JPH11168970A - 穀粒貯蔵方法及びその装置 - Google Patents
穀粒貯蔵方法及びその装置Info
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- JPH11168970A JPH11168970A JP36456197A JP36456197A JPH11168970A JP H11168970 A JPH11168970 A JP H11168970A JP 36456197 A JP36456197 A JP 36456197A JP 36456197 A JP36456197 A JP 36456197A JP H11168970 A JPH11168970 A JP H11168970A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 穀温調整庫に搬入される全ての穀粒を温度む
らなく均一に調温させ、穀粒表面に結露を生じさせるお
それのない穀粒貯蔵方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 断熱構造の壁7により囲繞された断熱空
間5内に複数基の貯蔵サイロ6を収容し、断熱空間5内
を断熱構造の壁7により仕切って、穀粒を長期間保存す
る低温貯蔵庫8と、低温貯蔵庫8から取り出した穀粒を
調温させて次工程に搬出する穀温調整庫9とに区画し、
穀温調整庫9内の空気を冷却して低温貯蔵庫8内の雰囲
気温度に平衡させた後、低温貯蔵庫8内の穀粒を穀温調
整庫9内に搬入し、穀温調整庫9内の空気を加温して穀
粒を外気温度まで昇温させて次工程に搬出する。
らなく均一に調温させ、穀粒表面に結露を生じさせるお
それのない穀粒貯蔵方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 断熱構造の壁7により囲繞された断熱空
間5内に複数基の貯蔵サイロ6を収容し、断熱空間5内
を断熱構造の壁7により仕切って、穀粒を長期間保存す
る低温貯蔵庫8と、低温貯蔵庫8から取り出した穀粒を
調温させて次工程に搬出する穀温調整庫9とに区画し、
穀温調整庫9内の空気を冷却して低温貯蔵庫8内の雰囲
気温度に平衡させた後、低温貯蔵庫8内の穀粒を穀温調
整庫9内に搬入し、穀温調整庫9内の空気を加温して穀
粒を外気温度まで昇温させて次工程に搬出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒貯蔵方法及び
その装置に係り、特に、穀粒を長期間貯蔵した後、穀粒
を搬出する際に結露を生じさせることのない穀粒貯蔵装
置に関する。
その装置に係り、特に、穀粒を長期間貯蔵した後、穀粒
を搬出する際に結露を生じさせることのない穀粒貯蔵装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】穀粒を袋詰めすることなく貯蔵サイロな
どでばら状態で貯蔵する際、品質の劣化を防止するため
に空気冷却装置を付設した貯蔵サイロに貯蔵することが
行われている。この貯蔵サイロから穀粒を搬出する場
合、穀粒の温度と外気温度とに差があり、外気温度が高
い場合には穀粒の表面に結露する。この露を除去するに
は一定時間穀粒を外気に暴露する必要があり、貯蔵サイ
ロ後工程の使用にすぐ対応することができない問題があ
った。
どでばら状態で貯蔵する際、品質の劣化を防止するため
に空気冷却装置を付設した貯蔵サイロに貯蔵することが
行われている。この貯蔵サイロから穀粒を搬出する場
合、穀粒の温度と外気温度とに差があり、外気温度が高
い場合には穀粒の表面に結露する。この露を除去するに
は一定時間穀粒を外気に暴露する必要があり、貯蔵サイ
ロ後工程の使用にすぐ対応することができない問題があ
った。
【0003】これを解決する手段として従来は特開昭5
8ー149615号公報や、特公昭58ー288号公報
に開示されているものがある。
8ー149615号公報や、特公昭58ー288号公報
に開示されているものがある。
【0004】前者のものは、玄米低温貯蔵庫の後工程
に、加湿装置を備えてなる空気加温装置と送風管を介し
て連結した玄米調質タンクを設けたものである。そし
て、低温貯蔵庫から排出される玄米が玄米調質タンク内
で直ちに加温・加湿されるので、玄米は過乾燥状態にな
ることなく昇温され、結露等を生じることなく円滑に搬
送されるものである。
に、加湿装置を備えてなる空気加温装置と送風管を介し
て連結した玄米調質タンクを設けたものである。そし
て、低温貯蔵庫から排出される玄米が玄米調質タンク内
で直ちに加温・加湿されるので、玄米は過乾燥状態にな
ることなく昇温され、結露等を生じることなく円滑に搬
送されるものである。
【0005】後者のものは、貯蔵サイロ本体にそれぞれ
一端を接続された粒体搬入路および粒体搬出路とを備
え、貯蔵サイロ本体を所定空間おいて収容する容器と、
前記粒体搬入路および容器内を温度調節する温度調節機
構とが設けられているばら状粒体の貯蔵装置において、
上記粒体搬出路に温度調節機構を設け、粒体搬出時に粒
体搬出路で粒体を調温した後、貯蔵サイロ本体から搬出
可能に構成したものである。これにより、貯蔵サイロ本
体内に貯蔵されるばら状粒体が局所的に異変を受けるこ
とがなく、かつ外気の影響を受けにくいばら状粒体の貯
蔵装置を提供できるものである。
一端を接続された粒体搬入路および粒体搬出路とを備
え、貯蔵サイロ本体を所定空間おいて収容する容器と、
前記粒体搬入路および容器内を温度調節する温度調節機
構とが設けられているばら状粒体の貯蔵装置において、
上記粒体搬出路に温度調節機構を設け、粒体搬出時に粒
体搬出路で粒体を調温した後、貯蔵サイロ本体から搬出
可能に構成したものである。これにより、貯蔵サイロ本
体内に貯蔵されるばら状粒体が局所的に異変を受けるこ
とがなく、かつ外気の影響を受けにくいばら状粒体の貯
蔵装置を提供できるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ものは低温貯蔵庫と玄米調質タンクとを連絡する搬送コ
ンベア、昇降機などの搬送装置に温度調節装置が設けら
れていないため、低温貯蔵庫から搬出された玄米が外気
温に晒(さら)されることになり、外気温との温度差が
大きい場合は玄米表面に結露を生じさせるおそれがあ
る。
ものは低温貯蔵庫と玄米調質タンクとを連絡する搬送コ
ンベア、昇降機などの搬送装置に温度調節装置が設けら
れていないため、低温貯蔵庫から搬出された玄米が外気
温に晒(さら)されることになり、外気温との温度差が
大きい場合は玄米表面に結露を生じさせるおそれがあ
る。
【0007】これに対し後者のものは、粒体搬入路を流
れる穀粒の流量が小さい場合は粒体搬入路に設けた温度
調節機構により瞬時に調温されることになるが、穀粒の
流量が大きい場合は所定温度に調温されるまでに長時間
を要するものであった。このため、穀粒の流量が大きい
場合は粒体搬入路において温度むらが生じ、調温されて
いない穀粒表面には結露を生じさせるおそれがあった。
れる穀粒の流量が小さい場合は粒体搬入路に設けた温度
調節機構により瞬時に調温されることになるが、穀粒の
流量が大きい場合は所定温度に調温されるまでに長時間
を要するものであった。このため、穀粒の流量が大きい
場合は粒体搬入路において温度むらが生じ、調温されて
いない穀粒表面には結露を生じさせるおそれがあった。
【0008】本発明は上記問題点にかんがみ、穀温調整
庫に搬入される全ての穀粒を温度むらなく均一に調温さ
せ、穀粒表面に結露を生じさせるおそれのない穀粒貯蔵
方法及びその装置を提供することを技術的課題とする。
庫に搬入される全ての穀粒を温度むらなく均一に調温さ
せ、穀粒表面に結露を生じさせるおそれのない穀粒貯蔵
方法及びその装置を提供することを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、低温貯蔵庫に長期間保存した穀粒を穀温調整
庫に搬入し、穀粒を調温して次工程に取り出す穀粒貯蔵
方法であって、前記穀温調整庫内の空気を冷却して前記
低温貯蔵庫内の雰囲気温度に平衡させた後、前記低温貯
蔵庫内に保存中の穀粒を前記穀温調整庫内に搬入し、前
記穀温調整庫内の空気を加温して穀粒を外気温度まで昇
温させてから次工程に取り出す、という技術的手段を講
じた。穀粒の調温は、まず穀温調整庫内の空気を冷却し
て低温貯蔵庫内の雰囲気温度に平衡させ、次に、低温貯
蔵庫から穀温調整庫に穀粒の搬入を開始し、穀粒の搬入
が終了すると、穀温調整庫内の空気を加温して穀温を徐
々に外気温に合った温度に調温していく。これにより、
穀温調整庫に搬入される全ての穀粒を均一に調温させる
とともに、調温の初期段階は低温貯蔵庫と穀温調整庫と
の間に温度差がないので、穀粒表面に結露を生じさせる
ことがなくなる。
本発明は、低温貯蔵庫に長期間保存した穀粒を穀温調整
庫に搬入し、穀粒を調温して次工程に取り出す穀粒貯蔵
方法であって、前記穀温調整庫内の空気を冷却して前記
低温貯蔵庫内の雰囲気温度に平衡させた後、前記低温貯
蔵庫内に保存中の穀粒を前記穀温調整庫内に搬入し、前
記穀温調整庫内の空気を加温して穀粒を外気温度まで昇
温させてから次工程に取り出す、という技術的手段を講
じた。穀粒の調温は、まず穀温調整庫内の空気を冷却し
て低温貯蔵庫内の雰囲気温度に平衡させ、次に、低温貯
蔵庫から穀温調整庫に穀粒の搬入を開始し、穀粒の搬入
が終了すると、穀温調整庫内の空気を加温して穀温を徐
々に外気温に合った温度に調温していく。これにより、
穀温調整庫に搬入される全ての穀粒を均一に調温させる
とともに、調温の初期段階は低温貯蔵庫と穀温調整庫と
の間に温度差がないので、穀粒表面に結露を生じさせる
ことがなくなる。
【0010】また、前記穀温調整庫内の空気の冷却は、
前記低温貯蔵庫内から冷気を取り込むことにより行って
も、穀温調整庫内に設けた空気冷却装置により行っても
よい。
前記低温貯蔵庫内から冷気を取り込むことにより行って
も、穀温調整庫内に設けた空気冷却装置により行っても
よい。
【0011】更に、本発明に係る穀粒貯蔵装置は、断熱
構造の壁により囲繞(いにょう)された断熱空間内に複
数基の貯蔵サイロを収容し、該断熱空間内を前記断熱構
造の壁により仕切って、穀粒を長期間保存する低温貯蔵
庫と、該低温貯蔵庫から取り出した穀粒を調温させて次
工程に搬出する穀温調整庫とに区画し、前記低温貯蔵庫
と前工程の装置とを連絡する搬送装置及び前記低温貯蔵
庫と前記穀温調整庫とを連絡する搬送装置を前記断熱空
間内に収容するとともに、前記穀温調整庫に収容した貯
蔵サイロにはその一側に揚穀機を立設するものである。
これにより、長期間低温で保存された穀粒を低温貯蔵庫
から穀温調整庫に移送する際、搬送装置が断熱空間内に
収容されているので、搬送装置が庫内温度に保持されて
外気温に晒されることがなく、穀粒の表面に結露を生じ
ることがない。
構造の壁により囲繞(いにょう)された断熱空間内に複
数基の貯蔵サイロを収容し、該断熱空間内を前記断熱構
造の壁により仕切って、穀粒を長期間保存する低温貯蔵
庫と、該低温貯蔵庫から取り出した穀粒を調温させて次
工程に搬出する穀温調整庫とに区画し、前記低温貯蔵庫
と前工程の装置とを連絡する搬送装置及び前記低温貯蔵
庫と前記穀温調整庫とを連絡する搬送装置を前記断熱空
間内に収容するとともに、前記穀温調整庫に収容した貯
蔵サイロにはその一側に揚穀機を立設するものである。
これにより、長期間低温で保存された穀粒を低温貯蔵庫
から穀温調整庫に移送する際、搬送装置が断熱空間内に
収容されているので、搬送装置が庫内温度に保持されて
外気温に晒されることがなく、穀粒の表面に結露を生じ
ることがない。
【0012】そして、前記揚穀機の下端部と前記穀温調
整庫に収容した貯蔵サイロの下端部との間に、穀粒を循
環させる循環機構を設けているので、穀粒を穀温調整庫
内で循環させながら調温すると、貯蔵サイロに投入され
た穀粒を瞬時に所定温度に調温させて穀粒搬出時の処理
能力を向上させることが可能となる。
整庫に収容した貯蔵サイロの下端部との間に、穀粒を循
環させる循環機構を設けているので、穀粒を穀温調整庫
内で循環させながら調温すると、貯蔵サイロに投入され
た穀粒を瞬時に所定温度に調温させて穀粒搬出時の処理
能力を向上させることが可能となる。
【0013】前記断熱空間内を仕切る壁には、前記低温
貯蔵庫と前記穀温調整庫とを連通又は遮蔽するダンパー
を設けると、低温貯蔵庫と穀温調整庫とを連通すること
ができ、穀温調整庫内に低温貯蔵庫内から冷気を取り込
んで冷却することができる。
貯蔵庫と前記穀温調整庫とを連通又は遮蔽するダンパー
を設けると、低温貯蔵庫と穀温調整庫とを連通すること
ができ、穀温調整庫内に低温貯蔵庫内から冷気を取り込
んで冷却することができる。
【0014】そして、低温貯蔵庫には、庫内の空気を低
温に保持する空気冷却装置を設ける一方、前記穀温調整
庫には低温に保持された空気を所定温度に調温させる温
度調節機構を設けると、穀温調整庫内に別途空気冷却装
置を設ける必要がない。
温に保持する空気冷却装置を設ける一方、前記穀温調整
庫には低温に保持された空気を所定温度に調温させる温
度調節機構を設けると、穀温調整庫内に別途空気冷却装
置を設ける必要がない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の穀粒貯蔵装置の一実
施形態を示す概略縦断面図である。この穀粒貯蔵装置1
は側壁2と屋根部3とからなる建屋に形成され、その中
に断熱構造の壁4により囲繞(いにょう)された断熱空
間5を収容する。更に、この断熱空間5の中に下端が円
錐形状をした筒状の貯蔵サイロ6…を複数基収容すると
ともに、断熱空間5の中央縦断面を断熱構造の仕切壁7
により仕切って、複数基の貯蔵サイロ6a…を並設する
低温貯蔵庫8と、少なくとも一基の貯蔵サイロ6bを収
容する穀温調整庫9とに区画する。前記仕切壁7には、
前記低温貯蔵庫8と前記穀温調整庫9とを連通又は遮蔽
するダンパー10,10を設ける。そして、前記低温貯
蔵庫8の各貯蔵サイロ6a…上端には低温貯蔵庫8の前
工程の装置(例えば計量機)と連絡する搬送装置11が
設けられ、各貯蔵サイロ6a…下端には穀粒を低温貯蔵
庫8から穀温調整庫9に移送する搬送装置12を設け
る。これら搬送装置11及び搬送装置12は断熱空間5
内に収容し、外気温の影響を受けにくい構成とする。
しながら説明する。図1は本発明の穀粒貯蔵装置の一実
施形態を示す概略縦断面図である。この穀粒貯蔵装置1
は側壁2と屋根部3とからなる建屋に形成され、その中
に断熱構造の壁4により囲繞(いにょう)された断熱空
間5を収容する。更に、この断熱空間5の中に下端が円
錐形状をした筒状の貯蔵サイロ6…を複数基収容すると
ともに、断熱空間5の中央縦断面を断熱構造の仕切壁7
により仕切って、複数基の貯蔵サイロ6a…を並設する
低温貯蔵庫8と、少なくとも一基の貯蔵サイロ6bを収
容する穀温調整庫9とに区画する。前記仕切壁7には、
前記低温貯蔵庫8と前記穀温調整庫9とを連通又は遮蔽
するダンパー10,10を設ける。そして、前記低温貯
蔵庫8の各貯蔵サイロ6a…上端には低温貯蔵庫8の前
工程の装置(例えば計量機)と連絡する搬送装置11が
設けられ、各貯蔵サイロ6a…下端には穀粒を低温貯蔵
庫8から穀温調整庫9に移送する搬送装置12を設け
る。これら搬送装置11及び搬送装置12は断熱空間5
内に収容し、外気温の影響を受けにくい構成とする。
【0016】前記穀温調整庫8内には、少なくとも一基
の貯蔵サイロ6bを立設し、該貯蔵サイロ6bの一側に
揚穀機13を立設する。該揚穀機13の下端には揚穀機
13用のホッパー14,15を設け、一方のホッパー1
4には前記搬送装置12の搬送終端を接続する。これに
より、低温貯蔵庫8内に長期間低温保存していた穀粒
を、穀温調整庫9内の貯蔵サイロ6bに投入することが
できる。また、前記貯蔵サイロ6b下端部と揚穀機13
用のホッパー15との間には、貯蔵サイロ6b内の穀粒
を循環させる循環機構として循環シュート16を設け
る。符号17は貯蔵サイロ6bへの供給シュートであ
り、また、符号18は穀粒の搬出シュートであり、貯蔵
サイロ6下方に配設した出荷用搬送装置19の始端部と
接続している。そして、出荷用搬送装置19の終端部は
断熱空間5外の出荷部20に臨ませ、穀粒は出荷部20
においてバラ積み輸送車又はフレコン等に投入されて出
荷される。
の貯蔵サイロ6bを立設し、該貯蔵サイロ6bの一側に
揚穀機13を立設する。該揚穀機13の下端には揚穀機
13用のホッパー14,15を設け、一方のホッパー1
4には前記搬送装置12の搬送終端を接続する。これに
より、低温貯蔵庫8内に長期間低温保存していた穀粒
を、穀温調整庫9内の貯蔵サイロ6bに投入することが
できる。また、前記貯蔵サイロ6b下端部と揚穀機13
用のホッパー15との間には、貯蔵サイロ6b内の穀粒
を循環させる循環機構として循環シュート16を設け
る。符号17は貯蔵サイロ6bへの供給シュートであ
り、また、符号18は穀粒の搬出シュートであり、貯蔵
サイロ6下方に配設した出荷用搬送装置19の始端部と
接続している。そして、出荷用搬送装置19の終端部は
断熱空間5外の出荷部20に臨ませ、穀粒は出荷部20
においてバラ積み輸送車又はフレコン等に投入されて出
荷される。
【0017】前記低温貯蔵庫8には庫内の空気を低温に
保持するクーラ21を設ける。該クーラ21に接続した
配管22は、建屋外に設置した冷凍機23に連絡する。
また、前記穀温調整庫9には低温に保持された空気を所
定温度に調温させる温度調節機構をそれぞれ設ける。こ
の温度調節機構は穀温調整庫9外に設けた送風機24と
ヒータ25とからなり、穀温調整庫9下部の空気を配管
26を介して送風機24により吸引し、更に、ヒータ2
5で加熱して穀温調整庫9の上部に循環されるように構
成する。
保持するクーラ21を設ける。該クーラ21に接続した
配管22は、建屋外に設置した冷凍機23に連絡する。
また、前記穀温調整庫9には低温に保持された空気を所
定温度に調温させる温度調節機構をそれぞれ設ける。こ
の温度調節機構は穀温調整庫9外に設けた送風機24と
ヒータ25とからなり、穀温調整庫9下部の空気を配管
26を介して送風機24により吸引し、更に、ヒータ2
5で加熱して穀温調整庫9の上部に循環されるように構
成する。
【0018】次に上記構成における作用を説明する。
【0019】玄米などの穀粒を搬入する場合、低温貯蔵
庫8の前工程の装置(例えば計量機)から所定量の穀粒
が搬送装置11を介して移送され、低温貯蔵庫8内の貯
蔵サイロ6a…に順次投入される。低温貯蔵庫8ではク
ーラ21及び冷凍機23を作動させて庫内の空気を低温
に保持する。このときの冷却温度は、従来は平均で15
℃程度が玄米の最適貯蔵温度とされ、冷房負荷を軽減し
て経済的にかび、細菌の発生を防止することができるも
のであった。しかし、近年の研究によると、冷却温度は
15℃以下、好ましくは5℃程度の超低温状態で貯蔵す
ると、玄米の品質と食味とを長期間保持できることが分
かってきた。本実施形態においても玄米の品質と食味と
を長期間保持できるように、低温貯蔵庫8内の空気を5
℃程度の超低温に保持するものである。
庫8の前工程の装置(例えば計量機)から所定量の穀粒
が搬送装置11を介して移送され、低温貯蔵庫8内の貯
蔵サイロ6a…に順次投入される。低温貯蔵庫8ではク
ーラ21及び冷凍機23を作動させて庫内の空気を低温
に保持する。このときの冷却温度は、従来は平均で15
℃程度が玄米の最適貯蔵温度とされ、冷房負荷を軽減し
て経済的にかび、細菌の発生を防止することができるも
のであった。しかし、近年の研究によると、冷却温度は
15℃以下、好ましくは5℃程度の超低温状態で貯蔵す
ると、玄米の品質と食味とを長期間保持できることが分
かってきた。本実施形態においても玄米の品質と食味と
を長期間保持できるように、低温貯蔵庫8内の空気を5
℃程度の超低温に保持するものである。
【0020】低温貯蔵庫8内に長期間(例えば1年間)
貯蔵された玄米は、出荷に備えて穀温調整庫9に移送し
て穀温の調整を行う。これを以下詳細に説明する穀温の
調整の際は、まず最初に仕切壁7に設けたダンパー10
を開いて低温貯蔵庫8と穀温調整庫9とを連通させ、穀
温調整庫9内の温度を低温貯蔵庫8内の温度と同じ温度
に平衡させる。例えば、低温貯蔵庫8内の温度が5℃で
あれば、穀温調整庫9内の温度も5℃に平衡させる。
貯蔵された玄米は、出荷に備えて穀温調整庫9に移送し
て穀温の調整を行う。これを以下詳細に説明する穀温の
調整の際は、まず最初に仕切壁7に設けたダンパー10
を開いて低温貯蔵庫8と穀温調整庫9とを連通させ、穀
温調整庫9内の温度を低温貯蔵庫8内の温度と同じ温度
に平衡させる。例えば、低温貯蔵庫8内の温度が5℃で
あれば、穀温調整庫9内の温度も5℃に平衡させる。
【0021】次に、低温貯蔵庫8から穀温調整庫9へ穀
粒の搬入を開始する。穀粒の搬入は低温貯蔵庫8内に収
容した貯蔵サイロ6a…の下端から穀粒を流下させ、搬
送装置12及び揚穀機13を介して穀温調整庫9内の貯
蔵サイロ6bに投入する。
粒の搬入を開始する。穀粒の搬入は低温貯蔵庫8内に収
容した貯蔵サイロ6a…の下端から穀粒を流下させ、搬
送装置12及び揚穀機13を介して穀温調整庫9内の貯
蔵サイロ6bに投入する。
【0022】そして、穀粒の搬入が終了すると、仕切壁
7に設けたダンパー10を閉じて温度調節機構により穀
温調整庫9内の温度を徐々に外気温に合った温度に調温
していく。つまり、穀温調整庫9下部の空気を配管26
を介して送風機24により吸引し、更に、ヒータ25で
空気を加熱して穀温調整庫9の上部に循環させる。
7に設けたダンパー10を閉じて温度調節機構により穀
温調整庫9内の温度を徐々に外気温に合った温度に調温
していく。つまり、穀温調整庫9下部の空気を配管26
を介して送風機24により吸引し、更に、ヒータ25で
空気を加熱して穀温調整庫9の上部に循環させる。
【0023】穀温調整庫9内の温度が外気温に調温され
ると、次に、貯蔵サイロ6b下端のバルブ(図示せず)
を開き穀粒を循環シュート16に流下させ、揚穀機13
を介して穀粒を循環させて調温を行う。このとき、例え
ば、貯蔵タンク6bの容量が30ton であり、揚穀機1
3の処理能力が20ton/h である場合、貯蔵タンク6b
を1パスするのに1. 5時間かかり、4〜5パス程度循
環させると全ての穀粒がむら無く調温されることにな
る。したがって、穀粒は揚穀機13により6〜8時間程
度循環されて調温されることになる。
ると、次に、貯蔵サイロ6b下端のバルブ(図示せず)
を開き穀粒を循環シュート16に流下させ、揚穀機13
を介して穀粒を循環させて調温を行う。このとき、例え
ば、貯蔵タンク6bの容量が30ton であり、揚穀機1
3の処理能力が20ton/h である場合、貯蔵タンク6b
を1パスするのに1. 5時間かかり、4〜5パス程度循
環させると全ての穀粒がむら無く調温されることにな
る。したがって、穀粒は揚穀機13により6〜8時間程
度循環されて調温されることになる。
【0024】穀粒を出荷部20に搬出する場合には、貯
蔵サイロ6b下端部のバルブ(図示せず)を搬出シュー
ト18側に切り換え、排出シュート18及び出荷用搬送
装置19を介して出荷部20に搬送する。穀粒は穀温調
整庫9により調温されて外気温との温度差がなくなり、
穀粒表面に結露を生じさせることなくバラ積み輸送車又
はフレコン等に投入されて出荷される。
蔵サイロ6b下端部のバルブ(図示せず)を搬出シュー
ト18側に切り換え、排出シュート18及び出荷用搬送
装置19を介して出荷部20に搬送する。穀粒は穀温調
整庫9により調温されて外気温との温度差がなくなり、
穀粒表面に結露を生じさせることなくバラ積み輸送車又
はフレコン等に投入されて出荷される。
【0025】図2は本発明の穀粒貯蔵装置の別の実施形
態を示す概略縦断面図である。この実施形態によれば、
前記仕切壁7にはダンパー10,10を設けず、低温貯
蔵庫8と前記穀温調整庫9とを完全に遮蔽し、低温貯蔵
庫8だけでなく穀温調整庫9にもクーラ21bを設けた
もので、穀温調整庫9に設けたクーラ21bには切換弁
27を介して冷凍機23に連絡してある。これにより、
クーラ21aとクーラ21bとを同時に又はどちらか一
方を作動することが可能となる。その他の構成は図1に
示す実施形態と同様なので省略する。
態を示す概略縦断面図である。この実施形態によれば、
前記仕切壁7にはダンパー10,10を設けず、低温貯
蔵庫8と前記穀温調整庫9とを完全に遮蔽し、低温貯蔵
庫8だけでなく穀温調整庫9にもクーラ21bを設けた
もので、穀温調整庫9に設けたクーラ21bには切換弁
27を介して冷凍機23に連絡してある。これにより、
クーラ21aとクーラ21bとを同時に又はどちらか一
方を作動することが可能となる。その他の構成は図1に
示す実施形態と同様なので省略する。
【0026】上記構成の作用を説明すると、穀温調整庫
9内の温度を低温貯蔵庫8内の温度と同じ温度に平衡さ
せる際に、クーラ21a及びクーラ21bを同時に作動
する。そして、穀温調整庫9内の温度が低温貯蔵庫8内
の温度と平衡すれば、クーラ21bの作動を停止し、低
温貯蔵庫8から穀温調整庫9へ穀粒の搬入を開始する。
穀粒の搬入が終了すると、温度調節機構により穀温調整
庫9内の温度を徐々に外気温に合った温度に調温してい
く。つまり、穀温調整庫9下部の空気を配管26を介し
て送風機24により吸引し、更に、ヒータ25で空気を
加熱して穀温調整庫9の上部に循環させる。穀温調整庫
9内の温度が外気温に調温されると、上述と同様、貯蔵
サイロ6b下端のバルブ(図示せず)を開き穀粒を循環
シュート16に流下させ、揚穀機13を介して穀粒を循
環させて調温を行う。
9内の温度を低温貯蔵庫8内の温度と同じ温度に平衡さ
せる際に、クーラ21a及びクーラ21bを同時に作動
する。そして、穀温調整庫9内の温度が低温貯蔵庫8内
の温度と平衡すれば、クーラ21bの作動を停止し、低
温貯蔵庫8から穀温調整庫9へ穀粒の搬入を開始する。
穀粒の搬入が終了すると、温度調節機構により穀温調整
庫9内の温度を徐々に外気温に合った温度に調温してい
く。つまり、穀温調整庫9下部の空気を配管26を介し
て送風機24により吸引し、更に、ヒータ25で空気を
加熱して穀温調整庫9の上部に循環させる。穀温調整庫
9内の温度が外気温に調温されると、上述と同様、貯蔵
サイロ6b下端のバルブ(図示せず)を開き穀粒を循環
シュート16に流下させ、揚穀機13を介して穀粒を循
環させて調温を行う。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明による穀粒貯蔵方法
によれば、低温貯蔵庫に長期間保存した穀粒を穀温調整
庫に搬入し、穀粒を調温して次工程に取り出す穀粒貯蔵
方法であって、前記穀温調整庫内の空気を冷却して前記
低温貯蔵庫内の雰囲気温度に平衡させた後、前記低温貯
蔵庫内に保存中の穀粒を前記穀温調整庫内に搬入し、前
記穀温調整庫内の空気を加温して穀粒を外気温度まで昇
温させてから次工程に取り出すので、穀粒の調温の際に
は、まず穀温調整庫内の空気を冷却して低温貯蔵庫内の
雰囲気温度に平衡させ、次に、低温貯蔵庫から穀温調整
庫に穀粒の搬入を開始し、穀粒の搬入が終了すると、穀
温調整庫内の空気を加温して穀温を徐々に外気温に合っ
た温度に調温していく。このため、穀温調整庫に搬入さ
れる全ての穀粒を均一に調温させるとともに、調温の初
期段階は低温貯蔵庫と穀温調整庫との間に温度差がない
ので、穀粒表面に結露を生じさせることがなくなる。
によれば、低温貯蔵庫に長期間保存した穀粒を穀温調整
庫に搬入し、穀粒を調温して次工程に取り出す穀粒貯蔵
方法であって、前記穀温調整庫内の空気を冷却して前記
低温貯蔵庫内の雰囲気温度に平衡させた後、前記低温貯
蔵庫内に保存中の穀粒を前記穀温調整庫内に搬入し、前
記穀温調整庫内の空気を加温して穀粒を外気温度まで昇
温させてから次工程に取り出すので、穀粒の調温の際に
は、まず穀温調整庫内の空気を冷却して低温貯蔵庫内の
雰囲気温度に平衡させ、次に、低温貯蔵庫から穀温調整
庫に穀粒の搬入を開始し、穀粒の搬入が終了すると、穀
温調整庫内の空気を加温して穀温を徐々に外気温に合っ
た温度に調温していく。このため、穀温調整庫に搬入さ
れる全ての穀粒を均一に調温させるとともに、調温の初
期段階は低温貯蔵庫と穀温調整庫との間に温度差がない
ので、穀粒表面に結露を生じさせることがなくなる。
【0028】また、本発明に係る穀粒貯蔵装置によれ
ば、断熱構造の壁により囲繞された断熱空間内に複数基
の貯蔵サイロを収容し、該断熱空間内を前記断熱構造の
壁により仕切って、穀粒を長期間保存する低温貯蔵庫
と、該低温貯蔵庫から取り出した穀粒を調温させて次工
程に搬出する穀温調整庫とに区画し、前記低温貯蔵庫と
前工程の装置とを連絡する搬送装置及び前記低温貯蔵庫
と前記穀温調整庫とを連絡する搬送装置を前記断熱空間
内に収容するとともに、前記穀温調整庫に収容した貯蔵
サイロにはその一側に揚穀機を立設するものであり、長
期間低温で保存された穀粒を低温貯蔵庫から穀温調整庫
に移送する際、搬送装置が断熱空間内に収容されている
ので、搬送装置が庫内温度に保持されて外気温に晒され
ることがなく、穀粒の表面に結露を生じることがない。
ば、断熱構造の壁により囲繞された断熱空間内に複数基
の貯蔵サイロを収容し、該断熱空間内を前記断熱構造の
壁により仕切って、穀粒を長期間保存する低温貯蔵庫
と、該低温貯蔵庫から取り出した穀粒を調温させて次工
程に搬出する穀温調整庫とに区画し、前記低温貯蔵庫と
前工程の装置とを連絡する搬送装置及び前記低温貯蔵庫
と前記穀温調整庫とを連絡する搬送装置を前記断熱空間
内に収容するとともに、前記穀温調整庫に収容した貯蔵
サイロにはその一側に揚穀機を立設するものであり、長
期間低温で保存された穀粒を低温貯蔵庫から穀温調整庫
に移送する際、搬送装置が断熱空間内に収容されている
ので、搬送装置が庫内温度に保持されて外気温に晒され
ることがなく、穀粒の表面に結露を生じることがない。
【0029】更に、前記断熱空間内を仕切る壁には、前
記低温貯蔵庫と前記穀温調整庫とを連通又は遮蔽するダ
ンパーを設けると、穀温調整庫内に低温貯蔵庫内からの
冷気を取り込んで冷却することができるとともに、穀温
調整庫内に別途空気冷却装置を設ける必要がなく、建築
コストの削減になる。
記低温貯蔵庫と前記穀温調整庫とを連通又は遮蔽するダ
ンパーを設けると、穀温調整庫内に低温貯蔵庫内からの
冷気を取り込んで冷却することができるとともに、穀温
調整庫内に別途空気冷却装置を設ける必要がなく、建築
コストの削減になる。
【図1】本発明の穀粒貯蔵装置の一実施形態を示す概略
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】本発明の穀粒貯蔵装置の別実施形態を示す概略
縦断面図である。
縦断面図である。
1 穀粒貯蔵装置 2 側壁 3 屋根部 4 壁 5 断熱空間 6 貯蔵サイロ 7 仕切壁 8 低温貯蔵庫 9 穀温調整庫 10 ダンパー 11 搬送装置 12 搬送装置 13 揚穀機 14 ホッパー 15 ホッパー 16 循環シュート 17 供給シュート 18 排出シュート 19 出荷用搬送装置 20 出荷部 21 クーラ 22 配管 23 冷凍機 24 送風機 25 ヒータ 26 配管 27 切換弁
Claims (8)
- 【請求項1】 低温貯蔵庫に長期間保存した穀粒を穀温
調整庫に搬入し、穀粒を調温して次工程に取り出す穀粒
貯蔵方法であって、前記穀温調整庫内の空気を冷却して
前記低温貯蔵庫内の雰囲気温度に平衡させた後、前記低
温貯蔵庫内に保存中の穀粒を前記穀温調整庫内に搬入
し、前記穀温調整庫内の空気を加温して穀粒を外気温度
まで昇温させてから次工程に取り出すことを特徴とする
穀粒貯蔵方法。 - 【請求項2】 前記穀温調整庫内の空気の冷却は前記低
温貯蔵庫内から冷気を取り込むことにより行う請求項1
記載の穀粒貯蔵方法。 - 【請求項3】 前記穀温調整庫内の空気の冷却は該穀温
調整庫内に設けた空気冷却装置により行う請求項1記載
の穀粒貯蔵方法。 - 【請求項4】 断熱構造の壁により囲繞された断熱空間
内に複数基の貯蔵サイロを収容し、該断熱空間内を前記
断熱構造の壁により仕切って、穀粒を長期間保存する低
温貯蔵庫と、該低温貯蔵庫から取り出した穀粒を調温さ
せて次工程に搬出する穀温調整庫とに区画し、前記低温
貯蔵庫と前工程の装置とを連絡する搬送装置及び前記低
温貯蔵庫と前記穀温調整庫とを連絡する搬送装置を前記
断熱空間内に収容するとともに、前記穀温調整庫に収容
した貯蔵サイロにはその一側に揚穀機を立設したことを
特徴とする穀粒貯蔵装置。 - 【請求項5】 前記揚穀機の下端部と前記穀温調整庫に
収容した貯蔵サイロの下端部との間に、穀粒を循環させ
る循環機構を設けてなる請求項4記載の穀粒貯蔵装置。 - 【請求項6】 前記断熱空間内を仕切る壁には、前記低
温貯蔵庫と前記穀温調整庫とを連通又は遮蔽するダンパ
ーを設けてなる請求項4又は5記載の穀粒貯蔵装置。 - 【請求項7】 前記低温貯蔵庫には、庫内の空気を低温
に保持する空気冷却装置を設ける一方、前記穀温調整庫
には低温に保持された空気を所定温度に調温させる温度
調節機構を設けたことを特徴とする請求項6記載の穀粒
貯蔵装置。 - 【請求項8】 前記穀温調整庫には、庫内の空気を冷却
して前記低温貯蔵庫内の雰囲気温度に平衡させる空気冷
却装置と、低温に保持された空気を所定温度に調温させ
る温度調節機構とを設けてなる請求項4又は5記載の穀
粒貯蔵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36456197A JPH11168970A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 穀粒貯蔵方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36456197A JPH11168970A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 穀粒貯蔵方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11168970A true JPH11168970A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18482117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36456197A Pending JPH11168970A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 穀粒貯蔵方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11168970A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117769994A (zh) * | 2024-02-27 | 2024-03-29 | 临猗县果树前沿技术研究所 | 一种农业谷物储存装置 |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP36456197A patent/JPH11168970A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117769994A (zh) * | 2024-02-27 | 2024-03-29 | 临猗县果树前沿技术研究所 | 一种农业谷物储存装置 |
CN117769994B (zh) * | 2024-02-27 | 2024-05-14 | 史彩霞 | 一种农业谷物储存装置 |
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