JPS603770B2 - 電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

電解コンデンサの製造方法

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JPS603770B2
JPS603770B2 JP6549978A JP6549978A JPS603770B2 JP S603770 B2 JPS603770 B2 JP S603770B2 JP 6549978 A JP6549978 A JP 6549978A JP 6549978 A JP6549978 A JP 6549978A JP S603770 B2 JPS603770 B2 JP S603770B2
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JP
Japan
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capacitor
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JP6549978A
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正晴 大野
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NEC Home Electronics Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタンタルコンデンサ等の電解コンデンサの製造
方法に関するもので、工程の簡略化を主な目的とする。
一般に、電解コンデンサはタンタルやチタン、アルミな
ど弁作用を有する金属粉末を暁結してなるコンデンサェ
レメントの表面に化成処理によって誘電体層としての酸
化層を形成し、然る後、酸化層上に半導体層を熱分解に
よって形成する操作を数回繰り返して製造されていく。
またコンデンサェレメントには第1の外部リード部材と
第2の外部リード部材とが接続固定されるのであるが、
その要領は従来では次のようになしていた。まず第1図
に示すように、ホルダー1に金属線2を複数本等間隔に
配列し、この金属線2の先端部にコンデンサェレメント
3を形成しておく。そしてコンデンサヱレメント3の化
成・分解処理を行ってから第2図に示すように、第1の
外部リード部材4を複数本配列したホルダー5を前記ホ
ルダー1に重ねて、第1の外部リード部材4と金属線2
とを溶接する。次に第3図に示すように、金属線2を切
断して、第1の外部リード部材4にコンデンサェレメン
ト3を取付けた状態になし、これを第4図に示すように
、第2の外部リード部材6を複数本配列したホルダー7
に合わせて、コンデンサェレメント3と第2の外部リー
ド部材6とを接触させ、両者を半田付けする。後は第1
の外部リード部材4と第2の外部リード部材6とをホル
ダー5,7から切断分離して、ェレメント要部を樹脂モ
ールドしていた。このように、従来は金属線2と第1の
外部リード部材4の位置決め、及び溶接と切断、また第
1の外部リード部材4と第2の外部リード部材6或いは
コンデンサェレメント3と第2の外部リード部材6の位
置決めと半田付け、などと多くの位置決め工程を含み、
また製造工程の始めから検査の最終工程に到るまでの途
中でリード切断や溶接を行うため、工程の自動化が難し
かった。
また、コンデンサェレメント3の化成処理は第5図に示
すように、化成液8中にマイナス電極9を置き、そして
化成液8にプラス電極としたコンデンサェレメント3を
浸潰して行っていた。ところが、この方法ではマイナス
電極9から各コンデンサヱレメント3への最短距離が長
いこともあって、化成液の濃度が部分的に微妙に異なっ
ていたりすると、特定のコンデンサェレメントが対向す
るマイナス電極部分に隣接するコンデンサェレメントか
ら化成電流が流入したりすることから、液間抵抗が一定
にならず、これがために各々のコンデンサェレメント3
での化成速度が異なり、譲霞体層の形成にバラッキが生
じる欠点があった。本発明は上記従来の欠点に鑑み、こ
れを解決したもので、化成・分解工程より第1の外部リ
ード部材と第2の外部リード部材とをコンデンサェレメ
ントに取付け、その状態のまま最終工程まで行う製造方
法を提供する。
以下、本発明を図面を参照して説明する。本発明は第1
の外部リード部材にコンデンサェレメントを接続し、こ
のコンデンサェレメントに第2の外部リード部材を絶縁
物(空気、樹脂等)を介して近接保持させ、その状態の
まま化成・分解等の後処理を行うようにしたものである
例えば、まず第6図に示すように、アルミ等の第1のホ
ルダー1川こ第1の外部リード部村11を複数本等間隔
で配列しておく。そして、この第1の外部リード部材1
1の先端部にコンデンサェレメント12を、それより導
出された弁作用を有する金属線よりなる陽極リードの先
端部を溶接して第7図のように固定する。一方、第8図
に示すように、第2の外部IJ−ド部材13もアルミ等
の第2のホルダー14に複数本を等間隔に配列固定して
おく。尚、この第2の外部IJ−ド部材13の先端には
例えば弗素系樹脂等の絶縁物16を予め固着形成してお
く。而してから、上記各ホルダー10,14を絶縁して
合わせ、第9図の如くコンデンサェレメント12の側面
に第2の外部リード部材13の先端部を絶縁物15を介
在させて接触保持させる。
つまり、第2の外部リード部村13とコンデンサェレメ
ント12は絶縁物15の分だけ離れ、両者が接触するこ
とはない。またこの両者が接触せず、近接するために絶
縁物15を樹脂系で設けたもので、これは空気絶縁であ
ってもよい。後はこの第9図状態で化成処理から分解処
理等の各工程を行つていけばよい。例えば化成処理の場
合、第10図に示すように、化成液16中にコンデンサ
ェレメント12と第2の外部リード部材13の先端部を
、第1の外部リード部材11が浸潰されないように、浸
潰し、そして第1の外部リード部材11のホルダー10
をプラスに、第2の外部リード部材13のホルダー14
をマイナスにして電圧を印加する。
するとコンデンサェレメント12の表面には酸化層が形
成される。このとき、各々のコンデンサヱレメント12
の化成速度はコンデンサェレメント12に近接する位置
に第2の外部リード部村13が存在しているため、ほぼ
同速度となり、バラツキの恐れはない。また第2の外部
リード部材13にはプラス電圧がかかっていないため、
これが瀞出する恐れはない。更に、半導体母液例えば硝
酸マンガン液の分解工程において第2の外部リード部村
13には二酸化マンガンが付着していくため、分解処理
が完了すると、第2の外部リード部材13はコンデンサ
ェレメント12に接着固定された状態となっている。尚
、コンデンサェレメントの半導体母液への浸贋時に、第
1の外部リード部材11及び陽極リードは半導体母液に
浸潰されないように配慮される。そして望ましくは再化
成処理を行ってから、コンデンサェレメント12の周面
にグラフアィト層、銀ペースト層を形成してから、最後
に第2の外部リード部材13をコンデンサェレメント1
2に半田付けする。
この半田付けは電気後続より機械的強度を出すことが王
となる。また第2の外部リード部材13は前記分解処理
に於てコンデンサェレメント12に半導体層により接続
されているため、必ずしも半田付けをする必要はない。
尚、第2の外部リード部材13元端の絶縁物15を樹脂
で形成した場合、コンデンサェレメント12との電気接
続は絶縁物15の上のりード部分で行われる。このよう
に、第9図状態で化成・分解処理、或は半田付けを行っ
た後は、その状態のままェレメント部を樹脂材にて外装
し、最後に第1の外部リード部材11と第2の外部リー
ド部材13を各ホルダー10,14から切断して製品化
する。
以上説明したように、本発明によれば、化成・分解工程
の始めから検査の最終工程まで、コンデンサェレメント
と第1の外部リード部材及び第2の外部リード部材は同
一形状のまま進行し、従って各工程の自動化が容易にで
きる。また化成・分解が完了してから第1の外部リード
部材及び第2の外部リード部材を取付ける従来法に比べ
、工程が大幅に簡略化され、作業性の向上が図れる。ま
た、化成時に第1の外部リード部材をプラスに、第2の
外部リード部材をマイナスに印加することにより、各コ
ンデンサェレメントでの化成速度が同じになり、バラツ
キの少ない処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来の製造方法の各工程説明図、第
5図は従来の化成処理工程の説明図、第6図乃至第9図
は本発明に係る製造方法の実施例を示す各工程説明図、
第10図は本発明による化成処理工程の例を示す説明図
である。 10・・・・・・第1のホルダー、11・・・・・・第
1の外部IJード部材、12…・・・コンデンサェレメ
ント、13・・・・・・第2の外部リード部材、14・
・・・・・第2のホルダー、15・・・・・・絶縁物、
16・・・・・イヒ成液。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1のホルダーに、先端に焼結型コンデンサペレツ
    トより導出された陽極リードを接続した第1の外部リー
    ド部材を、第2のホルダーに第2の外部リード部材をそ
    れぞれ等間隔に複数本固定すると共に、コンデンサペレ
    ツトに第2の外部リード部材を絶縁物を介して近接保持
    させた状態で化成液に第1の外部リード部材が浸漬され
    ないように浸漬し、第1のホルダーにプラスの、第2の
    ホルダーにマイナスの電圧を印加して化成処理する工程
    と、コンデンサペレツト及び第2の外部リード部材を半
    導体母液に第1の外部リード部材が浸漬されないように
    浸漬し引上げ後、加熱処理することにより半導体層にて
    コンデンサペレツトと第2の外部リード部材とを後続す
    る工程とを含むことを特徴とする電解コンデンサの製造
    方法。
JP6549978A 1978-05-30 1978-05-30 電解コンデンサの製造方法 Expired JPS603770B2 (ja)

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JPS54156161A JPS54156161A (en) 1979-12-08
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