JPS6035002Y2 - ガス瞬間湯沸器における後沸き防止装置 - Google Patents
ガス瞬間湯沸器における後沸き防止装置Info
- Publication number
- JPS6035002Y2 JPS6035002Y2 JP13415279U JP13415279U JPS6035002Y2 JP S6035002 Y2 JPS6035002 Y2 JP S6035002Y2 JP 13415279 U JP13415279 U JP 13415279U JP 13415279 U JP13415279 U JP 13415279U JP S6035002 Y2 JPS6035002 Y2 JP S6035002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- gas instantaneous
- instantaneous water
- prevention device
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガス瞬間湯沸器における後沸き防止装置に関す
るものである。
るものである。
ガス瞬間湯沸器において最も一般的なものは第３図に示
すように内胴０１内底部にガスバーナを位置させると共
にこの内胴０１の上方開口部に吸熱チューブ０３にフィ
ン０４を取り付けた熱交換器０２を取り付けたものであ
る。
すように内胴０１内底部にガスバーナを位置させると共
にこの内胴０１の上方開口部に吸熱チューブ０３にフィ
ン０４を取り付けた熱交換器０２を取り付けたものであ
る。
又、前記熱交換器０２に至る給水管０５は内胴０１の外
側に接合して内胴０１が過熱するのを防ぐように工夫し
ている。
側に接合して内胴０１が過熱するのを防ぐように工夫し
ている。
上記のような構造のガス瞬間湯沸器であって、先止め式
の場合、一旦使用を止めて短時間のうちに蛇口を開いて
再使用を行うと、熱交換器０２内のチューブ０３の部分
に停滞していた湯が蛇口から出て来たときに、極めて熱
い場谷がある。
の場合、一旦使用を止めて短時間のうちに蛇口を開いて
再使用を行うと、熱交換器０２内のチューブ０３の部分
に停滞していた湯が蛇口から出て来たときに、極めて熱
い場谷がある。
この原因は内胴０１内の残熱を熱交換器０２のチューブ
０３内に停滞していた湯が吸収してしまうためである。
０３内に停滞していた湯が吸収してしまうためである。
従来、この後沸き防止対策として、蛇口を開いたときに
給水をバイパスさせて熱交換器側から来る熱い湯と混合
させる方法等が提案されているが、このバイパス方式を
採用すると、構造が複雑化すると共にコスト高になる。
給水をバイパスさせて熱交換器側から来る熱い湯と混合
させる方法等が提案されているが、このバイパス方式を
採用すると、構造が複雑化すると共にコスト高になる。
本考案は斯かる点に鑑みて提案されるもので、極めて簡
単な手段により後沸きを防止することのできる装置を提
案するのが目的である。
単な手段により後沸きを防止することのできる装置を提
案するのが目的である。
以下に本考案の構成を詳記すると、熱交換器の吸熱チュ
ーブに至る給水管を熱交換器のフィンの側面に直接接合
し、この直接接合した部分に停滞している給水温度に近
い温度の水で残熱の一部を吸収し、以って熱交換器のチ
ューブ内に停滞している湯が吸熱する熱量を相対的に少
なくするものである。
ーブに至る給水管を熱交換器のフィンの側面に直接接合
し、この直接接合した部分に停滞している給水温度に近
い温度の水で残熱の一部を吸収し、以って熱交換器のチ
ューブ内に停滞している湯が吸熱する熱量を相対的に少
なくするものである。
このようにして残熱が一部に集中するのを防ぐことによ
り、熱の分散が図れるので、局部的（吸熱チューブの部
分）に熱い湯が集中することはない。
り、熱の分散が図れるので、局部的（吸熱チューブの部
分）に熱い湯が集中することはない。
この結果、火傷を負うような熱湯が蛇口から吐出する心
配はなくなる。
配はなくなる。
次に上記本考案の一実施例を図面に基づいて詳記する。
符号の１は内底部にガスバーナを位置させた内胴にして
、この内胴１内は燃焼室となっている。
、この内胴１内は燃焼室となっている。
２は前記内胴１の上方開口部を覆うようにして配置され
た熱交換器にして、この熱交換器２は吸熱チューブ３に
多数のフィン４を取り付けた構造である。
た熱交換器にして、この熱交換器２は吸熱チューブ３に
多数のフィン４を取り付けた構造である。
５は前記チューブ０３３に接続された給水管にして、こ
の給水管５は前記熱交換器２のフィン４の側面にろう付
けされている。
の給水管５は前記熱交換器２のフィン４の側面にろう付
けされている。
実施例のガス瞬間湯沸器においては以上のように、熱交
換器２のフィン４の側面に給水管５を接合したため、湯
沸器の使用が停止され、蛇口が止められると、内胴１内
の残熱は上昇して熱交換器２に於いて吸熱チューブ３内
の湯に吸収されるが、その一部はフィン４を介して給水
温度に近い給水管５内の水にも吸収される。
換器２のフィン４の側面に給水管５を接合したため、湯
沸器の使用が停止され、蛇口が止められると、内胴１内
の残熱は上昇して熱交換器２に於いて吸熱チューブ３内
の湯に吸収されるが、その一部はフィン４を介して給水
温度に近い給水管５内の水にも吸収される。
この結果、給水管５で吸収された熱量分だけ吸熱チュー
ブ３で吸収される熱量が少なくなるため、この吸熱チュ
ーブ３内の熱温はそれ程高くならない。
ブ３で吸収される熱量が少なくなるため、この吸熱チュ
ーブ３内の熱温はそれ程高くならない。
第４図は本考案の効果をグラフで示したもので、ａは給
水管５を熱交換器２の側面に接合しない例を示し、ｂは
接合した本考案の例を示し、給水管５をフィン４に接合
しない場合に比較して本考案によれば６〜９．３ｄｅｇ
程度後沸き温度が低減化していることが判る。
水管５を熱交換器２の側面に接合しない例を示し、ｂは
接合した本考案の例を示し、給水管５をフィン４に接合
しない場合に比較して本考案によれば６〜９．３ｄｅｇ
程度後沸き温度が低減化していることが判る。
第１図は本考案に係る後沸き防止装置を実施したガス瞬
間湯沸器の一部を示す斜視図、第２図は熱交換器の側面
図、第３図は従来のガス瞬間湯沸器の一部を示す斜視図
、第４図は本考案の効果を示す実験データグラフ図であ
る。 １・・・・・・内胴、２・・・・・・熱交換器、３・・
・・・・吸熱チューブ、４・・・・・・フィン、５・・
・・・・給水管。
間湯沸器の一部を示す斜視図、第２図は熱交換器の側面
図、第３図は従来のガス瞬間湯沸器の一部を示す斜視図
、第４図は本考案の効果を示す実験データグラフ図であ
る。 １・・・・・・内胴、２・・・・・・熱交換器、３・・
・・・・吸熱チューブ、４・・・・・・フィン、５・・
・・・・給水管。
Claims (1)
- 内胴の上部にフィン付の熱交換器を取り付けて成るガス
瞬間湯沸器において、吸熱チューブに至る給水管をフィ
ンの側面に直接接合して戒るガス瞬間湯沸器における後
沸き防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13415279U JPS6035002Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | ガス瞬間湯沸器における後沸き防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13415279U JPS6035002Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | ガス瞬間湯沸器における後沸き防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5650951U JPS5650951U (ja) | 1981-05-06 |
| JPS6035002Y2 true JPS6035002Y2 (ja) | 1985-10-18 |
Family
ID=29365722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13415279U Expired JPS6035002Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | ガス瞬間湯沸器における後沸き防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035002Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-28 JP JP13415279U patent/JPS6035002Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5650951U (ja) | 1981-05-06 |
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