JPS6038089B2 - 穀物の貯蔵方法および装置 - Google Patents

穀物の貯蔵方法および装置

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JPS6038089B2
JPS6038089B2 JP55162484A JP16248480A JPS6038089B2 JP S6038089 B2 JPS6038089 B2 JP S6038089B2 JP 55162484 A JP55162484 A JP 55162484A JP 16248480 A JP16248480 A JP 16248480A JP S6038089 B2 JPS6038089 B2 JP S6038089B2
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grain
silo
cooling
storage
grains
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JP55162484A
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博久 鈴木
弘憲 高橋
史人 高木
義 羽根
勝利 渋谷
栄二 宮路
稔 杉田
秀光 田中
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Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/51Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture specially adapted for storing agricultural or horticultural products

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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、多量の穀物をその品質の劣化を防いで長期
間にわたり貯蔵することができる穀物貯蔵方法およびそ
の方法の実施に好適な貯蔵装置に関する。
この発明で言う穀物とは、大豆、菜種、トウモロコシ、
小麦、大麦、米等や脱脂大豆等の飼料穀物のような、粉
粒状の農産物及びその加工物の全てを指す。
これらの穀物の貯蔵条件として、低温、低温に保つこと
、あるいはダストや爽雑物を除去することが必要とされ
る。しかし、輸入穀物のような多量の穀物を一時に低温
、低水分に保ったり、あるいはダストや爽雑物を除去す
るについては、従来のサイロ形態では種々の問題があっ
た。たとえば、この種の従来の穀物貯蔵装置として、穀
物を貯蔵する備蓄サイロに通風冷却装置を設置し、そし
てこの通風冷却装置によって備蓄サイロ内のすべての穀
物を通風冷却することにより、多量の穀物をその品質の
劣化を防いで長期間にわたり貯蔵するようにした構成の
ものが知られている。しかし、このような穀物貯蔵装置
にあっては、多量でしかも幾層にも重なった穀物を通風
冷却しなければならす、このため大容量でしかも風圧の
高い送風機と大容量の冷却機が必要であった。また、た
とえば備蓄される穀物の中に粒径の異なったものや不純
物が偏って存在している場合には、風の通過しやすい部
分と風の通過し‘こくい部分とができ、このため穀物全
体を一様に冷却することができないという問題があった
。この発明は以上の点を考慮してなされたもので、船舶
などから搬入された多量の穀物を、比較的小型の送風機
や冷却機などによって貯蔵に必要な性状になすことがで
きる経済的な貯蔵方法およびその方法の実施に好適な貯
蔵装置を提供するものである。
ここでまず、この発明の基本的な特徴について述べると
、この発明にあっては、船舶などから搬入された穀物を
貯蔵するに際し、まず前記穀物を保管サイロ中に一時的
に保管し、ついでこの保管サイロ中の穀物を処理装置に
導入して貯蔵に必要な処理をなし、その処理済の穀物を
単独あるいは未処理の穀物と共に前記処理装置よりも大
容量の備蓄サイロ中に送り込んで貯蔵する基本的な特徴
がある。
この場合、貯蔵に必要な処理は、搬入された穀物の性状
によって異なる。ある穀物の場合には、冷却処理だけが
必要とされ、別の穀物の場合には、乾燥処理、冷却処理
およびダスト、爽雑物の除去処理などが必要とされる。
なお、この発明の貯蔵方法自体は、貯蔵装置の説明によ
って自ずと明らかになるであろうから、以下においては
貯蔵装置の実施例を中心に説明する。〔冷却処理のみを
なす第1実施例〕 (第1図および第2図参照) たとえば、船舶(図示せず)から荷下ろされた穀物は、
輸送ライン1を介して輸送されて保管サイロ2内に一時
的に保管される。
次に、保管サイロ2内に保管された穀物の一部は、輸送
ライン3を介して輸送されて、断熱材6で外部と断熱さ
れかつ通風冷却装置を有する冷却サイロ4内に移送され
、そこで充分に通風冷却される。なお、この冷却サイロ
4内で通風冷却される穀物は保管サイロ2内に保管され
た穀物の一部で比較的少量であるから、この穀物を通風
冷却するための通風冷却装置としては、比較的4・容量
でしかも風圧の比較的低い送風機と、比較的小容量の冷
却機であればよく、したがって比較的小型のものでよい
。次に、冷却サイロ4内で充分に冷却された穀物Aと、
冷却されていない穀物B(つまり冷却サイロ4を通過せ
ずに保管サイロ2から直接輸送されてきた穀物)とは、
ともに輸送ライン5を介して輸送されて、断熱材6で外
部と断熱されてはいるが通風冷却装置を有していない備
蓄サイロ7内に投入、混合されて貯蔵される。なお、穀
物Aと穀物Bとを同一の輸送ライン5を介して備蓄サイ
ロ7内に投入混合させてもよいが、別々の輸送ラインを
介して備蓄サイロ7内に投入混合させてもよく、要は最
終的に備蓄サイロ7内で均一に混合されればよい。この
ようにして船舶から同下ろされた穀物は全て備蓄サイロ
7内に貯蔵される。なお、船舶から荷下ろされた穀物の
量が多すぎたり、あるいは冷却すべき穀物Aの量が多す
ぎて一度に冷却サイロ4内に入らない場合には、冷却す
べき穀物Aを数回に分けて冷却サイロ4で冷却し、そし
て上述のように冷却しない穀物Bと混合して備蓄サイロ
7内に貯蔵すればよい。また逆に、冷却すべき穀物Aの
量が小さい場合には冷却条件によっては冷却サイロ4を
単体のサイロを構成することなく第2図に示すように、
断熱材6を以て外部と断熱されかつ通風冷却装置(図示
せず)を有するバイパス輸送管路11としてもよい。さ
らにまたたとえば冬期のように船舶から荷下ろされた穀
物の温度が十分に低い場合でこの穀物を改めて冷却サィ
。4で冷却させる必要がない場合には、そのまま直接備
蓄サイロ7内に貯蔵させてもよい。
なお上記実施例では、輸送ライン5を外部と特に断熱し
ていないが、これを断熱構造にすれば熱損失をより一層
少なくすることができる。
また、冷却サイロ4、備蓄サイロ7および輸送ライン5
を、スペースをとらずかつ断熱性の優れた地下埋設型と
すれば、熱損失をより一層少なくすることができる。(
穀物Aと穀物Bとの混合例について) 次表は、穀物Aと穀物Bの温度・重量比を種々変化させ
た場合において、備蓄サイロ7内に貯蔵される穀物の温
度変化を示すものである。
この表から明らかなように、穀物Aと穀物Bの温度・重
量比を種々変化させることで、備蓄サイロ7内に貯蔵さ
れる穀物全体の温度を任意に制御Zできることがわかる
〔乾燥処理、冷却処理およびダスト、爽難物の除去処理
をなす第2実施例〕(第3図参照)なお、この第2実施
例においては、前記第1実施例と同一ないしは同様の構
成部分について図中同一符号を付すことにより、その部
分の説明を簡略化する。
ここでも、船舶などから搬入された多量の穀物は、まず
保管サイロ2内に入り、必要に応じて榎蒸される。
この第2実施例では、この保管サイロ2から、必要によ
りダストや爽雑物の除去サイロ8、乾燥サイロ9および
冷却サイロ4を通した穀物を備蓄サイロ7で貯蔵する。
このとき、保管サイロ2内に搬入された穀物の温度およ
び湿度の条件が設定された条件を満足している場合には
、穀物を冷却サイロ又は乾燥サイロを通らない径路で送
ればよい。また、保管サイロ2を備蓄サイロとしても利
用する場合には、穀物を保管サイロ2→(ダスト、爽雑
物除去サイロ8)→乾燥サイロ9→冷却サイロ4→保管
サイロ2と送り戻すこともできる。さらに、備蓄サイロ
7内で貯蔵していた穀物が外乱などにより温度上昇(あ
るいは湿度上昇)したような場合には、備蓄サイロ7→
冷却サイロ4(あるいは乾燥サイロ9)とローテーショ
ンすることもできる。さらに搬入穀物が少量の場合で処
理を施す必要がある場合は、保管サィ。
を通さず直援爽雑物除去サイロ8や乾燥サイロ9、冷却
サイロ4に送ることができる。ところで、前記ダスト、
爽雑物除去サイロ8、乾燥サイロ9および冷却サイロ4
については、それぞれ別のサイロを利用することもでき
るが、それらを一つの装瞳で兼ねることもできる。
なお、この第2実施例においては、前述した第1実施例
と異なり、備蓄サイロ7などに断熱構造が探られていな
いが、これは、備蓄すべき穀物自体がかなりの熱容量を
もっているので、場合によっては断熱をするまでもない
からである。この発明の備蓄サイロ内での貯蔵条件は、
穀物の品質を15C0以下、水分を10%以下に保つこ
とが必要であり、これらの数値以上の条件では、穀物の
発芽率の低下、含有成分の酸化、分解などの品質の劣化
が起り穀物の貯蔵に適さない。
これらの条件は、従釆の備蓄サイロでは一般には満足さ
れておらず、たとえ満足するように通風冷却装置を動作
させても多大のエネルギーを必要とするものであったが
、本発明方法により貯蔵に必要な冷却処理を施こすこと
によって、少量のエネルギーによって上記条件を満足す
ることが可能となった。以上説明したように、この発明
によれば従来のように貯蔵サイロ内で、穀物を冷却させ
る場合には、大容量の設備がサイロ毎に必要とされ、し
かも穀物は熱容量が大きいので、一度低温にすると次の
冷却期間までその設備が無駄になるのに対し、この発明
では、小さな冷却サイロなどによって効率良く乾燥冷却
などを行なうことができる。したがって、この発明は群
サイロの場合にも適用することができる。また、比較的
容量の小さい冷0却サイロによりいくつかに分けて冷却
すること、およびこの冷却処理した穀物を未処理の穀物
と混合させながら備蓄サイロ内に貯蔵することから、貯
蔵する穀物の粒径のバラッキが大きい場合であっても、
それら穀物を備蓄サイロ内において略婚5一の温度分布
を有した状態で貯蔵することができる。また、必要最小
限の穀物にのみ冷却処理を施こし、他の残りの穀物は直
接保管サイロから備蓄サイロ内に移送して貯蔵するため
、冷却サイロ内を通過する穀物の量を極力少ないものと
すること0ができ、冷却サイロ通過時に生じる穀物の物
理的損傷を減じるとともに、穀物の輸送コストを軽減す
ることができる。更に、この発明方法は、在来のサイロ
を利用して、これらを相互に連結する穀物輸送ラインを
備えることによって、容易に遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による穀物の貯蔵装置の第1実施例を
示す概略構成図、第2図はその第1実施例の変形例を示
す一部の概略構成図、第3図はこの発明の第2実施例を
示す概略構成図である。 1,3,5・・・・・・輸送ライン、2・・・・・・保
管サイロ、4……冷却サイロ(冷却手段を有する装置)
、6・・・・・・断熱材、7・・・・・・備蓄サイロ、
8・・・・・・ダスト,爽雑物除去サイロ(除去手段を
有する装置)、9……乾燥サイロ(乾燥手段を有する装
置)。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 穀物を貯蔵するに際し、まず前記穀物を保管サイロ
    中に一時的に保管し、ついでこの保管サイロ中の穀物を
    冷却処理装置に導入して冷却処理を施こし、その処理済
    の穀物を未処理の穀物に均一に混合させて前記処理装置
    よりも大容量の備蓄サイロ中に送り込んで貯蔵すること
    を特徴とする穀物の貯蔵方法。 2 穀物を一時的に保管する保管サイロと、穀物を貯蔵
    するのに必要な温度以下に冷却する冷却処理装置と、こ
    の冷却処理装置よりも大容量の備蓄サイロと、これら備
    蓄サイロ、冷却処理装置および保管サイロの三者間を相
    互に連結する穀物輸送ラインとを備えていることを特徴
    とする穀物の貯蔵装置。
JP55162484A 1980-11-18 1980-11-18 穀物の貯蔵方法および装置 Expired JPS6038089B2 (ja)

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JPS5786223A JPS5786223A (en) 1982-05-29
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62250894A (ja) * 1986-04-22 1987-10-31 Mitsubishi Electric Corp 誘導電動機の駆動装置
JP2005065513A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Yanmar Co Ltd 乾燥貯蔵施設

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62250894A (ja) * 1986-04-22 1987-10-31 Mitsubishi Electric Corp 誘導電動機の駆動装置
JP2005065513A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Yanmar Co Ltd 乾燥貯蔵施設
JP4577812B2 (ja) * 2003-08-25 2010-11-10 ヤンマー株式会社 乾燥貯蔵施設

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