JPS6036702Y2 - 換気可能な明り採り窓 - Google Patents

換気可能な明り採り窓

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Publication number
JPS6036702Y2
JPS6036702Y2 JP8751479U JP8751479U JPS6036702Y2 JP S6036702 Y2 JPS6036702 Y2 JP S6036702Y2 JP 8751479 U JP8751479 U JP 8751479U JP 8751479 U JP8751479 U JP 8751479U JP S6036702 Y2 JPS6036702 Y2 JP S6036702Y2
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JP
Japan
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window
frame
fitting
opening
glass
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Expired
Application number
JP8751479U
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English (en)
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JPS565783U (ja
Inventor
正 栗田
Original Assignee
新日軽株式会社
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Publication date
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Publication of JPS565783U publication Critical patent/JPS565783U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は階段、廊下の突当たりなどにおいて用いられ
る明り採り窓に関するものである。
従来のこの種の明り採り窓は嵌殺し窓部のみで形成され
ているため、夏場は熱気がこもり、あるいは臭いが立込
み、不快にさせられる場合があった。
この考案は、この種の明り採り窓の設置条件を十分に考
慮して、設置条件に適合した形で容易に換気ができ、し
かも夜間開窓状態に放置しても防犯、防虫効果が得られ
る明り採り窓を提供することを目的とする。
次に、図面に基いてこの考案の実施例を説明する。
第1図は方形の窓枠Fの上部に嵌殺し窓部Aを、残部に
開閉窓部Bを設け、その開閉窓部Bの屋内側に昇降自在
のガラスPhを、屋外側に格子付き網戸賜を張設した例
を示す。
窓枠Fには上枠1、下枠2の長手方向端面に左右の縦枠
3,4の上、下端部においてその縦枠の基板3a、4a
を当接し、その基板の外側からタッピングビス(図示せ
ず)を上、下枠1,2の基板1a、2aに設けであるビ
スホール1b、2bにねじ込んで方形に連結してあり、
各枠に共通の垂直面に沿って外方に延出され、方形の鍔
状に連続する取付縁1c、2c、3c、4cをそれぞれ
粱5、土台6、柱7,8等に釘9で固定することにより
建物に取付けられる。
上枠1は基板1aの屋外側部分に下方に開口するガラス
嵌挿溝1dを有し、左右の縦枠3,4も基板3a、4a
の屋外側部分に互いに対向して開口するガラス嵌挿溝3
d、4dを有する。
そして、左右の縦枠の高さ方向中間部において、前記ガ
ラス嵌挿溝3dと4dの間を延長する中桟1゜が懸架固
定されている。
この中桟は断面角形6字状をなし、縦枠のガラス嵌挿溝
を形成する突縁3dtt 4d□の先端折曲部3 d2
,4 dzを切欠し、その切欠部に中桟の長手方向端部
を挿入してその端部を基板3a、4aに当接し、基板の
外側よりタッピングビス11を貫通して中桟のビスホー
ル10aにねじ込むことにより、中桟を縦枠に固着して
いる。
そして、前記上枠1のガラス嵌挿溝1d及び左右縦枠3
,4のガラス嵌挿R3d、4dにガラス板、アクリル板
、その他の透光性パネル(以下、ガラス板という。
)12を嵌入し、最後に、前記中桟10に押し縁10′
を押込んで突条10bと係止縁10cとに嵌着すること
により、ガラス板12を嵌殺し、中桟10の上側に嵌殺
し窓部Aを形成している。
中桟の立上り縁10d□と押し縁10′の立上り縁10
di’とでガラス嵌挿溝Odを形成している。
窓枠Fは前記嵌殺し窓部Aの下側において開口され、そ
の開口部の屋内側にガラスPhを上下摺動して開口部を
開閉できるように建込めて開閉窓部Bが形成されている
さらに詳述すると、ガラス戸Nは上框と下框14の長手
方向端部に左右の縦框15,16の上、下端部側面を当
接し、両縦框の外側から貫通したタッピングビス(図示
せず)を上、下框のビスホール13a、14aにねじ込
んで框組みをするとともに、各框のガラス嵌挿溝13b
、14b、15b、16bに周縁にビード7を装着した
ガラス板18を嵌着することにより構成されており、前
記窓枠Fの屋内側より左右縦枠3,4の前記ガラス嵌挿
溝3d、4dを形成する突縁3d1,4d1の屋内側面
に当接するまで窓枠内に嵌合したのち、左右縦枠3,4
の基板3a、4aの屋内側部分に突設しである一対の嵌
合突条3e19 3e29 4e1,4e2の間に案内
枠19゜20を嵌着することにより、前記突縁3d□と
案内枠19、及び4d工と20との間に摺動溝3f、4
fを形成して、前記ガラス戸へを、開閉窓部Bの開口部
を閉じる位置から前記嵌殺し窓部Aの屋内側まで摺動溝
3f、4fに沿って上下摺動することができる。
ガラス戸の縦框15,16には前記縦枠3,4の基板3
a、4a方向に突出する振止め部材21が固着され、ま
た、縦框の内・外側面から突出して突縁3d□、 4d
工、案内枠19,20に接触する気密材22が嵌着され
ている。
また、下框14の下端には下方に突出して戸を閉めたと
きに下枠2の基板2aに密着される緩衝兼気密材23が
取付けである。
なお、下枠2の基板2aは雨仕舞を良くするため、屋内
側から順次屋外方向に低くなる段状に形成されている。
前記ガラスPhの下框14は屋内側面より屋内方向に突
出する手掛は縁14cを有し、この手掛は縁14cを把
持してガラス戸を上下させることができる。
手掛は縁14cの長手方向両端部近傍には、ラッチ錠2
4が下框14の屋内側壁14dにねじ込まれるねじ25
により固着され、ラッチ錠のレバー24aは手掛は縁1
4cの上方に突出され、このレバー24aを親指で押下
させると、手掛は縁14cの端部から常時突出するよう
に付勢されているラッチボルト24dが引込む。
一方、前記案内枠19.20の対向面には、適宜の間隔
をもって等しい高さにおいて前記ラッチボルト24bを
挿入させうる孔19a、20aが設けである。
こうして、両手で手掛は縁14cの両端部を支え、親指
でレバー24aを押下してラッチボルト24bを孔19
a、 20 aから抜は出させ、Phを上方又は下
方に摺動した後、任意の高さにおいて親指をレバー24
aから放せば、ラッチボルトは再び他の孔に挿入するの
で、開閉窓部Bを任意の量だけで開放してロックするこ
とができ、あるいは、完全に閉めてロックすることがで
きる。
従って、任意量の換気が可能である。案内枠19.20
をアルミニウムで作った場合は、孔19aw 20aの
孔辺がラッチボルト24bにより破損、変形されるおそ
れがあるので、案内枠19.20の対向面の孔19a、
20aに対応する孔をあけたステンレス板26を重合固
着することがよい。
前記開閉窓部Bの屋外側には、前記嵌殺し窓部のガラス
板12と同一面上において、開閉窓部の開口部全部を覆
う網戸賜が取付けられている。
開閉窓部に網戸を取付ける場合は、開閉窓部の屋外部分
に嵌殺し窓部の中桟10と窓枠、上記実施例においては
縦枠と下枠によって嵌合部が形成され、その嵌合部に着
脱可能な大きさに方形に框組みされた保持枠27に防虫
網を張設保持される。
保持枠27は上、下の横框27aの長手方向端面に左右
の縦框27bの上、下端部側面当接して、縦框の外側か
ら貫通したねじ27cを横框に押入したブロック27d
にねじ込むことにより方形に連結されている。
各框27a、27bはすべて同一形状を有し、屋内側面
に方形に連続する溝27e内に、防虫網の反対側より玉
縁27fを押し欠むことにより、防虫網を保持しており
、対向する框、例えば横框27b間に、第1〜2,4図
では図示されなでいない格子部材が適宜の間隔をもって
固着してあり、屋外側面に共通の垂直面に沿って外方に
延出し、方形に連続する鍔状の突縁27gを、それぞれ
開閉窓部の屋外側部分の前記嵌合部を形成する部材、す
なわち、第2〜4図の実施例では中桟10、下枠2の水
切縁2d、左右縦枠3.4のガラス嵌挿溝を形成する突
縁3d2t 4d2の屋外側面に当接した状態で、網
戸の見込み幅のほぼ全部を前記嵌合部に嵌合し、例えば
保持枠の縦框の突縁27gを窓枠の縦枠の突縁3d2,
4d2にねじ止めして、窓枠に固定される。
開閉窓部Bの建物に設けである高さが、屋外より容易に
人が届く程度の高さである場合は、防犯のため、前記格
子部材で、第5図上部に示すような、面格子b3を構成
することがよい。
面格子b3は、前記保持枠27の左右縦框27b、27
bの間に、複数の棒状の格子部材28を嵌込み、縦框2
7bの外側から貫通したタッピングビスを格子部材のビ
スホール28aにねじ込むことにより構成することがで
きる。
このように、網戸賜と面格子b3とを開閉窓部Bの屋外
側に備えたので、ガラス戸へを開放したまま外出し、又
は就寝しても、賊の侵入、昆虫類の侵入の心配もなく、
なおかつ、有効に換気が行なわれる。
また、格子部材で面格子b3を構成する代りに、第5図
下部に示すように、防虫網を張設した保持枠27の縦框
27b、27bの間に複数の用板状の格子部材29を配
置し、縦框27b、27bの外側より貫通したタッピン
グビスを格子部材のビスホール29aにねじ込むことに
より、ガラス戸b4を構成することができ、これにより
、面格子と同様に防犯性を発揮するほか、屋外から明り
採り窓越しに屋内を見られないように目隠しをすること
ができるとともに、直射日光が屋内に入射することを防
止することができる。
第6図は窓枠Fの中央部を除いた上、下双方嵌殺し窓部
A1.A2を設け、中央部の開口部の屋内側にガラスP
hを昇降自在に備えて開閉窓部Bを設けた例を示す。
このように、窓枠の中央部に開閉窓部Bを設ける場合は
、窓枠Fの上枠1及び左右の縦枠3,4は前述した実施
例における上枠1及び左右の縦枠3,4とそれぞれ同一
形状を有し、また、上部嵌殺し窓部A□のガラス板12
aの下辺は前記実施例の中桟10と同一の中桟10によ
り固定されているが、下枠2′は下部嵌殺し窓部A2の
ガラス板12bを嵌殺し状に固定するため、基板2a′
の屋外側部に段部2d′を有するとともに、折曲縁2
e/、突縁2f′及び係止縁2g′を有し、突縁2f′
と係止縁2g’とによって前記中桟10におけると同様
に、押し縁10′を嵌着して、この押し縁10′と段部
2d’の折曲縁2e′との間に、下部嵌殺し窓部んのガ
ラス板12bの下辺を嵌挿する嵌挿i2dを形成してい
る。
また、この実施例においては、下部嵌殺し窓部A2のガ
ラス板12bの上辺を固定し、かつ、開閉窓部Bのガラ
ス声域をその閉窓時において受けるための中枠30が窓
枠の左右両縦枠間において取付けられている。
中枠30は上、下枠1,2′とほぼ等しい見込み幅を有
し、下面の屋外端部に前記下枠2′のガラス嵌挿溝2d
と対向して開口し、かつ、縦枠3.4のガラス嵌挿溝と
連通するガラス嵌挿溝30dを有しており、板部嵌殺し
窓部のガラス板12dはこの中枠30と、左右の縦枠3
,4と下枠2′とによって嵌殺し状に固定されてている
また、中枠30の上面は前述された実施例における下枠
2の基板2aと同一形状に形成されており、この中枠3
0よりも上側において、かつ、上部嵌殺し窓部の屋内側
において左右の縦枠3,4の間に、前述の実施例の場合
と同様にガラスFm□が昇降自在に建込まれる。
この実施例においても、開閉窓部Bの屋外側に中桟10
と左右縦枠及び中枠30とによって嵌合部が形成され、
その嵌合部に格子付き網戸を嵌合して取付けられている
開閉窓部Bを窓枠Fの上部、下部、又は中央部のいずれ
に設けるかは、この明り採り窓が、階段、廊下突当り、
建物の裏回り、階上もしくは階下のいずれに設置される
かにより決定される。
上述のように、この考案によれば、透光性のパネルを備
えた嵌殺し窓部と、前記パネルよりも屋内側においてガ
ラス戸を昇降自在に備えた開閉窓部を有しているので、
所望の明り採りのほか随意換気ができる。
また、開閉窓部の屋外側には、格子付き網戸を固着して
いるから、開閉窓部を開放したまま外出又は就寝しても
防犯・防虫効果が得られる。
そして、網戸はその見込み幅のほぼ全部を窓枠と嵌殺し
窓部の中桟との間に形成された嵌合部に嵌合して取付け
られるので、網戸が屋外側に突出せず、納まりが良いと
ともに、明り採り窓の外観が良い。
さらに、網戸はその外周の屋外側に共通の垂直面に沿っ
て延出する突縁を有し、その突縁を前記嵌合部の外周の
屋外側面に当接し、ねじなどで止着して取付けられるか
ら、取付けが容易にできるとともに、網戸の外周に間隙
が生じないので、確実な防虫効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す正面図、第2図は
第1図の■−■線断面図、第3図及び第4図はそれぞれ
第1図の■−■線、IV−IV線沿った断面図、第5図
は網戸に防虫網と面格子又は防虫網とガラリを装着した
網戸の例をそれぞれ上、下に分けて示した断面図である
。 第6図はこの考案の第2実施例を示す正面図、第7図は
第6図の■−■線に沿った断面図である。 F・・・・・・窓枠、A、A1.A2・・・・・・嵌殺
し窓部、B・・・・・・開閉窓部、h・・・・・・ガラ
ス戸、b2・・・・・・網戸、b3・・・・・・面格子
、b4・・・・・・ガラリ、28.29・・・・・・格
子部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形の窓枠の上部又は下部の一方、もしくは中央部を除
    いた上、下双方に透光性のパネルを備えた嵌殺し窓部を
    設け、前記窓枠の残部に、ガラス戸を前記パネルよりも
    屋内側において上下摺動可能に備えて開閉窓部を形成し
    、前記開閉窓部の屋外側において前記窓枠と前記嵌殺し
    窓部の中桟との間に形成された嵌合部に格子付き網戸の
    見込み幅のほぼ全部を嵌合し、前記網戸の外周の屋外側
    に共通な垂直面に沿って設けた突縁を、前記嵌合部を形
    成する前記窓枠及び前記中桟の屋外側面に当接して止着
    して、前記網戸を取付けてなる換気可能な明り採り窓。
JP8751479U 1979-06-26 1979-06-26 換気可能な明り採り窓 Expired JPS6036702Y2 (ja)

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JP8751479U JPS6036702Y2 (ja) 1979-06-26 1979-06-26 換気可能な明り採り窓

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JPS565783U JPS565783U (ja) 1981-01-19
JPS6036702Y2 true JPS6036702Y2 (ja) 1985-10-31

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ID=29320732

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JP (1) JPS6036702Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010209539A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Ykk Ap株式会社 上げ下げ窓

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010209539A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Ykk Ap株式会社 上げ下げ窓

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JPS565783U (ja) 1981-01-19

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