底口の嵌着位置直下に静
止する。
なおθを0又は下床に懸架しても作業できるが、チェー
ンが案内板8,9にからまる恐れがあり取扱いに注意が
必要となる。
次に、再びリフター5のテーブル18を油圧ジヤツキ2
0を介して上昇させ、炉蓋3をテーブル18に積載した
まま、そのままの位置で炉底口4の嵌着位置で停止させ
る。
次に、炉蓋の固定に当って、固定装置22のピン26を
外し、第2図実線に示す如く、下方垂直位置に下げ固定
棒10を差し込んだ後、バンドル23を廻してボルト2
4で固着させる。
炉蓋を炉底口に嵌着した後は、第4図の如く炉蓋受金具
15からチェーンフック13を外し、フック掛は金具1
6に引掛けて置く。
次にリフターを下げ炉蓋の炉底口への嵌着操作は終了す
る。
以上本考案は単に炉蓋懸架用チェーンを吊設し、このチ
ェーンを係合する受金具を炉蓋に突設せしめることだけ
で、従来の如く、センター合せ用の案内板8と9を一致
させるために、バール等の工具を用い、多数の人手と時
間を要していた旧方式に比べ省力化、作業時間の短縮さ
らに安全上もきわめて大なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例の炉蓋取付前の断面図、第
2図は第1図の炉蓋固定装置の作動説明図、第3図は第
1図の炉蓋取付終了時を吊下げた状態を示す斜視図、第
4図は第1図の炉蓋取付終了時の断面図を示す。 1・・・・・・連続焼鈍炉本体、2・・・・・・炉内壁
レンガ、3・・・・・・炉蓋、4・・・・・・炉底口、
5・・・・・・リフター、6・・・・・・炉蓋レンガ、
7・・・・・・炉蓋本体、8,9・・・・・・案内板、
10・・・・・・固定棒、12・・・・・・受金具、1
3・・・・・・フック、14・・・・・・チェーン、1
5・・・・・・受金具、16・・・・・・フック掛は金
具、22・・・・・・固定装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降装置を使って炉底に着脱自在に設けた炉蓋を嵌着せ
    しめるにあたり、一端にフックを設けた索体を炉底から
    吊設するとともに、炉蓋に前記フック受金具を設け、該
    受金具にフックを係止して炉蓋を懸架せしめたとき、炉
    蓋と炉底口の中心線が一致し、且つ炉底口に対し、水平
    になるような吊上力均等配分位置に前記索体を吊設して
    なる炉蓋の取付装置。
JP11419882U 1982-07-29 1982-07-29 炉蓋の取付装置 Expired JPS6038160Y2 (ja)

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JP11419882U JPS6038160Y2 (ja) 1982-07-29 1982-07-29 炉蓋の取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS5921499U JPS5921499U (ja) 1984-02-09
JPS6038160Y2 true JPS6038160Y2 (ja) 1985-11-14

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