JPS6037019Y2 - モ−タの冷却装置 - Google Patents

モ−タの冷却装置

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Publication number
JPS6037019Y2
JPS6037019Y2 JP14355779U JP14355779U JPS6037019Y2 JP S6037019 Y2 JPS6037019 Y2 JP S6037019Y2 JP 14355779 U JP14355779 U JP 14355779U JP 14355779 U JP14355779 U JP 14355779U JP S6037019 Y2 JPS6037019 Y2 JP S6037019Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
pulley
cooling
bearing
fan
Prior art date
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Expired
Application number
JP14355779U
Other languages
English (en)
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JPS5661164U (ja
Inventor
英夫 小幡
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP14355779U priority Critical patent/JPS6037019Y2/ja
Publication of JPS5661164U publication Critical patent/JPS5661164U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洗濯機の駆動用等に用いるモータの冷却装置に
関するもので、効果的にモータの冷却を行なわせるよう
にしたものである。
一般的なモータの冷却装置を第1図に基づいて説明する
図において、1は回転子で、この回転子1に固着された
モータ軸2は、上部軸受3及び下部軸受4て回転自在に
軸支されている。
5は上部ブラケット、6は下部ブラケットを示し、この
2ケのブラケットは複数個にボルト・ナツト7で固定さ
れている。
8は固定子で、ブラケット5゜6、回転子1及び固定子
でモータ9を構成している。
10.11は前記軸受3,4を固定するためのバネ板を
示す。
12は動力伝達用の■溝プーリで、モータ9が発火した
場合に延焼を防ぐために金属板で形成されるのが一般的
であり、そのため実際的には、各々皿状円板形状からな
る上プーリ面13、下プーリ面14に分割して製造し、
2ケの部品は溶接又はかしめ等の方法により組み立てら
れている。
又更に下プーリ面14に連続して、モータ9の上面を覆
うべくモータカバー15が成形され、このモータカバー
15は、モータが発火した際に機器本体内部に樹脂部品
に延焼しない様な働きと、水滴等が、直接モータ9に入
り込まない様な防水の働きをなしている。
これら■溝プーリ12及びモータカバー15はプーリボ
ス16に強固に固着され、プーリボスト16は適宜な方
法にて、モータ軸2に固定されている。
一方、モータカバー15の内面には複数個のフィン17
が放射状に装着され、モータカバー15の回転に伴ない
これらのフィン17は遠心ファンの働きをし、モータ冷
却用のファンとして作用する様構成されている。
一方、このファンの働きによる冷却風の流れは、モータ
ブラケット5の側壁に設けた通気開口部18より入り込
み、固定子8及び回転子1を冷却しつつ、モータブラケ
ット5の上面に設けた通気開口部19の通過し、前記フ
ァンを抜けて、モータ9外に排出される(第1図中矢印
)。
20は■ベルト、21は回転子1の放熱フィンを示す。
この上記装置で問題となるのは、ファンにより発生した
冷却空気の流れは、先ず固定子8及び回転子1を冷却し
て、相当温度上昇した状態になって後、軸受3の近傍を
通過冷却するための、軸受3の放熱効果が著しく悪く、
従がって軸受3の温度が大巾に上昇腰含浸されたオイル
等の劣化を招くことにより、軸受3の寿命を早めてしま
う。
そこで第2図A、 Bに本考案の一実施例を示し、皿状
円板よりなる上プーリ面13には複数個の通気孔22を
、また皿状円板よりなる下プーリ面14には複数個の通
気孔23を設け、この通気孔22.23の位置を示す半
径寸法rは、■ベルト20の曲率半径Rよりも小さくな
る様設計すると共に、上、下の通気孔22.23の軸心
をずらせているものである。
この様な構成において、モータ9の回転に伴なうファン
の働きによる冷却空気の流れを見てみると、モータブラ
ケット5の側壁に設けた通気開口部18より入り込み、
固定子8及び回転子1を冷却しつつ、モータブラケット
5の上面に設けた通気開口部19を通過して、モータ9
外に排出される空気の流れ(第2図中黒矢印)と同時に
、ファンの働きによりファン中心部が負圧となり、前記
通気孔22及び通気孔23を介して、■溝プーリ12近
傍の冷たい空気が吸い込まれ、軸受3近傍を通過するた
め、軸受3は十分冷却されて温度上昇を極めて低く押え
るものである。
なお、前述の説明の中で通気孔22の孔中心と、通気孔
23の孔中心を一致させない理由は、モータ9が発火し
た時に炎が該通気孔を出て行くのを防止し、又滴下した
水滴が直接モータに入り込まない様にするためである。
第3図は、洗濯を連続して行った場合の軸受表面および
軸受近傍の温度変化を示す実験値であり、図中の曲線A
は第1図の構造における軸受表面の温度変化を示してい
る。
また図中の曲線Bは第2図の本考案の一実施例の構造に
おける軸受表面の温度変化を示している。
また、図中の破線aは第2図に示す本実施例のモータの
冷却装置における固定子及び回転子1を通過した後に上
部ブラケット5の通気開口部19を通過する冷却空気の
温度変化を示し、破線すは本実施例のモータの冷却装置
におけるモータ9の■溝プーリ12近傍の雰囲気温度の
変化を示しており、この空気が前記通気孔22.23を
介して取り入れられる。
この第3図の実験結果から明らかなように第2図に示す
本実施例のモータの冷却装置の効果は明らかである。
なお図示していないが、本装置は例えば洗濯機ノモータ
として使用するものであり、■ベルト20はパルセータ
と直結したプーリとの間にかけわたされている。
以上のように本考案装置は、皿状円板よりなる上下の各
々のプーリ面に通気孔を設けたことにより、モータ近傍
の冷たい空気により軸受を冷却し軸受温度の上昇巾が低
く押えることが出来るため、含浸オイルの劣下を防ぎ、
軸受の耐久性を向上させることができるものである。
また実施例のように通気孔の孔中心をずらすことにより
モータ発火の際にも炎がプーリ外に出ることがなく、又
水滴がついた場合でも直接モータに滴下することがなく
より安全性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なモータ冷却装置の縦断面図、第2図A
は本考案の一実施例によるモータ冷却装置の一部縦断面
図、第2図BはAの平面図、第3図は軸受温度上昇特性
図である。 2・・・・・・モータ軸、9・・・・・・モータ、12
・曲・プーリ(V溝プーリ)、17・・・・・・ファン
(フィン)、22.23・・・・・・通気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータのモータ軸に動力伝達用のプーリとモータ冷却用
    のファンとを備え、前記プーリは少なくとも2つの皿状
    円板より構成するとともに、外周部にVRを形成腰この
    V溝側面の中央部付近に複数個の通気孔を設け、モータ
    軸方向に対向する通気孔の軸心をずらせるとともにモー
    タ側の皿状円板からなるプーリと一体にモータの上面を
    覆うモータカバーを形成し、このモータカバーにフィン
    設けてなる冷却用のファンを前記プーリとモータの間に
    設けたモータの冷却装置。
JP14355779U 1979-10-16 1979-10-16 モ−タの冷却装置 Expired JPS6037019Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14355779U JPS6037019Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 モ−タの冷却装置

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JP14355779U JPS6037019Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 モ−タの冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS5661164U JPS5661164U (ja) 1981-05-23
JPS6037019Y2 true JPS6037019Y2 (ja) 1985-11-02

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ID=29374781

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JP14355779U Expired JPS6037019Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 モ−タの冷却装置

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JPS5661164U (ja) 1981-05-23

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