JPS6037654Y2 - 硬貨選別装置 - Google Patents

硬貨選別装置

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JPS6037654Y2
JPS6037654Y2 JP16429579U JP16429579U JPS6037654Y2 JP S6037654 Y2 JPS6037654 Y2 JP S6037654Y2 JP 16429579 U JP16429579 U JP 16429579U JP 16429579 U JP16429579 U JP 16429579U JP S6037654 Y2 JPS6037654 Y2 JP S6037654Y2
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JP
Japan
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cradle
diameter
pawl
check arm
diameter check
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Expired
Application number
JP16429579U
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English (en)
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JPS5683874U (ja
Inventor
寛 安部
Original Assignee
旭精工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は硬貨選別装置、特に、投入硬貨の直径チェック
機能を有する一般にクレードルと称せられるチェック部
材を具える形式の硬貨選別装置に関するものである。
従来、この種硬貨選別装置として、例えば、実開昭54
−149296号公報に記載されている形式のものが市
販されて一般に既知であり、この硬貨選別装置は、第1
図に示すように、硬貨選別通路1を限定する平行に離間
された2個の側板2および3を具え、硬貨選別通路1へ
の硬貨投入口4より下方位置で一方の側板2にクレード
ル5が枢支ピン6により回動自在に枢着されている。
クレードル5には2個の係合片7および8が前後に離間
して設けられ、これらの係合片7および8が側板2に設
けられた円弧状溝孔9および10をそれぞれ経て硬貨選
別通路1内に突出されている。
クレードル5にはまたバランスウェイト11が設けられ
て投入口4を経て垂直に落下する投入硬貨をクレードル
5上の両係合片7,8が受ける位置にクレードルを常時
附勢している。
クレードル5の前側に隣接する位置で、弓状に彎曲した
直径チェック腕12がその上端部を枢支ピン13により
側板2に枢着されて回動自在に枢着され、直径チェック
腕12は弓状に彎曲した形状を有することにより枢支ピ
ン13の周りに時針方向に回動するよう附勢され、側板
2上に突設した掛合片14を直径チェック腕12の上端
15の前側に掛合させて上述の時針方向への回動を制限
して所定位置に常時保持され、直径チェック腕12が後
述するように硬貨外周との掛合によって反時針方向に回
動される際に掛合片14との掛合位置に復帰するよう構
成されている。
また直径チェック腕12には溝孔16が設けられ、硬貨
外周と掛合し得るねじ付ピン状掛合片17が溝孔16内
の調整位置にナツト18によって固定されて側板2に設
けられた孔(図示せず)を経て硬貨選別通路1内に突出
され、またクレードル5の前端部上に突設されたピン状
掛合片19と掛合し得る掛止爪20が直径チェック腕1
2の下端に設けられている。
上述の構成になる従来の硬貨選別装置では、第3図に示
すように、所定の直径のメダルまたは硬貨Aが投入され
た場合、硬貨外周が両係合片7゜8に掛合して硬貨Aは
クレードル5上に乗り、これによってクレードル5がバ
ランスを失って第4図に示すように時針方向に回動量ク
レードル5が成る程度回動した後硬貨外周が直径チェッ
ク腕12上の掛合片17に掛合して直径チェック腕12
を枢支ピン13の周りに反時針方向に回動し、これによ
り直径チェック腕12の下端の掛止爪20がクレードル
5上の掛合ピン19の通路外に移動することによってク
レードル5は所定の回動を行なって硬貨Aはクレードル
5から回転しながら硬貨選別通路内に前進する。
また、硬貨外周がクレードルの両係合片7,8に同時に
掛合し得るも所定の直径より僅かに小径の不良硬貨Bが
投入され、両保合片7,8に向は垂直に落下して硬貨外
周が両係合片7,8に係合してクレードル5が回動した
場合には、第6図に示すように硬貨外周が直径チェック
腕12上の掛合片17に掛合しないか、掛合したとして
もこの掛合による直径チェック腕12の反時針方向への
回動量が少ないため、クレードル5上の掛合片19が直
径チェック腕12上の掛止爪20に掛合し、これにより
クレードル5の回動が阻止されて上述の小径硬貨の通過
を阻止する。
しかし、上述した小径硬貨Bがクレードル5の両保合片
7,8間に垂直に落下されず、第7図に示すように直径
チェック腕12の掛合片17に当った後、両係合片7,
8に掛合してクレードル5が回動される場合があり、か
かる場合には、上述の硬貨外周と掛合片17との掛合に
より直径チェック腕12が回動されているので、第8図
に示すように掛合片19が掛止爪20に掛止されること
なく掛止爪20の側方を通過し、これによりクレードル
5が回動して正規の直径の硬貨Aと同様に小径不良硬貨
が硬貨選別通路に通過してしまう場合があり、掛止爪2
0による阻止機能が確実でないために問題となっている
本考案の目的な上述した問題を解消し、上述した所定の
直径の硬貨より僅かに小さい不良硬貨ばかりでなく、僅
かに大きい不良硬貨をも確実にリジェクトし得るように
ぜんとするものである。
以下、本考案を図面に基づき説明する。
第2図は本考案の一実施例を示すもので、第1図の従来
構造と同一部分を同一符号で示す。
本考案によれば、直径チェック腕12に掛止爪20と対
向する位置で対向爪21および22を離間して設ける。
これらの対向爪21および22の位置は掛止爪20に対
して適切に選定され、これにより、所定の直径の硬貨A
が投入された場合、第3図ないし第5図につき前述した
場合と同様にして第9図ないし第11図に示すようにク
レードル5上の掛合片19が掛止爪20と対向爪21.
22との間を経て通過し、これによりクレードル5は所
定の回動を行なって正規硬貨Aを通過させるよう構成さ
れている。
また、硬貨外周がクレードル5の両係合片7゜8に同時
に掛合し得るも、所定の直径より僅かに小径の不良硬貨
Bが投入され、両係合片に向は垂直に落下して硬貨外周
が両係合片7,8に係合した場合には、第6図につき説
明したと同様に第12図に示すようにクレードル5上の
掛合片19が掛止爪20に掛止され、小径不良硬貨Bの
通過を阻止する。
また上述したと同様の小径の不良硬貨Bが第7図につき
説明したように、先づ、直径チェック腕12上の掛合片
17に硬貨外周を掛合したことによって直径チェック腕
12が回動された場合には、第13図に示すようにクレ
ードル5上の掛合片19の通路上に第1対向爪21が移
動し、これにより掛合片19が第1対向爪21に掛合し
、クレードル5は回動を阻止され、これりより小径不良
硬貨Bの通過を阻止する。
さらにまた、僅かに大径の不良硬貨Cが投入された場合
、第14図に示すように、硬貨の外周が直径チェック腕
12上の掛合片17と掛合して正規硬貨Aの場合に比べ
大きく直径チェック腕12を反時針方向に回動すること
によって第2の対向爪22がクレードル5上の掛合片1
9の通路上に移動し、これにより掛合片19が第2対向
爪22に掛合し、クレードル5は回動を阻止され、これ
りより小径不良硬貨Bの通過を阻止する。
上述したように、本考案によれば、硬貨外周がクレード
ルの両係合片に同時に掛合し得るも、所定の直径より僅
かに小径の不良硬貨、および同様に所定の直径より僅か
に大径の不良硬貨の通過を確実に阻止するとかできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の直径チェック腕を示す硬貨選別装置の部
分斜視図、第2図は本考案による直径チェック腕を示す
硬貨選別装置の部分斜視図、第3図ないし第8図は従来
の直径チェック腕の作用説明図、第9図ないし第14図
は本考案による直径チェック腕の作用説明図である。 1・・・・・・硬貨選別通路 2,3・・・・・・側板
、4・・・・・・投入口、5・・・・・・クレードル、
6・・・・・・枢支ピン、7.8・・・・・・掛止爪、
9,10・・・・・・溝孔、11・・・バランスウェイ
ト、12・・・・・・直径チェック腕、13・・・・・
・枢支ピン、17・・・・・・掛合片、19・・・・・
・掛合片、20・・・・・・掛止爪、21,22・・・
・・・対向爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬貨選別通路を限定する平行に離間された2個の側板を
    具え、これらの側板の一方にクレードルが枢着され、こ
    のクレードルに所定間隔で前後に離間した2個の係合片
    が突設され、これらの係合片が前記通路内に突出され、
    硬貨が前記両係合片に係合してクレードル上に乗ること
    によってクレードルがバランスを失って前側に回動する
    ようクレードルが附勢され、前記クレードルの前側端部
    に掛合片が突出され、前記クレードルの前側に隣接する
    位置で直径チェック腕が上端部を前記一方の側板に枢着
    され、この直径チェック腕の下端部に掛止爪が設けられ
    、この掛止爪が前記クレードルの回動に際しての前記掛
    合片の通路に常時位置するよう前記直径チェック腕が附
    勢され、前記クレードルの回動に際してクレードル上に
    乗っている正規直径の硬貨の外周が掛合し得る直径チェ
    ック掛合片が前記直径チェック腕上に設けられ、これに
    より正規直径の硬貨外周と前記直径チェック腕上の直径
    チェック掛合片との掛合により直径チェック腕が枢着点
    の周りに回動されて直径チェック腕上の前記掛止爪が前
    記クレードル上の掛合片の通路外に移動されるようにし
    てなる硬貨選別装置において、前記直径チェック腕に前
    記掛止爪と対向する位置で対向爪を設け、前記正規直径
    硬貨外周と前記直径チェック腕上の掛合片との掛合に際
    してのみ前記クレードル上の掛合片が前記掛止爪と前記
    対向爪との間を通過し得るよう構成してなることを特徴
    とする硬貨選別装置。
JP16429579U 1979-11-29 1979-11-29 硬貨選別装置 Expired JPS6037654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16429579U JPS6037654Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 硬貨選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16429579U JPS6037654Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 硬貨選別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5683874U JPS5683874U (ja) 1981-07-06
JPS6037654Y2 true JPS6037654Y2 (ja) 1985-11-09

Family

ID=29675248

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16429579U Expired JPS6037654Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 硬貨選別装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435975Y2 (ja) * 1985-04-25 1992-08-25

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JPS5683874U (ja) 1981-07-06

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