JPS6035969A

JPS6035969A - 磁気原動機

Info

Publication number: JPS6035969A
Application number: JP14430983A
Authority: JP
Inventors: Eishin Kujira; 英信鯨
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-08-05
Filing date: 1983-08-05
Publication date: 1985-02-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、永久磁石を機械的に組合わせた構造のみで、
動力を連続して得る事を可能としたもので、全く新しい
発案による。

磁石は、異極間に吸引力を発生するが接近する時、はなれる時、いすれに於いても同様であり
、吸着し合うか、もしくは、バランスを保ち停止する。

第一図に於いて、平面上、平行に、永久磁石（全べての
図中、（Ｓ）はＳ極を、（Ｎ）はＮ極を表わす）を、図
の如く配列し、その間に向け、円柱状磁石をＡ点にて放
すと、吸引力に依り、矢印方向に転回移動し、Ｂ点（磁
石の中心位置）を通過し、Ｃ点にて折返し、Ｂ点にて停
止する。

この磁石の配列の時、円柱状磁石をＢ点附近にて放した
時は、ほとんど移動する事は無い。

同図中、鎖線で画いた様に、永久磁石を間をあけて並べ
ても、永久磁石の長さを長くしても、同様の状態と成る
。

本発明は、この永久磁石の並べ方に依りほとんど逆もど
りする事無く、又、磁石列の中間からでも、常に転回移
動するもので、第二図に示す如く、鋸歯状に永久磁石を
並べ、対向させて、前記の如く、円柱状磁石を放せば、
Ａ点より移動し、Ｂ点を通り、Ｃ点にて折返すが、Ｃ点
の近くにて停止する、又、Ｂ点近くにて、円柱状磁石を
放した時も矢印方向に転回移動し、Ｃ点にて折返した後
、その近くで停止する。

つまり、本発明の要件は、（イ）鋸歯状に並べた永久磁石を対向して配列する事。

（ロ）円柱状磁石が、平面上を転り接触に依り移動する
事の二つであり（イ）と（ロ）での平面は同一とは限らず
、近接する平行な平面で良い。

又、円柱状磁石も、角柱状等であつても車輪等に依り、
転回出来れば可能である、依つて、この部分を転回磁石
と呼ぶ事とする。

さらに、鋸歯状にならべた永久磁石の両端部を一つにつ
なけば、当然、円筒状と成り、転回磁石の中心を、直線
移動から回転移動の形に変え得る。

以上の本発明の実施例として、第三図に依り説明する、図中に於いて、茶筒状の本体（１）の
内面の一部に軸受部（２）を設うけ、リング（３）の一
端をピン（４）にて、軸受部（２）に揺動自由に取付け
る。リング（３）の他端に突起部（５）を設うけ、本体
（１）に設うけた穴（６）より、外部に突出させる。

このリング（３）の中心部にて　本体（１）に回転自由
に支承させ、かつ、一端を外部に出した軸（７）にアー
ム（８）を一体に形成する、このアーム（８）に、転回
磁石（９）の外周を、リング（３）の内側で、転り接触
する摩擦車として、回転自由に支承させる。

さらに転回磁石（９）をはさむが如く、鋸歯状に配列し
た永久磁石（１０）（１０′）を、転回磁石（９）の隣
接部分が、異極の対と成る様、本体（１）に取付ける。

この状態では、リング（３）は常に揺動可能である為、
これを規制するアーム（１１）を、本体（１）の外部に
軸受部（２′）を設うけ、ピン（１２）にて支承させ、
図の様に握り部（１１′）を上にした時、リング（３）
の中心を軸（７）と同芯と成る様構成する。

以上の如く構成した装置に於いて、握り部（１１′）を
上けた時、転回磁石（９）は、リング（３）の内側にて
常に接触している為、永久磁石（１０）及び（１０′）
と、転回磁石（９）の磁力関係に依り常に転回し、よつ
て軸（７）を回転する。

握り部（１１′）を下方え動かし、リング（３）を揺動
可能とすれば、転回磁石（９）の外側と、リング（３）
の内側とがはなれる為、転回磁石（９）は、転り接触が
、不能と成る為、軸（７）が停止する。

始動、停止方法の別例として、第四図に示す如く、回転
磁石（９）の中心軸（９′）に、クラツチ部（１２）及
び歯車（１３）を設うけ、歯車（１３）は、クラツチ部
（１２）が接続状態の時、中心軸（９′）とつながる、
又歯車（１３）は、永久磁石（１０）（１０′）とほヾ
同一円筒面をピツチ円とする内歯歯車（１４）と常に噛
合わせる。

以上の場合、クラツチ部（１２）が接続状態であれば、
転回磁石（９）は転り接触の状態に成り、クラツチ部（
１２）が開放状態であれば転り接触不能と成る。

匆論、永久磁石、（１０）（１０′）と転回磁石（９）
の間をはなす事に依り始動停止させる事も出来る。

以上の内容から、永久磁石以外のエネルギーを必要とし
ないで、回転力を得られる事、原動機として必要な、始動、停止が容易であり、出力が
安定している事構造が簡単で製作が容易である事等が、上けられる。

４．図面の簡単な説明、第一図は、一般的磁気関係説明の立体図第二図は　本発
明の磁気関係説明の立体図第三図は　本発明の実施一例の立体断面図第四図は　本発明の構造一例の説明図、特許出願人　鯨
英信

Claims

【特許請求の範囲】

（１）面上を歯車のピツチ円等に依り、転り接触する転
回磁石の転回移動方向と平行に転回磁石をはさむが如く
、磁極面を鋸歯状に形成した磁石を配列し、鋸歯状磁石
と転回磁石の隣接する部分を異極の対に構成した、磁気
原動機。
２．転回磁石の転り接触を、クラツチ等に依り機械的に
、接、断、する事に依り、装置を始動、停止させる構造
の磁気原動機