JPS6036370B2 - プラスチツク射出成形機の型締め装置の金型範囲用安全覆い装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、型締め装置の開放方向に移動可能な少なくと
も１つの保護情動体と、この保護摺動体を保持しかつ案
内する固定保持体と、案内支持体例えば耳およびこの案
内支持体を貫通する案内棒を含む保護摺動体案内装置と
、型締め装置に対し固定的に設けられてこの型締め装置
の安全制御装置を制御する電気および液圧制御機構を操
作するための保護摺動体に設けられている制御素子とを
有する、プラスチック射出成形機の型締め装置の金型範
囲用安全覆い装置に関する。

この種の通常の安全覆い装置（特公昭４７−３１８０号
）では、保護摺動体が固定金型取付け板に取付けられて
いる固定案内綾上を移動可能である。

その場合安全装置の制御機構は、プラスチック射出成形
機の異なる固定構造素子に取付けられている。これから
出発して本発明の課題は、最初にあげた種類のプラスチ
ック射出成形機を改良して、保護摺動体を付属する移動
機構および制御機構にと組合せて標準化された構造単位
にすることによって、多量生産の合理化にとっての前提
条件が得られ、案内棒の著しい短縮したがって金型への
自由な接近が可能になるようにすることである。

本発明によればこの課題は、保護摺動体を保持しかつ案
内する保持体が、型締め装置を門状にまたいで案内支持
体を備えかつ機械台上に取付け可能な異形断面湾曲片と
して構成され、この異形断面湾曲片に制御機構が取付け
られていることによって解決される。この特徴により、
形式および大きさがあまり相違しない射出成形機の安全
覆い装置を多様に使用することが可能となる。

３つの同じ異形断面脚辺から形成される異形断面湾曲片
の耳に案内棒が移動可能に案内されていることによって
、多量生産における節約をいっそう改善することができ
る。

それにより異形断面湾曲片にある適当な組数の制御機構
を制御するため互いに無関係に移動可能な３つの同じ保
護摺動体の構成にとっての前提条件が与えられる。

本発明のそれ以上の構成は特許請求の範囲の実施態様項
から明らかである。

本発明の実施例を図面について以下に説明する。

第１図、第３図、第６図、および第７図に上部のみ示さ
れた機械台１０に、射出成形機の水平な型締め装置（図
示せず）が支持されている。

第１図と共に特に第３図からわかるように、機械台１０
の縦壁はその縦上緑にそれぞれ直角に内方へ曲げられた
曲げ緑１０ａをもち、この曲げ縁ｌａには補強梁１１が
設けられている。保護位置で型締め装置の金型範囲を覆
う３つの同じ保護摺動体１７′，１７″，１７′′′は
それぞれ平らな鋼板壁によって形成され、これらの鋼板
壁は直角に内方へ突出する曲げ緑１７ａをもつている。
３つの保護摺動体１７′，１７″，１７…は互いに無関
係に移動可能である。

保護沼動体の案内榛１８の両端は、端面にある鞠線方向
取付けねじ１８ａにより曲げ縁１７ａの内面に取付けら
れている。互いに同じである案内綾１８は、３つの互い
に同じ異形断面脚辺１２′，１２″，１２川から形成さ
れて補強梁１１上に取付けられている異形断面湾曲片１
２の耳１２ａに案内されている。この異形断面湾曲片１
２は型締め装置を門状にまたいでいる。耳１２ａは互い
に離れている２つの玉案内ブッシュ１９をそれぞれ備え
ている（第４図）。この耳１２ａの長さ寸法ａは異形断
面湾曲片１２の開放方向にとった寸法ｂより４・さい（
第１図および第２図）。保護位置において、金型の締付
け空間から遠い方にある保護摺動体１７′，１７″，１
７…の曲げ縁１７ａは、締付け空間から遠い方いある耳
１２ａの端縁７０にほぼ接している。保護位置（第１図
）でも保護位置（第２図の下部）以外でも、各保護摺動
体１７′，１７″，１７…は玉案内ブシュ１９により片
持ちされ、このブシュ１９内に沼動体のの案内綾１８が
通されている。異形断面湾曲片１２の異形断面脚辺１２
′，１２″，１２′′′は断面Ｕ字形の異形材である。
このＵ字状断面のウェブは保護摺動体の運動方向に延び
ている。したがってこの異形断面は型締め装置の中心軸
線の方へ開いている。異形断面湾曲片１２の異形断面脚
辺１２′，１２″，１２′′′は、異形断面の両脚の間
へ隙間なくはまる直方体状結合体１３により互いに結合
されている。水平な上部異形断面脚辺１２″の両端は、
ねじ１５により隣接する結合体１３の垂直後続面へねじ
止めされている。その際この異形断面脚辺の壁７３（第
３図）の平らな接続面は結合体１３の垂直な接続面に接
している。保護摺動体１７′，１７川はのぞき窓６９を
もっている。同じように垂直な異形断面脚辺１２′，１
２′′′の上端もねじ１５により結合体１３の水平な接
続面へねじ止めされ、その際水平な異形断面壁７４（第
３図）の平らな接続面が対応する結合体１３の水平な接
続面に接している。両方の結合体１３は保護摺動体１７
′，１７″，１７…の運動方向に対して平行な２つの露
出接続面６７，６８（第３図）をもっている。異形断面
湾曲片１２′，１２″，１２川は、保護位置にある保叢
摺動体１７′，１７″，１７川に続いて型締め装置の他
の部分を覆う保護帽体の保持体である。保護幅体は断面
Ｕ字状で、保護位置外にある保護樺動体１７′，１７″
，１７′′′を包囲し、３つの同じ壁素子２０から構成
されている。水平な上部壁素子２０を保持する結合条片
１４は、結合体１３の接続面６７に接し、結合ねじ１６
によりそこに取付けられている。保護帽体の垂直な壁素
子２０は上端を結合条片１４ａにより保持され、この結
合条片１４ａは隣接する結合体１３の垂直な露出接続面
６８に接している。一方壁素子２０の下端を保持する結
合体条片１４ｂは機械台２０の隣接する補強梁１１に取
付けられている。保護幅体の運動方向に延びる壁素子２
０の曲げ縁２０ａが結合条片１４，１４ａまたは１４ｂ
の対応する脚に連続して面接触していることによって、
これら壁素子２０の安定な保持が行なわれる。保護帽体
の各壁素子２０が、少なくとも３つの側に曲げ縁２１ａ
をもつ覆い素子２１と共に、型締め装置の金型範囲の方
へ開いたポケットを形成している（第２図の下部）。各
ポケット内へ、隣接する保護摺動体は入り込み可能であ
る。各ポケットの入り込み開口の幅と高さは保護摺動体
の断面にほぼ等しいので、保護摺動体の入り込みの際指
が挟まることはない。異形断面湾曲片１２は少なくとも
１つの保護摺動体を駆動する駆動電動機２４をもってい
る。

この駆動電動機２４の歯車箱２８は異形断面湾曲片１２
の異形断面空間内にあり、３つの取付け素子２４ａを介
して、超動体の運動方向に対して平行に延びる異形断面
湾曲片１２の壁に取付けられている。これらの取付け素
子２４ａはこの壁の穴２５内に拘束されている。これら
の穴は歯車２３の支持軸２７がはまる支持穴２６に関し
て対称に設けられている（第１図）。駆動電動機２４歯
車箱２８にフランジ結合されている。歯車２３の垂直面
内において隣接するポケットの対応する覆い素子２１に
別の歯車２９が回転可能に支持されている。駆動電動機
２４により駆動される歯車２３および従動歯車２９に無
端歯付きベルト２２が掛けられている。歯付きベルト２
２の止め金３１には連行ピン３２が設けられて、隣接す
る保叢摺動体１７′に拘束されている。こうして歯付き
ベルト２２の一方の辺が隣接する保護摺動体１７′に結
合体される。歯車２３を駆動すると、保護摺動体１７′
に結合された蓮ピン３２が第４図に示す位置から歯付き
ベルト２２の上辺と共に、覆い素子２１内にある軸３０
上に支持される歯車２９の所まで動かされる。その際保
護摺動体１７′は保護位置外へもたらされる。保護位置
へ移行する際は駆動電動機２４の回転方向が反転される
。さらに駆動電動機は、駆動抵抗を受けるとその回転方
向を反転させるように設けられている。駆動電動機は、
保護摺動体の振幅に比較して短い行程区間に設定されて
駆動される保護沼動体の行程を測定する行程測定装置に
よって制御される。それにより駆動される保護槽動体が
その終機位置へ達する前に、駆動電動機が電源から遮断
される。保護超動体はその残留運動ェネルギのため緩衝
素子６６をもつストッパへ達する。特に第５図および第
２図からわかるように、緩衝素子６６は保持素子６５に
より、金型範囲から遠い方にある保護沼動体１７′，１
７″，１７川の端部においてその外面に設けられている
。緩衝素子６６は開放方向にこの摺動体から突出してい
る。したがって保護位置外へ移行する際、第２図におい
て左方にある緩衝素子６６の縁は壁素子２の内面へ当り
、保護位置への移行の際この緩衝素子６６の右縁が壁素
子２０の右の曲げ縁２０ａへ当る。最後に、異型断面湾
曲片１２には、型締め装置の可動金型取付け板の運動を
制御する行程測定装置５２〜６０が取付けられている。

この行程測定装置は異形断面湾曲片１２の異形断面脚辺
１２′に取付けられたハウジング５２を含み、このハウ
ジング内に２つの小さい歯車５４と１つの大きい歯車５
５が回転可能に支持されている。歯車５４，５５に掛け
られた無端歯付きベルト５６の水平な上辺は、連行ピン
５８により型締め装置の可動金型取付け板に結合されて
いる。歯車５５の回転軸には、ハウジング５９内に収容
された回転ポテンショメータの同軸的な駆動軸が連結さ
れている。ハウジング５９は心出しフランジにより心出
しされている。回転ポテンショメータは可動金型取付け
板の運動を測定して、この金型取付けねじ５３はハウジ
ング５２の接続に役だつ。型締め装置の電流回路を制御
する安全装置にあって型締め装置の電流回路を制御する
制御機構３３〜３８は、異形断面湾曲片１２の異形断面
内に設けられる２つの開閉器３３，３４（第４図および
第５図）を含んでいる。開閉器３４の開閉軸３４ａは異
形断面湾曲片１２の壁を貫通し、そこで半径方向開閉腕
３５へ移行し、この開閉腕３５は開閉ローラ３６をもっ
ている。開閉器３３の開閉軸３３ａも同様に異形断面湾
曲片１２の壁を貫通し、開閉ローラ３８をもつ半径方向
開閉腕３７を備えている。開閉器３３，３４は互いに逆
に開閉勤作する。保叢摺動体１７′または１７＾または
１７川の保護位置では、開閉ローラ３６，３８は対応す
る保叢摺動体の開閉板３９に接する。保護摺動体が保護
位置外へ導かれると、開閉板３９が開閉ローラ３６，３
８を非常に小さい運動行程後釈放する。回転する傾向の
ある開閉軸３３ａ，３４ａは特定の中心角だけ回転し、
それにより接点が閉じられるかまたは開かれる。保護情
動体が保護位置へ移行すると、保叢摺動体の開閉板３９
がその運動の最後の段階で開閉機構３３〜３８を第４図
の初期位置へ移行させて、型締め装置の電流回路を開く
かかまたは閉じる。液圧回路を制御して型締め装置を機
械的に拘束する安全装置の制御機構４０〜４７は、異型
断面湾曲片１２の壁に支持されて保護摺動体の運動方向
に交差して延びる回転軸４３をもっている。回転軸４３
の両端には半径方向レバー４０，４５が取付けられてい
る。外側レバー４０はその自由端に開閉ローラ４１を備
え、この開閉ローラ４１が隣接する保護摺動体の開閉板
４２に接している。半径方向レバー４５の自由端には開
閉棒４６が回転可能に支持されて、機械的開閉パルスを
液圧安全装置および機械的拘束装置へ伝達して、保護摺
動体がわずかでも保護位置外へ動くと液圧回路が遮断さ
れ、機械的拘束装置が操作されるようになっている。異
形断面湾曲片１２の異形断面内にはさらに無接触開閉器
４６が設けられ、この開閉器の受信開閉端は異形断面湾
曲片の壁を貫通し、保護摺動体の運動に関係してパルス
を供給し、このパルスが型締め装置の電子制御装置へ達
して、そこから電流回路を付加的に開閉する。

この無接触開閉器４８を収容するハウジング４９は、開
閉箱５０内に取付けねじ５１により保持されている。開
閉箱５０内には制御機構、保護摺動体用駆動電動機、行
程測定装置等のすべての電気導線が集められ、この開閉
箱５０からいつしよに引出されている。異形断面湾曲片
１２の異形断面胸辺がすべて同じであることは、これら
異形断面脚辺の壁にあるすべての切欠きや穴が称に設け
られていることを前提としている。例えば駆動電動機２
４を取付ける穴２５と歯車２３の支持穴２６は「該当す
る異形断面脚辺の耳１２ａの中間にある。無接触開閉器
４８のケース４９をはめる切欠き６３は、支持穴２６ま
たは穴２５の両側に対称に配置されている。該当する異
形断面脚辺が型締め装置の右側に設けられているかまた
は左側に設けられているかに応じて、上あるいは下の切
欠き６３に無接触開閉器が設けられる。本発明による構
造では、金型範囲への接近が保護情動体の案内榛によっ
てもはや制限されないという重要な利点を生ずる。

それにより成形に関係する装置を金型範囲に設けること
ができ、案内榛あるいは他の案内機構がじやまにならな
いことによって、液圧により成形位置をに保持される射
出成形金型の自動交換に必要な空間条件が与えられる。
安全覆い装置内で異形断面湾曲片２川こ収容される制御
機構へ、未塾練者あるいは修理の資格のない者が手ご出
すことができないので、事故の危険が著しく少なくなる
。第６図は押圧形式に構成された射出成形機を示してい
る。

この図から、射出成形機の型締め装置が機械台１０上に
どのように設けられているか、また安全覆い装置が型締
め装置をどのように覆っているかがわかる。固定金型取
付け板１６０液圧駆動シリンダー１６３の取付け板１６
２は機械台１０上に固定的に戦暦され、タィバー１６８
を介して互いに結合されている。

タィバー１６８上には可動金型取付け板１６１が案内さ
れている。金型１６９は閉じられている。液圧駆動シリ
ンダ１６３のピストン榛１６７は可動金型取付け板１６
１へ直接取付けられている。液圧駆動シリンダ１６３の
後方シリンダ蓋１６４はボルト１６５を介して取付け板
１６２へ結合されている。液圧駆動シリンダ１６３には
補助シリンダ１６６が同軸的に接続されている。図から
わかるように、異形断面湾曲片１２は、閉じている金型
の可動金型取付け板１６１の後方受圧機の近くで機械台
１０に取付けられている。第７図による引張り形式では
、水平な型締め装置の固定金型保持体１６０ａは機械台
２０上に固定的に鼓遣されている。

この金型保持体１６０ａ内には液圧駆動シリンダが設け
られ、これらの液日課駆動シリンダに同軸的な補助シリ
ンダー６６ａが接続されている。液圧駆動シリソダ１６
０ａのピストン棒１６８ａは可動金型保持体１６１ａを
保持している。金型１６９ａは閉じられている。異形断
面湾曲片１２は機械台１０のほぼ左端に取付けられてい
る。保護沼動体１７′，１７″，１７川は型締め装置の
縦付け空間を覆い、保護幅体２川まその左方へ続く範囲
を覆っている。

【図面の簡単な説明】

第１図は覆われる型締め装置を省略した安全覆い装置を
第３図の１−１線に沿って切断した断面図、第２図は一
部を水平断面で示した覆い装置の側面図、第３図は第２
図のｍ−ｍ線による断面図で保護位置にある保叢摺動体
と異形断面湾曲片にある制御機構を省略した保護帽体を
示し、第４図は第３図のＷ−Ｎ線による断面図で保護幅
体を省略したものを制御機構と共に示し、第５図は第４
図による装置をその面に対して垂直に切断した断面図、
第６図および第７図は安全覆い装置を備えかつ押圧形式
および引張り形式の射出成形機の側面図である。 １０…機械台、１２…異形断面湾曲片、１２′．１２″
，１２…・・・異形断面脚辺、１２ａ・・・案内支持体
（耳）、１７′，１７″，１７…・・・保護摺動体、１
８・・・案内棒、２２・・・歯付きベルト、２３…歯車
、２４…駆動電動機、３３，３４・・・開閉器、３５，
３７，４０…開閉レバー、３６，３８，４１・・・ロー
ラ、３９，４２・・・開閉板、４３…回転軸、４４・・
・支持プシュ、４５・・・レバー、４６・・・開閉棒、
４８・・・無接触開閉器、４９・・・ハウジング、５０
・・・開閉箱。 第１図 第２図 第３図 第６図 第４図 第５図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 型締め装置の開放方向に移動可能な少なくとも１つ
   の保護摺動体と、この保護摺動体を保持しかつ案内する
   固定保持体と、案内支持体およびこの案内支持体を貫通
   する案内棒を含む保護摺動体案内装置と、型締め装置に
   対し固定的に設けられてこの型締め装置の安全制御装置
   を制御する電気および液圧制御機構を操作するため保護
   摺動体に設けられている制御素子とを有するものにおい
   て、保護摺動体１７′，１７″，１７′″を保持しかつ
   案内する保持体が、型締め装置を門状にまたいで案内支
   持体１２ａを備えかつ機械台１０上に取付け可能な異形
   断面湾曲片１２として構成され、この異形断面湾曲片１
   ２に制御機構３３ないし３９；４８ないし５０；４０な
   いし４７が取付けられていることを特徴とする、プラス
   チツク射出成形機の型締め装置の金型範囲用安全覆い装
   置。 ２ ３つの同じ異形断面脚辺１２′，１２″，１２′″
   から形成される異形断面湾曲片１２の耳１２ａに案内棒
   １８が移動可能に案内されていることを特徴とする、特
   許請求の範囲第１項に記載の安全覆い装置。 ３ 耳１２ａが互いに離れている２つの玉案内ブシユ１
   ９を備え、この耳１２ａの長さ寸法が開放方向にとつた
   異形断面脚辺１２′，１２″，１２′″の寸法より小さ
   いことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の安全
   覆い装置。 ４ 異形断面湾曲片１２の異形断面脚辺１２′，１２″
   ，１２′″が型締め装置の中心面の方へ開いた断面Ｕ字
   状の異形断面を形成し、隣接する異形断面脚辺１２′，
   １２″，１２′″の間へはまる直方体状結合体１３によ
   り異形断面脚辺１２′，１２″，１２′″が互いに結合
   され、この結合体１３が保護摺動体１７′，１７″，１
   ７′″の運動方向に対して平行な２つの露出接続面６８
   ，６７をそれぞれもつていることを特徴とする特許請求
   の範囲第２項あるいは第３項に記載の安全覆い装置。 ５ ３つの同じ保護摺動体１７′，１７″，１７′″が
   内方へ直角に突出する曲げ縁１７ａを備え、案内棒１８
   が両端を保護摺動体の曲げ縁１７ａの内面に取付けられ
   ていることを特徴とする、特許請求の範囲第４項に記載
   の安全覆い装置。 ６ 異形断面湾曲片１２が、保護位置にある保護摺動体
   １７′，１７″，１７′″に続いて型締め装置の残りの
   部分を覆う断面をＵ字状の保護帽体の保持体であり、こ
   の保護帽体が保護位置外にある保護摺動体１７′，１７
   ″，１７′″の３つの面を包囲してることを特徴とする
   、特許請求の範囲第１項に記載の安全覆い装置。 ７ 保護帽体が複数の同じ結合条片１４，１４ａ，１４
   ｂにより保持され、上部結合条片１４が結合体１３の水
   平な接続面６７に取付けられ、別の上部結合条片１４ａ
   が結合体１３の垂直な接続面６８に取付けられて側方壁
   素子２０を保持し、この壁素子２０が下部結合条片１４
   ｂにより機械台１の補強梁１１に結合されていることを
   特徴とする、特許請求の範囲第７項に記載の安全覆い装
   置。 ８ 保護帽体の曲げ縁２０ａを備えた各壁素子２０が、
   同様に曲げ縁２１ａを備えた覆い素子２１と共に、金型
   範囲の方へ開くポケツトを形成し、このポケツトへ隣接
   する保護摺動体１７′または１７″または１７′″が入
   り込むことができることを特徴とする、特許請求の範囲
   第７項に記載の安全覆い装置。 ９ 駆動電動機２４が定置歯車２２にかけられる無端歯
   付きベルト２３をを介して保護摺動体１７′を駆動し、
   この歯付きベルトの駆動側ベルト辺が連行ピン３２を介
   して保護摺動体１７′へ結合されていることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項に記載の安全覆い装置。 １０ 異形断面湾曲片１２が型締め装置の金型取付け板
   の運動を制御する行程測定装置５２〜６０の保持体であ
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の安
   全覆い装置。 １１ 行程測定装置５２〜６０が、異形断面湾曲片１２
   の異形断面脚辺１２′に取付けられハウジング５２と、
   このハウジング５２内に回転可能に支持される複数の歯
   車５４，５５と、これらの歯車５４，５５にかけられる
   無端歯付きベルト５６とを含み、この歯付きベルト５６
   の一方の辺が可動金型取付け板へ結合され、一方の歯車
   ５５の軸が同軸的な回転ポテンシヨメータ５９を駆動す
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１０項に記載の
   安全覆い装置。 １２ 型締め装置の電流回路を制御する安全装置の制御
   機構３３〜３８が、異形断面湾曲片１２の異形断面脚辺
   １２′内に設けられた開閉器３３，３４を含み、異形断
   面脚辺１２′の壁を貫通する開閉軸３４ａ，３３ａが開
   閉レバー３６，３７を介して隣接する保護摺動体１７′
   の開閉板３９により制御可能であることを特徴とする、
   特許請求の範囲第１項に記載の安全覆い装置。 １３ 液圧回路を制御しかつ保護覆いが保護位置にある
   場合に型締め装置を拘束する安全装置の制御機構４０〜
   ４７が、異形断面脚辺１２′に回転可能に支持されて両
   端に開閉レバー４０，４５を取付けられた軸４３をもち
   、これらレバーのうち一方の開閉レバー４０が保護摺動
   体１７′の開閉板４２により操作可能であり、また他方
   の開閉レバー４５が開閉棒４６を介して機械的開閉衝撃
   を伝達することを特徴とする、特許請求の範囲第１項に
   記載の安全覆い装置。 １４ 異形断面湾曲片１２の異形断面脚辺１２′内に無
   接触開閉器４８が設けられ、この開閉器の受信側開閉端
   が、異形断面湾曲片１２の壁を貫通し、保護摺動体１７
   ′の運動に関係して型締め装置の電子制御装置へ、電流
   回路を開く開閉パルスを供給することを特徴とする、特
   許請求の範囲第１項に記載の安全覆い装置。 １５ 駆動抵抗を受けると回転方向を反転する駆動電動
   機２４が、保護摺動体１７′の運動を測定する行程測定
   装置により制御され、この行程測定装置が保護摺動体１
   ７′の移動振幅に比較して短い行程区間に設定されてい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第９項に記載の安
   全覆い装置。 １６ 駆動電動機２４の電源遮断後その残留運動エネル
   ギにより終端位置へ移動する保護摺動体１７′が、緩衝
   素子６６により緩衝されることを特徴とする、特許請求
   の範囲第１５項に記載の安全覆い装置。