JPS6035331B2 - キシリレングリコ−ルの製造法 - Google Patents

キシリレングリコ−ルの製造法

Info

Publication number
JPS6035331B2
JPS6035331B2 JP3036983A JP3036983A JPS6035331B2 JP S6035331 B2 JPS6035331 B2 JP S6035331B2 JP 3036983 A JP3036983 A JP 3036983A JP 3036983 A JP3036983 A JP 3036983A JP S6035331 B2 JPS6035331 B2 JP S6035331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
xylylene glycol
xylylene
glycol
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3036983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59157039A (ja
Inventor
茂生 吉中
司 土岐
智次 辻
征二 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority to JP3036983A priority Critical patent/JPS6035331B2/ja
Publication of JPS59157039A publication Critical patent/JPS59157039A/ja
Publication of JPS6035331B2 publication Critical patent/JPS6035331B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキシリレンジアミンと亜硝酸塩を反応させて、
キシリレングリコールを製造する方法に関する。
キシリレングリコールは、ポリウレタン、ポリエステル
樹脂等の原料として、また変性剤として、脂肪族グリコ
ールと異なる特性を有し、その重要性が認められている
従来、キシリレングリコールの製法として次の方法が知
られている。
○} キシリレンジクロライドを原料とし、これをアル
カリ化合物の存在下で直接加水分解するか、またはキシ
リレンジクロライドを一旦ジアセトキシメチルベンゼン
とした後、加水分解してキシリレングリコールを製造す
る方法。
■ 芳香族ジカルボン酸のェステルを触媒の存在下に、
水素によって還元する方法。
【1}の方法のうち、キシリレンジクロラィドをアルカ
リ化合物の存在下で直接加水分解する方法は、1工程で
キシリレングリコールが得られる利点があるが、ジベン
ジルェーテル型縮合創生物の生成が避けられず、種々の
改良が試みられているが、副反応を本質的に抑制するに
は至っていない。
一方、キシリレンジク。
ラィドを一旦ジアセトキシメチルベンゼンとした後加水
分解する2工程法はジベンジルェーテル型縮合物を副生
しない利点があるが、この場合には、米国特許2939
886号に見られるように、ジアセトキシメチルベソゼ
ン化する際に加圧装置を必要とし、反応時間も長い。こ
の改良法として、不活性有機溶媒にキシリレンジクロラ
ィドを溶解した溶液に第三級アミンの存在下無水の酢酸
アルカリ金属塩を反応させてジアセトキシメチルベソゼ
ンを製造し、析出する無機塩を除去した後、ジアセトキ
シメチルベンゼンを加水分解する方法も提案されている
(特公昭57−54491)。
この方法は、ジアセトキシメチルベンゼンを製造する際
の反応時間を短縮する上では改良されているが、非水系
溶媒中に多量の無機塩が析出するので、これを分離除去
する操作が複雑であり、また無水の酢酸アルカリ金属塩
を必要とする等工業的には必ずしも有利な方法とはいえ
ない。一方、キシリレングリコールの他の製造法である
芳香族ジカルボン酸ェステルの接触還元法は、芳香族ジ
カルボン酸ジェステルを特定の触媒の存在下に、特定の
条件下接触水素化する方法で特公昭47一22814に
示されているが、その実施例によれば、反応温度130
〜16000、圧力140k9/c液の条件下反応が行
なわれ、ジェステルの転化率47〜84%、キシリレン
グリコールの収率(転化率×選択率)22〜61%、ヒ
ドロキシメチル安息香酸ェステルの収率21〜51%と
いう結果が示されている。
又この反応には加圧装置が必要な上に、副反応を抑制す
るために転化率を低く抑えるので、目的とするキシリレ
ングリコールは、原料および中間体との混合物として得
られ、混合物からのキシリレングリコールの分離と分離
した原料、中間体の反応系への循環使用が必要となるが
この分離操作も容易でなく、1通過収率も低いので、工
業的に有利な方法とはいい難い。本発明者は、かかる従
来法の欠点を解消し、工業的に有利なキシリレングリコ
ールの製造法を確立することを目的にキシリレンジアミ
ンと亜硝酸塩をジアゾ化反応させてキシリレングリコー
ルを得る方法について検討した。
酸性水溶液中で、1級ァミン化合物と亜硝酸ソーダを反
応させるとジアゾニウム化合物が生じることはよく知ら
れており、一般にジアゾ化反応と呼ばれている。又脂肪
族1級アミンのジアゾ化反応により生じたジアゾニウム
化合物は不安定であり、水により分解してアルコ−ルや
オレフィンを生じることも公知である。しかしながら、
一般式 で示される ペンジルアミンまたはその誘導体にジアゾ化反応を行な
い、ジアゾニウム化合物を分解してアルコール誘導体を
製造する方法は、p−ジェチルアミノメチルベンジルア
ミンからp−ジエチルアミノメチルベンジルアルコール
を製造する如き特殊な置換層を有する極〈少数の例が示
されているにすぎず、キシリレンジアミンからキシリレ
ングリコールを製造した例は報告されていない。
本発明者は、キシリレンジアミンのジアゾ化反応によっ
て、キシリレングリコールを製造する方法について検討
した結果、キシ11レンジアミン類のジアゾ化反応に、
通常のジアゾ化反応で用いられる塩酸、硫酸等の鉢酸を
用いた場合には多量の縮合物が冨山生し高収率でキシリ
レングリコールを得ることは出来ないが、酸として酢酸
を用いた場合には、縮合物の生成が少なく、キシリレン
グリコ−ルとそのモノおよびジ酢酸ェステルの混合物が
生じ、このェステルを加水分解することによって、高収
率でキシリレングリコールが得られること、および得ら
れた反応生成液に有機溶媒を加えることによりキシリレ
ングリコールが容易に抽出され得ることを見出し本発明
に到達した。
即ち本発明はキシリレンジアミンと亜硝酸塩と低級脂肪
族カルボン酸及び水の存在下に反応させてキシリレング
リコールとキシリレングリコ−ルのモノおよびジカルボ
ン酸ヱステルの混合物を製造し、次いでキシリレングリ
コールのモノカルボン酸ェステルおよびジカルボン酸ェ
ステルを加水分解する方法、及びかくして得た反応生成
液に有機溶媒を加え、反応生成液中のキシリレングリコ
ールを抽出し、残りの柚残液に硫酸を加え抽残液中の酢
酸ソーダから酢酸を再生する方法である。本発明におい
て、原料として使用するキシリレンジアミンとは、m−
キシリレンジアミン、p−キシリレンジアミンおよびこ
れらの混合物を意味し、キシリレングリコールとは対応
するm−キシリレングリコール、p−キシリレングリコ
ールおよびこれらの混合したキシリレングリコールを意
味する。又低級脂肪族カルボン酸とはギ酸、酢酸、プロ
ピオン酸等であが、特に酢酸が好ましい。本発明の実施
にあたっては、まず、キシリレンジアミンと水と所定量
の脂肪族カルボン酸を混合し、この混合物を所定温度に
加熱後、かくはん状態の混合物に所定量の頭硝酸塩、特
に亜硝酸ソーダの水溶液を徐々に加える方法によつで第
1段の反応を行なう。亜硝酸塩を加えると反応が起り、
窒素ガスの発生がみられる。反応は発熱反応なので加熱
度を調節し、場合によっては冷却除熱して、反応温度を
所定の温度に維持出来るような速度で亜硝酸塩を徐々に
加えながら反応を進行させる。尚この反応において、原
料であるキシリレンジアミンは、前述のように全量を最
初から反応器に一括して仕込んでもよいが、分割して大
部分を後から加える方法も可能であり、この方が好成績
の得られることもある。
キシリレンジアミンを分割して加える場合には、反応系
へ加えられたキシリレンジアミンの総量と亜硝酸塩の総
量の関係が常にモル比でキシリレンジアミン/亜硝酸塩
≧0.5となるように、キシリレンジアミンと亜硝酸塩
の添加比率を維持する。所定量の亜硝酸塩を反応系へ加
え終った後、なお暫く所定の温度でかくはんを続けた後
、第1段の反応を終る。
第1段の反応に用いる脂肪族カルボン酸量は、キシリレ
ンジアミン1モルあたり3〜8モルである。3モルより
少ないと、縮合副生物の生成が多くなり、また8モルよ
り多い場合には反応には支障ないが次の回収工程で、非
効率的となる。
反応開始時に、反応器に仕込む水の量はキシリレンジア
ミン1重量部に対して0.5重量部以上であることが好
ましい。0.5重量部より水が少ないと、縮合創生物の
生成が多くなる。
反応は、0〜10000、好ましくは60〜10000
の温度で行なう。
低い温度でもジアゾ化反応は起るが、ジアゾニゥム塩の
分解反応が遅く、反応を完結させるのが困難である。反
応に用いる亜硝酸塩の量はキシリレンジアミン1モルあ
たり2.0〜2.5当量である。
必要量としては、1ァミノ基あたり実質的に当量でよい
が、反応の条件によっては、亜硝酸の分解による損失が
伴うこともあるので、当量より僅かに多くの亜硝酸塩を
用いると好成績が得られることが多い。反応は、キシl
jレンジアミン、脂肪族カルボン酸および水の混合溶液
を所定温度に維持し、かくはん下に亜硝酸塩を徐々に加
える方法によって行なわれる。亜硝酸塩は、固体で加え
てもよいが、操作を容易にするために通常水溶液として
加えられる。
水溶液とする場合の水の量は亜硝酸塩を溶解するのに必
要とされる量であればよく、特に規制されない。反応系
への所定量の亜硝酸塩の添加は20分〜5時間、好まし
くは30分〜4時間で行なう。
一度に大量の亜硝酸塩を加えると、副反応である亜硝酸
の分解が起るばかりでなく、反応熱の除去、発生ガスの
排出が困難になる。反応装置の能力に応じて、除熱、窒
素ガスの排出が適正に行なわれるような速さで、亜硝酸
塩の添加を行なえばよい。このようにして、第1段の反
応が終り、キシリレングリコール、キシリレングリコー
ルモノカルボンエステルおよびキシリレングリコールジ
カルボン酸ェステルを含む反応液が得られる。次に第1
段の反応液中に含有されるキシリレングリコールのモノ
およびジカルボン酸ェステルの加水分解によるキシリレ
ングリコール化反応を行なう。
・加水分解反応は、公知の方法によって行なわれる。
例えば、第1段の反応液にアルカリ水溶液を加えて存在
するカルボン酸を中和し、更に過剰のアルカリを加えて
アルカIJ性とした後、加熱下に一定時間かくはんを続
けることによって、加水分解を行なうことが出来る。使
用するアルカリとしては特に制限はないが、反応速度お
よび経済性の面からカセィソーダが望ましい。
アルカリの使用量は、中和と加水分解に必要な量を合わ
せて〔(使用した酢酸のモル数)−(使用した亜硝酸ソ
ーダの式量)〕×1.05以上に相当する式量のアルカ
リを用いる。中和段階の温度は、特に規定されないが、
加水分解反応は4000〜10000、好ましくは、6
000〜80℃で実施される。
加水分解反応は、アルカリを全量添加後、所定の温度で
5分〜2時間かくはんすることにより達成される。加水
分解反応液は中和後、キシリレングリコールを回収する
ための処理に付される。低級脂肪族カルボン酸として酢
酸を使用し、翌硝酸塩として亜硝酸ソーダを用いてジア
ゾ化反応を行ない、次いで加水分解を行なった後の反応
液は主成分として酢酸ナトリウムとキシリレングリコー
ルを含有する水溶液である。
これに有機溶媒を加えて反応生成液中のキシリレングリ
コールを抽出する。有機溶媒としては水溶性のC4〜C
8ケトンが好ましく、特にメチルィソブチルケトン(M
IBK)が好ましい。抽出に際し反応段階において用い
た水の量が少ない場合には、酢酸ナトリウムの結晶が析
出することがあるが、この場合には、結晶が溶解する程
度に水を加え抽出を行なう。
抽出液は、常法にしたがって脱抽し、蒸留に付して、キ
シリレングリコールが得られる。
柚残液は、主として酢酸ナトリウムを含有する水溶液で
ある。
次にこの水溶液に濃硫酸を加えて酢酸ナトリウムからの
酢酸の再生を行なう。硫酸の添加量は反応式にしたがっ
て必要な量を加えればよいが、過剰に加えると再生した
酢酸の水溶液を循環使用した際に好ましくない影響があ
るので、過剰に加えない方がよい。そのためには水溶液
のp刊こより硫酸の添加量を規制することが出来る。す
なわち、硫酸の添加によってp比ま次第に低くなるが、
pHが3〜25となったところで硫酸の添加を止めるこ
とにより目的を達成することが出来る。この酢酸再生工
程では、操作温度が重要である。
硫酸の添加によって発熱するが、温度が高くなると副生
する硫酸ナトリウム1位火塩は結結晶水を失ない結晶と
しての析出量が少なくなる。本発明方法では、劉生した
硫酸ナトリウムを結晶として、炉別分離するので、その
ためには、酢酸再生工程では、冷却除熱して、温度を2
90以下にする。少なくとも最終的には250○以下に
することが必要である。次に酢酸の再生によって副生し
たNa2S04・10日20の結晶を炉別する。
炉液は、少量の硫酸ナトリウムを含む酢酸の水溶液であ
る。必要以上に水が多いと硫酸ナトリウムの熔存量が多
くなるので、全体としての水の量はこれを考慮して決め
るとよい。このようにして得られた酢酸の水溶液は第1
段の反応系へ循環して反応に用いられ、前述の反応操作
によって支障なく反応を行なうことが出来る。
再生酢酸水溶液の循環使用による水の均衡を保つために
、柚残液段階、再生酢酸水溶液段階等で濃縮し、水を系
外へ除く方法をとってもよい。
しかしながら、本発明方法では、創生する硫酸ナトリウ
ムを1の火塩として炉別除去するので、かなりの量の水
が結晶水として系外に除かれる。したがって、第1段の
反応で亜硝酸ソーダ水溶液として、また加水分解反応で
アルカリ水溶液として加える水の量を適当に調節すれば
、濃縮工程を挿入することなく、水の量の均衡を保つこ
とも可能である。再生酢酸水溶液を用いた第1段の反応
以降の工程は、前述の方法にしたがって、同様に繰り返
され、実質的に多量の酢酸を使用することなく、キシリ
レングリコールを製造することが出来る。
また、本発明法によれば多量の廃水を出さない利点もあ
る。実施例 1 競梓装置、温度計、滴下ロト及びガス排出口兼用の冷却
器を有する1その4つ口フラスコに、水90.0夕、m
−キシリレンジアミン68.1夕(0.50モル)およ
び氷酢酸180.2夕をとり、混合後、加熱昇温して、
内容物の温度を6000にする。
次に蝿杵状態の上記混合物に滴下ロトから、41.4w
t%濃度の鰹硝酸ソーダ水溶液175夕を2.5時間で
全量を加え終る速度で滴下する。亜硝酸ソーダ水溶液を
滴下すると、反応が起り、発熱と窒素ガスの発生がみら
れる。
加熱を調節して内縞を6000に維持し、欄辞しながら
亜硝酸ソーダ水溶液の滴下を続け、約2.5時間で全量
の滴下を終了した。亜硝酸ソーダの全量滴下後、更に2
0分間60qoでかくはんを続け第1段の反応を終了し
た。反応液量は481夕であり、静暦すると二層に分離
した。
反応液をはげしくかくはんし、均一に懸濁した状態でサ
ンプルをとり、GC分析した。その結果反応液中の生成
物の濃度は、m−キシリレングリコールジ酢酸ヱステル
4.1枕vt%、m−キシリレングリコールモノ酢酸ェ
ステル7.8粉t%、m−キシリレングリコール4.4
7wt%であった。これは、仕込m−キシリレンジアミ
ンを基準とした収率として、m−キシリレングリコール
ジ酢酸ヱステル18.1%、m−キシリレングリコール
モノ酢酸エステル41.8%、m一キシリレングリコー
ル31.1%、三成分合計収率91.0%に相当する。
次にかくはん状態の上記反応液に21.5wt%のカセ
ィソーダ水溶液390夕を3粉ごで加えた後、内容物の
温度を7『0に昇温して、更に3粉ご間かくはんを続け
加水分解反応に終了した。反応液量は871夕であり、
GC分析による反応液中のm−キシリレングリコール濃
度は7.1wt%であった。
これは、仕込みmーキシリレンジアミン基準のm−キシ
リレングリコール収率として、89.5%に相当する。
加水分解の反応液は少量の酢酸を加えて中和し、中性と
した後〆チルィソブチルケトンを加えm−キシリレング
リコールの抽出を行なった。
抽出は1回当り500の‘のメチルイソブチルケトソを
用い3回の抽出を行なった。抽出液を合わせて脱抽し、
得られた粗製のm−キシリレングリコールを2柳Hgの
真空で蒸留した。蟹出物57.49が得られた。これは
仕込みmーキシリレンジアミン基準で、m−キシリレン
グリコールの収率として83.0%に相当する。GC分
析による純度は99.2%であった。実施例 2 実施例1に用いたのと同じ反応装置を用い、まず反応器
に水90夕、m−キシリレンジアミン13.6夕(0.
10モル)、および氷酢酸180.29をとり、混合後
加熱して、70ooに昇温する。
次に撹梓状態の上記混合物に、滴下ロトから98.5%
純度の亜硝酸ソーダ73.6夕とmーキシリレソジアミ
ン54.5夕(0.40モル)を水110夕溶かした溶
液を滴下する。
滴下は、内温60qoを維持しながら、実施例1と同様
に行ない全量を3時間で滴下した。その後更に7000
で1粉)力)くはんを続け第1段の反応を終了した。反
応液量は487夕であった。
実施例1と同様にサンプリングし、GC分析した。その
結果、反応液中の生成物の濃度は、m−キシリレングリ
コール酢酸ェステル4.13wt%、mーキシリレング
リコールモノ酢酸ェステル7.85wt%、m−キシリ
レングリコール4.46wt%であった。これは、仕込
mーキシリレンジァミンを基準とした収率として、m−
キシリレングリコール酢酸ェステル18.1%、m−キ
シリレングリコールモノ酢酸ヱステル42.4%、m−
キシリレングリコール31.5%、三成分合計収率92
.0%に相当する。次にこの反応液に21.5wt%の
カセィソーダ水溶液390夕を加えて実施例1と同様に
酢酸ェステルの加水分解反応を行なった。
この反応液をGC分析したところ、反応液中に、61.
8夕(0.447モル)のm−キシリレングリコールの
存在を認めた。
仕込m−キシリレンジアミンを基準としたこの段階のm
−キシリレングリコール収率は89.4%である。加水
分解反応液は、実施例1と同様に処理して、蒸留による
留出物57.6夕を得た。
これは、仕込m−キシリレンジアミン基準のm−キシリ
レングリコール収率として83.4%に相当し、純度は
99.1%であった。実施例 3 実施例1に用いたのと同じ反応装置を用い、まず反応器
に水90夕、pーキシリレンジアミン磯.1夕(0.5
0モル)、および氷酢酸180.2夕をとり、濃後加熱
昇温して65ooに昇縞する。
次に、41.4M%の亜硝酸ソーダ水溶液175夕を用
い、反応温度を65ooとした以外は、実施例1と同様
の方法で反応を行なった。
反応液量は480夕であった。
実施例1と同様の方法でサンプリングし、GC分析した
。その結果、反応液中に存在する生成物の濃度は、p−
キシリレングリコールジ酢酸ェステル4.14wt%、
p−キシリレングリコールモノ酢酸ェステル8.8卵t
%、p一キシリレングリコール4.03Wt%であった
。これは、仕込p−キシリレンジアミン基準の収率とし
て、p−キシリレングリコールジ酢酸ェステル17.9
%、pーキシリレングリコールモノ酢酸エステル47.
4%、p一キシリレングリコール28.0%、三成分合
計93.3%に相当する。
次に、この反応液に、21.5wt%のカセィソーダ水
溶液390夕を加えて実施例1と同様に酢酸ェステル類
の加水分解反応を行なった。
7030で反応液をサンプリングし、GC分析したとこ
ろ、反応液中に62.9夕(0.455モル)のp−キ
シリレングリコールの存在を認めた。
仕込pーキシリレンジアミンを基準としたこの段階のp
−キシリレングリコール収率は91.0%である。中和
後この反応液を冷却すると、白色の結晶が析出した。結
晶を炉別し、炉液を1回当り300の‘のメチルイソブ
チルケトンで3回抽出した。抽出液を合わせてこれに先
に炉別した結晶を溶かした。この溶液を実施例1の抽出
液と同様に処理し、蒸留後、p−キシリレングリコール
に相当する留出物59.5夕を得た。
これは、仕込p−キシリレンジアミン基準のp−キシリ
レングリコールとして86.1%に相当し、純度は99
.2%であった。実施例 4実施例1で用いたのと同じ
反応装置を用い、反応器に水80夕、p−キシリレンジ
アミン13.6夕および氷酢酸120.1夕をとり、混
合後加熱して95qoに昇温する。
次に、pーキシリレンジアミン54.5夕、亜硝酸ソー
ダ73.6夕と水140夕の混合溶液を3時間にわたっ
て滴下しながら9500で反応を行なった。
滴下終了後更に9500で15分間雌洋を続け第1段の
反応を終了した。反応液をOC分析した結果、仕込pー
キシリレソジァミンを基準としてこの段階の収率は、p
ーキシリレングリコールジ酢酸ェステル15.5%、p
ーキシリレングリコールモノ酢酸ェステル44.5%、
p−キシリレングリコール27.0%、3成分合計87
.0%であった。
次にこの反応液に25.粉t%の力セィソーダ水溶液1
66夕を加え、実施例1と同様に酢酸ェステル類の加水
分解反応を行なった。実施例3と同様に、GC分析した
ところ、反応液中に、仕込p−キシリレンジアミン基準
で83.2%のp−キシリレングリコールの存在を認め
た。
この反応液を実施例3と同様に処理し、蒸留後p−キシ
リレングリコールに相当する留出物54.7夕を得た。
これは、仕込p−キシリレンジアミン基準のp−キシI
Jレングリコール収率として79.2%に相当し、純度
は98.7%であった。実施例 5 反応温度を1000とし、亜硝酸ソーダの滴下時間を3
.5時間とした以外は実施例1と同じ仕込比、同様の操
作でm−キシリレンジアミンのジアゾ化反応を行なった
亜硝酸ソーダを滴下しながらの反応における窒素ガスの
発生はゆるやかであった。亜硝酸ソーダ水溶液を全量滴
下後、徐々に加熱し、反応温度を1時間をかけて800
0に昇溢した。液の温度が上昇するにしたがって、ガス
の発生が多くなるのが観察された。
加水分解反応は実施例1と全く同様に行ない、反応液も
実施例1と同様に処理した。第1段の反応後の収率は、
仕込m−キシリレンジアミン基準でm−キシリレングリ
コールジ酢酸エステル18.4%、m−キシリレングリ
コールモノ酢酸ェステル39.7%、m−キシリレング
リコール29.9%、三成分合計88.0%であった。
また、加水分解反応終了後のm−キシリレングリコール
収率は82.5%であった。反応液を処理し、蒸留後m
−キシリレングリコールに相当する留分53.6夕を得
た。これは仕込mーキシリレンジアミン基準の収率とし
て77.6%に相当し、純度は98.7%であった。実
施例 6 (第一回の反応) 蝿洋装層、温度計、滴下ロト及びガス排出口兼用の冷却
器を有する1その4つ口フラスコに、水328夕、m−
キシリレンジアミン68.1夕(0.50モル)および
氷酢酸180.2夕をとり、混合後加熱昇温して、内容
物の温度を6500にする。
次に損洋状態の上記混合物に、4がt%濃度の亜硝酸ソ
ーダ水溶液173夕を2.母音間で全量を加え終る速度
で滴下する。
亜硝酸ソーダ水溶液を滴下すると反応が起り、発熱と窒
素ガスの発生がみられる。加熱を調節して、内温を65
00に維持しながら、約2.別寺間で亜硝酸ソーダ水溶
液全量を滴下し、更に1び分間かくはん後第1段の反応
を終了した。反応液をGC分析したところ、反応液中に
m−キシリレングリコールジ酢酸ェステル20.2夕、
mーキシリレングリコールモノ酢酸ヱステル37.7夕
、m−キシリレングリコール21.5夕の存在が認めら
れた。
次に、かくはん状態の上記反応液に4肌t%濃度のカセ
イソーダ水溶液209夕を30分で加えた後、内容物の
温度を700のこ昇温して、更に3折分間かくはんを続
け加水分解反応を終った。
反応液に少量の酢酸を加えて中和後、GC分析した結果
、61.5夕のm−キシリレングリコールの存在を認め
た。
次に、この反応液に1回当り300の‘のメチルイソブ
チルケトンを加えて、3回の抽出を行なった。
3回の抽出液を合わせて、ロータリーェバポレーターで
脱抽後、残りの液を2側Hgで真空蒸留し、m−キシリ
レングリコールに相当する蟹分54.0夕を得た。
これは、仕込m−キシリレンジアミン基準のm−キシリ
レングリコール収率として78.1%に相当し、純度は
99.1%であった。
抽残液は802夕であり、これにPHを監視しながらP
Hが2.別こなるまで濃硫酸を加えた。
濃硫酸の添加は、かくはん、冷却下に実施し、内塩20
ooを維持するようにした。加えられた硫酸は96%硫
酸153夕であった。硫酸の添加によって酢酸の再生と
、白色結晶の析出が認められた。
炉別により4759の結晶が得られた。炉液は4809
であり、滴定による液中の酢酸濃度は33.棚t%であ
った。
(第二回の反応−再生した酢酸水溶液を用いての反応)
第一回の反応に用いた反応器に、上記の炉液全量とmー
キシリレンジアミン68.1夕(0.50モル)および
補充の氷酢酸18夕をとり初期仕込液とした。
その他は、第1回の反応と同様に反応を行なった。加水
分解反応およびその後の処理も第一回の反応の場合と同
様に行なった。同様にして、再生酢酸を循環した反応を
更にもう一度実施した。
これらの結果をまとめて次‘こ示す。
失 抽出液を脱抽後蒸留した際の留出物の仕込mーキシ
リレンジアミン ・する 縦。
比較例 1実施例1と同じ反応装置を用い、反応器に水
3309、m−キシリレンジアミン68.19(0.5
0モル)および36%濃度の塩酸304夕をとり混合後
加熱して7000に昇温する。
次に損伴状態の上記混合物に41.4wt%濃度の亜硝
酸ソーダ175夕を2.印寺間で全量を加え終る速度で
滴下しながら反応を行なった。
亜硝酸ソーダ水溶液全量を滴下後、更に2び分間700
0でかくはんし、反応を終了した。反応液中には、粘性
の高い油状物の存在がみられた。
反応液を激しくかくはんし均一な懸濁液の状態としてサ
ンプリングしGC分析した結果、反応液中のm−キシリ
レングリコールは8.7夕(m−キシリレンジアミソ基
準収率12.6%)であった。反応液を4冊t%濃度の
力セィソーダで中和後、1回当り500叫のメチルィソ
ブチルケトンを用いて3回の抽出を行なった。
抽出液を合わせて脱抽し、残澄として64.2夕の粘性
のタール状物質が得られた。GC分析の結果、この中に
含まれるm一キシリレングリコールは13.1wt%で
あった。これはmーキシリレンジアミン基準の収率とし
て12.1%に相当する。比較例 2 反応温度を1000とした以外は、比較例1と同じ仕込
み比率、同じ操作で反応を行なった。
亜硝酸ソーダ水溶液の滴下を始めても、発生するガス量
は、比較例1の場合よりも少なく、また発生したガスは
空気と触れると褐色となるのが観察され、発生するガス
は主に頭硝酸の分解による酸化窒素であるとみられた。
比較例 3反応器へ仕込む36%塩酸304夕を4細t
%硫酸に変えた以外は比較例1と同様に反応を行なった

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 キシリレンジアミンと亜硝酸塩を低級脂肪族カルボ
    ン酸及び水の存在下に反応させて、キシリレングリコー
    ルとキシリレングリコールのモノおよびジカルボン酸エ
    ステルの混合物を製造し、次いで、キシリレングリコー
    ルのモノカルボン酸エステルおよびジカルボン酸エステ
    ルを加水分解することを特徴とするキシリレングリコー
    ルの製造法。 2 キシリレンジアミンと亜硝酸ソーダを酢酸及び水の
    存在下に反応させてキシリレングリコールとキシリレン
    グリコールのモノおよびジ酢酸エステルの混合物を製造
    し、次いで、キシリレングリコールのモノ酢酸エステル
    およびジ酢酸エステルを加水分解して得た反応生成液に
    有機溶媒を加え、反応生成液中のキシリレングリコール
    を抽出し、残りの抽残液に硫酸を加え抽残液中の酢酸ソ
    ーダから酢酸を再生することを特徴とするキシリレング
    リコールの製造法。
JP3036983A 1983-02-25 1983-02-25 キシリレングリコ−ルの製造法 Expired JPS6035331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3036983A JPS6035331B2 (ja) 1983-02-25 1983-02-25 キシリレングリコ−ルの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3036983A JPS6035331B2 (ja) 1983-02-25 1983-02-25 キシリレングリコ−ルの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157039A JPS59157039A (ja) 1984-09-06
JPS6035331B2 true JPS6035331B2 (ja) 1985-08-14

Family

ID=12301950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3036983A Expired JPS6035331B2 (ja) 1983-02-25 1983-02-25 キシリレングリコ−ルの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6035331B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909023B2 (en) 2000-07-04 2005-06-21 Showa Denko K.K. Production method for benzenedimethanol compound

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10003320C2 (de) * 2000-01-27 2002-04-11 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von 2,3,5,6-Tetrahalogen-xylylidenverbindungen
WO2012086808A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 三菱瓦斯化学株式会社 芳香族アルコール又は複素環式芳香族アルコールの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909023B2 (en) 2000-07-04 2005-06-21 Showa Denko K.K. Production method for benzenedimethanol compound

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59157039A (ja) 1984-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
HU198437B (en) Process for producing mono- or bis-carbonyl-compounds
JPH0747125B2 (ja) 酢酸誘導体の製造方法
JPS6035331B2 (ja) キシリレングリコ−ルの製造法
CN1251106A (zh) 二苄基生物素的脱苄方法
JPS6123776B2 (ja)
JPS6034927A (ja) 副生有機酸含有シクロヘキサノンの精製法
CN109796368B (zh) 一种n′-[(2s,3s)-2-(苄氧基)戊-3-基]甲酰肼的合成方法
JP3318992B2 (ja) N−(α−アルコキシエチル)ホルムアミドの製造方法
JP3319007B2 (ja) N−(α−アルコキシエチル)ホルムアミドの製造方法
JPH05286889A (ja) アリール酢酸及びそれらのアルカリ金属塩の製造方法
JP2713014B2 (ja) カプロラクタムの製法
JPH0480893B2 (ja)
JP3569941B2 (ja) 4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方法
JPS59163332A (ja) キシリレングリコ−ルを製造する方法
JPS6017780B2 (ja) 4−アミノメチル安息香酸の製造方法
JP2649555B2 (ja) 2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオールの製造方法
JP4087494B2 (ja) 1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサンの製造方法
JPH09151168A (ja) β−アラニン塩の製造方法
KR820000327B1 (ko) 메틸 에페드린 염산염의 제법
JPS58120507A (ja) ヒドラジンの連続的製造方法
JP2002249460A (ja) 2−ブチルオクタン二酸の製造法
JPH045657B2 (ja)
JPH0565270A (ja) N−アミノ−3−アザビシクロ〔3, 3, 0〕オクタンの製造方法
JP2857402B2 (ja) 2―フェニル―1,3―プロパンジオール・ジカルバメートの調製方法
JPS6123176B2 (ja)