JPS6184791A - 硬貨選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野ン 本発明は、自動販売機、ゲーム機等に用いられる硬貨選
別装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種の硬貨選別装置として、例えば、特開昭５
５−１５７０８５号公報に記載されているように、硬貨
選別通路から選別された正規硬貨がほぼ垂直の正規硬貨
シュート内に通過し、この正規硬貨シュート内を落下し
てその下端出口に突出しているマイクロスイッチ作動腕
を作動して正規硬貨通過信号を発信するようにした硬貨
選別装置が既知であり、かかる形式の従来の硬貨選別装
置において、硬貨投入口から挿入される針金等によるマ
イクロスイッチ作動腕の不正作動を防止するため、例え
ば、実公昭４９−６６２９号公報に記載されているよう
に正規硬貨シュート下端の出口部において一方のシュー
ト側板に回動可能に枢着した阻止片をシュート側板の窓
を経て正規硬貨シュート内に後退可能に突出させたもの
が既知である。

（本発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上述したような従来既知の構造では、阻
止板先端と他方のシュート側板内壁面との間に僅かな間
隙がどうしても存在するため細い針金、特に、薄いテー
プ状金属条片による不正作動を完全に防止することがで
きないという問題があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明、上述した針金、テープ状金属片等による不正防
止の問題を解決することを目的とし、硬貨選別通路から
選別された正規硬貨が正規硬貨シュート内に落下して下
端出口に突出しているマイクロスイッチ作動腕を作動し
て正規硬貨通過信号を発信するよう構成された硬貨選別
装置において、第１図に示すように、マイクロスイッチ
作動腕１の作動を阻止する掛合部２および３を有するマ
イクロスイッチ作動阻止レバー４を前記掛合部がマイク
ロスイッチ作動腕に掛合し得るマイクロスイッチ作動腕
の作動阻止位置（第１図参照）とマイクロスイッチ作動
腕の作動を許容する解放位置（第２図参照）との間に回
動し得るよう一方のシュート側板５に枢支ビン６によっ
て回動自在に枢着し、正規硬貨シュート７内に落下する
正規硬貨に掛合する作動用掛合腕８と正規硬貨シュート
７の入ロアａを横切って閉止する遮断板９とを有する遮
断ゲート１０を前記遮断板９が正規硬貨シュート７を横
切って移動して正規硬貨シュート入ロアａを閉止するよ
う両シュート側板５，１１間に回動自在に枢支ビン１２
によって回動自在に枢着して設け、前記遮断板９が正規
硬貨シュート人ロアａを開放する位置に前記遮断ゲート
１０が常時バランスウェイト１３等によって附勢され、
この遮［ｒ’ｆ−）１０の開放位置において前記マイク
ロスイッチ作動腕阻止レバー４がマイクロスイッチ作動
腕作動阻止位置から回動しないよう遮断板９に掛合する
掛合部１４を阻止レバー４に設け、前記遮断板９が正規
硬貨シュート入ロアａを閉止し終った際に前記阻止レバ
ー４を解放位置に回動させるよう遮断ゲー）１０と阻止
レバー４とに解放用掛合部１５および１６を設ける。

（作用） 本発明によれば、遮断ゲー）１０の遮断板９が正規硬貨
シュート７の入ロアａを開放している状、態では、硬貨
投入口から挿入した針金等によりマイクロスイッチ作動
阻止　レバー４を枢支ビン６の周りに回動させようとし
ても、掛合部１４と遮断板９との掛合によって阻止レバ
ー４を作動阻止位置（第１図参照）から解放位置（第２
図参照）に回動することができず、また、かように作動
阻止位でに阻止レバー４が位置している限り、マイクロ
スイッチ２０の作動腕ｌの両端部１　ａ　＋　１　ｂが
阻止レバー４の掛合部２および３と掛合してマイクロス
イッチ作動腕１を作動することはできない０ マイクロスイッチ作動腕１が作動され得る状態は、正規
硬貨が正規硬貨シュート７内に通過する際にのみ生ずる
。すなわち、正規硬貨は正規硬貨シュート７内に落下し
て遮断ゲー）１０の作動用掛合腕８に掛合し、遮断ゲー
）１０を枢支ビン１２の回りに回動し、遮断板９が正規
硬貨シュート７の入ロアａで両側板５，１１に設けられ
た円弧状溝２１（側板５上の円弧状溝は図示せず）内に
移動して掛合部１５１１６の掛合によって阻止、レバー
４を枢支ビン６の回りに回動し、遮断板９が入口９ａを
完全に閉止し終った際、阻止レバー４が解放位置（第２
図参照）に到達する。そしてこの阻止レバー４の解放位
置においては、マイクロスイッチ作動腕１の端部１ｂは
掛合部３により掛止されることなく溝孔２２内に自由に
移動することができ、また、他方の端部１ａも掛合部２
により掛止されることなく自由に移動することができ、
したがって正規硬貨はマイクロスイッチ作動腕１を作動
して下方のコインボックス内に通過することができる。

かように、マイクロスイッチ作動腕１の作動可能の状態
は、遮断板９が正規硬貨シュート７の入ロアａを完全に
遮断した状態でのみ生じ、かかる遮断状態では、針金ば
かりでなく極く薄いテープ状金属片すら硬貨シュート７
内に挿入することはできない。したがって、かかる挿入
物によるマイクロスイッチの不正作動は完全に防止する
ことができる。

（実施例） 図面は、本発明の１実施例を示し、図中２４は表板、２
５は硬貨投入口、２６は返却レバー、２７は返却口で、
側板５は表板２４にねじ等により固定され、この固定側
板５に可動側板２８がヒンジビン２９によってヒンジ連
結され、側板１１は表板２４および固定側板５にねじ等
により固定されたシュート１ｉＩｌ！ｌ板で、固定側板
５と可動側板２８との間に砂貨進別通路が設けられ、固
定側板５とシュート側板１１との間に正規硬貨シュート
７および返却口２７に通じる不良硬貨返却シュートがそ
れぞれ設けられ、８個の側板５，１１および２８はプラ
スチックで成形されている。

マイクロスイッチ作動阻止レバー・１および遮断ゲー）
１０も同様にプラスチックで成形されており、これらの
詳細構造および作用については前述した通りであるので
、その説明を省略する。ただ図示の例では、処理硬貨の
直径の相違に対応して作動用掛合腕８と遮断板９との間
隔を調整して硬貨によって遮断ゲート１０が第２図に示
す完全遮断位置にまで回動されるようにするため、作動
掛合腕８は溝孔３０とねじ８１とによって調整可能に取
付けられており、８２は例えば２１鴎がら３１ｍまでの
種々の硬貨直径に対応する調整位置を示す目盛である。

また、第４図および第５図において８３は可動側板２８
上の枢支ビン３４上に回動自在に支承されたクレードル
、３５は同様に可動側板２８に回動自在に枢着されて掛
合端を硬貨選別通路内に突出する緩衝レバー、８６は磁
気材質選別装置、３７はクレードル３３を枢支ピン３４
上に着脱可能に支承するよう構成された実願昭５９−３
０１１０号によるクレードル支承装置、３８は実願昭５
９−８０１０９号による硬貨ギザチェック装置、３９は
不良硬貨が正規硬貨シュート７内に通過するのを阻止す
るよう枢支ビン４０によりシュート側板１１に枢着され
て先端部を正規硬貨シュート入ロアａに突出する不良硬
貨阻止片、４１は装置傾斜時および不良硬貨返却シュー
ト内の不良硬貨を検出して不良硬貨阻止片３９を作動さ
せるよう枢支ビン４２によりシュート側板１１に枢着さ
れた作動レバー、４１３は糸釣り防止用レバー、４４は
特頼昭５９−１０７５２９号による硬貨中心孔チェック
装置を示す。

また、第６図および第７図において、４５は実願昭５９
−８３６４５号による硬貨擬似鉄片排除装置、４６は実
願昭５９−８８６４６号による硬貨投入口のブロッカ−
１４７はスペアグレードル保持片を示す。

（発明の効果） 本発明によれば、極めて細い針金または極めて薄いテー
プ状金属片を硬貨投入口等から挿入して従来性なわれて
いる正規硬貨シュート出口端のマイクロスイッチ作動腕
の不正作動を確実に防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による硬貨選別装置の正規硬貨シュート
部分の一部を破断除去して示す斜視図、第２図は第１図
に示す部分の作用説明図、第３図は表板の正面図、 第４図は本発明による装置の左側面図、第５図は第４図
に示す装置側面の斜視図、第６図は本発明による装置の
右側面図、第７図は第６図に示す装置側面の斜視図、第
８図は第４図に示．す装置の底面図である。 １・・・マイクロスイッチ作動腕 ４・・・マイクロスイッチ作動阻止レバー５・・・側板
　　　　　　　７・・・正規硬貨シュート８・・・作動
用掛合腕　　　９・・・遮断板１０・・・遮断ゲー｝　
　　　　１１・・・シュート側板第１図 第４図 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、硬貨選別通路から選別された正規硬貨が正規硬貨シ
   ユート内に落下して下端出口に突出しているマイクロス
   イツチ作動腕を作動して正規硬貨通過信号を発信するよ
   う構成された硬貨選別装置において、正規硬貨シユート
   内に落下する硬貨によつて作動されて正規硬貨シユート
   の入口を横切つて閉止する遮断ゲートと、この遮断ゲー
   トの全閉時に前記マイクロスイツチ作動腕の作動を許容
   するマイクロスイツチ作動阻止レバーとを具えることを
   特徴とする硬貨選別装置。