JPS6038120Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPS6038120Y2 JPS6038120Y2 JP12766281U JP12766281U JPS6038120Y2 JP S6038120 Y2 JPS6038120 Y2 JP S6038120Y2 JP 12766281 U JP12766281 U JP 12766281U JP 12766281 U JP12766281 U JP 12766281U JP S6038120 Y2 JPS6038120 Y2 JP S6038120Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- pipe
- cooling
- compressor
- refrigerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷蔵庫内の温度を圧縮機の0N−OFF制御に
よって調節する冷蔵庫に係わり、殊に、その冷却装置に
関する。
よって調節する冷蔵庫に係わり、殊に、その冷却装置に
関する。
従来、この種の冷蔵庫は、圧縮機の0N−OFF制御に
よって冷却装置の冷媒流を断続して運転しているが、特
に圧縮機の運転開始時において、冷却の立ちあがりが遅
いこと、また冷却装置の冷媒配管のうち、その配管入口
部、配管中央部、配管出口部等のそれぞれの部分の冷却
開始が、第5図に示す如く時間的にズレがあった。
よって冷却装置の冷媒流を断続して運転しているが、特
に圧縮機の運転開始時において、冷却の立ちあがりが遅
いこと、また冷却装置の冷媒配管のうち、その配管入口
部、配管中央部、配管出口部等のそれぞれの部分の冷却
開始が、第5図に示す如く時間的にズレがあった。
即ち、圧縮機がONとなってから、配管出口部の温度C
が配管入口部の温度Aと同温度となるのに、余分に時間
を必要としていた。
が配管入口部の温度Aと同温度となるのに、余分に時間
を必要としていた。
尚、Bは配管中央部の温度である。
これは、圧縮機の運転開始後に冷却用の冷媒が、コンデ
ンサから毛細管を通って冷媒配管に到達するのに時間が
かかること、また冷媒配管内の入口部と出口部ではその
冷媒の到達に時間的な差が大きいことによる。
ンサから毛細管を通って冷媒配管に到達するのに時間が
かかること、また冷媒配管内の入口部と出口部ではその
冷媒の到達に時間的な差が大きいことによる。
従って、実質的に冷却を開始するまでには所定の時間が
必要であるとともに、冷媒配管のそれぞれの位置におい
て、実質的な冷却開始時間に大きなズレがあるので、冷
蔵庫の冷却開始時の冷却性能の悪化を招き、延いては消
費電力の無駄をも招く不具合があった。
必要であるとともに、冷媒配管のそれぞれの位置におい
て、実質的な冷却開始時間に大きなズレがあるので、冷
蔵庫の冷却開始時の冷却性能の悪化を招き、延いては消
費電力の無駄をも招く不具合があった。
本考案はかかる従来の実情に着目してなされたもので、
縦方向に設けられ、下端部側入口部から上端部側出口部
に向けて冷媒が流通される冷媒配管を備え、該冷媒配管
より上位に配設された冷却液溜内に前記上端部側出口部
を挿入してなる冷却装置を有する冷蔵庫において、前記
上端部側出口部の管側壁に、前記冷却液溜内底部と連通
ずる冷媒戻し孔を設ける構成として、圧縮機の運転中に
冷却液溜に溜った液化媒体を、該圧縮機の運転停止時に
冷媒戻し孔を通って冷媒配管内に自然落下させて該冷媒
配管内に貯溜し、当該圧縮機の運転再開時にこの液化冷
媒を速やかに冷却に供することにより、前記冷媒配管の
全域に亘って冷却開始時間を大略同じにするとともに、
冷却の立ち上がりを良好にして冷却性能を向上し、もっ
て消費電力の有効利用を図った冷蔵庫を提供するもので
ある。
縦方向に設けられ、下端部側入口部から上端部側出口部
に向けて冷媒が流通される冷媒配管を備え、該冷媒配管
より上位に配設された冷却液溜内に前記上端部側出口部
を挿入してなる冷却装置を有する冷蔵庫において、前記
上端部側出口部の管側壁に、前記冷却液溜内底部と連通
ずる冷媒戻し孔を設ける構成として、圧縮機の運転中に
冷却液溜に溜った液化媒体を、該圧縮機の運転停止時に
冷媒戻し孔を通って冷媒配管内に自然落下させて該冷媒
配管内に貯溜し、当該圧縮機の運転再開時にこの液化冷
媒を速やかに冷却に供することにより、前記冷媒配管の
全域に亘って冷却開始時間を大略同じにするとともに、
冷却の立ち上がりを良好にして冷却性能を向上し、もっ
て消費電力の有効利用を図った冷蔵庫を提供するもので
ある。
以下に本考案にかかる一実施例を第1図〜第4図に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図〜第3図において、1は1aの断熱扉を前面に備
えた断熱箱、2は該断熱箱1内の空気の温度を0N−O
FF制御する圧縮機、3はコンデンサ、4は該コンデン
サ3に接続する毛細管、5は冷媒配管で、全配管長さの
約半分以上に亘って液状冷媒の下方への自然流を妨げな
い蛇行形状に構成され、前記毛細管4と接続する5aの
下端部側入口部と、この冷媒配管5の最下位部の5bの
配管中央部と、後述する冷却液溜内に端部を挿入する5
cの上端部側出口部とからなる。
えた断熱箱、2は該断熱箱1内の空気の温度を0N−O
FF制御する圧縮機、3はコンデンサ、4は該コンデン
サ3に接続する毛細管、5は冷媒配管で、全配管長さの
約半分以上に亘って液状冷媒の下方への自然流を妨げな
い蛇行形状に構成され、前記毛細管4と接続する5aの
下端部側入口部と、この冷媒配管5の最下位部の5bの
配管中央部と、後述する冷却液溜内に端部を挿入する5
cの上端部側出口部とからなる。
5dは該出口部5cの冷却液溜内に挿入される部分の下
位部に設けられた冷媒戻し孔としての孔、6は前記冷媒
配管5の上位に配設され出口部5cが挿入された冷却液
溜、7は該冷却液溜6からの冷媒を圧縮機2に導く吸入
管、8は前記断熱箱1内に配設された温度調節器、9A
は前記圧縮機2の運転時に冷却液溜6に液化してたまっ
た液化冷媒、9Bは圧縮機2の停止時に冷媒配管5内の
下部に液化して溜った液化冷媒である。
位部に設けられた冷媒戻し孔としての孔、6は前記冷媒
配管5の上位に配設され出口部5cが挿入された冷却液
溜、7は該冷却液溜6からの冷媒を圧縮機2に導く吸入
管、8は前記断熱箱1内に配設された温度調節器、9A
は前記圧縮機2の運転時に冷却液溜6に液化してたまっ
た液化冷媒、9Bは圧縮機2の停止時に冷媒配管5内の
下部に液化して溜った液化冷媒である。
尚、前記圧縮機2、コンデンサ3、毛細管4、冷媒配管
5、冷却液溜6及び吸入管7とで冷却装置を構成する。
5、冷却液溜6及び吸入管7とで冷却装置を構成する。
かかる構成において、温度調節器8が断熱箱1内の温度
を感知して圧縮機2をONさせ、該圧縮機2が運転を開
始すると、コンデンサ3で液化され毛細管4で絞られた
冷媒は、第2図示の如く冷媒配管5内で蒸発し、入口部
5a及び中央部5bそして出口部5cの順序で冷却して
、冷蔵庫内を冷却する。
を感知して圧縮機2をONさせ、該圧縮機2が運転を開
始すると、コンデンサ3で液化され毛細管4で絞られた
冷媒は、第2図示の如く冷媒配管5内で蒸発し、入口部
5a及び中央部5bそして出口部5cの順序で冷却して
、冷蔵庫内を冷却する。
このとき、冷媒配管5の出口部5cには冷却液溜6が配
設されているので、冷媒配管5に加わる熱負荷の変動を
調整したうえで、蒸発が終らない液冷媒は冷却液溜6に
液化冷媒9Aとなって溜っている。
設されているので、冷媒配管5に加わる熱負荷の変動を
調整したうえで、蒸発が終らない液冷媒は冷却液溜6に
液化冷媒9Aとなって溜っている。
かかる冷却運転を続けた後、断熱箱1内が所定温度まで
冷却されると、温度調節器8が作動して圧縮機2をOF
Fさせ、該圧縮機2の運転が停止される。
冷却されると、温度調節器8が作動して圧縮機2をOF
Fさせ、該圧縮機2の運転が停止される。
このとき、圧縮機2による冷媒の循環は停止するが、圧
縮機2の運転中に冷却液溜6に溜っていた液化冷媒9A
は、第3図示の如く、冷却液溜6内の出口部5c側壁に
設けられた孔5dを通じて、冷媒の自然落下により冷却
器の最下位部に液化冷媒9Bとなって溜る。
縮機2の運転中に冷却液溜6に溜っていた液化冷媒9A
は、第3図示の如く、冷却液溜6内の出口部5c側壁に
設けられた孔5dを通じて、冷媒の自然落下により冷却
器の最下位部に液化冷媒9Bとなって溜る。
しかる後に、断熱箱1内が所定温度まで上昇すると、温
度調節器8が作動して再び圧縮機2が運転するが、この
とき、冷媒配管5の最下位部に溜った前記液化冷媒9B
は、圧縮機2の運転開始と同時に吸入管7により吸入さ
れ蒸発し、冷媒配管5の中央部5b及び出口部5cを冷
却し、冷却液溜6及び吸入管7を通って圧縮機2に戻る
。
度調節器8が作動して再び圧縮機2が運転するが、この
とき、冷媒配管5の最下位部に溜った前記液化冷媒9B
は、圧縮機2の運転開始と同時に吸入管7により吸入さ
れ蒸発し、冷媒配管5の中央部5b及び出口部5cを冷
却し、冷却液溜6及び吸入管7を通って圧縮機2に戻る
。
従って、本実施例によれば、第4図示の如く、圧縮機2
の運転開始と同時に冷媒配管5の中央部5b及び出口部
5cを冷却することが可能となり、冷却に寄与する冷媒
が早く到達する入口部5aの冷却開始と略同時に冷却す
ることができるので、冷媒配管5の入口部5a、中央部
5b、出口部5cの夫々の温度A、 B、 Cが大略同
じとなって、冷媒配管5全体に亘りバランス良く効率の
良い冷却を開始することができ、冷蔵庫の運転電力の省
電力化を図ることができる。
の運転開始と同時に冷媒配管5の中央部5b及び出口部
5cを冷却することが可能となり、冷却に寄与する冷媒
が早く到達する入口部5aの冷却開始と略同時に冷却す
ることができるので、冷媒配管5の入口部5a、中央部
5b、出口部5cの夫々の温度A、 B、 Cが大略同
じとなって、冷媒配管5全体に亘りバランス良く効率の
良い冷却を開始することができ、冷蔵庫の運転電力の省
電力化を図ることができる。
また本実施例によると、冷蔵庫の負荷変動調整用に設け
られている冷却液溜6内の配管出口部5Cに小さな孔5
dを設けるだけなので、特別な材料費用の増加もなく、
製造コストが増加することもない。
られている冷却液溜6内の配管出口部5Cに小さな孔5
dを設けるだけなので、特別な材料費用の増加もなく、
製造コストが増加することもない。
以上説明したように本考案によれば、冷媒配管の上位に
配設された冷却液溜の下方から該冷媒配管の上端部側出
口部を挿入してなる冷却装置を備えた冷蔵庫において、
前記上端部側出口部の冷却液溜内の管側壁に冷媒戻し孔
を設けるという簡単な構成で、圧縮機の作動中に前記冷
却液溜に溜った液化冷媒を、該圧縮機の作動停止時に前
記冷媒戻し孔を介して冷媒配管内に自然落下により貯溜
し、当該圧縮機の再始動時にこの液化冷媒を速やかに冷
却に供することにより、前記冷媒配管の全域に亘って冷
却開始時間を大略同じにせしめるとともに、冷却の立ち
上がりを良好にして冷却開始時の冷却用電力の無駄を省
き、もって消費電力の有効利用を図った実用的効果の大
なる冷蔵庫を提供することができる。
配設された冷却液溜の下方から該冷媒配管の上端部側出
口部を挿入してなる冷却装置を備えた冷蔵庫において、
前記上端部側出口部の冷却液溜内の管側壁に冷媒戻し孔
を設けるという簡単な構成で、圧縮機の作動中に前記冷
却液溜に溜った液化冷媒を、該圧縮機の作動停止時に前
記冷媒戻し孔を介して冷媒配管内に自然落下により貯溜
し、当該圧縮機の再始動時にこの液化冷媒を速やかに冷
却に供することにより、前記冷媒配管の全域に亘って冷
却開始時間を大略同じにせしめるとともに、冷却の立ち
上がりを良好にして冷却開始時の冷却用電力の無駄を省
き、もって消費電力の有効利用を図った実用的効果の大
なる冷蔵庫を提供することができる。
第1図は本考案にかかる冷蔵庫の一実施例の概略構成を
示す図、第2図及び第3図は同上の要部を示し、第2図
は圧縮機の運転中の冷媒状態を示す図、第3図は圧縮機
の停止中の冷媒状態を示す図、第4図は同上の冷却器の
各部冷却時間と温度との関係図、第5図は従来の冷却器
の各部冷却時間と温度との関係図である。 2・・・・・・圧縮機、3・・・・・・コンデンサ、4
・・・・・・毛細管、5・・・・・・冷媒配管、5a・
・・・・・下端部側入口部、5b・・・・・・配管中央
部、5c・・・・・・上端部側出口部、5d・・・・・
・孔、6・・・・・・冷却液溜、7・・・・・・吸入管
。
示す図、第2図及び第3図は同上の要部を示し、第2図
は圧縮機の運転中の冷媒状態を示す図、第3図は圧縮機
の停止中の冷媒状態を示す図、第4図は同上の冷却器の
各部冷却時間と温度との関係図、第5図は従来の冷却器
の各部冷却時間と温度との関係図である。 2・・・・・・圧縮機、3・・・・・・コンデンサ、4
・・・・・・毛細管、5・・・・・・冷媒配管、5a・
・・・・・下端部側入口部、5b・・・・・・配管中央
部、5c・・・・・・上端部側出口部、5d・・・・・
・孔、6・・・・・・冷却液溜、7・・・・・・吸入管
。
Claims (1)
- 縦方向に設けられ下端部側入口部から上端部側出口部に
向けて冷媒が流通される冷媒配管を備え、この上端部側
出口部を該冷媒配管より上位に配設された冷却液溜内に
挿入してなる冷却装置を有する冷蔵庫において、前記冷
媒配管の上端部側出口部の管側壁に、前記冷却液溜内底
部と連通ずる冷媒戻し孔を設けたことを特徴とする冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12766281U JPS6038120Y2 (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12766281U JPS6038120Y2 (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5833968U JPS5833968U (ja) | 1983-03-05 |
JPS6038120Y2 true JPS6038120Y2 (ja) | 1985-11-14 |
Family
ID=29921383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12766281U Expired JPS6038120Y2 (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038120Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2509736B2 (ja) * | 1990-05-18 | 1996-06-26 | 株式会社東芝 | 冷凍サイクル |
JP2000179999A (ja) * | 1998-12-11 | 2000-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷凍装置 |
-
1981
- 1981-08-28 JP JP12766281U patent/JPS6038120Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5833968U (ja) | 1983-03-05 |
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