JPS6036280A - コンベア・ベルト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的にはコンベア・ベルトに関し、更に詳細
には運搬装置に使用されるプラットホーム、パレットま
たはステップを取付けるのに好適な関節コンベア・ベル
トに係わる。

エスカレータのような乗用コンベア装置は、従来型、構
成ではコンベア・ベルトを形成するのに複数の非可撓歯
付きリンクを利用する。エスカレータの傾斜部分と上方
の水平部分との間の過渡部の真下で荷重支持走路と戻り
走路の間のトラス内に配置したモジュール駆動ユニット
は、上方の荷重支持走路と下方の戻り走路において歯付
きステップ・リンクと咬合する駆動チェーンを含む。

」二記エスカレータ構成は、それぞれがピボット連結さ
れた歯付きリンクによって形成された２つの側縁を有す
る無端関節ベルトを含む。リンクはａ数の積み重ねた扁
平鋼薄板によって、または本願の出願人に譲渡された米
国特許第４，２３２，７８３号に開示されているような
、他の適当な構成によって形成することができる。心棒
が両側縁または両ループのステップ争リンクを互いに連
結し、ステップが心棒に固定される。無端ベルト及びス
テップは荷重支持走路及び戻り走路と、これら両走路を
つなぐ方向回転部を通るように、ステップ心棒の端部に
設けた心棒ローラまたはカイトΦホイール、ステップに
設けたトレーラ・ホイール、及びガイド・ホイール及び
トレーラ・ホイールを支持する別設のガイド＠トランク
によって案内される。これと同様の構成は動く歩道にも
応用でき、その場合、プラン］・ホームまたはパレット
をステップにではなく心棒に連結する。

上記エスカレータ構成はステップ・チェーン及び上記ス
プロケ・ント駆動機構を利用して何１肩に沿ってステッ
プを引き上げるエスカレータに比較して多くの点で優れ
ている。最も重要な利点の１つは、作動部にかかる荷重
が著しく軽減することにある。上りの長さが増大しても
、必要に応じてモジュール駆動ユニットを補足すれば作
動部にかかる荷重は変らない。非可撓ステップφリンク
はステ・ンブ心林間に一定距離を維３持するため、ステ
ップ・チェーン方式では必要な引張り装置が不要になる
。

所望の円滑な作動を得ると共に、振動及び騒音レベルを
所望のレベルまで抑制するため、方向転換部の案内機構
を調整して、非ｕ（撓歯イζＪきリンクの長さ及びリン
クから成るベルトの長さに順応させる。本出願人に譲渡
された米国特許第４，１３０，１９２号は、調整が適正
でなければ荷重支持走路と戻り走路との間をガイド争ロ
ーラが移行する時に発生することかある騒音と振動の問
題を指摘している。米国特許第４，１３０，１９２号は
また製造公差、及び温度やジョイト摩耗に起因するベル
トの寸法変化を吸収するためにカイト・トラックの寸法
を自動調整する動的方向転換部を開示している。摩耗は
隣接歯付きリンク間の各ジョインＩ・に発生し、ベルト
の両側に多数のリンク、たとえば１５フィート・エスカ
レータのそれぞれの側に６２個づつ存在するから、各ジ
ヨイントの摩耗は少量でもたちまちベルトの長さが増大
する。ベルトの寸法変化は、ベルトの長さが自動調整の
範囲を超えるごとに上記米国特許に開示されている動的
方向転換部の周期的再調整を必要にする。ジヨイント摩
耗に起因するベルトの伸びは、上り度合に合わせて複数
のモジュール駆動ユニットをトラスに設置しである場合
には種々の問題を惹起する。米国特許第４，３９７．０
９６号゛複数駆動エス力レークの駆動ユニットを位置ぎ
めする方法及び装置″に指摘されているように、ベルト
の摩耗が駆動ユニット間の荷重配分を不均衡にし、駆動
ユニッ！・の周期的な再位置ぎめが必要となる。

方向転換部を調整し、駆動ユニットを再位置が取替えを
必要とする程度にまで進行した場合、摩耗したステップ
心棒、ブ・ンシング、ステップ・リンクの周期的取替え
に伴う部品コスト、保守時間という点でジヨイント摩耗
はコストを増大させる。

本発明の主要な目的は、心棒摩耗の軽減も含めて歯付き
リンクから成る無端ベルトのジヨイント摩耗を軽減して
部品コスト及び保守に関する経済性を高めるように構成
した関節コンベア・ベルトを提供することにある。

この目的を達成するため、本発明はそれぞれが所定の孔
を有する第１及び第２端を具備する複数の歯付きリンク
と、各画伯きリンクの所定端の孔に設けられ、連携の歯
付きリンクとのプレスばめを形成するように寸法設定さ
れた所定の外径と、所定の内径とを有するスリーブ軸受
と、各歯付きリンクの他端の孔に配置され、連携の歯付
きリンクとのプレスばめを形成するように寸法設定され
た外径と、所定の内径とを有する中空ピン軸受とより成
り、各歯付きリンクの第１端を他の歯付きリンクの第２
端とピボット連結することにより第１及び第２無端ルー
プを形成し、各ピボット連結をスリーブ軸受内径とビン
軸受外径との間の軸受ジヨイントによって実施され、さ
らに第１及び第２無端ループにおける中空ピン軸受によ
って画定される孔に進入する第１及び第２端を有する複
数の心棒を有することを特徴とする関節コンベア・ベル
トを提供する。

以下、添付図面にもとづ〈実施例の説明で本発明の詳細
を明らかにする。

要約すれば、本発明はジヨイントから心棒を完全に除去
し、摩耗に起因するベルトの伸びを半減させるように改
良した運搬装置用の関節ベルトを開示せんとするもので
ある。このような利点は、第１及び第２の同心中空スリ
ーブ軸受から成るジヨイントを形成し、この同心軸受の
界面に軸受ジヨイントを配置することによって達成され
る。階段の心棒はこのジヨイントの一部ではない。ステ
ップ心棒の端部は、ステップのリンクと共に引張られる
ように最も内側の軸受の孔に進入するだけである。また
第１及び第２軸受を隣接リンクの端部に取付けることに
より、ジヨイント摩耗に起因するベルトの伸びが正確な
摩耗量に限られ、この摩耗量の２倍とならないようにす
る。

具体的には、中空スリーブ軸受の１つを各ステップ・リ
ンクの一端に設けた孔に挿入される中空ビンとして形成
し、他方の同心軸受を各段階リンクの他端に設けた孔に
挿入されるリンクとして形成する。隣接リンクの対向端
を、中空ピンの外径とリング状スリーブ軸受の内径との
間の軸受ジヨイントで結合する。各ジョイン！・におい
て旋回自在なリンクは１個だけであるから、摩耗は各リ
ンクが旋回自在な場合のようにジヨイントの長手軸から
測って両方向にではなく一方向にだけ発生する。本発明
の構成は摩耗に起因するベルトの伸びを半減させる。

各ジヨイントは同心軸受だけで形成される。心棒はこれ
らのジヨイントの一部ではなく、各心棒の端部はベルト
両側に配置されたピンの孔を貫通し、その両端にガイド
φローラを取り付けたから、歯付きリンクが駆動チェー
ンによって駆動されると心棒は引張られるだけである。

図面、特に第１図に本発明の一実施例である運搬装置１
０を示した。本発明は、パレットと総称される一連の無
端非可撓セグメントまたはプラットホームを含む動く歩
道にも応用できるが、以下の説明ではエスカレータを取
り上げる。装置ｌＯは、第１の階と第２の階の間に所定
の角度１２４を形成する乗客運搬用のコンベア部分１２
を使用する。コンベア１２は、閉成通路またはループを
描いて駆動される関節ベルト１５を有する無端方式であ
る。本発明は、歯付きリンクを介して一定間隔のベルト
支持ガイド争ホイールを利用するいかなるタイプの可動
階段と併用、できるが、モジュール方式の乗用コンベア
構成と併用すれば特に有利であるから、以下このような
構成について説明する。詳しくは上記米国特許を参照さ
れたい。

コンベア１２は第−及び第二の階１４．１６間を運搬さ
れる間乗客が立つ荷主支持−ＪＺ方走路１８、下方戻り
走路２０、及びこれら両走路を互いに連結する上下の方
向転換部２１．２３を含む。

無端可撓ベルト１５は第１及び第２側縁を有し、それぞ
れの側縁は互いにヒンジ連結されてそれぞれ第１及び第
２ループを形成する非可撓性の歯付きリンク３８から成
る。２つのループは互いに間隔を保って左右に位置し、
各ループによって画定される平面は垂直な向きとなる。

両ループ間にその垂直平面と直交する向きに、複数の間
隔を保ったステップ心棒３９がまたがり、ステップ心棒
３９の端部は隣接する各１対の歯付きステップ拳リンク
３８の端部に設けた整合孔を貫通する。

歯付きステップ拳リンク３８は、端部が互いに嵌合して
各端部孔の整合を可能にすると共に各ループにおけるス
テップ・リンクの歯をも整合させるように積み重ねた金
属薄板で形成すればよい。典型的な積層形ステップ・リ
ンクとしては、それぞれの厚さがたとえば０゜１０９イ
ンチの扁平鋼板１２枚で構成することができる。リンク
は上記米国特許第４，２３２．７８３号に開示されてい
るよに鋼製の構成してもよい。ステップ３６は、たとえ
ば本出願人に譲渡された米国特許第３，７８９゜９７２
号に開示されているｊｔＪ成によってステップ心棒３９
に連結する。ベルト１５は、ガイド・トラック４６と協
働する案内／支持兼用ローラまたはホイール４０によっ
て支持する。ステップ心棒３９がローラによって支持さ
れるだけでなく、ステップ３６は無端ループに沿って移
動するステップを案内し、方向づけ、かつ支持するため
にトレーラ・カイト・トラック４８と協働するトレーラ
轡ホイールまたはローラ４２によっても支持され、案内
される。

コンベア１２の上方には連続的な可撓性ハンドレール２
４の上側走路を支持する手すり２２を左右両側に設ける
。ハンドレール２４は上側走路２６及び下側走路２８を
含む閉成ループに沿って案内される。

コンベア１２、従ってステップ３６は」ユリ度合に応じ
て単一または複数のモジュール駆動ユニットによって駆
動され、図示例の場合には単一の駆動ユニット５２によ
って駆動される。駆動ユニット５２は、コンくア１２の
両側に配置された１対の互いに間隔を保つ駆動スプロケ
ット、たとえば駆動スプロケット６４を適当な減速歯車
を介して駆動する電動機６０、コンベア１２の両側に配
置された１対の間隔を保つ空転スプロケット、たとえば
スプロケット６８、及び１対の駆動チェーンを含む。使
用できる駆動チェーン構成は本出願人に譲渡された米国
特許第４，３６１，２２０号に開示されている。各駆動
チェーンは３木のストランドから成って駆動及び空転ス
プロケット、たとえばスプロケット６４及び６８にっよ
って駆動及び案内され１，２木の外側ストランドがスプ
ロケットの歯と咬合する。内側ストランドはリンク３８
の歯４１と咬合してコンベア１２を駆動する。

モジュール駆動ユニット５２はコンベア１２のそれぞれ
の側にハンドレール駆動プーリを含み、各ハンドレール
駆動プーリはコンベア１２のそれぞれの側に設けたハン
ドレール駆動ユニット、たとえばハンドレール駆動ユニ
ット５６を駆動する。

関節ベルト１５の部分的斜面図である第２図から明らか
なように、各歯付きリンク３８は第１及び第２端７０．
７２を有し、各第１端７０は隣接の歯付きリンクの第２
端７２と連結するように構成されている。たとえば、第
１端が互いに間隔を保つ第１及び第２サイド・八−７４
，７６を含み、第２端がセンター・パーを７８を含むよ
うに構成することができる。サイドφバー７４．７６の
間隔は隣接リンク３８のセンター・パー７８が介入でき
るように設定する。

公知技術では歯付きリンクの互いに隣接する端部をステ
ップ心棒３９を含むジヨイントまたは軸受構造によって
連結した。典型的公知軸受ジヨイント８０を第２図の矢
印■−■の間で、かつこの方向に切ったリンク軸受ジヨ
イントの断面図である第３図に示した。

この第３図は上記米国特許第４，２３２，７８３号の第
９図とほぼ同じであり、この特許が請求の九経基嗜→対
象としている鋼製の構造を示す。心ｓ３９はジヨイント
８０の領域を表面硬化処理するか、または図示のように
表面硬化したスリーブまたはライナ８２を心棒に固定す
ればよい。各リンク３８の第１端の互いにｔ■隔を保つ
サイド・パー７４．７６は、それぞれサイドｅバーに形
成した適当な寸法の孔に挿入される硬化スリーブ・ブッ
シング８４．８６を有し、第２端７４はセンター・パー
７４に形成した適当な寸法の孔に挿入される硬化スリー
ブ争ブッシング８８を有する。心棒３９はスリーブ８２
の近くに設けた固定リング９０を含み、心棒３９の端部
９２は隣接する２個のステップ・リンク３８の整合孔、
及びスリーブ−ブッシング８４．８６及び８８に挿入さ
れ、心棒に固定リング９４を歩り付けることにより、こ
の組み立て関係を保持する。スリーブ８２の外径と軸受
８８の内径との間に軸受界面がある。長手軸９６を固定
基準として利用すれば、この界面の摩耗が私服番号９８
で示すようにこの長手軸９６の一方の側へのベルト１５
の延びとなって現れる。スリーブ８２の外径と軸受８４
．８６の内径との間にも軸受界面が存在する。ここでも
長手軸９６を固定基準として利用すれば、これらの界面
の摩耗が参照番号１００で示すように長手軸９６の他方
の側へのベルト１５の延びとなって現れる。即ち、スリ
ーブ８２−軸受８４．８６．８８界面が０゜００１　イ
ンチ摩耗するごとにベルト１５の延びは０．００２イン
チとなる。ループ中のジヨイント数がこれに乗算される
ことになる。摩耗は１℃゛ 蟇棒３９１．またはたとえばスリーブ８２によって提供
されるような芯棒の延長部にも影響する。

以　下　余　白 第４図は、本発明の第１実施例に従って構成された軸受
ジヨイント１０２の分解斜視図である。第５図は組立後
のジョイン）１０２の断面図である。第５図は第２図の
矢印■−■の間で、かっこの方向に切った断面図であり
、第４及び５図における第２及び３図と同じ構成要素に
は共通の参照番号を付し、重複説明を省く。

更に詳細には、ジヨイント１０２は第１及び第２の同心
スリーブ軸受１０４．１１０を含む。第１スリーブ軸受
１０４は、たとえば硬化鋼で形成できる中空金属ピン１
０４の形状を有する。スリーブ軸受１０４は、円滑な軸
受面として作用できるように仕上げられた外面１０６と
、ピンの軸受方向端間を貫通する孔１０９を画定する内
面１０８とを具備する。孔１０９は心棒３９の一端が嵌
入できるように設定する。ピン１０４の孔１０９の機能
は、リンク３８が駆動されるのに伴なって心棒３９を引
込むことにある。内面１０８はヘルド・ジヨイントにお
ける軸受界面として作用しない。即ち、心棒３９の一端
を保持し、心棒が方向転換部におけるステップの作用に
より僅かに回転する時軸受として作用する。

ジョイン）１０２の第２軸受１１０は硬化鋼、ばね鋼な
どで形成したリング状スリーブ軸受である。軸受または
ブッシング１１０は外面１１２及び内面１１４を具備す
る。内面１１４は円滑な軸受面を提供するように仕上げ
られ、その内径寸法はピン１０４の外径と共にピボット
軸受を提供するように設定する。各リンク３９のセンタ
ー・パー７８に孔１１６を設けるが、その寸法はスリー
ブ軸受１１０の外径と嵌合するように設定する。サイ１
．’　ｅ　パー　７４．７６はピア１０４（７）外径と
嵌合するように寸法設定した１１８，１２０をそれぞれ
設ける。

ジヨイント１０２の組立てに際しては、孔１１６にスリ
ーブ軸受１１０を挿入する。第４図には軸受１１０を孔
１１６に一部だけ挿入した状態を示しである。軸受１１
０を挿入した状態でセンタ一番パー７８は長手軸９６に
沿って孔１１８．１２０と同心関係に整列する。次いで
サイド・／＜−７４の孔１１８にピン１０４を挿入し、
センター・パー７８内に配置されている軸受１１０の孔
１１４に通し、さらにサイド・パー７６の孔１２０に挿
入する。こうしてベル）１５の一方の側における２個の
隣接リンク間のジョイン）１０２が完成する。ベル）１
５の両側が完成した状態で、ステップ心棒３９の両端は
ベルト１５のそれぞれの側におけるピン１０４の孔ｌ。

９に挿通されている。この組立て関係を適当な固定リン
グ９０．９４で維持し、心棒３９の末端部にローラ４０
を配置し、適当に固定すればよい。

第５図から明らかなように、ベルト−ジョイ７１−１０
２の軸受界面はピン１ｏ４の面２１０６と軸受１１０の
面１１４との間の界面１２２である。心棒３９はこの軸
受ジヨイントの一部ではなく、長手軸９６を固定基準と
して利用すれば、界面１２２における摩耗は参照番号１
２４で示すように長手軸９６の一方の側だけに連動を発
生させる。長手軸９６を固定基準として利用すれば、ピ
ン１０４が両サイド・パー７４．７６に挿入されている
から前記長手軸の他方の側にベルトが延びることはない
。即ち、界面１２２に０．００１　インチの摩耗が生ず
ればベルトが０．００１　インチ延び、この延びは第３
図に示す公知構成の場合のベルト延びの局である・ 第６図は、本発明の他の実施例に従って構成した軸受ジ
ョイン）１３０の分解斜視図である。第７図は組立て後
のジヨイント１３０の断面図である。この第７図の矢印
ｔｎ−■間で、かつこの方向に切った断面図であり、第
２及び３図と同じ第６及び７図中の構成要素には共通の
参照番号を付してあり、ここでは重複を避けて詳述しな
い。

更に詳細には、ジヨイント１３０は内外同心スリーブ軸
受を含み、内側スリーブ軸受の作用は金属ピン１３２に
よって行なわれ、外側軸受の作用は第１及び第２リング
状スリーブ軸受１５０．１５２によって行なわれる。

たとえば硬化鋼で形成できる中空金属ビン１３２は、中
空または中間部分１３４と、第１及び第３側方部分１３
６．１３８をそれぞれ具備する。側方部分１３６．１３
８は同じ外径寸法を有し、その表面は円滑軸受面１４０
．１４２として作用できるように仕上げてあり、中央部
分１３４は側方部分の外径よりも大きい外径を有し、こ
の中央部分の外径は面１４４を含む。ピン１３２は内面
１４８によって画定される孔１４６をも具備し、この孔
１４６の内径はピンの３部分１３４．１３６及び１３８
を通して一定である。孔１４６はｔ５１実施例のピン１
０４の孔１０９と同様に心棒３９の外径が嵌入できるよ
うに寸法設定する。換言すると、ピン１３２の内面１４
８と心棒３９の外面との界面はベルト・ジヨイントの一
部ではない。ジヨイント１０２に関してすでに述べたよ
うに、面１４８と心棒との間に形成される軸受が方向転
換部におけるステップの作用による心棒３９の回転に適
応する。

第１及び第３スリーブ軸受１５０，１５２は構成、寸法
が同じであり、硬化鋼、ばね鋼などで形成すればよい。

ブッシング１５０及び１５２は同じでよいから、ブッシ
ング１５２だけを詳細に説明する。ブッシング１５２は
外面１５４と、孔１５８を画定する内面１５６とを有し
、内面１５６は円滑軸受面を提供するように仕上げ、そ
の寸法をピン１３２の面１４２と共に軸受として作用す
るように設定する。サイド・バー７６に貫通孔１６０を
設け、そのサイズを、スリーブ軸受１５２の外径が嵌合
するように設定する。同様の孔１６２をサイド９パー７
４に設け、軸受１５０が嵌合するように寸法設定する。

センタ一會パー７８にはピン１３２の中央部分１３４の
外径が嵌合するように寸法設定した孔１６４を設ける。

ジョイン）１．３０の組立てに際しては、センター〇パ
ー７８の孔１６４にピン１３２を挿入する。なお、第６
図にはピン１３２を孔１６４に一部だけ挿入した状態を
示しである。同様に、ブッシング１５０をサイド・八−
７４の孔１６２に挿入する。ピン１３２を挿入した状態
で、センター・／＜−７８は長手軸９６に沿って同心関
係に軸受１５２．１５０の孔１５８．１５８′と整列す
る。ピン１３２の側方部分を孔１５８．１５８′に挿入
する。これでベル）１５の一方の側における２個の隣接
リンク間のジヨイントが完成する。第８及び９図に関連
して後述するように、ポルトまたはベルトを利用して各
ステップ・リンクの構成要素を組立て関係に保持する。

ベルト１５の両側が完成した状態で、ステップ心棒３９
の端部はベルト１５のそれぞれの側においてピン１３２
の孔１４６に挿通している。適当な固定リング９ｏ、９
４で組立て関係を維持し、心棒３９の末端部にガイド・
ローラ４ｏを配置し、適当に固定すればよい。　第７図
から明らかなように、ベルト・ジヨイントｌ　３０の軸
受界面は、ピン１３２の側方部分１３６の外径と軸受１
５０の内径との間の界面１７０と、側方部分１３８の外
径と軸受１５２の内径との間の界面１７２である。心棒
３９はこのジヨイントの一部ではない。長手軸９６を固
定基準として利用すれば、この界面における摩耗は参照
番号１７６で示すように長手軸９６の一方の側だけに運
動を発生させる。長手軸９６を固定＆準として利用すれ
ば、ピン１３２がセンタｍ−パー７８に挿入されている
から長手軸９６の他方の側でベルトの延びは起こらない
。即ち、界面１７０．１７２にＯ，００１インチの摩耗
が生ずるとベルトがｏ、ｏｏｉインチ延び、これは第３
図の公知構成におけるベルト延びのわである。

コンベアΦベルト・ジヨイントの一体部分であるプレス
ばめは４０００〜６０００ボンド程度の高圧プレスばめ
であるから、このプレスばめジヨイントは現場での組立
に不適当である。従って、プレスばめジヨイントのすべ
てを形成する装置を利用して所定の標準長の組立てリン
ク３８を工場で形成する。単一のプレスばめジせインド
を含む標準長もあれば、複数のプレスばめジヨイントを
含む標準長もある。

ベル）１５の現場組立てを可能にする好ましい構成を第
８及び第９図に示したが、このｆｔ５８及び９図は組立
てリンク３８の標準長１７９のそれぞれ側面図及び平面
図である。第８及び第９図は完全なリンク３８を１個及
びプレスばめジヨイント１０２を２個示しているが、現
場で容易に処理できる限り、任意の数のリンク及びプレ
スばめジョイントラ含むことができる。たとえば約８フ
イートの標準標準長１７，９はセンター・八−７８′及
び第１、第２サイドψ八−７４′、７６′から成る。全
く同じでよい第１及び第２サイド・八−はそれぞれ積層
状鋼薄板、または上述のような鋼で構成することができ
る。

各標準長１７９の一端はセンター・バー７８′により、
他端は第１及び第２サイド・バー７４′、７６′によっ
てそれぞれ画定される。一端を画定するセンターｅノ〜
−７８′は複数の孔１８０を含む。他端を画定するサイ
ド・バー７４′、７６′は複数の孔１８２．１８４をそ
れぞれ含む。標準長１７９の両端間のセンター及びサイ
ド拳／＜−をプレスばめ軸受ジヨイント１０２（または
１３０）によって連結するだけでなく、複数のリベ・ン
ト１８６によって連結してもよい。

最短の標準長、即ち、プレスばめ軸受ジヨイントを１個
だけ含む標準長の場合、一端にセンター・バー７８′を
、他端に互１．Ｘに間隔に保つサイドφパー７４′、７
６′を有するだけであり、単一のプレスばめ軸受ジヨイ
ントによって連結される。この場合、リベットは存在し
ない。

２つの標準長を現場で組立てる際には、一方の標準長の
センター・八−７８′を隣接の標準長のサイド・バー７
４′、７６′間に挿入する。孔１８０．１８２．１８４
を整合させ、ソケット・へ−７ドねじやポルト１８８の
ような脱着自在なファスナを整合孔に挿入する。ナツト
１９０をポルトに螺合してジヨイントを完成する。たと
えば、ポルト１８８及び孔１８２．１８４に挿入した状
態で現場に搬入してもよい。

以上、ピボット連結された歯付きリンクから成る互いに
間隔を保つ第１及び第２ループを含む新規のかつ改良さ
れた連続的な間接ベルトを開示した。ベルトの軸受は２
つの同心環状スリーブ軸受間の界面に形成される。内側
軸受の孔には２つのループ間にまたがり、かつステップ
またはパレットを取付けることのできる心棒の端部が嵌
入される。即ち、心棒はジヨイントの一部ではなく、ジ
ヨイントの摩耗に影響されない。同軸ブッシングをリン
クの隣接端に固定して、ベルトの延びが各軸受界面にお
ける摩耗に等］７くなるようにする。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の思想を利用できるような乗用コンベ
アの立面図。 第２図は、本発明に従って構成できる第１図図示乗用コ
ンベアの無端関節ベルトの部分斜視図。 第３図は２個の歯付きリンク間の従来型構成ジヨイント
を、第２図の矢印■−■の間でかつこの方向に切った断
面図。 第４図は本発明第１実施例に従って構成したリンク・ジ
ヨイントを分解状態で示す部分剥視図。 第５図は、第４図の図示技術で構成した組立てジヨイン
トを第２図の矢印■−■間でかつこの方向に切った断面
図。 第６図は、本発明の他の実施例に従って構成したリンク
・ジヨイントを分解状態で示す部分斜視図。 第７図は、第６図の図示技術で構成した組立てジヨイン
トを第２図の矢印ｍ−■間でかつこの方向に切った断面
図。 第８図は本発明の一実施例に従って構成した標準的な長
さのリンクを示す側面図。 第９図は第８図に示した標準的な長さのリンクを示す平
面図である。 １２・・φ・間接コンベア・ベルト ３８・・・・歯付きリンク ３８・・・・心棒 １０２・・軸受はジヨイント １０４・・中空ピン軸受 １１０・・スリーブ軸受 図面の浄書（内容に変更なしつ 暑 手　続　補　正　書　Ｃｊ５　幻 ２１発明の名称　コンベア・ベルト ３、名１ｉ、ｉｌ三をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、ピッツバ
ーグ。 ゲイトウェイ・センター（番地ナシ） 名　称（７１１）　ウェスチングハウス・エレクトリッ
ク・コーポレーション 代表者　アール・ビー・ワグナ− 国　籍　アメリカ合衆国 ４、代理人 住　所　神戸市中央区京町７６の２番地入江ビルウェス
チンダハウス−エレクトリック中ジャパン６、補正の対
象　図　面

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、それぞれが所定の孔を有する第１及び第２端を具備
   する複数の歯付きリンクと、各画伯きリンクの所定端の
   孔に設けられ、連携の画伯きリンクとのプレスばめを形
   成するよう寸法設定された所定の外径と、所定の内径と
   を有するスリーブ軸受と、各歯付きリンクの他端の孔に
   設けられ、連携の歯付きリンクとのプレスばめを形成す
   るよう寸法設定された所定の外径と、所定の内径とを有
   する中空ピン軸受とより成り、各歯付きリンクの第１端
   を他の歯付きリンクの第２端とピボット連結することに
   より第１及び第２無端ループを形成し、各ピボット連結
   をスリーブ軸受内径とピン軸受外径との間の軸受ジヨイ
   ントによって実施したことと、さらに第１及び第２無端
   ループにおける中空ピン軸受によって画定される孔に進
   入する第１及び第２端を有する複数の心棒を含むことを
   特徴とする関節コンベア・ベルト。 ２、特許請求の範囲第１項に記載の関節コンベア・ベル
   トにおいて、各歯付きリンクの第１端が互いに間隔を保
   つ第１及び第２サイド゛・、＜−を含み、第１端と連携
   する所定の孔カく各サイド争バーを貫通し、第２端がセ
   ンター・パーを含み、第２端と連携する所定の孔力蒐前
   記センター・パーを貫通することを特徴とする間接コン
   ベア中ベルト。 ３、特許請求の範囲第２項に記載の関節コンベア・ベル
   トにおいて、スリーブ軸受を各センター・へ−の孔に配
   置し、中空ピン軸受を第１及び第２サイド・パーの孔に
   進入するように配置し、１つのリンクのセンター１１／
   ＜−を隣接リンクの互いに間隔を保つサイト・パー間に
   介在させ、各ピン軸受がスリーブ軸受の孔を貫通して軸
   受ジヨイントを提供するようにしたことを特徴とする関
   節コンベア・ベルト。 ４、特許請求の範囲第２項シこ記載の関節コンベア・ヘ
   ルドにおいて、各中空ピン軸受がプレスばめを提供する
   ように寸法設定された所定の外径を有する中央部分と、
   それぞれが同し外径を有し、中心部分と同軸の第１及び
   第２一体側方部分とを含むことと、各ピン軸受の中央部
   分をセンター−パーの孔に配置し、スリーブ軸受を第１
   及び第２サイド・バーのそれぞれの孔に配置し、１つの
   リンクのセンター・パーを隣接リンクのサイド・バー間
   に配置し、各ピン軸受の第１及び第２側方部分がスリー
   ブ軸受の孔を貫通して軸受ジヨイントを提供するように
   したことを特徴とする関節コンベア・ベルト。 ５、特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれかに
   記載の関節コンベア・ベルトにおいて、１つのリンクの
   サイド会バー及び隣接リンクのセンター・バーを貫通す
   る脱着自在なファスナによて所定の隣接リンクを連結し
   たことを特徴とする関節コンベア番ベルト。