JPS603809A - 雑音防止用高圧抵抗電線 - Google Patents

雑音防止用高圧抵抗電線

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JPS603809A
JPS603809A JP11052883A JP11052883A JPS603809A JP S603809 A JPS603809 A JP S603809A JP 11052883 A JP11052883 A JP 11052883A JP 11052883 A JP11052883 A JP 11052883A JP S603809 A JPS603809 A JP S603809A
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JP
Japan
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wire
resistance
resistance wire
wound
resistance value
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Application number
JP11052883A
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English (en)
Inventor
望月 滋彦
湯川 吉美
彰 澤田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車等内燃機関用の雑音防止用高圧抵抗電線
、特に巻線型の高圧抵抗電線に関する。
近年、内燃機関の急速な進歩に伴ない、要求電圧は20
〜40KVに高められてきており、この為エネルギー損
失の少ない高圧抵抗電線が必要とされてきているが、こ
のエネルギー損失を減少させる大きな要因として高圧抵
抗電線の持つ抵抗値を安定化して常に一定の設定値に保
持し、そのバラツキ幅を減少させると共に電線の持つ浮
遊容量を低減させることが挙げられる。
しかるに従来の炭素含浸抵抗電線では抵抗値のバラツキ
幅が非常に大きいため、抵抗値の安定化を図る方策とし
ては巻線型抵抗電線に依存せざるを得ないのが現状であ
る。
従来この種の巻線型抵抗電線としては第1図及び煕2図
に示すような抵抗電線が知られている。
即ち、第1図の抵抗電線Bはガラス繊維等からなる紐状
芯aの周囲をフェライト粉末、鉄粉等の高導磁率粒体を
混入したゴム状物1bにより被棟し、その上にニクロム
畔、ニッケル線などの高電気抵抗線Oをコイル状に巻線
した巻線型導体上に高絶縁性被覆eを旅した後、編組f
及びシースNgを被覆した構造のもので現在における代
表的な巻線型抵抗電線である。しかし、この巻線型抵抗
電線は従来公知の炭素粒子を含浸させた紐状抵抗電線に
比較すれば格段に抵抗値を安定化させることができる利
点を有するものの、コイル状に巻回した抵抗巻線Oが軸
方向において相互に接触する個所が生じ、単位長さ当り
の抵抗値のバラツキが発生する欠点があシ、又、端末部
の皮剥ぎに際して抵抗巻線Oの撚ル戻シ現象等を生じ端
子接続の信頼性に欠けると共に、これを防止する処置の
ために製造コストの上昇を伴なうなどの問題点があった
。。
又、上記巻線型抵抗電線の単位長さ当りの抵抗値のバラ
ツキを減少させるため本出願人はさきに特開昭48−2
076号公報記載の高圧抵抗電線を提案した。この抵抗
電線B′は第2図に示すように、レーヨン、麻糸、ガラ
ス繊維等のフィラメント束a′の周囲にフェライト粉末
、鉄粉等をゴム又はプラスチック材料に添加混線し有機
溶剤に溶解して塗料とした磁性体b′を塗布乾燥して磁
性コアmを形成し、この磁性コアm上にインピーダンス
増大を月的として抵抗値が極めて低い金属線C′をコイ
ル状に巻回し、このコイルC′上にカーボン、グラファ
イト等を混練した導電性ゴムd′を被覆し、更に雑音防
止効果を増加させるためにカーボン又はグラファイトに
フェライト又は鉄粉を混ぜたゴム又は合成樹脂を混合し
、有機溶剤で塗料にしたものを塗布乾燥した導電性磁性
体の薄層d“を設けた彼、絶縁体Me /及びシース層
g′を被覆したものである。この巻線型抵抗導体B′は
導電性ゴム層d′のみで抵抗を持たせるようにしたから
、線長に関係なく所望の抵抗値が得られるが、この抵抗
電線にあっては導電性ゴム層d′の厚みにより抵抗値を
設定するものであるため抵抗値のバラツキ幅が大きく、
これを減少させるための製造管理がむづかしく、又、端
末部の剥離についても前記の抵抗電線Bと同様の問題が
あり屡々導通不良を生ずる欠点があった。
本発明はかかる従来の巻線型抵抗電線の問題点に鑑がみ
てなされたもので、抵抗値のバラツキ幅を極力減少させ
ると共に端末部の剥離性その他の信頼性が格段にすぐれ
た抵抗電線を提供することを目的としたものである。
以下に本発明を実施例を示す添付の図面に基づいて説明
する。
□31□、よ*8,1゜つ1H7jt)、J’[%JE
ゆ、。□。 1端末部を破断して示した斜視図で、以下
の如くに構成される。即ち、1は可撓性及び高絶縁性を
有する繊維、例えばガラス繊維、ポリアラミツド繊維等
を撚シ合わせるか編組みした紐状繊維、2はこの紐状繊
維1の周囲を水溶性アクリル樹脂、シリコーンゴム脂等
の合成樹脂で固着被覆した芯線集束層で、必要に応じて
′磁気特性を付与するためにこれらの楠脂にグラファイ
ト粉末、鉄粉等の高導磁性粒子を適5.添加して高周波
誘電損失を高めることができる。3は金属抵抗線で例え
ばニクロム線、ニッケル線、ニッケルークロム抵抗線な
どの高電気抵抗線からなり、芯線集束層iの外周に適当
なピッチでコイル状に巻回される。又、4は導電性シリ
コーンゴム層で、例えば付加反応型のシリコーンゴムを
ベースとしてこれに適P・の導電性素材例えばカーボン
、カーボン繊維等を配合して導電性を付与したもので、
導電性素材の配合量を調整することによって種々の固有
抵抗に設定することが可能である。この導電性シリコー
ンゴム屓4は金属抵抗線3を巻回した芯線2上に押出成
型することによって容易に被租され巻線導体5が形成さ
れる。更に1巻線溝体5の周囲に合成ゴム、シリコーン
ゴム等からなる高絶縁層6を被傍し、次いで常法により
編組Tを施した後シース層8を被&して本発明の高圧抵
抗電線ムが形成される。
以上の構成からなる本発明の高圧抵抗型mにおいて、第
1図の従来の抵抗電線との本質的な相違点はコイル状の
金属抵抗線3の周囲に導電性シリコーンゴム層4を押出
し被覆することによって、巻線導体5の抵抗値の安定化
、バラツキ幅の減少と共に長期間に亘る耐久性の賦与並
びに端末部の信頼性の改善を一挙に達成した点にある。
即ち、コイル状の金属抵抗線3は雑音防止特性の効果を
高めるために巻き回数をできるだけ多くする操作が行な
われるが、この場合従来の第1図に示す巻線型抵抗電線
にあっては第4図(2L)のイ、イ′部に示すように金
属抵抗線Cが相互に接触する箇ntを生じ、一単位長さ
当りの抵抗値バラツキが発生する原因となっていた。こ
れが本発明においては第4図中)及びΦ】に示す口部分
の拡大断面図中5 に示されるように金属抵抗線3の外
周に導電性シリコーンゴム層4を押出被覆することによ
り、導電性シリコーンゴム層は金属抵抗線3の外周のみ
ならずその間隙にも充填介在されて金属抵抗線相互の接
触箇所の発生を未然に防止し抵抗値のバラツキを減少さ
せる作用を示す。又、この際、単位長さ自りの指示抵抗
値は金属抵抗線3と導電性シリコーンゴム層4との並列
合成抵抗で表わされるので、導電性シリコーンゴム層4
に配合する導電性素材の配合l°を加減することによる
体積固有抵抗値と、導電性シリコーンゴムN4の成形厚
さとを適宜調整することによって導電性シリコーンゴム
層4の抵抗値を金属抵抗線3の抵抗値と略同−にするこ
とが可能となり、単位長さ当シの抵抗値のバラツキを最
少限に抑えることができる。
今、−例として径0.8mの芯線2に径0.045瓢の
ニッケルークロム抵抗線3をピッチ0.12〜0.16
餌で巻回したものに、体積固有抵抗3.5〜5Ω・αの
導電性シリコーンゴム層4を径1.15〜1.20tr
Inに押出被覆した本発明の抵抗電線と、第1図及び第
2図に示す従来の抵抗電線について夫々抵抗値のバラツ
キを試験した結果を第1表及び第5図(IL)乃至(0
)に示した。なお、第5図(IL)は本発明の抵抗電線
、■)は第1図の抵抗電線、(C)は第2図の抵抗電線
の測定抵抗値の度数分布図を示す。
第1表及び第5図(IL)〜(C1の結果から明もかな
ように本発明の抵抗電線のバラツキ幅は第1図及び第2
図に示す従来の抵抗電線に比し極めて少ないことがわか
る。更に、その他一般電#特性につい−C411eL、
*d8. amfnJl”*n%*VcNI、、c+ 
’1抵抗値のバラツキ幅は本発明の方が少なめ一つ叡。
又、本発明の抵抗電線は端末部の信頼性と作業性が格段
にすぐれている。即ち、第6図中)に示すように従来の
巻線型抵抗電線にあっては電線Bよシ端末部B、を皮剥
ぎ離脱させる際、金属抵抗線Cの撚シ戻り現象が生ずる
が、本発明の抵抗電線にあっては導電性シリコーンゴム
層4の剥離効果によって亀6図(a)に示すように容易
にその上層に被杖された絶縁体6から皮剥ぎ離脱させる
ことが可能となシ従来の抵抗電線にみられるような全極
抵抗線の撚9戻#)現象は皆無となる。
更に、抵抗電線を端子に加締めるに際しては、導体と端
子との接触抵抗によって導体焼損を惹起する危険がある
ので充分な注意が払われており、そのため現在は第7図
(ロ)に示すように導体10と端子9との間に導電性′
塗料11を塗布したり、或は第1図(0)に示すように
導体10と端子9との間に金属ピン12を差し込む等の
方法で対応しているが、本発明の抵抗電線によれば第7
図(a)に示すように、巻線導体50表面が弾性のゴム
質であるため金属端子9との接触が容易になされ、従来
のような後処理の必要性は皆無となシ、更に、端子加締
時の衝撃による金属抵抗線の断線を防止することも可能
となる。
以上詳細に説明したように本発明の巻線型抵抗電線によ
れば、抵抗値を安定化し、バラツキ幅の弾めて少ない自
動車用等の雑音防止用高圧抵抗電線を提供することがで
きると共に、端末部の信頼性及び作業性を大幅に向上さ
せ、更に耐久性にすぐれ、製造コストも低減させること
が可能となるなど多くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の巻線型高圧抵抗電線の端末部
を破断して示した斜視図、第3図は本発明の雑音防止用
高圧抵抗電線の端末部を破断し1示した斜視図、第4図
(a)は従来の巻線型高圧抵抗1!線の巻線部の部分斜
視図、―)は本発明の抵抗電線の巻線部の部分斜視図、
φ′)は(b)の口部分の拡大断面図、第5図(a)は
本発明の抵抗電線の抵抗値の度数分布図、第5図(b)
 、 (0)は従来の抵抗電線の抵抗値の度数分布図、
第6図(IL)は本発明の抵抗電線、Φ)は従来の抵抗
電線の夫々端末部の皮剥ぎ状態を示す斜視図、第1図(
勾は本発明の抵抗電線の端子圧着後の断面図、(b)及
び(0)は従来の抵抗電線の端子圧着後の断面図を示す
。 1・・・紐状繊維、2・・・芯線集束層、3・・・金属
抵抗線)4・・・導電性シリコーンゴム層、5・・・巻
線導体、6・・・絶縁層、T・・・編紐、8・・・シー
ス層、9・・・端子。 第4図 (b) (b“) 律」九個−(KΩ/m) 1氏1九つ直 (KΩ7m) 第6図 (a) (b) 第7図 (a ) (b) 3°) 1 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和58年 特許願 第110528
号2、発明の名称 雑廿防止用高圧抵抗電線 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住PR東京都港区三田1丁目4番28号名称 一二−名−(689)矢崎総業株式会社4、代理人 7、補正の対象 −一−−−” 8、補正の内容 別紙のとおり 補正の内容(特願昭58−110528号〕1、 明細
書第6頁第18行「拡大断面図(b’)J を「拡大断
面図(C)」と補正する。 2、 同、第10頁第11行r(b’)Jをr(0)J
と補正する。 3、 図面、第4図(b′〕 を別紙のとおり補正する
。 (内容に変更なし) 特許出願人 矢崎総業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高絶縁性紐状繊維表面を合成樹脂で固着した芯線上に金
    属抵抗線をコイル状に巻線し、該金属抵抗線の外周に導
    電性シリコーンゴムを被覆し、更に該導電性シリコーン
    ゴム被覆の外周に高絶縁性のゴム状物質からなる絶縁被
    覆を形成したことを特徴とする雑音防止用高圧抵抗電線
JP11052883A 1983-06-20 1983-06-20 雑音防止用高圧抵抗電線 Pending JPS603809A (ja)

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ID=14538087

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6369107A (ja) * 1986-09-10 1988-03-29 矢崎総業株式会社 巻線式雑音防止用高圧抵抗電線
JPH04181610A (ja) * 1990-04-16 1992-06-29 Prestolite Wire Corp イグニッションケーブルおよびその製造方法
JPH04106815U (ja) * 1991-02-27 1992-09-16 矢崎総業株式会社 高耐油,高難燃性自動車用高圧抵抗電線

Citations (2)

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JPS4426679Y1 (ja) * 1966-06-11 1969-11-08
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