JPS603810Y2 - ミシンの制御機構 - Google Patents

ミシンの制御機構

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Publication number
JPS603810Y2
JPS603810Y2 JP1979023573U JP2357379U JPS603810Y2 JP S603810 Y2 JPS603810 Y2 JP S603810Y2 JP 1979023573 U JP1979023573 U JP 1979023573U JP 2357379 U JP2357379 U JP 2357379U JP S603810 Y2 JPS603810 Y2 JP S603810Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cam surface
sewing machine
lever
cam
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979023573U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55124266U (ja
Inventor
英明 竹野谷
Original Assignee
蛇の目ミシン工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 蛇の目ミシン工業株式会社 filed Critical 蛇の目ミシン工業株式会社
Priority to JP1979023573U priority Critical patent/JPS603810Y2/ja
Priority to US06/121,255 priority patent/US4254726A/en
Priority to DE3006732A priority patent/DE3006732C2/de
Publication of JPS55124266U publication Critical patent/JPS55124266U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS603810Y2 publication Critical patent/JPS603810Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05B—SEWING
    • D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はミシンの針横振れと布送り量若しくはその一つ
を制御用モータを用いて制御する制御機構に関するもの
である。
従来のこの種のミシンは、制御用モータと針横振れ機構
または布送り機構とを機械的に連結するこれら制御の伝
達機構を介する運動の伝達において、機構相互を連結す
る連結部のガタにより運動の往きと帰りとの伝達誤差が
生ずる。
これに対して連結部の相互をばねによって強制的に遊び
範囲の′片側に常に偏らせておくことによりこの誤差を
なくすことが出来るが、このばね力方向が制御用モータ
の駆動力方向と一致していると例えば往きにおいてばね
力がモータ駆動力を助長し、帰りにおいて駆動力を低減
させ、よって駆動力が不均衡となって制御に悪影響を与
えたり、前記駆動力の低減が制御用モータの大型化を要
するなどの不具合を生じた。
本考案は前記の如く遊びの影響をなくすために、例えば
前記伝達機構の従動側連結部に設けた第１のばねで遊び
範囲の片側に偏らせるとともに、同様に伝達機構の駆動
側連結部に設けた第２のばねによって前記第１のばねに
よるモーメントと相反する方向のモーメントを生ぜしめ
て、両ばね力が駆動力方向に対して相殺されて前記の如
き駆動源に対して悪影響を及ぼさないようにしたもので
ある。
以下本考案の実施例を図によって説明すると、第１図に
おいて１は取付本体で、ミシン本体（図示せず）に取付
けられている。
２は合板で、図示していないところの針横振れ制御用パ
ルスモータの軸３に固定されている。
前記台板２は２個所に突部２ａ、２ｂを設けていて、本
体１が形成する制限部４によって回動範囲が制限されて
いる。
５は遮光板で、台板２に固定され、本体１に固定のホト
インタラプタ６を第１図の位置で遮光することによって
パルスモータの回転位置信号を発生させるようになって
いる。
７は二重カムで、台板２に固定されその詳細は第２図に
示す如く図の手前に有効制御範囲Ａを有する針横振れ制
御用カム面８と、隔壁９を隔てて鎖線で示す有効制御範
囲Ｂよりなりカム面８とは回転移動Ｊこ対して互いに逆
方向の傾斜を有する平衡用カム面１０とが一体に形成さ
れている。
前記カム面８には伝達用レバー１１に植設の針横振れ制
御用従動ピン１２が係合しており、該レバー１１は本体
１に固定の段ねじ１３に枢支されて振巾ロッド１４に左
右方向の揺動運動を伝達するようになっている。
１５は第１のばねで、一端が振巾ロッド１４に固定され
、他端が本体１に固定されて振巾ロッド１４を右に移行
すべく付勢されており、よってピン１２をカム面８に圧
接させている。
同時にレバー１１を枢支点１３のガタの片側に偏って枢
支させ、且つ振巾ロッド１４が枢支ピン１６をレバー１
１に押付けるようにしてガタの片側に偏って枢支させそ
してピン１２の圧接力は傾斜面８による分力によってカ
ム７を反時計方向に回動させる力として働く。
前記カム面１０には平衡用レバー１７に植設の平衡用従
動ピン１８が係合しており、該レバー１７は本体１に固
定の段ねじ１９に枢支されている。
２０は第２のばねで、一端が平衡用レバー１７に固定さ
れ、他端が本体１に固定されてピン１８とカム面１０に
圧接させている。
この圧接力は傾斜面１０による分力によってカム７を時
計方向に回動させる力として働く。
第１図における各ピン１２．１８と第２図におけるカム
面８，１０とのそれぞれの係合点Ｐ１．Ｐ２には摩擦力
が働かないと仮定して、これらの係合圧接力による合皮
モーメントがパルスモータ軸３に対して０となるような
平衡条件は、軸３を中心とする２１点のモーメントとｐ
２．県のモーメントが相反する回転方向の同一量をなし
ていることであり、このことはレバー１１がばね１５力
によって支点１３を中心として点Ｐ１に生ぜしめるモー
メントをなしているところの点Ｐ。
におけるカム面８の法線方向圧接力の軸３を中心とする
接線分力が形成するモーメントと、同様にレバー１７が
ばね２０力によって支点１９を中心として点Ｐ２に生ぜ
しめるモーメントをなしているところの、点Ｐ２におけ
るカム面１０の法線方向圧接力の軸３を中心とする接線
分力が形成するモーメントとが等しく且つその力が相反
する回転方向をなすものであるから、予め両ばね１５．
２０力と、各レバー１１．１７の支点１３．１９位置と
、これらと各係合点Ｐ１．Ｐ２との間隙およびカム面３
の形状などを設定し、上記の条件をカム７のすべての回
転位相において適用して、カム面１０の形状を定めるこ
とが出来る。
実際には係合点Ｐ１とＰ２とにはカム面８，１０の接線
方向の摩擦力が働くのでこれを勘案して図式により求め
る。
本考案における実施例は、これらの要件を近似的に満た
すためにカム面１０の形状をカム面８の形状と対称的と
なしたものである。
以上の如く本考案によれば伝達機構の従動側に第１のば
ねを設け、駆動側にはこれと相反する等価的なモーメン
トを形成する第２のばねを設けることにより駆動部にか
かるばね力を相殺し、且つ伝達機構の連結部のガタに対
しては、これらのばね力によってガタの片側に偏らせて
係合されるので運動の伝達誤差が少なくなり、且つ駆動
部は小型化され、制御性のすぐれた伝達機構となし得る
ものであって、産業上実用上その効果の大きい考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の実施例を示す制御機構の正面図、第２
図はそのカム詳細図である。 図中、二重カム７はカム体、８，９はそれぞれ第１のカ
ム面と第２のカム面、１１は伝達用レバー、振巾ロッド
１４は縫目調節機構、１５は第１のばね、１７は平衡用
レバー、２０は第２のばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 針横振れと布送りの量若しくはその一つを制御用モータ
    を用いて制御するミシンにおいて、前記制御用モータに
    よって回転され外周面に２個所のカム面を有し該各カム
    面は有効制御回転範囲において一方向回転に伴ってそれ
    ぞれカム面半径の増加傾斜と減少傾斜とをなした第１の
    カム面と第２のカム面とを形成しているカム体と、前記
    第１のカム面に従動してその移動量をミシンの縫目調節
    機構に伝達する伝達用レバーと、前記第２のカム面に従
    動する平衡用レバーと、前記縫目調節機構とミシン本体
    との間に取付けられていて前記伝達用レバーを前記第１
    のカム面に圧接する方向に付勢している第１のばねと、
    前記平衡用レバーとミシン本体との間に取付けられてい
    て該平衡用レバーを前記第２のカム面に圧接する方向に
    付勢している第２のばねとを設けてなるミシンの制御機
    構。
JP1979023573U 1979-02-24 1979-02-24 ミシンの制御機構 Expired JPS603810Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979023573U JPS603810Y2 (ja) 1979-02-24 1979-02-24 ミシンの制御機構
US06/121,255 US4254726A (en) 1979-02-24 1980-02-13 Sewing machine control mechanism
DE3006732A DE3006732C2 (de) 1979-02-24 1980-02-22 Steuermechanismus in einer Nähmaschine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979023573U JPS603810Y2 (ja) 1979-02-24 1979-02-24 ミシンの制御機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55124266U JPS55124266U (ja) 1980-09-03
JPS603810Y2 true JPS603810Y2 (ja) 1985-02-02

Family

ID=12114278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979023573U Expired JPS603810Y2 (ja) 1979-02-24 1979-02-24 ミシンの制御機構

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4254726A (ja)
JP (1) JPS603810Y2 (ja)
DE (1) DE3006732C2 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS55124266U (ja) 1980-09-03
US4254726A (en) 1981-03-10
DE3006732C2 (de) 1986-08-28
DE3006732A1 (de) 1980-09-04

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