JP7302452B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体構造に関するものである。
自動車などの車両のルーフパネルは、薄い板状であって、車室上部を覆う大きさを有する。このためルーフパネルは振動しやすく、低周波を形成した場合には車室内での乗員に対する低周波騒音の原因のひとつになる。そこで一般的には、ルーフパネルにビードを形成したり、ルーフパネルの車室側に位置するクロスメンバなどの補強部材によりルーフパネルの構造強度を高めたりすることで、ルーフパネルの振動を低減する対策がなされている。
特許文献1には、車両前後方向に延びる左右一対のルーフサイドレールと、一対のルーフサイドレールの間で車幅方向に延びているレインフォースメントと、ルーフパネルと、接着部とを備える車両ルーフ構造が記載されている。ルーフパネルは、レインフォースメントの上方で、一対のルーフサイドレールの間に位置している。またルーフパネルには、車両前後方向に延びる凹ラインが、車幅方向に見て左右に並ぶ二箇所に設けられている。接着部は、レインフォースメントの上面で凹ラインとの交差箇所に設けられ、マスチック接着剤を用いてルーフパネルとレインフォースメントとを接着する。
特許文献1では、車両前後方向に延びる凹ラインをルーフパネルに設け、レインフォースメントと凹ラインとの交差箇所に接着部を設けてルーフパネルとレインフォースメントとを接着させたので、ルーフパネルに生じる振動が効率的に減衰される、としている。
特開2012-245898号公報
しかし特許文献1の車両ルーフ構造では、レインフォースメントと凹ラインとの交差箇所に接着剤を配置しているものの、ルーフパネルを固定するために接着剤を用いているに過ぎない。すなわち特許文献1では、ルーフパネルの振動を減衰させることに関し、改善の余地があった。
本発明は、このような課題に鑑み、ルーフパネルの振動を減衰させて、車室内での乗員に対する低周波騒音を低減できる車体構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車体構造の代表的な構成は、車両の車室上部を覆うルーフパネルを備えた車体構造において、車体構造はさらに、ルーフパネルの外周を囲う枠体と、ルーフパネルの車室側に位置していて枠体に車幅方向または車両前後方向に差し渡されその長手方向に沿って窪んだ溝が形成されている補強部材とを備え、ルーフパネルは、補強部材に沿って断続的に凹んだ複数の凹部と、複数の凹部よりも補強部材までの距離が長い凸部と、凸部と複数の凹部の各々との間を接続している傾斜した各々2つの傾斜部とを有し、車体構造はさらに、補強部材の溝に配置され補強部材とルーフパネルの各々2つの傾斜部とを接着し所定の減衰力を有する各々2つの第1シーラ材と、補強部材の溝に配置され各々2つの第1シーラ材の間に充填されて補強部材とルーフパネルの凹部とを接着する所定の第2シーラ材とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ルーフパネルの振動を減衰させて、車室内での乗員に対する低周波騒音を低減できる車体構造を提供することができる。
本発明の実施例に係る車体構造を示す図である。 図1の車体構造の要部を示す図である。 図1の車体構造を組み立てる際の第1シーラ材および第2シーラ材の挙動を示す図である。
本発明の一実施の形態に係る車体構造の代表的な構成は、車両の車室上部を覆うルーフパネルを備えた車体構造において、車体構造はさらに、ルーフパネルの外周を囲う枠体と、ルーフパネルの車室側に位置していて枠体に車幅方向または車両前後方向に差し渡されその長手方向に沿って窪んだ溝が形成されている補強部材とを備え、ルーフパネルは、補強部材に沿って断続的に凹んだ複数の凹部と、複数の凹部よりも補強部材までの距離が長い凸部と、凸部と複数の凹部の各々との間を接続している傾斜した各々2つの傾斜部とを有し、車体構造はさらに、補強部材の溝に配置され補強部材とルーフパネルの各々2つの傾斜部とを接着し所定の減衰力を有する各々2つの第1シーラ材と、補強部材の溝に配置され各々2つの第1シーラ材の間に充填されて補強部材とルーフパネルの凹部とを接着する所定の第2シーラ材とを備えることを特徴とする。
上記構成では、減衰力を有する各々2つの第1シーラ材を補強部材の溝に配置して、補強部材とルーフパネルの各々2つの傾斜部とを接着している。さらに、所定の第2シーラ材を補強部材の溝に配置し、各々2つの第1シーラ材の間に充填して、補強部材とルーフパネルの凹部とを接着している。このため、車体構造の組み立て時などにルーフパネルが外部からの荷重によって上下方向に変形した場合であっても、2つの第1シーラ材の間に第2シーラ材が充填されているため、第1シーラ材は、第2シーラ材によって凹部への流動が防止されて形状を保つことができる。したがって上記構成によれば、第1シーラ材および第2シーラ材の熱硬化時に、補強部材とルーフパネルの傾斜部および凹部との間で十分な接着を確保できる。その結果、ルーフパネルの振動をより効果的に減衰することができ、車室内での乗員に対する低周波騒音を低減できる。また第1シーラ材および第2シーラ材はいずれも、補強部材の長手方向に沿って窪んだ溝に配置されているため、補強部材の短手方向に流動することも防止され形状をより保つことができる。なお第2シーラ材は、補強部材とルーフパネルの凹部とを接着できるのであれば、第1シーラ材と同等の減衰力を有するものでなくてよい。このため、製造コストを低減できる。
上記の各々2つの第1シーラ材は、ルーフパネルの複数の凹部の各々と各々2つの傾斜部とで形成される各々2つの下側角部を跨いでいるとよい。これにより、ルーフパネルの凹部と傾斜部との境界となる下側角部で、減衰力を有する第1シーラ材がルーフパネルを支えるので、減衰力を発揮しやすくなる。
上記の各々2つの第1シーラ材は、ルーフパネルの凸部と各々2つの傾斜部とで形成される各々2つの上側角部を跨いでいるとよい。これにより、ルーフパネルの凹部と傾斜部との境界となる下側角部に加え、凸部と傾斜部との境界となる上側角部で、減衰力を有する第1シーラ材がルーフパネルを支えるので、減衰力をさらに発揮しやすくなる。なおルーフパネルの下側角部から上側角部までは剛性の高い箇所であり、その箇所を第1シーラ材で支えるため、ルーフパネルと補強部材とをより堅固に接着することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車体構造100を示す図である。図1(a)は、車体構造100が適用された車両102を斜め前方から見た状態を示している。図1(b)は、車体構造100の内部を示している。なお以下各図において、車両前後方向をそれぞれ矢印Front、Back、車幅方向の左右をそれぞれ矢印Left、Right、車両上下方向をそれぞれ矢印Up、Downで例示する。
車体構造100は、図1(a)に示すルーフパネル104を備える。ルーフパネル104は、薄い板状の車体パネルであって、車両102の車室上部106を覆う大きさを有する。車体構造100はさらに、図1(b)に示す枠体108と、補強部材としての複数(ここでは4つ)のクロスメンバ110、112、114、116とを備える。
枠体108は、一対のルーフレール118、120と、ルーフフロントメンバ122と、ルーフエンドメンバ124とを有し、これらの部材によってルーフパネル104の外周を囲っている。一対のルーフレール118、120は、ルーフパネル104の左右の側端側に位置していて、車両前後方向に延びている。ルーフフロントメンバ122は、ルーフパネル104の前端側に位置し、一対のルーフレール118、120の間で車幅方向に延びている。ルーフエンドメンバ124は、ルーフパネル104の後端側に位置し、一対のルーフレール118、120の間で車幅方向に延びている。
複数のクロスメンバ110、112、114、116は、ルーフパネル104の図1(a)に示す車室126側に位置している。またクロスメンバ110、112、114、116は、車両前後方向に所定間隔で離間していて、さらに枠体108の一対のルーフレール118、120の間で車幅方向に差し渡されている。
車体構造100はさらに、図1(b)のハッチングによって示される複数の第1シーラ材128を備える。複数の第1シーラ材128は、接着力に加え、所定の減衰力が付加されたシーラ材であって、熱処理時に硬化させることで所定の性能を発揮する。所定の減衰力とは例えば、損失正接(tanδ)が常温(セ氏20度)で0.5以上と高く、通常の2倍程度の減衰効果のあるものである。複数の第1シーラ材128は、図1(b)に示すように複数のクロスメンバ110、112、114、116の複数の所定箇所に塗布されていて、複数のクロスメンバ110、112、114、116とルーフパネル104(図2(a)参照)とを接着する。
なお図中では、複数のクロスメンバ110、112、114、116のうち、クロスメンバ114の複数(ここでは6つ)の所定箇所に塗布された第1シーラ材130、132、134、136、138、140に代表的に符号を付している。
図1(b)に示す複数の第1シーラ材128は、複数のクロスメンバ110、112、114、116とルーフパネル104とを接着し硬化した状態となっている。ここで車体構造100の組み立て時には、塗布された第1シーラ材128が熱硬化される前の段階で車体骨格を洗浄する。この洗浄時に、薄い板状のルーフパネル104は、水流によって大きく弾性変形する。そしてルーフパネル104の弾性変形が繰り返されると、複数のクロスメンバ110、112、114、116とルーフパネル104との間で熱硬化前の第1シーラ材128が延ばされて流動し、接地が弱くなり、熱硬化時に十分な接着を得られない場合がある。また、熱硬化時に十分な接着を得られない場合、薄い板状のルーフパネル104は、振動しやすくなり、さらに低周波を形成してしまうと、車室126内での乗員に対する低周波騒音の原因のひとつになる。
そこで車体構造100では、ルーフパネル104の形状と、補強部材である複数のクロスメンバ110、112、114、116の形状とを考慮した上で、第1シーラ材128を適切な位置に配置し、さらに所定の第2シーラ材142(図2(a)参照)を備える。
図2は、図1の車体構造100の要部を示す図である。図2(a)は、図1のA-A断面図であって、ルーフパネル104を鎖線で示している。図2(b)は、図2(a)の一部を拡大して示す図である。図2(c)は、比較例の車体構造200を示す図である。
第2シーラ材142は、図1(b)に示す複数のクロスメンバ110、112、114、116の複数の所定箇所に充填される。また第2シーラ材142は、複数のクロスメンバ110、112、114、116とルーフパネル104とを接着できるのであれば、第1シーラ材128と同等の減衰力を有するものでなくてよい。なお図2(a)では、複数のクロスメンバ110、112、114、116のうち、クロスメンバ114の複数(ここでは3つ)の所定箇所に充填された第2シーラ材144、146、148に代表的に符号を付している。
ルーフパネル104は、図2(b)に示すように、複数(ここでは3つ)の凹部150、152、154と、複数(ここでは2つ)の凸部156、158と、複数(ここでは4つ)の傾斜部160、162、164、166とを有する。凹部150、152、154は、車幅方向に延びるクロスメンバ114に沿って断続的に凹んだ部位である。凸部156、158は、複数の凹部150、152、154よりもクロスメンバ114までの距離が長い部位である。
傾斜部160、166は、凹部150、154と凸部156、158との間をそれぞれ接続している傾斜した部位である。傾斜部162、164は、凹部152と凸部156、158との間をそれぞれ接続している傾斜した部位であって、凹部152を挟んで対向している。以下では、代表的に第1シーラ材134、136および第2シーラ材146が配置された位置について説明する。
図3は、図1の車体構造100を組み立てる際の第1シーラ材134、136および第2シーラ材146の挙動を示す図である。図3(a)は、クロスメンバ114に配置された熱硬化前の第1シーラ材134、136および第2シーラ材146に対して上方からルーフパネル104を設置する様子を示している。図3(b)は、図1および図3(a)のB-B断面図である。
クロスメンバ114は、枠体108に車幅方向に差し渡されていて(図1(b)参照)、さらに図3(b)に示すように、その長手方向すなわち車幅方向に沿って窪んだ溝168が形成されている。そして、図3(a)の左側に示すようにクロスメンバ114の溝168には、熱硬化前の第1シーラ材134、136および第2シーラ材146が配置される。
このとき、第1シーラ材134、136は、図3(a)の右側に示すように、クロスメンバ114の溝168とルーフパネル104の2つの傾斜部162、164とを接着するように配置される。また、第2シーラ材146は、2つの第1シーラ材134、136の間に充填されていて、クロスメンバ114の溝168とルーフパネル104の凹部152とを接着するように配置される。
ここで車体構造100の組み立て時であって第1シーラ材134、136および第2シーラ材146の熱硬化前に、ルーフパネル104の上下方向の弾性変形が繰り返された場合での第1シーラ材134、136および第2シーラ材146の挙動を説明する。このような場合であっても、車体構造100では、図3(a)の右側の矢印に示すように、第1シーラ材134、136は、充填された第2シーラ材146によってルーフパネル104の凹部152への流動が防止されて形状を保つことができる。
また第1シーラ材134、136および第2シーラ材146はいずれも、クロスメンバ114の車幅方向に沿って窪んだ溝168に配置されているため、クロスメンバ114の車両前後方向に流動することも防止されて形状をより保つことができる。
一方、図2(c)に示す比較例の車体構造200では、第2シーラ材144、146、148を充填していない。このような車体構造200では、第1シーラ材132A、134A、136A、138Aは、図中矢印のようにルーフパネル104の凹部150、152、154に流動して形状を保つことができない。その結果、車体構造200では、クロスメンバ114とルーフパネル104の傾斜部160、162、164、166との間で十分な接着を確保できず、ルーフパネル104の振動を十分に減衰することができない。
これに対して車体構造100によれば、第1シーラ材134、136および第2シーラ材146の熱硬化時に、クロスメンバの溝168とルーフパネル104の傾斜部162、164および凹部152との間で十分な接着を確保できる。その結果、ルーフパネル104の振動をより効果的に減衰することができ、車室126内での乗員に対する低周波騒音を低減できる。なお2つの第1シーラ材134、136の間に充填される第2シーラ材146は、第1シーラ材134、136と同等の減衰力を有するものでなくてよいため、製造コストを低減することもできる。
また図2(b)に示すように、2つの第1シーラ材134、136は、2つの下側角部170、172を跨いでいる。2つの下側角部170、172は、ルーフパネル104の凹部152と2つの傾斜部162、164とで形成される部位である。したがって車体構造100では、ルーフパネル104の凹部152と2つの傾斜部162、164との境界となる2つの下側角部170、172で、減衰力を有する第1シーラ材134、136がルーフパネル104を支えるので、減衰力を発揮しやすくなる。
さらに図2(b)に示すように、2つの第1シーラ材134、136は、2つの上側角部174、176を跨いでいる。2つの上側角部174、176は、ルーフパネル104の凸部156、158と2つの傾斜部162、164とで形成される部位である。
したがって車体構造100では、ルーフパネル104の下側角部170、172に加え、凸部156、158と傾斜部162、164との境界となる上側角部174、176で、第1シーラ材134、136がルーフパネル104を支えことができる。このため、車体構造100では、第1シーラ材134、136の減衰力をさらに発揮しやすくなる。
また、ルーフパネル104のうち、下側角部170、172から上側角部174、176までは剛性が高く、外部からの荷重によって大きく変形する箇所である。車体構造100では、ルーフパネル104のうち剛性の高い箇所を、第1シーラ材134、136で支えるため、クロスメンバ114とルーフパネル104とをより堅固に接着できる。
なお上記実施例では、図1(b)に示すように枠体108の車幅方向に複数のクロスメンバ110、112、114、116を差し渡したが、これに限られず、枠体108の車両前後方向に複数のクロスメンバを差し渡してもよい。
この場合には、複数のクロスメンバに、その長手方向すなわち車両前後方向に沿って窪んだ溝を形成する。またルーフパネル104には、車両前後方向に延びる複数のクロスメンバに沿って断続的に凹んだ複数の凹部と、凹部よりもクロスメンバまでの距離が長い凸部と、凸部と複数の凹部の各々との間を接続している傾斜した各々2つの傾斜部を形成すする。そして、各々2つの第1シーラ材を、クロスメンバの溝に配置して、クロスメンバとルーフパネルの各々2つの傾斜部とを接着する。また所定の第2シーラ材を、クロスメンバの溝に配置して、各々2つの第1シーラ材の間に充填して、クロスメンバとルーフパネルの凹部とを接着する。
このようにして、第1シーラ材は、充填された第2シーラ材とクロスメンバの溝によって形状を保つことができ、クロスメンバとルーフパネル104とを十分に接着できる。その結果、ルーフパネル104の振動をより効果的に減衰することができ、車室126内での乗員に対する低周波騒音を低減できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車体構造に利用することができる。
100、200…車体構造、102…車両、104…ルーフパネル、106…車室上部、108…枠体、110、112、114、116…クロスメンバ、118、120…ルーフレール、122…ルーフフロントメンバ、124…ルーフエンドメンバ、126…車室、128、130、132、134、136、138、140…第1シーラ材、142、144、146、148…第2シーラ材、150、152、154…凹部、156、158…凸部、160、162、164、166…傾斜部、168…溝、170、172…下側角部、174、176…上側角部

Claims (3)

  1. 車両の車室上部を覆うルーフパネルを備えた車体構造において、当該車体構造はさらに、
    前記ルーフパネルの外周を囲う枠体と、
    前記ルーフパネルの車室側に位置していて前記枠体に車幅方向または車両前後方向に差し渡されその長手方向に沿って窪んだ溝が形成されている補強部材とを備え、
    前記ルーフパネルは、前記補強部材に沿って断続的に凹んだ複数の凹部と、該複数の凹部よりも前記補強部材までの距離が長い凸部と、該凸部と前記複数の凹部の各々との間を接続している傾斜した各々2つの傾斜部とを有し、
    当該車体構造はさらに、
    前記補強部材の溝に配置され該補強部材と前記ルーフパネルの各々2つの傾斜部とを接着し所定の減衰力を有する各々2つの第1シーラ材と、
    前記補強部材の溝に配置され前記各々2つの第1シーラ材の間に充填されて前記補強部材と前記ルーフパネルの凹部とを接着する所定の第2シーラ材とを備えることを特徴とする車体構造。
  2. 前記各々2つの第1シーラ材は、前記ルーフパネルの複数の凹部の各々と各々2つの傾斜部とで形成される各々2つの下側角部を跨いでいることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記各々2つの第1シーラ材は、前記ルーフパネルの凸部と各々2つの傾斜部とで形成される各々2つの上側角部を跨いでいることを特徴とする請求項2に記載の車体構造。
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