JPS6038131B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JPS6038131B2
JPS6038131B2 JP3391282A JP3391282A JPS6038131B2 JP S6038131 B2 JPS6038131 B2 JP S6038131B2 JP 3391282 A JP3391282 A JP 3391282A JP 3391282 A JP3391282 A JP 3391282A JP S6038131 B2 JPS6038131 B2 JP S6038131B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
dust collection
filter
fine
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3391282A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58152524A (ja
Inventor
好市 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3391282A priority Critical patent/JPS6038131B2/ja
Publication of JPS58152524A publication Critical patent/JPS58152524A/ja
Publication of JPS6038131B2 publication Critical patent/JPS6038131B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集醸した塵挨ごと捨てる使い捨ての紙袋等の
フィルターを用いる電気掃除機の改良に係る。
特に、紙袋の第1細目集塵フィルターを使用する電気掃
除機の除塵装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、紙袋等の使い捨てフィルターは、除塵再生を行な
い繰返し使用のきくフィルターに比べると弱いし、集塵
中に使い捨てフィルターが損傷したり、あるいは同フィ
ルターをフィルター収納部から取り出すときに、破れた
りするので、便し、捨てフィルターを持ち運ぶ際に、塵
挨がこばれて不衛生である。
やもえず、電気掃除機の本体ケースごと、持ち運ばなけ
ればならず、本体ケースが中央で分割できない構造の電
気掃除機では一層重いので取り扱い難い欠点があった。
また、特開昭56−28734号公報記載のように紙袋
の使い捨てフィルターを使用する電気掃除機では従来紙
袋フィルターの除塵装置は備えていないのが一般的であ
った。したがって、この種の電気掃除機の集塵能力は使
用中に低下し、あまり効率が良くない欠点があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで本発明は上記欠点を除くため本体ケース、あるい
は集塵側本体ケースに集塵装置収納部を設け、この集塵
装置収納都内に収納される出し入れ自在の集塵ケースを
設け、この集塵ケースを出し入れする集塵装置収納部に
形成し、集塵ケース内に紙袋等にて形成された使い捨て
の第1細目集塵フィルターを出し入れ自在に収納し、こ
の第1細目集塵フィルターを出し入れするフィルター出
し入れ開□部を前記出し入れ開口部側になるようにして
集塵ケースに形成し、除塵装置と向い合う集塵ケースの
奥部には第2細目フィルターを形成し、前記集塵ケース
の背面に突起体と打撃村を設け、電動送風機のコ山ド巻
取装置の回転により該突起体を打撃することによって前
記第1細目集塵フィルターおよび第2細目集塵フィルタ
ーの除塵を同時に行うことを特徴とするものであり、こ
のような取り扱い上の不具合に対処し、使い捨てフィル
ターの良さを損うことなく、ごみ捨てを手軽に行なえる
電気掃除機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本発明は、通気性および可榛
・性を有し「かつ袋状をなすとともに集堕した塵挨を収
納したまま廃棄する第1細目集塵フィル夕−と、該第1
細目集塵フィルターを収納する集塵ケースの背面に上記
第1細目集塵フィルターと同程度の大きさの塵挨を溌集
可能な波状の第2細目集塵フィルターを設けた電気掃除
機において、前記集塵ケースの背面に突起体と打撃村を
設け、電動送風機のコード巻取装置の回転により該突起
体を打撃することによって前記第1細目集塵フィルター
および第2細目集塵フィルターの除塵を同時に行うよう
にしたものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に沿って説明する。
第3図に示す電気掃除機の本体ケース1は、縦に2分割
されている本体ケース部材を抱き合わせて構成されてい
る。本体ケース部材の中央より後側内部には電動送風機
収納部4が形成されている。
電動送風機収納部4に隣接する後側には排気室5が形成
されている。電動送風機収納室4に隣接する下側にはコ
−ド巻敬装置収納室6が形成されている。各収納室4,
5,6は仕切壁7,8,9により区画されている。電動
送風機収納室4には電動送風機10が、排気室5にはウ
レタンの吸音板11が、コード巻敬装置収納室6にはコ
ード巻取装置12が取り付けられる。
これらの取り付けは、本体ケース部材を抱き合わせるこ
とにより行なわれる。電動送風機10のファンケーシン
グ部13は前側防振ゴム14を介して電動送風機収納室
4の前側に支持されている。電動送風機10の後部は後
側防振ゴム15を介して仕切壁9の支持穴16に支持さ
れている。コード巻取装置12のリール体17にはコー
ド18が巻装されている。
リール体17の下側板の外周にはギャーの歯19が形成
されている。下側板19の下側にはブレーキリング20
が形成されている。電動送風機10の前側、つまり本体
ケース1のほぼ中央部には除鰹装鷹21が設けられてい
る。
この除塵装置21を分解して示したものが第2図である
。除盛装層21は支持基板22にまとめて設けられ「一
つのユニットになっている。除塵装置21について、第
2図および第3図に基づき説明する。
除塵歯車23は支持基板22の中央に取り付けられる。
除酸歯車23は複数の通気窓24が形成されている。こ
の通気窓24を通って塵挨の猿過された空気が電動送風
機10側に流れる。除塵歯車23の外周には歯が形成さ
れている。除塵歯車23の背面には筒状取付部25が形
成されている。
筒状取付部25は支持基板22の中央に形成した筒状支
持部26に鉄め込んで取り付けられる。筒状取付部25
の先端外周には係止爪27が設けられている。この係止
爪27が筒状支持部26の後側端部に係合し、除塵歯車
23の抜け止めが行なわれる。除塵歯車23はプラスチ
ックで形成されているので、筒状支持部26に筒状取付
部25を蕨め込む際に係止爪27は内方に操む。緩め込
みは容易に行なわれる。取り付けられた除塵歯車23は
支持基板22に回転自在になっている。支持基板22に
は除塵歯車23の通気窓24と向い合うところに複数の
通気孔28が形成されている。この通気孔28を通って
塵挨の櫨遇された空気は電動送風機10側に流れる。除
塵歯車23の表面中央に除塵子29がねじ30にて取り
付けられる。
支持基板22の下側には連結歯車31とフェ−ス歯車3
2が回転自在に取り付けられる。
すなわち、歯車支持筒穴33にフェース歯車32の中央
に形成した筒部34を挿入し、筒部34の中に連結歯車
31の取付足35を挿入することにより、取付足35の
先端に形成されている爪が筒部34の裏側端面に係合す
る。こうして連結歯車31とフェース歯車32は結合さ
れる。筒部34の内側は角穴になっている。
取付足35の方は偏平になっているでフェース歯車32
の回転は連結歯車31に伝わる。連結歯車31は除塵歯
車23の歯に係台している。
フェース歯車32の回転は連結歯車31を介して除塵歯
車に伝えられる。支持基板22の上側には除塵カム36
が回転できるように取り付けられている。
すなわち、カム支持筒部37には除塵カム36の軸38
が回転自在に支持される。カム支持筒部37の裏側には
カップリング歯車39の回転自在に支持する支持筒がカ
ム支持筒37と同D的に形成されている。カップリング
歯車39の内側にはカップリング40、スプリング41
、連結軸42が取り付けられる。連結軸42と除塵カム
36をねじ43で締め付けるとカップリング歯車39、
カップリング40およびスプリング41も一緒に取り付
けられる。カップリング歯車39とカップリング4川ま
一方の回転においては連結されるが、他方の回転におい
ては連結これないように構成されている。
回転が伝わらない方向にカップリング歯車39が回わる
と、カップリング40はスプリング41に抗して連結麹
42上をスライドして逃げる。この逃げにより、カップ
リング40‘こ、カップリング歯車39の一方の回転は
伝わらない。カップリング40と連結軸42はいずれの
回転方向にも係合している。
カップリング40がカップリング歯車39により回わさ
れると、連結鞠42を介して除塵カム36は回転する。
カップリング40が回わされない方向にカップリング歯
車39が回わると、険塵カム36は回わらず、カップリ
ング歯車39のみが空転するだけである。カップリング
歯車39は除塵歯車23の歯に係合している。除塵歯車
23の回転はカップリング歯車39に伝わる。しかし、
上述のように、一方の回転においてはカップリング歯車
39は空転するので、除塵子29は除塵歯車23が回わ
るときには常に回転するが除塵カム36は一方の回転し
か行なわれない。除塵装置21は以上のような構成をも
つが、本体ケースーに次のようにして取り付けられる。
本体ケース部村1には、第1図および第2図に示すよう
に、コード巻取装置収納室6の前側仕切壁44が設けら
れている。前側仕切壁44の前側には少し離して縦補強
リブ45が本体ケース部材1の内壁面に上から下まで形
成されている。また本体ケース1の内壁面には横補強リ
プ46が形成されている。この横補強リブ46には切り
欠き47が形成されている。また前側仕功墜44には受
け穴48が形成されている。前側仕切壁44と縦補強リ
ブ45との間に除墜装置21の支持基板22の下部を、
支持基板22の脚部を切り欠き47に鉄めることにより
、除塵装置21は本体ケース1に取り付けられる。
受け穴48にはフェース歯車32を支持している歯車支
持筒穴33の外周が支持される。上記取り付けは、本体
ケース1を抱き合わせる際に行なわれる。こうして取り
付けられるので、除塵装置21の取り付けにはねじ等の
部品を必要としない。除塵装置21が本体ケース1に取
り付けられると、フェース歯車32は前記リール体17
のギャー19に係合する。除塵装贋21はコード巻取装
置12と連結されるので、リール体17の回転は除塵装
置21に伝えられる。除塵歯車23とともに除塵カム3
6の方はコード18を引き出す時のみ回わすようにして
ある。コード巻取装置12に設けられている巻き取りば
ねの負荷を軽くするためにコード18の巻き取り時には
除塵カム36が回わらないようにしたのである。除塵装
置21の前方にあたる本体ケース1の内部には集塵装置
収納部49が設けられている。
この集塵装置収納部49の前部、すなわち本体ケース1
の前側には集塵ケース50を出し入れする出し入れ閉口
部51が形成されている。出し入れ開□部51の口縁前
面部には環状の降出部52が形成されている。
また出し入れ閉口部51は全体として上側が後側に倒れ
るように煩斜している。集塵ケース50は第1図に示す
ようにほぼ箱形である。
これらの内部には紙袋で形成された使い捨ての第1細目
集塵フィルター53が取り出し自在に取り付けられる。
集塵ケース50の前側には使い捨ての第1細目集塵フィ
ル夕−53を出し入れするフィルター出し入れ閉口部5
4が、後側には第2細目集塵フィルター55が形成され
ている。第2細目フィルター55は不織布や布等の猿材
を波形状に屈曲形成したものである。集塵ケース50は
合成樹脂で形成されるので、これを作る際に第2細目フ
ィルター55を金型に置くことにより一体は形成される
。第2細目フィルター55は使い捨ての第1細目フィル
ター53とは異なり、十分な硬さと保形性を有するもの
である。第2細目フィルター55は、波が縦に走るよう
に形成されている。
そして数条の山が集塵ケース50の背面に左右対称に形
成されている。中央は第2細目フィルター55が形成さ
れていないので、通気性はない。この中央部背面に除塵
打撃村56が設けられている。除塵打撃杵56の下端は
支持台57にねじ58をもって固定されている。上側は
固定されていないので、打撃村56の上側はフリーであ
る。除塵打撃村56は第2細目フィルター55の頂部よ
り落ち込んでいる。集塵ケース50の中央背面部に中空
の受撃突起体59が一体に形成されている。
受姿突起体59は打撃杵56の上側に位置するところに
設けられている。そして打撃杵56が振動すると受蓬突
起体59に当るように構成されている。受繋突起体59
は集塵ケース50の内方に開□しているが、外側は塞が
っている。集塵ケース50の内壁面には前側から奥側に
向って延びるリプ60が形成されている。
このリブ6川ま多数設けられている。このリブ60は使
い捨て第1細目フィルター53の外表面と集塵ケース5
0の内壁面との間で通気がよく行なわれるようにしたも
のである。前後方向にリブ60が延びるように形成した
のは集塵ケース50の金型抜きと通気性確保を併せて考
慮したものである。集塵ケース50の出し入れ閉口部6
1は口縁に環状のつば部61を有する。つば部61は外
周に延びているとともに外周部に前方へ突出する様部6
1′が一体に形成されている。集塵ケース50の出し入
れ開□部51には集塵ケース気密パッキング62が取り
付けられる。
この集塵ケース気密パッキング62はゴム等の弾性体で
形成されている。集塵ケース気密パッキング62の中央
には取付用溝で、前面には外周に延びる薄いリップ63
が、後面には内方に延びるつば部64が設けられている
。そしてつば部64の後面外周部には後方に突出する提
部66が設けられている。集塵ケース気密パッキング6
2は、これの取付用溝に簾塵ケース50のつば部61と
淀部61′を鉄め込むことにより、集塵ケース501こ
取り付けられる。
集蟻ケース50の出し入れ関口部51は口縁が集鰹ケー
ス気密パッキング62にて包まれる。集塵ケ−ス50を
繁塵装置収納部49に差し込んで取り付けると、集塵装
置収納部49側の降出部52に集墜ケース気密パッキン
グ62のつば部64が、同じく集塵ケース気密パッキン
グ62の提部65は前記隆出部52の外周にあたる−段
後退したところにそれぞれ当援する。
この当接により集塵ケース50の前側外周と集塵装置収
納部49との気密がとられる。集塵ケース50の内側奥
部には着脱自在の粗目フィルター66が取り付けられる
この粗目フィルター66は第1図、第3図に示すように
、枠体67にナイロンやポリエチレン等で形成したネッ
ト68を一体に張り付けている。
ネット68には音叉形状をした振動伝達体69が一体に
形成されている。振動伝達体69の上部中央背面には受
振体ボス70が形成されている。受振体ボスTOの表側
面には縦リブ71が形成されている。また受振体ボス7
0から下向に延びる縦支骨72が形成されている。縦支
骨72のほぼ中央には円板73が形成されている。前記
枠体67の背面には環状の提部74が形成されている。
粗目フィルター66は、集塵ケース50のフィルター出
し入れ閉口部54から集塵ケース50の内側に挿入し、
奥部にセットする。粗目フィルター66の挿入は縦リブ
71を持って行なわれる。セットされた粗目フィルター
66は、前記提部74の端面が全体的に集塵ケース50
の奥面に当榛する。受振体ボス70は、粗目フィルター
66を集塵ケース50内にセットすると、前記受肇突起
体59の穴に磯合する。
粗目フィルター66を備えた集塵ケース50を集塵装置
収納部49内にセットすれば、第3図に示すような状態
に置かれ、第1細目フィルターの底部が粗目フィルター
66に接する。
除墜カム36は除塵打撃村56の側面に接合するように
、除塵子29が第2細目集塵フィルター55の背面側谷
間に位置するように集塵ケース5川まセットされる。除
塵カム36はコード巻取装置12のコード18を引き出
す時のみ回転するが、この除塵カム36の回転によって
、除塵打撃好56は、これ自体の弾性に抗して湾曲する
。除塵カム36の山が除塵打撃杵56から外れると、除
塵打撃杵56は弾力により、瞬時に元に戻る。この時、
除塵打撃村56は受繋突起体59を強く叩く。受繋突起
体59は強く振動し、受振体ボス70を介して振動伝達
体69を振動させる。ネット68は振動伝達体69とと
もに振動し、築塵ケース50内に収納されている使い捨
て第1細目フィル夕−53を振動させて第1細目フィル
ター53の除塵を行なう。
同時に第2細目フィルター55も振動させられるので同
フィルター55の除塵も同時に行なわれる。集塵ケース
50の前側には開閉自在の内蓋体75が取り付けられて
いる。
集塵ケース50のフィルター出し入れ開□部54は内蓋
体75を閉じた時に全開口面積の約半分にあたる下側に
閉じられる。内蓋体75は下側が支藤にて支持されてい
るので回動式になっており、手前側に倒すように開かれ
る。集塵ケース50を集塵装置収納部49から外した状
態で内蓋体75を開いた時、集塵ケース50の底面線上
と面一もしくは内蓋体75の先端側が底面線上よりも若
干下がるところで内蓋体75が止まるようにしている。
これは使い捨て第1細目フィルター53の取り付け、取
り外しがし易い。特に、内蓋体76の先端が上記底面線
上よりも若干下がるところで止まるようにした場合、次
のような使用方法を取る場合に好都合である。すなわち
、第2細目フィルター55を下にして集塵ケース50を
横向きに置いた場合、開かれた内蓋体75は垂直位置を
少し越えたところで止める。
この状態で安定しているので、使い捨て第1細目フィル
ター53の引き出しがし易い。また内蓋体75がこれ以
上開かれるようにすると、集塵ケース気密パッキング6
2のリップ63に当り、リップ63のところを外側に決
るようになる。
集塵ケース気密パッキング62は弾性を利用して取り付
けられているものであるので、えぐることにより外れる
恐れがある。使い捨て第1細目フィルター53の引き出
し‘こは、内蓋体75の開き度合は上記の程度で足りる
。それ以上に開いても、使い捨て第1細目フィルター5
3の引き出しが良くなるものでもなく、逆に集塵ケース
気密パッキング62に対する不都合が出てくるので、内
蓋体75の開き角度は上記のところにするのが手頃であ
る。
集塵ケース50が第2細目フィルター55を下にして座
り良く置かれるのは、第2細目フィルター55の背面山
頂部が全体として面−であり、かつ第2細目フィルター
55自体が比較的硬い保形性のもので作られていること
に加え、背面山頂部から突出するものがないからである
前記除塵打撃杵56および受婆突起体59を第2細目フ
ィル夕−55の背面山頂部よりやや落し込んだのは、集
塵ケース50を上記のように置くことを考慮したところ
である。
内蓋体75には前面に大きな凹部76が形成されている
凹部76は内蓋体75の先端側に抜けている。凹部76
の先端側左右に段部77が設けられている。凹部76の
下側には窪み78が設けられている。一方集塵ケ−ス5
0のフィルター出し入れ関口部54には、上側中央に取
付ピン79が形成されている。使い捨て第1細目フィル
ター53は、吸塵が行なわれると、第3図に示すように
脹らむが、使用前には第1図に示すように折りたたまれ
ている。
使い捨て第1細目フィルター53は薄手の柔らかい紙等
で作られている。柔らかいもので作られているので折ら
れたものが吸塵による脹らむのである。この使い捨て第
1細目フィルター53には取付板80が貼付けされてい
る。取付板80の中央には第1細目フィルター53内に
通ずる吸入口81が形成されている。取付板80の上側
には取付穴82が、下側には蓋83がそれぞれ形成され
ている。蓋83のつなぎ部には折るためのミシン目が形
成されている。取付板80‘ま厚手の硬い紙で作られて
いるのでミシン目を付けているのである。使い捨て第1
細目フィルター53を集塵ケース501こ取り付けると
、第4図のようになる。
吸塵前であるので、実際は、細目フィルター53は脹ら
んでいない。取付板80の下側両端は段部77に鼓まる
。取り付け穴82は取付ピン79に鉄まる。蓋83は凹
部76に鉄まる。取り付け穴82、段部77は多少大さ
目に形成されているので、取付板80は上下左右に多少
動き得る。集塵後は蓋83で吸入口81を閉じる。この
蓋83を起こす時に窪み78があるので、蓋83に指を
頚け易いので蓋83の閉じが容易に行なわれる。使い捨
て第1細目フィルター53を取り付ける時には先に内蓋
体76を閉じておく。内蓋体76は、集塵ケース60の
フィルター出し入れ関口部54が斜めになっているので
閉じた状態で止まる。手で内蓋体76を押えておかなく
とも使い捨て第1細目フィルター53の取付板80をセ
ットできるのである。セット後も内蓋体76は自然に開
かないので、取り扱いのし易いものである。本体ケース
1の前側には第3図、第5図に示すように開閉自在なる
外蓋84が設けられている。外蓋84は本体ケース1の
前側下部に回動自在に鞠支持されている。外蓋84の前
面には前カバー85が、内側には内側カバー86が取り
付けられている。
前カバー85には吸入ホース(図示せず)を着脱自在に
取り付ける吸込口87が設けられている。内側カバー8
6には流出案内口88が設けられている。流出案内08
8の付け根のところに前記吸込口87の先端がパッキン
グ89を介して取り付けられている。パッキング89に
は逆止弁89′が一体に形成されている。流出案内口8
8の外周には吸口パッキング90が設けられている。外
蓋84の上側には、クランプ91が取り付けられている
クランプ91には係合附勢用のばね92が設けられてい
る。一方本体ケース1の前側上部にはクランプ係止部9
3が設けられている。
外蓋84を閉じると、クランプ91の爪がクランプ係止
部93に係合し、外蓋84は開かない。クランプ91を
操作して爪をクランプ係止部93から外すと、外蓋84
を開くことができるのである。外蓋84を閉じると、流
出案内口88は使い捨て第1細目フィルター53の取付
板82に設けられている吸入口81に挿入される。
そして吸口パッキング90は取付板82に当援するとと
もに内側カバー86の外周側は集塵ケース気密パッキン
グ62のリップ63に当援する。かかる外蓋84の蓋閉
じにおいて、吸入口81への流出案内口88の挿入は、
多少寸法上のばらつきがあってもスムーズに行なわれる
これは取付板82が集塵ケース50の前側に、前述した
ように多少左右に動けるよう取り付けられているからで
ある。また集塵ケース気密パッキング62のリップ63
に内側カバー86の外周に当俵するので、集塵ケース5
0の外蓋84の気密は保たれる。
内側カバー86の外周から外気が流入することはないの
である。内蓋体76、使い捨て第1細目フィルター53
の取付板82は集塵ケース気密パッキング62に設けら
れているリップ63外周端部よりも少し集漣ケース50
の内側に入ったように置かれているので、リップ63と
内側カバー86との当援は妨げられない。
リップ63が内側カバー86で押されるので、集塵ケー
ス気密パッキング62に設けられているつば部61と堤
部65は袋塵装置収納部49の前側に押し付けられる。
それだけ集塵ケース50と集盛装層収納部49との気密
が良くなるのである。築塵ケース気密パッキング62は
、上記のような2個所の気密を一つの気密部材で行なっ
ているので構成が簡単である。
二つの気密部で行なうと気密部材と集塵ケースとの気密
をも考慮しなければならないので複雑になってしまうの
である。本体ケース1にはハンドル部3の下部にフィル
ター収納部94が形成されている。フィルター収納室9
4は本体ケース1の後方に閉口している。この閉口に開
閉自在の蓋95が取り付けられている。本体ケース1に
は指を掛ける切り欠き95′が形成されている。フィル
ター収納室94には使い捨て第1細目フィルター53の
余備を折り畳んで収納しておく。第1図に示すように折
り畳んだ使い捨て第1細目フィルター53をそのまま収
納できるので、無理に折り畳んで小さくして収納する方
法をとらなくともよい。
出し入れがし易いのである。またこのフィルター収納室
94は電動送風機収納室4の夫板96および集塵装置収
納部49の夫板97にて仕切られているので、吸込気流
中の級塵等が回わり込まない。〔作 用〕 以上が本発明の実施例を主として礎造面から述べたもの
である。
次に動作の面から本発明の実施例について説明する。使
い捨て第1細目フィルター53を備えた集塵ケース50
を集塵装置収納部49にセットし、霞勤送風機10を運
転すると、塵挨を含む空気は吸込ホースを流れ、使い捨
て第1細目フィルター53に流入する。
同第1細目フィル夕−53に流入する際、空気流はゴム
の逆止弁89′を開く。
逆止弁89′は流出案内口88に押えられるので下向き
状態に開くので、空気流は斜下向きに曲げられる。曲が
る際に重みのある塵挨は速度が押えられるので、使い捨
て第1細目フィルター53に衝突する衝撃力は弱められ
る。第1細目フィルター53は紙等の比較的弱い材料で
形成されているので、衝撃力が押えられることはそれだ
け第1細目フィルター53を損傷を押える上で効果的で
ある。
同細目フィルター53に流入した空気流は細墜を含めた
ほとんどの塵挨が猿週される。
ここで渡過されなかった紬塵を含む空気流は粗目フィル
夕−66を通り、第2細目フィルター55の方へ流れる
。この第2細目フィルター55では残りの紬塵が櫨過さ
れ実質上空気だけになった空気流のみが電動送風機10
1こ吸引され、排気室5から外部に放出される。集塵に
伴い使い捨て第1細目フィルター53および第2細目フ
ィルター55は目づまりをきたし、通気性が悪くなる。
しかし掃除の前後に普通コード18の出し入れをするの
で、本発明の一実施例ではコード巻取装置の作動に応じ
、除塵打撃村56により突起体を打撃し両フィルター5
3,55の除塵が同時に行なわれ、目づまりは解消され
る。こうして、使い捨て第1細目フィルター53に塵挨
が一杯になったら、第5図に示すように外蓋84を開き
、第1細目フィルター53の蓋83を閉じて第1細目フ
ィルター53を引き出す。
内蓋75は第1細目フィルター53の引き出いこ伴い開
かれるので、第1細目フィルター53の引き出いまスム
ーズに行なわれる。このまま第1細目フィルター53を
持ち運んでごみ箱に捨てる。新しい使い捨て第1細目フ
ィルター53を前述した要領で集塵ケース50にセット
することにより、再び掃除を行なうことができる。ほと
んどのごみは使い捨て第1細目フィルター53に溜るの
で、集鰹ケース58の内側はあまり汚れない。
集塵ケース50ごと外した場合には便い捨て第1細目フ
ィルター53を捨てた後、粗目フィルター66を外す。
第2細目フィルター55の内側谷部あるいは下部に溜っ
ている細塵を落すことができる。内側谷部に付着した純
麗はへらのようなもので良く落すとよい。なお、予備の
使い捨て第1細目フィルター53をきらしたときでも、
この電気掃除機は信用できる。使い捨て第1細目フィル
ター53を用いないと、集塵ケース50内に直接ごみは
溜まる。大き目の塵挨は粗目フィルター66にてとられ
、この粗目フィルター66を通過した細塵が第2細目フ
ィルター55に俺集される。この時は、第2細目フィル
ター55に多くの紬塵が溜まる。第2細目フィルター5
5の掃除は良く行なう必要がある。〔発明の効果〕 本発明は上記の構成であるから次の効果を奏するもので
ある。
‘ィー 通気性および可孫性を有し、かつ袋状をなすと
ともに集挨した塵挨を収納したまま廃棄する第1細目集
塵フィルターと、該第1細目集塵フィルターを収納する
集塵ケースの背面に上記第1細目集塵フィルターと同程
度の大きさの塵挨を蒲集可能な波状の第2細目集塵フィ
ルターを設けたから、使い捨て用の紙袋フィルターでも
集塵中に傷ついたり、あるいは集塵ケースから取り出す
ときに破損することなく、かつ第2細目集塵フィルター
を備えた2段構成としたので清浄中はきれいな空気が排
出される。
{〇ー 集塵ケースの背面に突起体と打撃杵を設け、電
動送風機のコード巻取装置の回転により該突起体を打撃
することによって前記第1細目集塵フィルターおよび第
2細目集塵フィルターの除塵を同時に行うことにより、
簡単な穣成で使い捨て用紙フィルターの除塵が的確に行
うことができ、この種フィルターの集塵能力を飛躍的に
向上することができる。
したがって、使い捨て紙袋フィルターの簡便な長所を生
かしながら、使用中の集塵能力を向上させることができ
たものである。
また、小型で、かつ重量が軽いので、集塵ケースは持ち
運びが楽にできるとともに取り付け、取り外しの操作も
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の−実施例を示すもので、第1図は集塵ケ
ースの分解斜視図、第2図は築塵装置の分解斜視図、第
3図は電気掃除機全体の縦断面図、第4図は使い捨て第
1細目集塵フィルターを取り付けた集塵ケースの斜視図
、第5図は本体ケースから使い捨て第1細目集塵フィル
ターを引き出す状態を示す図である。 1・…・・本体ケース、10…・・・電動送風機、12
…・・・コード巻き取り袋層、49・…・・集塵装置収
納部、50・・…・集塵ケース、51・・・・・・出し
入れ開□部、53……使い捨て第1細目集塵フィルター
「54……フィルター出し入れ閉口部、55……第2細
目集塵フィルター、56…・・・除塵打撃杵、59・・
・・・・突起体「 66・…・・粗目フィルター、70
・・・・・・受振体ボス、84……外蓋。 第1図 第2図 第4図 第5図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 通気性および可撓性を有し、かつ袋状をなすととも
    に集塵した塵埃を収納したまま廃棄する第1細目集塵フ
    イルターと、該第1細目集塵フイルターを振動伝達手段
    を介して収納する集塵ケースの背面に上記第1細目集塵
    フイルターと同程度の大きさの塵埃を捕集可能な波状の
    第2細目集塵フイルターを設けた電気掃除機において、
    前記集塵ケースの背面に突起体と打撃杆を設け、電動送
    風機のコード巻取装置の回転により該突起体を打撃する
    ことによつて前記第1細目集塵フイルターおよび第2細
    目集塵フイルターの除塵を同時に行うことを特徴とする
    電気掃除機。
JP3391282A 1982-03-05 1982-03-05 電気掃除機 Expired JPS6038131B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3391282A JPS6038131B2 (ja) 1982-03-05 1982-03-05 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3391282A JPS6038131B2 (ja) 1982-03-05 1982-03-05 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58152524A JPS58152524A (ja) 1983-09-10
JPS6038131B2 true JPS6038131B2 (ja) 1985-08-30

Family

ID=12399726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3391282A Expired JPS6038131B2 (ja) 1982-03-05 1982-03-05 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6038131B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58152524A (ja) 1983-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7682414B2 (en) Dust collecting unit for use in cleaner
JP4262731B2 (ja) 電気掃除機
EP0024636B1 (en) Vacuum cleaner
JP4644724B2 (ja) 電気掃除機
JPS6038131B2 (ja) 電気掃除機
JPH0251B2 (ja)
JPS6058647B2 (ja) 電気掃除機
JP2529040B2 (ja) 電気掃除機
JP4663592B2 (ja) 電気掃除機
JPS6014430Y2 (ja) 電気掃除機
JPS6038133B2 (ja) 電気掃除機
JPS591646Y2 (ja) 真空掃除機
JPS6038132B2 (ja) 電気掃除機の集塵装置
JPH0140611B2 (ja)
KR100858949B1 (ko) 전기 청소기
JPS61234831A (ja) 電気掃除機の除塵装置
JPS646779B2 (ja)
JPS6054048B2 (ja) 電気掃除機の集塵フイルタ−
JPS6037729B2 (ja) 電気掃除機の紙袋集塵フィルタ−除塵装置
JPH027650B2 (ja)
JPH0212569B2 (ja)
JPS62181019A (ja) 電気掃除機
JPS6354375B2 (ja)
JP2012000210A (ja) 電気掃除機
JPH0822265B2 (ja) 電気掃除機