JPS6035125Y2 - 車両における4灯式前照灯の組み合せ構造 - Google Patents
車両における4灯式前照灯の組み合せ構造Info
- Publication number
- JPS6035125Y2 JPS6035125Y2 JP7974281U JP7974281U JPS6035125Y2 JP S6035125 Y2 JPS6035125 Y2 JP S6035125Y2 JP 7974281 U JP7974281 U JP 7974281U JP 7974281 U JP7974281 U JP 7974281U JP S6035125 Y2 JPS6035125 Y2 JP S6035125Y2
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- JP
- Japan
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- filament
- lens
- headlights
- headlight
- light
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は4対式前照灯の組み合せ構造に関するもので
ある。
ある。
従来、バイビーム専用の1対の内側前照灯と、バイビー
ムとロービームの切換が行なわれる1対の外側前照灯と
が組み合せられる4灯式の前照灯があるが、これにおい
ては、外側前照灯のみによるロービームの配光と、外側
前照灯及び内側前照灯によるバイビームの配光との2種
類の配光しか得られなかった。
ムとロービームの切換が行なわれる1対の外側前照灯と
が組み合せられる4灯式の前照灯があるが、これにおい
ては、外側前照灯のみによるロービームの配光と、外側
前照灯及び内側前照灯によるバイビームの配光との2種
類の配光しか得られなかった。
このため、市街地、囲路、高速道路等における走行状態
や交通環境に対応する適切な配光が得られなかった。
や交通環境に対応する適切な配光が得られなかった。
例えば、対向車のあるロービーム時において、市街地や
囲路なとでは横方向の光が不足し、また、高速道路など
では前方へ集光する光が不足する。
囲路なとでは横方向の光が不足し、また、高速道路など
では前方へ集光する光が不足する。
さらに、対向車のないバイビーム時において、カーブの
多い高速道路などでは横方向の光が不足する等の問題が
生じる。
多い高速道路などでは横方向の光が不足する等の問題が
生じる。
この考案の目的は、上記の理由に鑑み、市街地、囲路、
高速道路等における走行状態や交通環境に対応して、適
切な配光が得られる4対式前照灯の組み合せ構造を提供
することである。
高速道路等における走行状態や交通環境に対応して、適
切な配光が得られる4対式前照灯の組み合せ構造を提供
することである。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する
。
。
車両の前部には左右1対の内側前照灯1と、これら内側
前照灯1の外側に位置する左右1対の外側前照灯6がそ
れぞれ配設される。
前照灯1の外側に位置する左右1対の外側前照灯6がそ
れぞれ配設される。
内側前照灯1は、第2図に示すように、反射鏡2、バル
ブ3及びレンズ5を主体として構成されており、バルブ
3内には反射鏡2の焦点上に位置してバイビーム用のフ
ィラメント4が内設されている。
ブ3及びレンズ5を主体として構成されており、バルブ
3内には反射鏡2の焦点上に位置してバイビーム用のフ
ィラメント4が内設されている。
また、反射鏡2の前端開口部に取りつけられるレンズ5
は、前方へ光を集光するバイビーム用のレンズ素子群を
主体として形成されている。
は、前方へ光を集光するバイビーム用のレンズ素子群を
主体として形成されている。
外側前照灯6は、第3図に示すように、反射鏡7、バル
ブ8、及びレンズ15を主体として構成されており、バ
ルブ8内にはロービーム用の第1、第2のフィラメント
9,10と第1. 第2のシェード11.12とがそれ
ぞれ配設されている。
ブ8、及びレンズ15を主体として構成されており、バ
ルブ8内にはロービーム用の第1、第2のフィラメント
9,10と第1. 第2のシェード11.12とがそれ
ぞれ配設されている。
そして、第1フイラメント9は反射鏡7の焦点の外側(
第3図では左側)にあり、このフイラメント9の下方に
は第1シエード11がリード線13によって取りつけら
れている。
第3図では左側)にあり、このフイラメント9の下方に
は第1シエード11がリード線13によって取りつけら
れている。
さらに、第2フイラメント10は反射鏡7の焦点の内側
(第3図では右側)にあり、このフィラメント10の上
方に第2シエード12がリード線14によって取りつけ
られている。
(第3図では右側)にあり、このフィラメント10の上
方に第2シエード12がリード線14によって取りつけ
られている。
また、反射鏡7の前端開口部に取りつけられるレンズ1
5の上半部は横方向へ光を拡散するレンズ素子を主体と
する拡散レンズ素子群15aより形成され、レンズ15
の下半部は前方へ光を集光するレンズ素子を主体とする
集光レンズ素子群15bより形成されている。
5の上半部は横方向へ光を拡散するレンズ素子を主体と
する拡散レンズ素子群15aより形成され、レンズ15
の下半部は前方へ光を集光するレンズ素子を主体とする
集光レンズ素子群15bより形成されている。
なお、レンズ15の上下部に形成される拡散レンズ素子
群15aと集光レンズ素子群15bとを上下逆に設けて
もよい。
群15aと集光レンズ素子群15bとを上下逆に設けて
もよい。
上記の構成において、
(1)外側前照灯6の第1フイラメント9を点灯させる
と、第1フイラメント9から発せられる光は反射鏡7の
上半部によって反射された後、下向きに進みレンズ15
上半部の拡散レンズ素子群15aから出射するため、第
4図に示すように、水平線H−Hより上向きに進む光が
カットされ、かつ、横方向へ拡散するロービームの配光
B1が得られる。
と、第1フイラメント9から発せられる光は反射鏡7の
上半部によって反射された後、下向きに進みレンズ15
上半部の拡散レンズ素子群15aから出射するため、第
4図に示すように、水平線H−Hより上向きに進む光が
カットされ、かつ、横方向へ拡散するロービームの配光
B1が得られる。
この配光B1は、対向車のある市街地や曲路などの未定
時に適する。
時に適する。
(2)外側前照灯6の第2フイラメント10を点灯させ
ると、第2フイラメント10から発せられた光は反射鏡
7の下半部によって反射された後、下向きに進みレンズ
15下半部の集光レンズ素子群15bから出射するため
、第5図に示すように、水平線H−Hより上向きに進む
光がカットされ、かつ、前方へ集光するロービームの配
光B2が得られる。
ると、第2フイラメント10から発せられた光は反射鏡
7の下半部によって反射された後、下向きに進みレンズ
15下半部の集光レンズ素子群15bから出射するため
、第5図に示すように、水平線H−Hより上向きに進む
光がカットされ、かつ、前方へ集光するロービームの配
光B2が得られる。
この配光B2は、対向車のある高速道路や郊外の直線道
路などの走行時に適する。
路などの走行時に適する。
(3)外側前照灯6の第1フイラメント9及び第2フイ
ラメント10をともに点灯させると、第6図に示すよう
に、第1フイラメント9によって横方向へ拡散するロー
ビームの配光B1が得られるとともに、第2フイラメン
ト10によって前方へ集光するロービームの配光B2が
得られる。
ラメント10をともに点灯させると、第6図に示すよう
に、第1フイラメント9によって横方向へ拡散するロー
ビームの配光B1が得られるとともに、第2フイラメン
ト10によって前方へ集光するロービームの配光B2が
得られる。
この配光Bl、B2は、対向車があり、カーブの多い高
速道路や郊外の曲路などの走行時に適する。
速道路や郊外の曲路などの走行時に適する。
(4)外側前照灯6の第1フイラメント9及び内側前照
灯1のバイビーム用フィラメント4をそれぞれ点灯させ
ると、第7図に示すように、第1フイラメント9によっ
て横方向へ拡散するロービームの配光B1が得られると
ともに、バイビーム用フィラメント4によって水平線の
上下にわたりかつ前方へ集光するバイビームの配光B3
が得られる。
灯1のバイビーム用フィラメント4をそれぞれ点灯させ
ると、第7図に示すように、第1フイラメント9によっ
て横方向へ拡散するロービームの配光B1が得られると
ともに、バイビーム用フィラメント4によって水平線の
上下にわたりかつ前方へ集光するバイビームの配光B3
が得られる。
この配光Bl、B3は、対向車のない市街地や曲路など
の走行時に適する。
の走行時に適する。
(5)外側前照灯6の第2フイラメント10及び内側前
照灯1のバイビーム用フィラメント4をそれぞれ点灯さ
せると、第8図に示すように、第2フイラメント10に
よって前方へ集光するロービームの配光B2が得られる
とともに、バイビーム用フィラメント4によって前方へ
集光するバイビームの配光B3が得られる。
照灯1のバイビーム用フィラメント4をそれぞれ点灯さ
せると、第8図に示すように、第2フイラメント10に
よって前方へ集光するロービームの配光B2が得られる
とともに、バイビーム用フィラメント4によって前方へ
集光するバイビームの配光B3が得られる。
この配光B2.B3は対向車のない高速道路や郊外の直
線道路などの走行時に適する。
線道路などの走行時に適する。
(6) 外側前照灯6の第1、第2のフィラメント9
.10及び内側前照灯1のバイビーム用フィラメント4
をそれぞれ点灯させると、第9図に示すように、第1、
第2のフィラメント9,10によってロービームの配光
Bl、B2が得られるとともに、バイビーム用フィラメ
ント4によってバイビームの配光B3が得られる。
.10及び内側前照灯1のバイビーム用フィラメント4
をそれぞれ点灯させると、第9図に示すように、第1、
第2のフィラメント9,10によってロービームの配光
Bl、B2が得られるとともに、バイビーム用フィラメ
ント4によってバイビームの配光B3が得られる。
この配光Bl、B2.B3は、対向車がなく、カーブの
多い高速道路や郊外の曲路などの走行時に適する。
多い高速道路や郊外の曲路などの走行時に適する。
なお、外側前照灯6のバルブ8において、第11第2の
フィラメント9,10に対する第1゜第2のシェード1
1.12は、バルブ8のガラス面に対し不透明な塗料を
塗布したり、あるいは不透明な部材を配設して第1、第
2のシェード11.12となしてもよい。
フィラメント9,10に対する第1゜第2のシェード1
1.12は、バルブ8のガラス面に対し不透明な塗料を
塗布したり、あるいは不透明な部材を配設して第1、第
2のシェード11.12となしてもよい。
例えば第10図に示すように、第2フイラメント10の
上方に位置するバルブ8のガラス面に遮光性塗料を塗布
して第2シエード12となしてもよい。
上方に位置するバルブ8のガラス面に遮光性塗料を塗布
して第2シエード12となしてもよい。
さらに、第11図に示すように、バルブ8のガラス面外
側に対し金属板などの不透明な部材を配設して第2シエ
ード12となしてもよい。
側に対し金属板などの不透明な部材を配設して第2シエ
ード12となしてもよい。
上記のように、第2シエード12を設けることで、二つ
のフィラメントを有する市販のバルブ(通称、H4/<
ルブ)を使用することができる。
のフィラメントを有する市販のバルブ(通称、H4/<
ルブ)を使用することができる。
また、上記実施例の外側前照灯6及び内側前照灯1はセ
ミシールドビーム式のものを例示したが、組立式やシー
ルドビーム式でもよい。
ミシールドビーム式のものを例示したが、組立式やシー
ルドビーム式でもよい。
以上例示したように、この考案は、外側前照灯の第1、
第2フイラメントの片方、あるいは双方を点灯させるこ
とで3種類のロービームの配光が得られ、さらに、外側
前照灯の第1、第2のフィラメントの片方のみ、あるい
は双方を点灯させ、同時に内側前照灯のハイビーム用フ
ィラメントを点灯させることで3種類のハイビームの配
光が得られる。
第2フイラメントの片方、あるいは双方を点灯させるこ
とで3種類のロービームの配光が得られ、さらに、外側
前照灯の第1、第2のフィラメントの片方のみ、あるい
は双方を点灯させ、同時に内側前照灯のハイビーム用フ
ィラメントを点灯させることで3種類のハイビームの配
光が得られる。
したがって、上記したロービーム及びハイビームの合計
6種類の配光を選択することで、市街地、囲路、高速道
路等における走行状態や交通環境に対応する適切な配光
が得られ、夜間走行時の安全面においてきわめて有効で
ある。
6種類の配光を選択することで、市街地、囲路、高速道
路等における走行状態や交通環境に対応する適切な配光
が得られ、夜間走行時の安全面においてきわめて有効で
ある。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は車両
の前部に内外の前照灯を配設した状態を示す正面図、第
2図は内側前照灯の側断面図、第3図は外側前照灯の側
断面図、第4図、第5図及び第6図はロービームの配光
をそれぞれ示す説明図、第7図、第8図及び第9図はハ
イビームの配光をそれぞれ示す説明図、第10図と第1
1図は外側前照灯におけるバルブの他の実施例をそれぞ
れ示す側面図である。 1・・・・・・内側前照灯、2・・・・・・反射鏡、4
・・・・・・ハイビーム用フィラメント、5・・・・・
・レンズ、6・・・・・・外側前照灯、7・・・・・・
反射鏡、9・・・・・・第1フイラメント、10・・・
・・・第2フイラメント、11・・・・・・第1シエー
ド、12・・・・・・第2シエード、15・・・・・・
レンズ。
の前部に内外の前照灯を配設した状態を示す正面図、第
2図は内側前照灯の側断面図、第3図は外側前照灯の側
断面図、第4図、第5図及び第6図はロービームの配光
をそれぞれ示す説明図、第7図、第8図及び第9図はハ
イビームの配光をそれぞれ示す説明図、第10図と第1
1図は外側前照灯におけるバルブの他の実施例をそれぞ
れ示す側面図である。 1・・・・・・内側前照灯、2・・・・・・反射鏡、4
・・・・・・ハイビーム用フィラメント、5・・・・・
・レンズ、6・・・・・・外側前照灯、7・・・・・・
反射鏡、9・・・・・・第1フイラメント、10・・・
・・・第2フイラメント、11・・・・・・第1シエー
ド、12・・・・・・第2シエード、15・・・・・・
レンズ。
Claims (1)
- 車両の前部に配設される左右各1対の内側前照灯と外側
前照灯との組み合せ構造であって、内側前照灯は、反射
鏡と、この反射鏡の焦点上にに配設されるバイビーム用
フィラメントと、反射鏡の前方に配設されかつ前方へ光
を集光するレンズ素子群よりなるバイビーム用レンズと
から構ttすれ、さらに外側前照灯は、反射鏡と、この
反射鏡の焦点の外側に配設されかつ下方に第1シエード
を有スるロービーム用第1フイラメントと、反射鏡の焦
点の内側に配設されかつ上方に第2シエードヲ有するロ
ービーム用第2フイラメントと、反射鏡の前方に配設さ
れかつ横方向へ光を拡散する拡散レンズ素子群及び前方
へ光を集光する集光レンズ素子群を上下部に有するレン
ズとから構成されたことを特徴とする車両における4対
式前照灯の組み合せ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7974281U JPS6035125Y2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | 車両における4灯式前照灯の組み合せ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7974281U JPS6035125Y2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | 車両における4灯式前照灯の組み合せ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57190602U JPS57190602U (ja) | 1982-12-03 |
JPS6035125Y2 true JPS6035125Y2 (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=29875328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7974281U Expired JPS6035125Y2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | 車両における4灯式前照灯の組み合せ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035125Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-28 JP JP7974281U patent/JPS6035125Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57190602U (ja) | 1982-12-03 |
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