JPS6037406A - 車体床のサンドイッチパネルの固定方法 - Google Patents

車体床のサンドイッチパネルの固定方法

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JPS6037406A
JPS6037406A JP14536883A JP14536883A JPS6037406A JP S6037406 A JPS6037406 A JP S6037406A JP 14536883 A JP14536883 A JP 14536883A JP 14536883 A JP14536883 A JP 14536883A JP S6037406 A JPS6037406 A JP S6037406A
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JP
Japan
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panel
floor
retainer
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floor upper
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JP14536883A
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JPS635602B2 (ja
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毛利 忠雄
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車等の車体床をサンドインチパネルで構成
した場合に該サンドインチパネルを精度良く、確実に固
定するための方法に関するものである。
(従来技術) 車両の床部分にはエンジンの振動や排気系の騒音等が主
として下方から作用し、車室内に該振動が伝わったり、
あるいは低周波数の騒音がいわゆるこもり音として車室
内に入り、運転者や同乗者に不快感を与えがちである。
そこで、車体床の制振性能、遮音性能が要求されること
となり、近年は特にかかる要望が大となっている。
しかして、上記要求を達成するため上記車体床をいわゆ
るサンドインチパネル形式にする手段が最近採用され始
めている。
−1−記ザンドイッチパネルとは、第1図に示すように
従来のフロアパネル1上に比重の大きな熱可塑性のゴム
等の樹脂材を主材としたいわゆるメルシート2を配置し
、その上にさらに、鋼板製のフロアアッパーパネル3を
載置しておいて、上記メルシート2を加熱、融着させる
ことにより、該メルシート2をフロアパネル1及びフロ
アアッパーパネル3と一体化させたものである。
該サンドイッチパネルSは、その上に配設される吸音性
能の高いフェルト4及びカーペット5と協働して、割振
性能と防音性能を飛曜的に向tさせることが可能である
しかしながら、上記メルシート2は、加熱硬化作業時に
、まず加熱により所定量膨張し、しかる後に融着により
収縮するため、収縮後においてフロアパネル1とメルシ
ート2あるいはメルシート2とフロアアッパーパネル3
との間に、特に端部付近で間隙を生じ、上記したサンド
イッチパネルSとしての所期の性能を発揮することがで
きない状態になる場合があった。
この問題を解決するため、従来は第2図に示す如く、サ
ンドイッチパネルSの端部Saをビス6等により締結し
たものがあるが、これだけではサンドイッチパネルSを
構成するフロアパネル1、メルシート2及びフロアアッ
パーパネル3を十分強固に締結しておくことは困難であ
り、ビス6の取付部分でメルシート2が収縮する際にス
キ等が発生するおそれが大きい。しかもフロアパネル1
に外方に向けて孔あけするために防水、防錆処理」−不
利となり、さらに余分な防水、防錆処理工程が必要とな
る等の欠点があった。
(発明の目的) 本発明はかかる従来の問題点に鑑み創出されたものであ
り、防水、防錆上の問題を生じることなく、ザンl′イ
ソチパネルを的確に固定しうる力性を提供することを目
的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、本発明においてはフロアロア
パネルと該パネル上のメルシートと該メルシート−1二
のフロアアッパーパネルとからなるサンドイッチパネル
と、上記フロアアッパーパネルの端部を押圧、固定しう
るように車体に取着された略1、字形のリテーナとから
構成され、上記フロアアッパーパネル上に上記メルシー
トを敷設し、該メルシートーヒに上記フロアアッパーパ
ネルを載置し、該フロアアッパーパネルーヒに上記リテ
ーナの一辺を当接し、該位置でリテーナの他辺を車体側
部に固定した後に上記メルシートを加熱融着させるよう
にしたことを特徴とする。
(発明の効果) 上記構成からなる本発明にあっては、略り字形のリテー
ナの一辺を該サンドインチパネルのフロアアッパーパネ
ルに当接し、この位置で該リテーナの他辺を車体側部に
固定するようにしたので、メルシートが膨張、収縮して
もサンドインチパネルがリテーナの弾性力で元位置に戻
され、結果としてサンドインチパネル端部は、リテーナ
の弾性力により下方への圧力を常に受けている状態とな
りメルシートを確実に融着させることができる。また、
加熱工程におけるメルシートのなじみによるアッパーパ
ネルとフロアパネルの間隙変化が起こっても対応可能で
あよって、メルシートを加熱融着させる時点で該メルシ
ートが膨張、収縮しても、上記リテーナから常時所定圧
で加圧されているため、十分に追従が可能となり、メル
シートの硬化時にはサンドインチパネルとしての一体性
が強固に確保され、所期の制振性能及び遮音性能を発揮
しうる。
しかも、フロアパネルに孔明けする必要がないので、従
来の如き、防水、防錆上の問題は何ら生じない。
また、フロアアッパーパネルに上記突起部を形成したこ
とにより、サンドイッチパネル端部の剛性がより向上し
うる等の種々の有用な効果を奏しうるちのである。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図面により説明する。な
お、上記従来例と同一要素は同一符号にて表示する。
第3図は本発明に係る固定方法により固定された後の、
サンドイッチパネル端部の構成を示す一実施例であり、
図中Sは、フロアパネル1、メルシート2及びフロアア
ッパーパネル3からなるサンドイッチパネル、4はフェ
ルト、5はカーペット、7はリテーナ、8はシル部材、
9.10は該シル8を構成するインナーシル及びアウタ
ーシルである。
上記リテーナ7は、断面路I、字形の鋼板製のものであ
り、その水平辺7aが上記フロアアッパーパネル3の端
部に長手方向(図中紙面に直交する方向)に連続して形
成された補強手段としての上方への突起部31に後述の
如く加圧状態で当接し、また直立辺7bはビス11によ
り上記インナーシル9に固着されている。
次に、本実施例に係る固定方法につき説明する。
まず、第4図に示す如く、フロアロアパネル1」二にメ
ルシート2を敷設し、その上から鋼板製のフロアアッパ
ーパネル3を載置して位置決めをする。
しかる後に、フロアアッパーパネル3上に、第5図に示
すようにリテーナ7の水平辺7aをフロアアッパーパネ
ル3に当接し、該位置でリテーナ7の直立辺7bをイン
ナーシル9にビス11で固着する。
メルシートの膨張によってフロアアッパーパネル3はリ
テーナ7の水平辺7aを上方に所定の付勢力Rで変位さ
せ、リテーナ7側からこれに対応した反力R゛が常時フ
ロアアッパーパネル3に加わることとなる。
なお、リテーナ7からの反力R゛はフロアアッパーパネ
ル3の突起部31から入力され、該突起部31が長平方
向に連続して設けられていることからして、リテーナ7
は長手方向に所定間隔をおいて断続的に設けられていて
も、上記突起部31によりフロアアッパーパネル3の剛
性が高くなっており、長手方向に均等な反力が加わるこ
ととなる。
よって、この状態でサンドインチパネルSのメルシート
2を所定の加熱手段により加熱融着させれば、メルシー
ト2は下部のフロアロアパネル1及び上部のフロアアッ
パーパネル3との間に間隙等を生じることなく強固に一
体化され、所定の割振性能及び遮音性能を発揮すること
が可能となる。
なお、リテーナ7の水平辺7aを直立辺7bに対して9
0度以上の角度を有するテーパー形状に形成しておけば
、ビス11で、直立辺7bをインナーシル9に締結する
際にフロアアッパーパネル3の突起部31を上記テーパ
ー形状の作用により、さらに強く押さえ込むことが可能
となる。
また、上記実施例ではフロアアッパーパネル3にビード
状の突起部31を補強手段として設けた例を示したが、
剛性アップのための補強手段としては、この他にも端部
にフランジを立設するなど適宜な手段を採用することが
でき、また該補強手段は長手方向に連続的に設ける場合
に限らず、断続的に形成してもよく、また条件によって
は省略することもできる。
また、リテーナ7についても所定間隔で断続的に設置す
る例の他にも、要すれば長平方向に連続して配設しても
よいなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
形、変更が可能である。
また、メルシートの加熱融着後、リテーナ7は取外して
も各パネルとメルシートは一体化されているため所期の
性能が得られる。
したがって、必要に応じてリテーナ7を取外すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車体床のサンドインチパネルの構成を示す要部
断面図、第2図は従来のサンドインチパネルの固定方法
を示す要部断面図、第3図乃至第6図は本発明の一実施
例を示し、第3図は固定作業完了後のサンドインチパネ
ル端部の構成を示す要部断面図、第4図乃至第6図はサ
ンドインチパネルの固定手順をしめず説明図である。 S・・・サンドイッチパネル、1・・・フロアロアパネ
ル、2・・・メルシート、3・・・フロアアッパーバネ
0 ル、31・・・補強手段(突起部)、4・・・フェルト
、5・・・カーペット、8・・・シル部材、9・・・イ
ンナーシル、11・・・ビス。 特許出願人 日産車体株式会社 復代理人 弁理士 藤原 宏之 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フロアロアパネルと該パネル上のメルシートと該メルシ
    ート上のフロアアッパーパネルとからなるサンドインチ
    パネルと、上記フロアアッパーパネルの端部を押圧、固
    定しうるように車体に取着された略り字形のリテーナと
    から構成され、上記フロアロアパネル上に上記メルシー
    トを敷設し、該メルシート上に、上記フロアアッパーパ
    ネルを載置し、該フロアアッパーパネル上に上記リテー
    ナの一辺を当接し、該位置でリテーナの他辺を車体側部
    に固定した後に上記メルシートを加熱融着させるように
    したことを特徴とする車体床のサンドインチパネルの固
    定方法。
JP14536883A 1983-08-09 1983-08-09 車体床のサンドイッチパネルの固定方法 Granted JPS6037406A (ja)

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JP14536883A JPS6037406A (ja) 1983-08-09 1983-08-09 車体床のサンドイッチパネルの固定方法

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JP14536883A JPS6037406A (ja) 1983-08-09 1983-08-09 車体床のサンドイッチパネルの固定方法

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JPS6037406A true JPS6037406A (ja) 1985-02-26
JPS635602B2 JPS635602B2 (ja) 1988-02-04

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ID=15383596

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JP14536883A Granted JPS6037406A (ja) 1983-08-09 1983-08-09 車体床のサンドイッチパネルの固定方法

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