JPS6036652A - 電気接点の製造方法 - Google Patents
電気接点の製造方法Info
- Publication number
- JPS6036652A JPS6036652A JP14609383A JP14609383A JPS6036652A JP S6036652 A JPS6036652 A JP S6036652A JP 14609383 A JP14609383 A JP 14609383A JP 14609383 A JP14609383 A JP 14609383A JP S6036652 A JPS6036652 A JP S6036652A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- layer
- cdo
- electrical contact
- manufacture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電気接点用合金としてAg −Cd Oを用
いた電気接点の製造方法に関するものである。
いた電気接点の製造方法に関するものである。
Ag−Cd O合金は、中、軽負荷領域で優れた性能を
示すため広く使用されており、一般に銅または銅合金台
金」二にろう付けして使用している。
示すため広く使用されており、一般に銅または銅合金台
金」二にろう付けして使用している。
ところが、この合金はCdOを含むため、ろう材とのな
じみ(ぬれ性)が悪く、そのままではろう付けが困難で
あった。そこで従来は、内部酸化する前のへg−Cd合
金にAg板を加熱圧着するか、Ag−Cd合金を真空中
で加熱し、表面を銀リッチにした後、内部酸化してろう
付けするという方法が採られていた。
じみ(ぬれ性)が悪く、そのままではろう付けが困難で
あった。そこで従来は、内部酸化する前のへg−Cd合
金にAg板を加熱圧着するか、Ag−Cd合金を真空中
で加熱し、表面を銀リッチにした後、内部酸化してろう
付けするという方法が採られていた。
しかしながら、前者は圧着’1−程が複雑であるため生
産性が低く、コストが高くなるとともに、Ag層の接着
強度も弱いため、使用中に18層が剥離することが多く
信頼性に欠けており、後者については真空槽を使用する
ため生産性が低くコストも高い一1二、表面に4:1:
Cdが残存するのでろうイ」け性も十分ではないという
欠点があった。
産性が低く、コストが高くなるとともに、Ag層の接着
強度も弱いため、使用中に18層が剥離することが多く
信頼性に欠けており、後者については真空槽を使用する
ため生産性が低くコストも高い一1二、表面に4:1:
Cdが残存するのでろうイ」け性も十分ではないという
欠点があった。
本発明は、上述した従来の欠点を解消し、優れたろう付
は性を有するAg −Cd O合金を経済的に製造する
ことのできる方法を提供することを目的とするものであ
る。
は性を有するAg −Cd O合金を経済的に製造する
ことのできる方法を提供することを目的とするものであ
る。
この発明の電気接点恥造方法は、Ag −Cd O合金
に0.5%以上の加工率を施した後、90〜900℃の
温度で10分間以上加熱することによりAg −Cd
O合金表面に均一なAg層を生成させることを特徴とす
るものである。
に0.5%以上の加工率を施した後、90〜900℃の
温度で10分間以上加熱することによりAg −Cd
O合金表面に均一なAg層を生成させることを特徴とす
るものである。
本発明考らε:I、llに −Cti O合金の表面拡
散の研究を行なっている中で、次のよ・うな現象を見い
出した。
散の研究を行なっている中で、次のよ・うな現象を見い
出した。
即し、一定の歪をり、えたA[−Cd O合金を一定温
度以上で加熱すると、歪解放エネルギーを駆動力として
表面拡11々現象が起こり、Ag −Cd 0表面にf
igの突起物が生じる。加熱時間を長くすると、この突
起物は成長し、隣りの突起物と重なるようになり、つい
にはAP、−Cd0表面を覆ってしまう。そのAg層の
厚さは2irm以下であり、Cdの存在はオージェ分析
でもn認できなかった。
度以上で加熱すると、歪解放エネルギーを駆動力として
表面拡11々現象が起こり、Ag −Cd 0表面にf
igの突起物が生じる。加熱時間を長くすると、この突
起物は成長し、隣りの突起物と重なるようになり、つい
にはAP、−Cd0表面を覆ってしまう。そのAg層の
厚さは2irm以下であり、Cdの存在はオージェ分析
でもn認できなかった。
〔実施例〕
次に具体的な実施例について説明する。まず、内部酸化
により製造したAg−Cd0合金を圧延し、種々の温度
で大気中加熱し、表面に生成した八gの突起物が互いに
重なり合い、合金表面が均一なAg層で覆われる条件に
ついて調べた。その結果を表に示す。
により製造したAg−Cd0合金を圧延し、種々の温度
で大気中加熱し、表面に生成した八gの突起物が互いに
重なり合い、合金表面が均一なAg層で覆われる条件に
ついて調べた。その結果を表に示す。
この結果により、加工率が1%以上、温度は90’C1
22Jム加熱時間は10分1以−にでないと均一なAg
層が生成しないことがわかった。加工率が低いときは歪
エネルギーが小さいため表面拡散が起こりにくく、また
温度が低いと表面拡散係数が小さいためにAg層が生じ
ない。温度が900°Cを越えると融点近くなるため変
形が生じ好ましくない。加熱時間については均一なAg
層を生じるに必要な最低時間を意味しており、この状態
でないと、ろう付けがうまくいかない。
22Jム加熱時間は10分1以−にでないと均一なAg
層が生成しないことがわかった。加工率が低いときは歪
エネルギーが小さいため表面拡散が起こりにくく、また
温度が低いと表面拡散係数が小さいためにAg層が生じ
ない。温度が900°Cを越えると融点近くなるため変
形が生じ好ましくない。加熱時間については均一なAg
層を生じるに必要な最低時間を意味しており、この状態
でないと、ろう付けがうまくいかない。
なお、ここでは圧延により歪を与える例を挙げたが、八
g−Cd O合金表面にAg層が生成する現象はあくま
でも表面だけの問題なので、Ag −Cd O全体に歪
を与える必要はなく、例えばショソ1−ブラストなどで
表面だけに歪を与えた後、加熱するという方法を採って
もよい。
g−Cd O合金表面にAg層が生成する現象はあくま
でも表面だけの問題なので、Ag −Cd O全体に歪
を与える必要はなく、例えばショソ1−ブラストなどで
表面だけに歪を与えた後、加熱するという方法を採って
もよい。
」二連したように本発明によれば、Ag−Cd○合金に
加工歪を与えた後、加熱することによってAg−Cd0
合金の表面にAg1iを形成するため、ろう付は性がよ
くAg層の密着性も良く、また工程も簡単なのでコスト
も安くなるという効果を奏するものである。
加工歪を与えた後、加熱することによってAg−Cd0
合金の表面にAg1iを形成するため、ろう付は性がよ
くAg層の密着性も良く、また工程も簡単なのでコスト
も安くなるという効果を奏するものである。
特許出願人 株式会社安川電機製作所
代理人 手掘 益(ほか2名)
Claims (1)
- ]、h−C60合金に0.5%以上の加工率を施した後
、90〜900℃の温度で10分間以」二加熱すること
によりAg−Cd0合金表面に均一なAg層を生成させ
ることを特徴とする電気接点の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14609383A JPS6036652A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 電気接点の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14609383A JPS6036652A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 電気接点の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036652A true JPS6036652A (ja) | 1985-02-25 |
Family
ID=15399972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14609383A Pending JPS6036652A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 電気接点の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036652A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134818A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-19 | 田中貴金属工業株式会社 | 電気接点の製造方法 |
CN111041546A (zh) * | 2019-12-07 | 2020-04-21 | 福达合金材料股份有限公司 | 一种表面具有连续银层的银钨电触头的制作方法及其产品 |
-
1983
- 1983-08-09 JP JP14609383A patent/JPS6036652A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134818A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-19 | 田中貴金属工業株式会社 | 電気接点の製造方法 |
JPH0412570B2 (ja) * | 1984-07-27 | 1992-03-05 | Tanaka Precious Metal Ind | |
CN111041546A (zh) * | 2019-12-07 | 2020-04-21 | 福达合金材料股份有限公司 | 一种表面具有连续银层的银钨电触头的制作方法及其产品 |
CN111041546B (zh) * | 2019-12-07 | 2021-06-01 | 福达合金材料股份有限公司 | 一种表面具有连续银层的银钨电触头的制作方法及其产品 |
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