JPS6017017Y2 - コインメカニズムの糸釣防止装置 - Google Patents
コインメカニズムの糸釣防止装置Info
- Publication number
- JPS6017017Y2 JPS6017017Y2 JP10921879U JP10921879U JPS6017017Y2 JP S6017017 Y2 JPS6017017 Y2 JP S6017017Y2 JP 10921879 U JP10921879 U JP 10921879U JP 10921879 U JP10921879 U JP 10921879U JP S6017017 Y2 JPS6017017 Y2 JP S6017017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- coins
- claw piece
- prevention device
- coin mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動販売機等のコインメカニズムにおける糸鉤
防止装置に関する。
防止装置に関する。
自動販売機においては、硬貨投入口より投入された硬貨
が硬貨検知部を通過する際その正偽を鑑別すると共に投
置枚数を計数するようになっているため、硬貨投入口よ
りテグス糸等を結び付けた硬貨を投入し、その糸を操作
して投入硬貨を硬貨検知部において往復運動させること
により、複数の硬貨を投入したと同等の効果を得ようと
するいたずら、所謂１糸釣ヨが行われることがある。
が硬貨検知部を通過する際その正偽を鑑別すると共に投
置枚数を計数するようになっているため、硬貨投入口よ
りテグス糸等を結び付けた硬貨を投入し、その糸を操作
して投入硬貨を硬貨検知部において往復運動させること
により、複数の硬貨を投入したと同等の効果を得ようと
するいたずら、所謂１糸釣ヨが行われることがある。
この種のいたずら防止装置として、貨幣通路上にカッタ
ーを設け、投入された硬貨に結び付けられた糸を切断す
るよにしたものが知られているが、カッターが磨耗した
り、糸を複数本使用されたりすると、この防止装置では
いたずらを完全には防ぎ得ない。
ーを設け、投入された硬貨に結び付けられた糸を切断す
るよにしたものが知られているが、カッターが磨耗した
り、糸を複数本使用されたりすると、この防止装置では
いたずらを完全には防ぎ得ない。
本考案はこのような従来の防止装置の問題点を解決する
ことを目的とするもので、コインメカニズムの硬貨通路
上に設けた硬貨の正偽判別と投置枚数の計数を行うため
の硬貨検知部の近傍の上下で硬貨検知部の検知範囲内に
、硬貨の投入方向と逆方向に投入硬貨が移動するのを阻
止する硬貨ロック機構を設けることを特徴とする。
ことを目的とするもので、コインメカニズムの硬貨通路
上に設けた硬貨の正偽判別と投置枚数の計数を行うため
の硬貨検知部の近傍の上下で硬貨検知部の検知範囲内に
、硬貨の投入方向と逆方向に投入硬貨が移動するのを阻
止する硬貨ロック機構を設けることを特徴とする。
硬貨ロック機構には種々の構造のものが考えられるが、
その一つの実施態様によれば、硬貨が硬貨通路上を投入
方向に移動するときは硬貨の動きをなんら妨げないが、
硬貨が投入方向と逆方向に移動しようとすると硬貨通路
上に突出して硬貨の動きを阻止する爪片が硬貨通路上に
設けらる。
その一つの実施態様によれば、硬貨が硬貨通路上を投入
方向に移動するときは硬貨の動きをなんら妨げないが、
硬貨が投入方向と逆方向に移動しようとすると硬貨通路
上に突出して硬貨の動きを阻止する爪片が硬貨通路上に
設けらる。
父性の実施態様によれば、この爪片と同様の作用を有す
る、硬貨通路上に突出し得るロンドが用いられる。
る、硬貨通路上に突出し得るロンドが用いられる。
次に本考案の実施例を図面について説明する。
第１図は硬貨ロック機構がまだ動作していない場合、第
２図は硬貨が硬貨通路を通常の投入方向に移動する場合
、第３図は硬貨が硬貨通路を投入方向とは逆方向に移動
する場合について示され、各図において同等部分には同
符号が付されている。
２図は硬貨が硬貨通路を通常の投入方向に移動する場合
、第３図は硬貨が硬貨通路を投入方向とは逆方向に移動
する場合について示され、各図において同等部分には同
符号が付されている。
図において、１は硬貨通路でその上方にある硬貨投入口
より投入された硬貨２は、この通路内を実線矢印３の方
向に、即ち投入方向に落下して行く。
より投入された硬貨２は、この通路内を実線矢印３の方
向に、即ち投入方向に落下して行く。
４は硬貨通路１上に設けた硬貨検知部で、硬貨はその近
傍を通過する際正偽が判別される。
傍を通過する際正偽が判別される。
５は硬貨検知部４の近傍で硬貨通路の前後に設けた硬貨
ロック機構としての爪片で、接触部６と保合部７とを有
し、且つ軸８の周りに回転し得るようになっている。
ロック機構としての爪片で、接触部６と保合部７とを有
し、且つ軸８の周りに回転し得るようになっている。
この爪片５は動作していない状態では第１図に示すよう
な位置をとり、その接触部６が若干硬貨通路１内に突出
するようになっている。
な位置をとり、その接触部６が若干硬貨通路１内に突出
するようになっている。
全硬貨が硬貨投入口より投入されると、第２図に示すよ
うに硬貨２は硬貨通路１内を矢印３の方向に降下し、上
方の爪片５の接触部６に当る。
うに硬貨２は硬貨通路１内を矢印３の方向に降下し、上
方の爪片５の接触部６に当る。
引続き硬貨は落下して行くため爪片５は軸８の周りに矢
印方向に回転し接触部６は硬貨通路より外へ押しやられ
るから、硬貨２はなんら妨げられることなく落下を続け
、硬貨検知部４を通過し、下方の爪片５を同様に外方に
押しやりながら通過する。
印方向に回転し接触部６は硬貨通路より外へ押しやられ
るから、硬貨２はなんら妨げられることなく落下を続け
、硬貨検知部４を通過し、下方の爪片５を同様に外方に
押しやりながら通過する。
なお硬貨が通過した後は、爪片５の接触部６は再び第１
図に示すように通路１内に突出する。
図に示すように通路１内に突出する。
次に硬貨が硬貨検知部４を通過した後硬貨に結び付けた
糸により第３図に示すように破線矢印９の方向に上方に
引き上げられ、いわゆる糸鉤が行われた場合の動作につ
いて説明する。
糸により第３図に示すように破線矢印９の方向に上方に
引き上げられ、いわゆる糸鉤が行われた場合の動作につ
いて説明する。
硬貨２が上方の爪片５を通過して硬貨検知部４に達し検
知動作が行われた後上方へ引き上げられた場合を考える
と、硬貨２は通路１内に突出している上方の爪片５の接
触部６に当り、爪片５を矢印方向に回転させようとする
が、爪片５の係合部７が突起１０に当り回転を阻止する
から、硬貨２は接触部６により動きを妨げられ、それ以
上引き上げることはできない。
知動作が行われた後上方へ引き上げられた場合を考える
と、硬貨２は通路１内に突出している上方の爪片５の接
触部６に当り、爪片５を矢印方向に回転させようとする
が、爪片５の係合部７が突起１０に当り回転を阻止する
から、硬貨２は接触部６により動きを妨げられ、それ以
上引き上げることはできない。
この場合硬貨は多少上方へ引き上げられるが、依然とし
て硬貨検知部４の検知範囲内にとどまっている。
て硬貨検知部４の検知範囲内にとどまっている。
いわゆる糸鉤効果を生ぜしめるためには、硬貨検知部の
検知範囲内に入った硬貨をいったん検知範囲外に去らし
め、再びその検知範囲内に硬貨を進入せしめなければな
らない。
検知範囲内に入った硬貨をいったん検知範囲外に去らし
め、再びその検知範囲内に硬貨を進入せしめなければな
らない。
しかしながら上述のように硬貨は接触部６によって動き
を阻止され、検知範囲内にとどまらざるを得ないから、
硬貨２を硬貨検知部４の所で糸鉤効果を得るのに必要な
往復運動をさせることは不可能である。
を阻止され、検知範囲内にとどまらざるを得ないから、
硬貨２を硬貨検知部４の所で糸鉤効果を得るのに必要な
往復運動をさせることは不可能である。
また硬貨２が上方の爪片５、硬貨検知部４、さらに下方
の爪片５を通過した後上方へ引き上げられた場合を考え
ると、硬貨２は下方の爪片５の接触部６により動きを阻
止され、それ以上引き上げることはできない。
の爪片５を通過した後上方へ引き上げられた場合を考え
ると、硬貨２は下方の爪片５の接触部６により動きを阻
止され、それ以上引き上げることはできない。
この場合硬貨２は下方の爪片５を通過して既に硬貨検知
部４の検知範囲外に去っているから、再び検知範囲内に
進入することはできず、同様に硬貨２を硬貨検知部４の
所で糸鉤効果を得るのに必要な往復運動をさせることは
不可能である。
部４の検知範囲外に去っているから、再び検知範囲内に
進入することはできず、同様に硬貨２を硬貨検知部４の
所で糸鉤効果を得るのに必要な往復運動をさせることは
不可能である。
なお爪片５を第１図に示す位置に保持するためには、爪
片の形状を適宜選定することにより軸８の周りに接触部
６を通路１内へ突出させる向きのトルクが働くようにす
る方法、或は爪片５にばねを設け、同様の向きのトルク
が作用するようにする方法等が考えられる。
片の形状を適宜選定することにより軸８の周りに接触部
６を通路１内へ突出させる向きのトルクが働くようにす
る方法、或は爪片５にばねを設け、同様の向きのトルク
が作用するようにする方法等が考えられる。
以上のよに本考案によれば、極めて簡単な構造で糸鉤を
完全に防止する効果を得ることができる。
完全に防止する効果を得ることができる。
第１図乃至第３図は本考案実施例の異なる作動状態にお
ける断面図である。 １・・・・・・硬貨通路、２・・・・・・硬貨、４・・
・・・・硬貨検知部、５・・・・・・爪片、６・・・・
・・接触部、７・・・・・・係合部、８・・・・・・軸
、１０・・・・・・突起。
ける断面図である。 １・・・・・・硬貨通路、２・・・・・・硬貨、４・・
・・・・硬貨検知部、５・・・・・・爪片、６・・・・
・・接触部、７・・・・・・係合部、８・・・・・・軸
、１０・・・・・・突起。
Claims (1)
- コインメカニズムの硬貨通路上に設けた硬貨の正偽判別
と投置枚数の計数を行うための硬貨検知部の近傍の上下
で硬貨検知部の検知範囲内に、硬貨の投入方向と逆方向
に投入硬貨が移動するのを阻止する硬貨ロック機構を設
けたことを特徴とするコインメカニズムの糸鉤防止装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10921879U JPS6017017Y2 (ja) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | コインメカニズムの糸釣防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10921879U JPS6017017Y2 (ja) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | コインメカニズムの糸釣防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5627775U JPS5627775U (ja) | 1981-03-14 |
| JPS6017017Y2 true JPS6017017Y2 (ja) | 1985-05-25 |
Family
ID=29341815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10921879U Expired JPS6017017Y2 (ja) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | コインメカニズムの糸釣防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6017017Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6184791A (ja) * | 1984-10-02 | 1986-04-30 | 旭精工株式会社 | 硬貨選別装置 |
| JP4974334B2 (ja) * | 2006-03-09 | 2012-07-11 | サミー株式会社 | 遊技機 |
-
1979
- 1979-08-08 JP JP10921879U patent/JPS6017017Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5627775U (ja) | 1981-03-14 |
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