JPS6035910Y2 - 置時計 - Google Patents

置時計

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Publication number
JPS6035910Y2
JPS6035910Y2 JP14763680U JP14763680U JPS6035910Y2 JP S6035910 Y2 JPS6035910 Y2 JP S6035910Y2 JP 14763680 U JP14763680 U JP 14763680U JP 14763680 U JP14763680 U JP 14763680U JP S6035910 Y2 JPS6035910 Y2 JP S6035910Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
recess
opening
dial
table clock
Prior art date
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Expired
Application number
JP14763680U
Other languages
English (en)
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JPS5770180U (ja
Inventor
充哉 佐藤
Original Assignee
株式会社精工舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
Priority to JP14763680U priority Critical patent/JPS6035910Y2/ja
Publication of JPS5770180U publication Critical patent/JPS5770180U/ja
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Publication of JPS6035910Y2 publication Critical patent/JPS6035910Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は置時計に関するものである。
従来、薄形で縦長の置時計では、重心を低くして安定を
図るために、また合成樹脂型の枠体の表面を金属膜で覆
っである置時計では材料感を出すために、それぞれ枠体
底部中央に鋳物などからなるウェイトをねじ止めである
しかしながらこの構成によると、時計の落下などによる
衝撃に対する応力はねじ部分だけで受けるので枠体底部
が破損しやすい欠点がある。
そのためウェイト周辺の底部を肉厚にするなどの特別な
加工が必要であった。
本考案は上記欠点を除去するもので、重心を低くして安
定化を図るとともに、機械的強度の優れた置時計を提供
するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1,2図示のように、時計枠体は前枠1と後枠2とを
嵌合したもので、前枠に連設している文字板受3の下部
には、前方に開口しており後方に向けて突出する断面コ
字状の凹部4を一体的に突設しである。
凹部4はウェイト5を保持するためのものであって、文
字板受3にあけられた開口41に対向して、ウェイト5
の奥行にほぼ等しい奥行の底板42を有し、上記開口4
1の上下縁部と底板の上下縁部とを結ぶ上板43と下板
44とを有している。
上板43と下板44との間隔はウェイト5の高さと略等
しい。
したがって断面コ字状の凹部4の両側端は開口45.4
6となっており、水平方向の両端部に縁部41a、41
bが形威されている。
第3図示のように開口45は、文字板にあけられた開口
41の左端41cがやや切込んであるために、この左端
と底板42の左端とによって構成される開口45は、ウ
ェイト5の奥行よりやや犬となって、このウェイトの挿
入を容易にしている。
底板42の両端部には透孔42a、42bが穿設しであ
る。
他方ウェイト5は第4図示のように鋳鉄などの重い金属
材料で構成した角柱状のものであって、凹部4内に嵌合
する断面形状を有腰このウェイトの長さは、上記開口4
1よりも長く形威しである。
したがってウェイトを凹部へ嵌合した際に、その両端部
51.52は開口45.46より外方へ突出し、縁部4
1av41bに係合し、ウェイト5は両縁部と底板42
とにより挾持される。
ウェイト5には、凹部4の底板42の透孔42 a、
42 bに対応する位置関係にてねじ孔5a、5bが穿
設されている。
ねじ孔5a、5bにはビス6a、6bが螺入して、後述
するようにウェイト5を位置決めして固定するのである
第2図示のように文字板受3の背面には、時計機械体7
を取り付けてあり、これにより回転する指針軸8には指
針9が取り付けである。
10は透明な前面カバーで指針9や文字板11を覆うよ
うに前枠1に取り付けである。
12は電池小蓋で電池13を交換する際開閉するもので
、係止爪12aにより後枠2と係止して枠体開口部を閉
じている。
なお前枠1の上面には、第1.2図のように置時計を持
ち運ぶ際使用する輪14が軸柱15、およびナツト16
を介して固定しである。
17は指針回し用つまみ、18は目安回し用つまみであ
る。
ところでウェイト5を凹部4内に突嵌挿するには、置時
計の組立てに際して第5図鎖線にて示すように、開口4
1から凹部4の左側の開口45へ、ウェイト5を傾斜さ
せつつ左端部51から挿入し、さらに開口45内を摺動
しながら進入させる。
そこでウェイトの右端52を凹部内に入れて後、今度は
ウェイトの右端52が他方の開口46より外方へ突出す
るように摺動させて、ウェイトを凹部内の所定位置に嵌
挿する。
これでウェイト5は縁部41a、41bに係合し、文字
板受3の背面と凹部4の底板42および上下板43.4
4によって挟持される。
そこでウェイト5のねじ孔5a、5bと底板の透孔42
a、 42 bとを合致させ、背面側よりビス6a
*6bを螺入させてねじ止めすれば、ウェイトは凹部内
部にぴったりと位置ぎめ固定される。
ついで文字板受3上に文字板11を重ね合わせ、指針9
を指針軸8に取り付けた後に、文字板を覆うように前面
カバー10を取り付ければよい。
なお凹部の形状は上記のものに限定されない。
たとえば第6図示のように縁部41a、41bを形成し
開口46の内部に文字板3から突出する度決め壁47を
設け、この壁と上下板43.44とを連結する。
このように形成すると、ウェイト5を凹部4内を摺動さ
せて右端52を開口46から突出させる際、度決め壁4
7に対接するまで戻せばよく、この位置でねじ孔5a、
5bが透孔42a、42bと合致するので、ウェイトの
固定操作が容易となる。
また上下板43.44が度決め壁47に連結し、凹部4
を囲むようになるので、強度が増大する。
さらに開口45の内部にも同様な度決め壁(図示せず。
)を設けてもよく、この位置はウェイト5の右端52が
開口41から凹部内に挿入される際のウェイトの左端5
1の進入位置に対応するものである。
またスライドコアを用いた成形製を用いて、度決め壁4
7と底板42とを連結し開口46を閉じてもよい。
なお、ウェイトの形状は上例に限られず、ウェイトとし
ての機能を発揮できるものであればよい。
凹部の内部形状も上例に限られないが、ウェイトの形状
に対応する形状に形成したほうがよい。
以上説明したように本考案によれば、文字板受下部に凹
部を設け、この凹部に棒体状のウェイトを嵌挿し、固定
したので、重心が低くなり置時計を安定に載置できる。
ウェイトは文字板の背面部と凹部の内面とに広い面積で
対持しているので、置時計の落下などによる衝撃に対す
る応力は分散され枠体の破損の問題もほとんどなく、枠
体自体の肉厚を薄くできるので材料の節約にもなるとと
もに機械的強度も優れている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は置時計の
一部切欠き背面図、第2図は第1図■−■線断面図、第
3図は凹部の断面図、第4図はウェイトの断面図、第5
図は第1図■−■線断面図、第6図は凹部の他の実施例
の断面図である。 1・・・・・・前枠、2・・・・・・後枠、3・・・・
・・文字板受、4・・・・・・凹部、41a、41b・
・・・・・縁部、5・・・・・・ウェイト、5 a、
5 b・・・・・・ネジ孔、51. 52−−−−−
−ウェイトの端部、6a、6b・・・・・・ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 文字板受の下部に前方に開口しており後方に向けて突出
    する凹部を形威し、この凹部の両端部に縁部を形威し、
    上記凹部にウェイトをその両端が上記縁部に係合する状
    態で嵌挿し、このウェイトを上記凹部に固定しているこ
    とを特徴とする置時計。
JP14763680U 1980-10-16 1980-10-16 置時計 Expired JPS6035910Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14763680U JPS6035910Y2 (ja) 1980-10-16 1980-10-16 置時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14763680U JPS6035910Y2 (ja) 1980-10-16 1980-10-16 置時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5770180U JPS5770180U (ja) 1982-04-27
JPS6035910Y2 true JPS6035910Y2 (ja) 1985-10-24

Family

ID=29507148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14763680U Expired JPS6035910Y2 (ja) 1980-10-16 1980-10-16 置時計

Country Status (1)

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JP (1) JPS6035910Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5770180U (ja) 1982-04-27

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