JPS6038118B2 - 発酵により産生される多糖類の産生方法 - Google Patents

発酵により産生される多糖類の産生方法

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JPS6038118B2
JPS6038118B2 JP51127138A JP12713876A JPS6038118B2 JP S6038118 B2 JPS6038118 B2 JP S6038118B2 JP 51127138 A JP51127138 A JP 51127138A JP 12713876 A JP12713876 A JP 12713876A JP S6038118 B2 JPS6038118 B2 JP S6038118B2
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/04Polysaccharides, i.e. compounds containing more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic bonds
    • C12P19/06Xanthan, i.e. Xanthomonas-type heteropolysaccharides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発酵によりキサンタン系多糖類ガムからなる生
重合体を製造する方法に関する。
又この方法で使用されるキサントモナス(Xantho
monas)属新規菌株及び該菌株の単離即ち分離方法
に関する。
本発明は該発酵方法により得られる生成物にも関する。
例えば特定多繕類をベースとする増粘化組成物の様に周
囲の物理条件にさほど感受性でない流動特性を持つ増粘
化組成物に対する大きな興味がここ多年にわたり示され
ている。
かかる組成物は石油別ちオイル工業、食品工業で増粘剤
として使用でき、又非常に様々な分野(薬品、織物、爆
薬等)を含む多数の他工業でも使用できる。特に興味あ
る多糖類はキサントモナス属細菌により産生されるもの
である。
研究と比較テストとにより、マンノース、グルクロース
、グルコリン酸(guconnlcacid)塩、アセ
チル基、ピルピン基を含む重合体であるこの物質がデキ
ストラン類及びその関連多糖類が示すよりも高い増粘力
を示し、又pH値と温度の条件にほとんど感受性でない
流動特性を示すことが示された。植物寄生体である細菌
が多糖類を産生することが昭和10年(1935年)に
E.Aクーパー(C肌per)とJ.F.プレストン(
Preston)とにより示されて〔‘‘ェンザイム
フオーメイションアンドボリサツカライドシンセシスバ
イバク テ リ ア ( Enzyme brmati
on andPol$accharideshnthe
sisby舷cteria);バイオケミカル(Bio
chem.)J.29 2267〜227刀頁)以来、
多糖類を生化学的に得るための多数の研究が発表されて
いる。
使用されている微生物は一般的にはキサントモナス属に
属し、更に特定すればキサントモナス属のカンベストリ
ス(campestris)種(最も使用される)、ベ
コニェ(戊goniae)種、インカネ(incana
e)種、ベシカトリア(vesica■ria)種、フ
アセオリ(phaseoli)種等であるが、アルトロ
バクター(〜throMcter)属菌株も既に提示さ
れている。
提示されている発酵培地は少なくとも1種の炭素源、1
種の窒素源、リン酸イオン及び徴量元素を含み、そのp
H値と温度とは発酵中は約6〜8.5、25〜3500
である。使用される発酵方法は普通、糖(最も一般的に
使用される炭素源である)が約15〜30夕/夕の含量
で存在する水性培地から得た発酵剤を通気かつ鷹梓又は
振とうして行なう。
窒素源は“乾燥蒸留かす則ち消耗粒”、ベプトン類、酵
母エキス、コーン浸液等の様な、窒素化合物を含む物質
から選択される。又、例えばコーンフラワーを使用する
様な他の幾つかの方法では炭素源とも窒素源ともなる物
質を使用する。
これらの方法の全てにおいて最も幅広く使用されている
菌株はキサントモナス カンベストリス種菌株であり、
特にキサントモナス カンベストリスNRRL−B−1
459菌株である。
本発明により、新規キサントモナス属菌株による適当な
基質の発酵によりキサンタン系多糖類を作るための新規
方法が提供される。
この方法により、キサントモナス カンベストリス種菌
と通常の複合窒素有機源とを使用する既知方法と比較し
て多糖類の収量即ち収率を向上させ、発酵終了時の培地
の粘度を増加させることができる。本発明の製造方法は
、炭素源と窒素源とをベースとし、軸が約5.5〜9で
あり、温度が約25〜35℃であり、キサントモナス属
菌株が接種されている培地の発酵を実施することからな
り、この方法は、グルタミン酸、グルタミン、アルギニ
ン、チロシン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラ
ギン、プロリン、ロィシン及びトリプトフアンからなる
アミノ酸群のうちの1種を含むのみである増殖培地で良
好な増殖を示すキサントモナス属菌株を使用し;又、発
酸培地として、炭水イ臼物含量が5〜55タノクないし
それ以上であり、又上記アミノ酸群と、同一条件下かつ
同一全窒素含量コーン浸液で産生される多糖類産生量の
少なくとも50%に等しい産生量を与える他アミノ酸と
のうちから選択される少なくとも1種のアミノ酸を含み
、窒素供給量が0.1〜5夕/そ、好ましくは0.2〜
2夕/その値に対応する培地を使用することを特徴とす
る。
用語“良好な増殖”とは、該微生物が増殖し、前記アミ
ノ酸素から選択されるアミノ酸の存在下でキサントモナ
ス カンベストリスNRRL一B−1459菌株を使用
して同一条件下、同一全窒素含量で得られる多糖類産生
量よりも粘士の点から推定して少なくとも20%は高い
多糖類産生量を与えることを意味する。収率貝0ち収量
のかかる増加は、用語“良好な増殖”を定義するのに可
能な基準テストを考えられる次のテストにより特に評価
できる。
産生渚地としては、後述する実施例1のテストBで用い
る次の組成のものを使用する。
1つの培地にはキサントモナス、カンベストリスNRR
L一B−1459菌株を接種し、他塔地には本発明のキ
サントモナス属菌株を接種し、窒素源は両側で正確に同
一とし、又前記アミノ酸群から選択される1種ないし数
種のアミノ酸のみからなるものとし、他は該テストBの
条件(冊=7.5;30℃,4日,20仇.p.m.)
と同一にして実験を行つ。
前記アミノ酸群から選択されるアミノ酸の存在下で“良
好な増殖”を示す本発明の菌株が、第2アミノ酸群(グ
リココール、リシン、システイン、ヒスチジン、イソロ
イシン及びセリン)から選択されるわずか1種ないし数
種のアミン酸の存在下にある時には非常に低い産生量を
与えるという副次的特徴を一般に示すということも又特
筆されることである。
これは追って2〜3個の実施例で例示する。本発明の好
ましい1態様においては、発酸培地の窒素源の全窒素量
の70〜100%は該第1アミノ酸群のアミノ酸の窒素
により占められる。
第1アミノ酸群のアミノ酸に共通の特徴は、それらを産
生培地の唯一の窒素源として使用する時には、同一条件
下、同一全窒素舎量でコーン浸液を唯一の窒素源として
使用する時に得られるより多い多糖類収量が得られると
いう点にもある。
この多糖類の高収量即ち高収率は、ブルツクフィールド
粘度計での粘度測定により評価できる。換言すれば、第
1群のアミノ酸はコーン浸液で得られるよりも高い粘度
を与え、一方第2群のアミノ酸はコーン浸液で得られる
よりも実質上低い粘度を与える。従って、以下に示され
る様に、本発明により、アミノ酸と様々な新規分離菌株
との相互作用がアミノ酸の違いにより大きく異ることが
明らかとなり、それゆえキサントモナス カンベストリ
ス種菌株による通常の窒素有機源の通常の発酵の場合に
比較して実質上高収量の多糖類を与える方法の開発に成
功した。
あるアミノ酸で分離された菌株が別個に用意された多数
の池アミノ酸で増殖できることが発見された。
しかしアミノ酸の全てが均等物であるわけではない。特
に産生態を示すまでの培養期間はアミノ酸の種類に依存
して多少延長され、又最終増殖数従って最終粘度は多少
なりとも実質上変動がある。全窒素量を等しくして多種
のアミノ酸で実験したところ発酵終了時の粘度は同一条
件下でコーン浸液の様な通常の複合窒素源で得られる値
よりも高く、かかる粘度は幾つかの場合においてはコー
ン浸液で得られる粘度の2倍に達することもある(粘度
は特記ない限りブルックフィールド粘度計、ロッドLV
4−3仇.p.m.,で測定されたセンチポアズで表示
)。最高粘度をもたらすアミノ酸が、本発明の産生方法
で使用される菌株の分離を実施するアミノ酸と常に一致
するとは限らないことも強調される。
全てのアミノ酸が均等物であるわけではないという事実
が、通常の複合窒素源で得られる貧弱な結果の原因を説
明している。通常の複合窒素源は一定割合のアミノ酸混
合物からなる。これらのうちで幾つかは生重合体の高収
量産生を促し、他はその程度がはるかに低いが、全て該
細菌により資化され得る。この事実が、本発明者らに実
証された様な最も有効なアミノ酸で得られるよりも多量
の生重合体が発酵終了時に発見されるという事実の原因
を明らかにしている。本発明の特徴により、発酵培地は
二塩基性リン酸カルシウム量に換算して0.10〜20
夕/その、好ましくは0.5〜5夕/その、リン酸イオ
ンと1種ないし数種の徴量元素、とりわけマグネシウム
、とを含む。この発酵培地のマグネシウムイオン含量は
マグネシウム量に換算して0.0025〜1夕/そある
ことが好ましく、又便利なマグネシウム源は硫酸マグネ
シウム、酢酸マグネシウム、塩化マグネシウム、硝酸マ
グネシウムの様な可溶性マグネシウム塩である。リン酸
イオンは特にリン酸又は可溶性リン酸塩、例えばリン酸
カリウム又はリン酸ナトリウム、として発酵塔地中に存
在させる。発酵培地の炭素源の少なくとも一部はグルコ
ース、スターチ即ちアミラム、スターチ則ちアミラムの
水鯛物、サツカロース、レブロース、フルクトース、マ
ルトース、てんごし、及びさとうきびの糠蜜から選択さ
れることが好ましい炭水加物からなる。本発明により、
前記規定の菌株による発酵は十分な通気下、縄梓又は振
とう条件下、5.5〜9の、好ましくは6.5〜8のp
H、約25〜35℃の、好ましくは27〜31℃の温度
で1〜6日間行なう。
本発明の1態様においては、発酵塔地の窒素源は該第1
群のアミノ酸の結晶母液、例えば発酵方法又は化学方法
によるグルタミン酸製造の創生物であるグルタミン酸結
晶母液、に含まれる窒素化合物からなる。かかる母液に
由来するグルタミン酸含量が窒素量に換算してアミノ酸
全量の60〜80%を占めることを銘記されたい。発酵
塔地の窒素源として、その可溶性窒素含量が該第1群の
アミノ酸により主として占められる農業源及び食品源の
創生物を使用することも可能である。本発明の産生方法
で使用されるキサントモナス属菌種属は昭和5位王(1
979宅)10月14日にアメリカン タイフ。
力ルチヤ− コ レクシ ョ ン(America
n typecultmecollection)(A
TCC)に寄託番号第31176号の下に寄託されたも
のである。本発明の産生方法で使用される菌株、特に上
記ATCC寄託第31176号菌株は、‘1’炭水化物
から本質的になることが好ましい炭素源;■徴量元素;
及び(3揃記群から選択される少なくとも1種のアミノ
酸、特に前記定義の第1群に属するアミノ酸の1種、即
ちグルタミン酸、アルギニン、チロシン、スレオニン、
アスパラギン酸、プロリン、ロィシン及びトリプトフア
ンにより少なくとも主要部が組成される窒素源;を含む
分離培地を使用することにより病植物から分離して得る
ことができる。
産生菌株の分離方法は、病植物のサンプルを選択し、窒
素源の主要部として該第1群アミノ酸の少なくとも1種
を含み、又該アミノ酸の少なくとも1種からなることが
好ましい分離培地で継時培養を実施することにより行な
うことが好ましい。
その操作は例えば良く知られている微生物学的技術によ
り次の方法で実施される。疾病にかかっている植物の一
部を、ゲロースをベースとし、特に増殖のために選択し
たアミノ酸を含む分離培地(第1分画)に挿入する;こ
の分画を27〜31℃で45〜5加時間培養する;この
分画の小量を同一組成の培地(第2分画)に接種する(
例えば次の様に操作する:最も分離された黄色かつ粘性
のコロニーを白金耳で再採取し、各分離コロニ−を該第
2分画に画線培養する);27〜3100で45〜5脚
時間再培養する;粘性外観を持つ分離黄色コロニーを採
取し、それを1つ1つ傾斜試験管内の同一組成の分離渚
地(第3分画)に接種し、これにより全て本発明に含ま
れる数種の別個の菌株を回収する。
例えば、その疾病が葉のしおれ及び黄変により反映され
るハーロツク〔harlock:シナピス アルベンシ
ス(Sinapisarvensis)〕の幹の破片(
厚さが1〜3柳の薄片又は細長片)を植物として使用し
;分離塔地として次の組成を持つ培地(水酸化カリウム
の添加によりpHは7に調整)を使用し;前述の様に操
作して複数の菌株を得ることが可能である。
使用するアミノ酸がグルタミン酸である場合には、得ら
れる菌株をORS−B−243〜ORS−B−256と
呼ぶ。それらは全て黄色であり、顕微鏡では同一の外観
を示す。これら菌株のうちではORS−B−253菌株
が本発明の産生方法では最もすぐれた糖類生重合体産生
菌であることが証明された。この菌株がATCCに寄託
された前述の菌株である。この特定菌株の分離は次の様
に実施した。第3の培地(分画)の培養を30qoで4
鞘時間、行ない、ついで試験管を直立位置にセットし、
等容量のNaC〆8%溶液を導入した。
1ぴ音系列希釈液(sMcessivedilutio
m)を調整して30qoで4曲時間培養し、様々な分離
コロニーを回収し、それを保存のため傾斜試験管内の同
一組成の分離培地に二次培養した。
ORS−B−253菌株の特性をキサントモナスカンベ
ストリスNRR−B−1459菌株と比較して次表に示
す。
これら特徴は、比較すべき両菌株の各々の分離コロニー
を同一条件下で微生物学上の常法により観察して確認し
た。キサントモナス カンベストリス NK凪山一B−
1459菌株とキサントモナスORS−B−253菌株
との比燈溝藷性キサントモナス カンベストリスNRR
L一B−1459菌株の場合とORS−B−253菌株
の場合との、産生培地の唯一の窒素源として使用される
アミノ酸の関数としての多糖類生重合体の産生(粘度測
定値表示による産生量則ち産生率)を比較した表を以下
に示す。
産生培地の組成は次の通りだった。
以下に本発明の様々な態様の例示である実施例を示す。
これら実施例中で発酸培地の唯一の窒素源としてコ−ン
浸液を使用しているテストは本発明の一部ではない。実
施例 1 テストA 次の組成を持つMY培地からなる75地の予備培地にキ
サントモナスORS−B−253菌株傾斜培養菌を接種
した。
pHが7の上記塔地は115℃で2び分間前もって滅菌
した。
培養後この予備培地を20仇.p.mで回転する回転濃
洋装層又は振とう機で3000で2独特間培養した。窒
素源のみが異り、次の組成を持つ7つの産生渚地を調製
した。
これらの産生培地のpHを、110oC30分の滅菌前
に窒素源の性質に依存してリン酸又は水酸化カリウムの
添加により7.5に調整した。
500の【バィアル内に置かれた100私の産生培地を
、5叫の該予備渚地(2独時間予備培養)の添加により
培養させて産生を開始させた。
回転渡梓装層即ち振とう機(20仇.p.m.で回転)
で2日間培養した後に産生を停止させた。得られた培養
物を、培地の1/50希釈物で分光光度計で65皿山で
測定した。生重合体の量を、測定用ロッドLV3を装備
したブルックフィールド粘度計(3仇.p.m)での粘
度測定により求めた。テストB グルコース舎量が30夕/そであり、窒素源含量を全窒
素量換算で0.72夕/夕とした点以外はテストAと同
一だった。
実施例Aと同一条件下で4日間培養後に次の結果を得た
実施例 2 産生培地は次の基本組成を持っていた。
pH値を7.5に調整し、1バィアル当たり100の上
の割合で500泌バィアルに入れた後に12rCで18
分間滅菌した。
窒素源は次に割合で与えた〔値(夕/Z)は全窒素量換
算による〕。実施例1と同様に調製したキサントモナス
ORS−B−253菌株の予備培養物を様々のバィアル
で6%合量の割合で培養し、ついで健投装置良Oち振と
う機で4日間、30qoで培養した。
4日間に次の結果を得た。
実施例 3 産生培地は次の基本組成を持っていた。
窒素源はテストAではコーン浸液、テストBではグルタ
ミン酸、テストCではグルタミン酸の結晶母液だった。
テストは以上の実施例と同機にキサントモナスORS−
B−253繭株を用いて行った。4日間培養後の結果は
次の通りであった。
実施例 4キサントモナスORS−B−253菌株の4
報時間傾斜培養菌を実施例1に定義したMY培地75地
で24時間予備培養した。
この第1予備培地を、6そバィアル内の同一のMY培地
1500の【での第2予備培地の培養に使用した。この
第2予備培地を、回転縄洋装層即ち振とう機で2独時間
30ooで培養した。14そニュー フルンスヴイツク
(NewBr肌sMch)発酵槽での培養のために次の
組成を持つ産生塔地を調製した。
産地培地を粗製カ性カリでpH7.2に調整し、オート
クレ‐ブで4粉ふ間115つ0で滅菌した。
産生塔地を第2(2独時間)予備培地350地を用いて
培養させて発酵を開始した。発酵中軸は自動制御装置に
より粗製カ性カリで7.2に保持し、又温度は28℃に
維持した。発酵開始時の頚梓速度を60仇.p.m.に
調整し、徐々に上昇させて発酵終了時には75仇.p.
m.にした。通気速度は1容量/容量/分の一定に維持
した。2独特間の発酵後、ブルックフィールド粘度計(
LV4−3仇.p.m.)で測定した粘度は60比ps
に等しかった。
4凪時間の発酵後それは630比psに等しかった。
5期時間の発酵後それは1200比psに等しかった。
発酵は67時間後に停止した。全還元糖に換算した残留
糖の量は0.15夕/そに等しく、又粘度は1260比
psに達した。
最終ブロスの1そをアルコールで沈殿させ、凝集物を乾
燥した後に30夕の多榛類生重合体を単離した。該多糖
類生重合体の加水分解と成分分析とにより次の物質を発
見できた。グルコース、マンノース、グルクロン酸、ピ
ルビン酸、酢酸。
実施例 5 グルタミン酸を全窒素量換算表示で等量のグルタミン酸
結晶母液に代えた点以外は実施例4と同一だつた。
68時間の発酵後の粘度は1050比psに等しかった
ついでブロスから乾燥状態で27夕/その多糖類生重合
体を単離できた。6錨時間経過後も生重合体を抽出する
ことなく発酵を続け、得られた結果を添付図面の曲線A
,Bとしてプロツトした。
曲線A,Bは発酵時間(日)に対して残留糖含量(グル
コ−スタ/〆換算)と粘度(cps)とをプロットした
ものである。実施例 6 55夕/そではなく229/そのグルコースと、1夕/
そのK2HP04・班20ではなく2.0M/その二塩
基性リン酸ナトリウムとを使用し、水酸化ナトリウム添
加によりpHを7.3に保持した以外は実施例5と同一
に操作した。
次の結果を得た。4.8時間の発酵後に12.5夕/そ
の乾燥多糖類生重合体を抽出した。
実施例 7 6夕/その二塩基性リン酸ナトリウムを使用し、発酵中
何ら制御することなくpH値を変動させた点以外は実施
例6と同一に行なった。
次の結果を得た。3幼時間発酵後に10夕/その乾燥多
糖類生重合体を単離した。
実施例 8 様々な炭素源を使用した。
産生培地は次の組成を持っていた。
炭素源として使用した糖は次の通りだった。
培地(500の【バィアル中100の【)をそのPHを
粗製カ性カリで7.5に調整した後に110℃で30分
間滅菌した。実施例1と同様に調製されたORS−B−
253菌株の24時間予備培地を5泌添加して各ノベィ
アルでの培養を行なった。回転蝿洋装層即ち振とう機で
4日間28ooで培養後に得られた粘度(ブルツクフイ
ールド粘度計LV4一3仇.p.m.)は次の通りだっ
た。
単位はcpsである。実施例 9全窒素含量を様々に(
0.205〜2.05夕/そ)かえてみた。
産生培地は次の組成を持っていた。
培地を1バイアル当たり100泌の割合で500泌バィ
アルに入れた。
全窒素含量は次の通りであった。pHを7.5に調整し
た後に110℃で30分滅菌した。
実施例1と同様に調製したORS一B−253菌株の2
4時間予備培地の4の‘を培地に入れた後に、20仇.
p.m.で回転する回転蝿洋装層艮0ち振とう機で28
qoで培養した。結果(粘度;cps.)は次の通りだ
った(ブルツクフイールド粘度計LV4一3仇.P.m
.)。実施例 10 pH値を様々に(6.60〜8.70)かえてテストし
た。
産生塔地は次の組成を持っていた。
この培地を500の【バィアルに各々100の【入れた
各バィアルのpH値を粗製カ性カリか1Jン酸で調整し
、110『Cで30分滅菌した後のpH値は次の通りだ
つた。実施例1と同一に調製したキサントモナス種OR
S−B−253菌株の2岬時間予備塔地の4叫を産生培
地に接種した。
回転振とう機で28℃で4日間培養後のpH値と粘度と
は次の通りだった。実施例 11リン酸イオン含量を様
々にかえてテストした。
1〆当たり次の組成を持つ培地を生水で調製した。
上記塔地を1バイアル当り100の‘の割合で500の
【バイアルに入れた。
培地の掛値を7.5に調製し、100℃で30分間滅菌
した。
ORS−B−253菌株の24時間予備培地を、各バィ
アル当たり4の上の割合で培地の培養に使用した。20
比.p.mで回転する回転振とう機で28℃で2日間培
養後に得られた粘度(cps.)は次の通りだった。
【図面の簡単な説明】
本発明の多糖類生重合体の産生方法で産生培地の窒素源
としてグルタミン酸結晶母液を用いた場合の発酵時間と
残留礎含量との関係(曲線A)、又は粘度との関係(曲
線B)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 pH値が約5.5〜9であり、温度が25〜35℃
    であり、炭素源と窒素源とをベースとし、キサントモナ
    ス属に属する微生物が接種されている培地における好気
    性・撹拌下での発酵によりキサンタン系多糖類を産生す
    る方法において、グルタミン酸、グルタミン、アルギニ
    ン、チロシン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラ
    ギン、プロリン、ロイシン及びトリプトフアンからなる
    アミノ酸群のうちの1種を含むのみである増殖培地で良
    好な増殖を示すキサントモナス属菌株を使用すること;
    及び、発酵培地として、炭水化物含量が5〜55g/l
    ないしそれ以上であり、かつ(i)上記アミノ酸群およ
    び (ii)他のアミノ酸群と同一の発酵条件および発酵培地
    中の全窒素含量が他のアミノ酸群と同一である条件下で
    発酵培地としてコーン浸液を用いて産出される多糖類産
    生量の50%に少なくとも等しい多糖類産生量を与える
    他アミノ酸群、のうちから選択される少なくとも1種の
    アミノ酸を含み、窒素源が0.1〜5g/lの値に対応
    する培地を使用すること;からなる方法。 2 窒素供給量が0.2〜2g/lの全窒素量に対応す
    る、特許請求の範囲第1項の方法。 3 窒素供給源の全窒素量の70〜100%が該アミノ
    酸群の窒素により占められる、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 4 発酵培地が二塩基性リン酸カリウム量に換算して0
    .10〜20g/lのリン酸イオンと少なくとも1種の
    微量元素、特にマグネシウムイオン、とを含む、特許請
    求の範囲第1項の方法。 5 該リン酸イオン含量が0.5〜5g/lである、特
    許請求の範囲第4項の方法。 6 該菌株が、微量元素、炭素源及び該アミノ酸群から
    選択される少なくとも1種のミノ酸が主要部を占める窒
    素源を含む分離培地を使用することにより病植物から得
    られる、特許請求の範囲第1項の方法。 7 窒素源が該アミノ酸群から選択される少なくとも1
    種のアミノ酸のみからなる、特許請求の範囲第6項の方
    法。 8 分離培地の窒素源の少なくとも主要部がグルタミン
    酸からなる、特許請求の範囲第4項の方法。 9 菌株がATCC第31176号菌株である、特許請
    求の範囲第1項の方法。 10 該菌株が次の特性を示す、特許請求の範囲第1項
    の方法。 ゲロース表面培養での外観 丸い粘性の黄色コロニー グラム染色性− ゼラチンゆつくりと液化 硝酸塩還元− インドール− オキシダーゼ (ゴードンとマツクレオド)+ クエン酸塩(シモンズ)+ ヒユーライフソン酸化 β−ガラクトシダーゼ+ ウレアーゼ− トリプトフアンデスアミナーゼ− アセトインの産生+ アルギニンジヒドロラーゼ− リシンデカルボキシラーゼ− オルニチンデカルボキシラーゼ− 塩化ナトウム耐性1〜2% 11 該菌株の分離に使用するアミノ酸を、発酵培地へ
    の窒素供給量の、窒素量に換算して少なくとも70%の
    割合で発酵培地に含める、特許請求の範囲第1項の方法
    。 12 発酵培地の窒素源がグルタミン酸結晶母液からな
    る、特許請求の範囲第1項の方法。 13 発酵培地の窒素源が、その窒素含量が主として該
    アミノ酸群から選択されるアミノ酸による農業・食品源
    副生物である、特許請求の範囲第1項の方法。 14 発酵培地の炭水化物が、グルコース、スターチ、
    特にコーンスターチ、スターチ水解物、サツカロース、
    レブロース、フルクトース、マルトース及び糖密からな
    る群から選択される、特許請求の範囲第1項の方法。 15 発酵培地が、マグネシウム量に換算して含量が0
    .0025〜1g/lの可溶性マグネシウム塩の形をし
    たマグネシウム源を含む、特許請求の範囲第1項の方法
    。 16 発酵に使用する温度が27〜31℃である、特許
    請求の範囲第1項の方法。 17 発酵培地のpH値を発酵中5.5〜9に保持する
    、特許請求の範囲第1項の方法。 18 pH値が6.5〜8である、特許請求の範囲第1
    7項の方法。 19 前記キサントモナス属菌株が継時培養した病植物
    からの綿棒採取物からの該菌株の選択を、窒素源の主要
    部としてグルタミン酸、グルタミン、アルギニン、チロ
    シン、スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、プ
    ロリン、ロイシン及びトリプトフアンからなる群から選
    択される少なくとも1種のアミノ酸を含む分離培地で行
    なうことにより分離されたものである、特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 20 前記ATCC第31176号菌株が該培養で得ら
    れた粘性外観の黄色コロニーを該分離培地表面に接種し
    て様々な菌株を分離させ、ついでATCC第31176
    号菌株を選択することからなる方法により分離したもの
    である、特許請求の範囲第9項記載の方法。
JP51127138A 1975-10-23 1976-10-22 発酵により産生される多糖類の産生方法 Expired JPS6038118B2 (ja)

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US4104123A (en) 1978-08-01
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