JPS6037777Y2 - 耐火電線 - Google Patents
耐火電線Info
- Publication number
- JPS6037777Y2 JPS6037777Y2 JP1978087601U JP8760178U JPS6037777Y2 JP S6037777 Y2 JPS6037777 Y2 JP S6037777Y2 JP 1978087601 U JP1978087601 U JP 1978087601U JP 8760178 U JP8760178 U JP 8760178U JP S6037777 Y2 JPS6037777 Y2 JP S6037777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- wrapped
- mica tape
- mica
- fire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐火電線の耐火層の改良に関するものである。
従来の耐火電線は、導体上に施す耐火層として、片ガラ
スマイカテープのマイカ面が導体側となるように巻かれ
ていた。
スマイカテープのマイカ面が導体側となるように巻かれ
ていた。
その理由はマイカ面を外側にして巻いた場合マイカがは
がれやすく加工が難しいことにある。
がれやすく加工が難しいことにある。
しかしマイカ面を内側にして巻いた場合、マイカ面とガ
ラス面が接することになり、マイカに傷、クラックが入
りやすい。
ラス面が接することになり、マイカに傷、クラックが入
りやすい。
このための欠点を補うのには、片ガラスマイカテープを
数多く巻かなければならず、従ってコストが高くなり、
性能も不安定であった。
数多く巻かなければならず、従ってコストが高くなり、
性能も不安定であった。
本考案は上記の点に鑑み、片ガラスマイカテープの使用
枚数をへらし、性能もよく、コストも安くなる耐火電線
を提供することを目的とするもので、その特徴は、導体
上に巻く片ガラスマイカテープの内側になるものを、マ
イカ面を外側にして巻くと同時にその上へ片ガラスマイ
カテープのマイカ面を内側にして巻くことにある。
枚数をへらし、性能もよく、コストも安くなる耐火電線
を提供することを目的とするもので、その特徴は、導体
上に巻く片ガラスマイカテープの内側になるものを、マ
イカ面を外側にして巻くと同時にその上へ片ガラスマイ
カテープのマイカ面を内側にして巻くことにある。
本考案の耐火電線の実施例を第1図に示して説明する。
第1図において1は導体、2は耐火層で片ガラスマイカ
テープのガラス層が導体に接するように巻かれ、その上
にマイカ層を内側にしてもう一枚の片ガラスマイカテー
プが巻かれたものであり、各々の片ガラスマイカテープ
はラップ状に巻かれたものである。
テープのガラス層が導体に接するように巻かれ、その上
にマイカ層を内側にしてもう一枚の片ガラスマイカテー
プが巻かれたものであり、各々の片ガラスマイカテープ
はラップ状に巻かれたものである。
3は絶縁体でプラスチックまたは合皮ゴム、4は介在物
、5は押さえ巻テープ、6はシースでプラスチックまた
は合皮ゴムである。
、5は押さえ巻テープ、6はシースでプラスチックまた
は合皮ゴムである。
このように加工した実施例と実施例に用いたものと同じ
ものである片ガラスマイカテープ3枚を片ガラスマイカ
テープのマイカ層がそれぞれ導体側となるようにそれぞ
れラップ状に巻いた従来の巻き方との比較例を、ポリエ
チレン絶縁ビニルシース耐火電線(3X22Tdt)を
用いて、消防庁規格の840°C3@の耐火試験を行た
結果は、次表のとおりであった。
ものである片ガラスマイカテープ3枚を片ガラスマイカ
テープのマイカ層がそれぞれ導体側となるようにそれぞ
れラップ状に巻いた従来の巻き方との比較例を、ポリエ
チレン絶縁ビニルシース耐火電線(3X22Tdt)を
用いて、消防庁規格の840°C3@の耐火試験を行た
結果は、次表のとおりであった。
以上のとおりであるので、本考案の耐火電線の効果は1
、 (1)マイ力面相互が接しているため、燃焼時の高温下
において相互に接着腰燃焼ガスの透過を防止する上、絶
縁抵抗が大きく耐電圧値も向上し、耐火特性が向上する
。
、 (1)マイ力面相互が接しているため、燃焼時の高温下
において相互に接着腰燃焼ガスの透過を防止する上、絶
縁抵抗が大きく耐電圧値も向上し、耐火特性が向上する
。
(2)従来品(比較例)と同等以上の耐火特性を出すの
に、高価な片ガラスマイカテープが少なくて済むので、
コストが安くなる。
に、高価な片ガラスマイカテープが少なくて済むので、
コストが安くなる。
(3)片ガラスマイカテープを減らすことができ、その
分比例的に絶縁体、シースも軽くなるので、配線時の取
扱いが良くなる 等でその実用的効果は大きい。
分比例的に絶縁体、シースも軽くなるので、配線時の取
扱いが良くなる 等でその実用的効果は大きい。
第1図は本考案の耐火電線の一実施例の断面図である。
Claims (2)
- (1)導体上に、片ガラスマイカテープのガラス層が導
体に接するように巻かれ、その上にマイカ層を内側にし
てもう一枚の片ガラスマイカテープが巻かれ、その上に
プラスチックもしくはゴム絶縁層が施された線心上に、
または該絶縁線心が複数本撚合わされた上にプラスチッ
クまたはゴムシースが施されてなる事を特徴とした耐火
電線。 - (2)片ガラスマイカテープがラップ状に巻かれている
事を特徴とする実用新案登録範囲第1項記載の耐火電線
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978087601U JPS6037777Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | 耐火電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978087601U JPS6037777Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | 耐火電線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS555434U JPS555434U (ja) | 1980-01-14 |
JPS6037777Y2 true JPS6037777Y2 (ja) | 1985-11-11 |
Family
ID=29013278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978087601U Expired JPS6037777Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | 耐火電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037777Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023855Y2 (ja) * | 1980-12-10 | 1985-07-16 | 株式会社フジクラ | 耐火電線 |
JPS5848305A (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-22 | 協和電線株式会社 | 防爆耐火ケ−ブル |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5112982U (ja) * | 1974-07-17 | 1976-01-30 |
-
1978
- 1978-06-26 JP JP1978087601U patent/JPS6037777Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS555434U (ja) | 1980-01-14 |
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