JPS6037287B2 - 内燃機関用マフラ - Google Patents
内燃機関用マフラInfo
- Publication number
- JPS6037287B2 JPS6037287B2 JP3578077A JP3578077A JPS6037287B2 JP S6037287 B2 JPS6037287 B2 JP S6037287B2 JP 3578077 A JP3578077 A JP 3578077A JP 3578077 A JP3578077 A JP 3578077A JP S6037287 B2 JPS6037287 B2 JP S6037287B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- muffler
- perforated pipe
- combustion engine
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
本発明は、自動車の嶋教する内燃機関などのマフラに関
するものである。
するものである。
従来、前記のようなマフラとして、第1図に例示するよ
うに、排気管1の下流側端部に多数の穴2を形成した穴
あきパイプ3を運速させ、このパイプ3の外周側にマフ
ラの第1室である共鳴室4を形成し、この共鳴室4の排
気ガス下流側に、穴あきパイプ3の下流側端部が閉口す
る拡張室5を形成したものが知られている。
うに、排気管1の下流側端部に多数の穴2を形成した穴
あきパイプ3を運速させ、このパイプ3の外周側にマフ
ラの第1室である共鳴室4を形成し、この共鳴室4の排
気ガス下流側に、穴あきパイプ3の下流側端部が閉口す
る拡張室5を形成したものが知られている。
しかし、このようなマフラは、排気管1の下流側端部が
穴あきパイプ3の上流側端部に接合して開□し、この開
ローa端が前記穴2に近援しているため、前記関口la
部から排出される流速の速い排気ガスが穴2の周綾部に
吹き付けられ、この周緑部がエッジリードとなって、穴
あきパイプ3内の空気柱を振動させ、ピーという高周波
笛吹き音を主として発生する。 なお、上記穴2は、第2図に示すように、加工上の理由
で穴2の周綾部がパイプ3の周面から突出しているが、
要するに流速の速い排気ガスが穴2の周緑に矢印のよう
に当ることにより、前記笛吹き音が発生するという問題
がある。ところで、この問題の解消に関連する先行技術
例としては、実閥昭52−41425号公報に言己戦さ
れたものがあるが、これによれば、共鳴室内に挿入、閉
口する排気管では、排気ガスの脈動による低周波が低減
されず、このため耳障りな低周波笛吹き音が減少しない
という欠点がある。
穴あきパイプ3の上流側端部に接合して開□し、この開
ローa端が前記穴2に近援しているため、前記関口la
部から排出される流速の速い排気ガスが穴2の周綾部に
吹き付けられ、この周緑部がエッジリードとなって、穴
あきパイプ3内の空気柱を振動させ、ピーという高周波
笛吹き音を主として発生する。 なお、上記穴2は、第2図に示すように、加工上の理由
で穴2の周綾部がパイプ3の周面から突出しているが、
要するに流速の速い排気ガスが穴2の周緑に矢印のよう
に当ることにより、前記笛吹き音が発生するという問題
がある。ところで、この問題の解消に関連する先行技術
例としては、実閥昭52−41425号公報に言己戦さ
れたものがあるが、これによれば、共鳴室内に挿入、閉
口する排気管では、排気ガスの脈動による低周波が低減
されず、このため耳障りな低周波笛吹き音が減少しない
という欠点がある。
本発明は、上記の問題点および欠点を解消するためのも
のであって、排気管の、穴あきパイプに隊っている下流
側端部を4・径にして、これと穴あきパイプの穴とを離
間させることにより、前述した笛吹き音の発生を防止す
ると共に、低周波笛吹き音をも併せ低減しようとするも
のである。 なお、笛吹き音の発生を防止する先行技術例としての実
開昭50−98306号公報には、共鳴孔群を有する送
風管の外周側に共鳴室を形成すると共に送風管の、前記
共鳴孔鬼羊の端緑の少なくとも片側の近い位置に乱気流
形成用の凸部または凹部を設けたものが開示されている
が、これは、共鳴孔群を通して共鳴室内の空気を不連続
に加振することによりいわゆる笛吹き現象の発生を防止
しようとするものであるから、本発明とは、笛吹き現象
の発生を防止するための手段を異にするものである。
′【実施例1 以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
する。 第3図において、符号1は排気管で、その排気ガス下流
側の端部が、多数の穴2を軸方向および円周方向に所要
の間隔で形成した穴あきパイプ3に鉄合され、このパイ
プ3の外周側には穴2によってパイプ3と蓮適する共鳴
室4が外筒も内に形成され、穴あきパイプ3の下流端は
、共鳴室4と仕切板8で仕切られた拡張室5に開□して
いる。 前記排気管1は、穴あきパイプ3内で小径に絞られ、こ
のパイプ3の内周面と排気管1の外周面との間には隙間
9が形成されている。また、排気管1の小径部lbの下
流端に形成した開口laは、従来のものより下流側の共
鳴室4の藤方向ほぼ中央に位置している。なお、第3図
中、7はマフラの端板で、排気管1および穴あきパイプ
3の上流側端部が、その端板7に溶接されている。 なお、穴あきパイプ3の穴2は、前記のように加工上の
理由で周緑が外周側へ突出しているが、この穴2の周緑
は、図示のように外周側へ突出させていなくてもよい。
以上の構成において、排気管1から排出される排気ガス
は、穴あきパイプ3を経て拡張室5に導かれ、さらに図
示しないテールパイプを経て大気に放出され、この過程
で共鳴室4、拡張室5を設けてあることにより、従来の
この種のマフラと同様な作用で排気音が消音される。そ
して、排気管1は、下流側端部の小径部lbに関口1a
が設けられ、これが穴あきパイプ3の穴2と離間してい
るので、これらの穴2の周縁部に、前記関口laからの
流速の速いガス流が直接当らないために、従来のような
エッジリード現象が起こらずひいては高周波笛吹き音が
発生しないうえ、4・蚤部lbにより、前記先行技術例
と異り排気ガス流を整流して排気ガスの脈動による低周
波を低減し、低周波笛吹き音をも低下することができ、
また、排気管1が穴あきパイプ3内へ長く鞍挿されてこ
のパイプ3内の空気柱の長さが短くなるので、上記笛吹
き音が一層発生し難くなる。 なお、前記実施例の拡張室より下流側には、従来公知の
適宜の消音手段を設けることができるものである。【発
明の効果1 以上説明したように本発明によれば、共鳴室と蓮適する
多数の穴を有する穴あきパイプの前記穴部における耳障
りな高周波笛吹き音をなくすことができると共に、排気
ガスの脈動による低周波を低減して低周波笛吹き音をも
低下して、一段と消音効果を向上させることができる。 図面の簡単な説明第1図は従来のマフラの要部を示す側
断面図、第2図は穴あきパイプの穴周縁部の拡大断面図
、第3図は本発明の一実施例の要部を示す側断面図であ
る。 1・・・排気管、la・・・排気管の関口、lb・・・
排気管の小径部、2…穴、3・・・穴あきパイプ、4・
・・共鳴室、5・・・拡張室、6・・・外筒、7・・・
端板、8・・・仕切板。 第3図 第1図 第2図
のであって、排気管の、穴あきパイプに隊っている下流
側端部を4・径にして、これと穴あきパイプの穴とを離
間させることにより、前述した笛吹き音の発生を防止す
ると共に、低周波笛吹き音をも併せ低減しようとするも
のである。 なお、笛吹き音の発生を防止する先行技術例としての実
開昭50−98306号公報には、共鳴孔群を有する送
風管の外周側に共鳴室を形成すると共に送風管の、前記
共鳴孔鬼羊の端緑の少なくとも片側の近い位置に乱気流
形成用の凸部または凹部を設けたものが開示されている
が、これは、共鳴孔群を通して共鳴室内の空気を不連続
に加振することによりいわゆる笛吹き現象の発生を防止
しようとするものであるから、本発明とは、笛吹き現象
の発生を防止するための手段を異にするものである。
′【実施例1 以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
する。 第3図において、符号1は排気管で、その排気ガス下流
側の端部が、多数の穴2を軸方向および円周方向に所要
の間隔で形成した穴あきパイプ3に鉄合され、このパイ
プ3の外周側には穴2によってパイプ3と蓮適する共鳴
室4が外筒も内に形成され、穴あきパイプ3の下流端は
、共鳴室4と仕切板8で仕切られた拡張室5に開□して
いる。 前記排気管1は、穴あきパイプ3内で小径に絞られ、こ
のパイプ3の内周面と排気管1の外周面との間には隙間
9が形成されている。また、排気管1の小径部lbの下
流端に形成した開口laは、従来のものより下流側の共
鳴室4の藤方向ほぼ中央に位置している。なお、第3図
中、7はマフラの端板で、排気管1および穴あきパイプ
3の上流側端部が、その端板7に溶接されている。 なお、穴あきパイプ3の穴2は、前記のように加工上の
理由で周緑が外周側へ突出しているが、この穴2の周緑
は、図示のように外周側へ突出させていなくてもよい。
以上の構成において、排気管1から排出される排気ガス
は、穴あきパイプ3を経て拡張室5に導かれ、さらに図
示しないテールパイプを経て大気に放出され、この過程
で共鳴室4、拡張室5を設けてあることにより、従来の
この種のマフラと同様な作用で排気音が消音される。そ
して、排気管1は、下流側端部の小径部lbに関口1a
が設けられ、これが穴あきパイプ3の穴2と離間してい
るので、これらの穴2の周縁部に、前記関口laからの
流速の速いガス流が直接当らないために、従来のような
エッジリード現象が起こらずひいては高周波笛吹き音が
発生しないうえ、4・蚤部lbにより、前記先行技術例
と異り排気ガス流を整流して排気ガスの脈動による低周
波を低減し、低周波笛吹き音をも低下することができ、
また、排気管1が穴あきパイプ3内へ長く鞍挿されてこ
のパイプ3内の空気柱の長さが短くなるので、上記笛吹
き音が一層発生し難くなる。 なお、前記実施例の拡張室より下流側には、従来公知の
適宜の消音手段を設けることができるものである。【発
明の効果1 以上説明したように本発明によれば、共鳴室と蓮適する
多数の穴を有する穴あきパイプの前記穴部における耳障
りな高周波笛吹き音をなくすことができると共に、排気
ガスの脈動による低周波を低減して低周波笛吹き音をも
低下して、一段と消音効果を向上させることができる。 図面の簡単な説明第1図は従来のマフラの要部を示す側
断面図、第2図は穴あきパイプの穴周縁部の拡大断面図
、第3図は本発明の一実施例の要部を示す側断面図であ
る。 1・・・排気管、la・・・排気管の関口、lb・・・
排気管の小径部、2…穴、3・・・穴あきパイプ、4・
・・共鳴室、5・・・拡張室、6・・・外筒、7・・・
端板、8・・・仕切板。 第3図 第1図 第2図
Claims (1)
- 1 排気管の下流側端部を穴あきパイプと連通させ、こ
のパイプの外周側に共鳴室を形成したものにおいて、排
気管の下流側端部を小径に縮径して前記穴あきパイプ内
に挿入、開口させて、これらの間に隙間を設けたことを
特徴とする内燃機関洋マフラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3578077A JPS6037287B2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 内燃機関用マフラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3578077A JPS6037287B2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 内燃機関用マフラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53122030A JPS53122030A (en) | 1978-10-25 |
JPS6037287B2 true JPS6037287B2 (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=12451402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3578077A Expired JPS6037287B2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 内燃機関用マフラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037287B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009062922A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Toyota Motor Corp | 共鳴装置および内燃機関の排気装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60194117U (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-24 | 林 武夫 | 消音器 |
DE202006013280U1 (de) * | 2006-08-30 | 2008-02-07 | Dolmar Gmbh | Schalldämpfer mit Kiemenauslass |
-
1977
- 1977-03-30 JP JP3578077A patent/JPS6037287B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009062922A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Toyota Motor Corp | 共鳴装置および内燃機関の排気装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53122030A (en) | 1978-10-25 |
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