JPS6034596Y2 - リザ−バ装置 - Google Patents

リザ−バ装置

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Publication number
JPS6034596Y2
JPS6034596Y2 JP17682481U JP17682481U JPS6034596Y2 JP S6034596 Y2 JPS6034596 Y2 JP S6034596Y2 JP 17682481 U JP17682481 U JP 17682481U JP 17682481 U JP17682481 U JP 17682481U JP S6034596 Y2 JPS6034596 Y2 JP S6034596Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
cap
mounting hole
reservoir
peripheral wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP17682481U
Other languages
English (en)
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JPS5882357U (ja
Inventor
隆一 山田
聰 数藤
Original Assignee
豊田工機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 豊田工機株式会社 filed Critical 豊田工機株式会社
Priority to JP17682481U priority Critical patent/JPS6034596Y2/ja
Publication of JPS5882357U publication Critical patent/JPS5882357U/ja
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  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のような走行車両に装架される動力
装置へ作動油を圧送するポンプ装置などのリザーバ装置
に関するものである。
前記のようなリザーバ装置として、上部にキャップ装着
穴を設けたリザーバ本体と、前記装着穴の直径方向と直
角な方向に一定幅をもつ止め金を有するキャップとを備
え、前記リザーバ本体の装着式周壁に前記止め金の挿通
可能な通し溝と、止め金が当接するストッパとを形成し
、止め金を前記装着式周壁の下端面に係止させると共に
、前記ストッパに当接させて角度規制をして、前記装着
穴にキャップを着脱可能に装着するものが、知られてい
る。
しかし、従来のものは、第1図、第2図に示すように、
前記ストッパ1はキャップ装着式周壁2の一部を単に下
方に突出させた円弧状のものであり、キャップの止め金
3がキャップ装着穴の直径方向と直角な方向に幅りをも
っているため、前記ストッパ1に対して直角方向から当
接する構成になっていない。
このため、ポンプに一体に結合されたリザーバの振動に
伴うキャップの円周方向の振動により、ストッパに対し
て斜め方向に押圧力F(第1図参照)が作用し、この押
圧力Fによって第2図の鎖線に示すようにストッパ1が
折曲ったり、ストッパ1の根元部に亀裂4(第2図参照
)が発生したりし、ストッパとしての機能が果たせなく
なる恐れがあるという問題があった。
この考案は、キャップの止め金と平行にストッパをキャ
ップ装着式周壁から折曲げて形成することにより、キャ
ップの円周方向の振動などによる押圧力作用方向に対す
るストッパの強度を向上させ、前述した従来のものの問
題を解決することができる、リザーバ装置を提供するこ
とを目的としている。
以下、この考案の一実施例につき第3図ないし第8図を
参照して説明する。
第3図、第4図は油を収容するリザーバ本体を示す。
このリザーバ本体11は、胴部12の上端部に上蓋13
がシール部材14を介して嵌合固定され、上蓋13の上
部には第5図、第6図に示し後述するキャップ15の装
着穴16が形成されている。
このキャップ装着穴16の周壁17には、キャップ15
に固定された止め金18を挿通させるための通し溝19
が径方向に形成されていると共に、前記止め金18を係
止してキャップ15を固定的に保持する係止部20が下
端面に形成され、さらに止め金18を角度規制するため
のストッパ21が後述するように係止部20から下方に
突出して形成されている。
また、上蓋13の下部内周面には皿形のスプラッシュカ
バー22が固定され、このカバー22の中央部には前記
装着穴16よりも小径の穴22aが設けられている。
前記キャップ15は、第5図、第6図に示すように、主
キャップ部材23、副キャップ部材24、シールバッキ
ング25および前記止め金18を備えている。
前記主キャップ部材23は、中央部に有底円筒部26が
下方に突出して形成され、この円筒部26は前記装着穴
16へ挿入できるようにこれよりも小径となっている。
前記副キャップ部材24は、主キャップ部材23の上面
および外周側面を覆うように主キャップ部材23の外周
に嵌着されている。
前記止め金18が主キャップ部材23の有底円筒部26
下面に固定され、止め金18は第4図にも示すように、
装着穴16の直径方向に延びこの方向と直角な方向に一
定幅をもち、前記係止部20に係止されてキャップ15
を保持するために止め金18の両端部が有底円筒部26
の径方向外方に突出されている。
また、主キャップ部材23の外周側壁と有底円筒部26
との間には、主キャップ部材23の天板下面と接して、
弾性物質からなる前記シールバッキング25が嵌装され
ている。
そして1、前記有底円筒部26が装着穴16に挿入され
て止め金18のの両端部が係止部20に下方から係止さ
れることにより、シールバッキング25が上蓋13に固
定的に保持されるようになっている。
また、止め金18の中央部にはリザーバ本体11内の油
量を調べるオイルゲージ27が垂下されている。
さらに、前記有底円筒部26の底部に通気小穴28が形
成され、この小穴28が有底円筒部26内を介して、主
、副キャップ部材23.24間に形成した通気路29と
連通され、この通気路29が主、副キャップ部材23.
24の外周側壁間下端の円周方向の一部に開口されて大
気と連通されている。
なお、前記通気小穴28は止め金18背面にかくれた位
置に配設されている。
そして、キャップ15が装着穴16に装着された状態で
、リザーバ本体11内の油が飛び跳ねた際に、キャップ
15に向う油の大部分がプラッシュカバー22で阻止さ
れ、このカバー22の穴22aを通った油も止め金18
で前記通気小穴28に侵入することが防止され、したが
って油のキャップ15から外部への洩れが防止される。
第3図ないし第8図に示すように、前記上蓋13のキャ
ップ装着穴16の周壁17に設けたストッパ21は、前
記周壁17の下端面の係止部20から平面はぼ三角形状
に外周側に折曲げられた段部30を介してさらに外方に
折曲げられて、前記止め金18の幅方向と平行に、すな
わち前記装着穴16の外周円のほぼ接線方向に延びて、
装着穴16の周壁17の円周方向の2個所に180°の
角度間隔で設けられている。
したがって、何らかの原因によってキャップ15が円周
方向に振動した場合に、その止め金18によってストッ
パ20に押圧力F(第7図参照)が作用しても、この押
圧力Fはストッパ20が延びる方向に加えられ、この方
向にはストッパ20の強度が大きいので、前述した従来
のもののように、ストッパ20が折曲ったり、その根元
部に亀裂が発生したりすることがなく、ストッパ20の
耐久性が向上する。
以上説明したように、この考案のリザーバ装置は、キャ
ップ装着穴周壁に設けられかつキャップの止め金と当接
してキャップの角度規制をするストッパを、前記止め金
の幅方向と平行に前記装着式周壁から折曲げて形成した
ので、止め金による押圧力作用方向に対するストッパの
強度が向上し、振動などに対するストッパの耐久性を良
好にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のリザーバ装置のストッパ部
分を示す下面図および斜め下方からみた斜視図、第3図
はこの考案の一実施例によるリザーバ本体の上部を示す
縦断面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図
、第5図は同キャップを示す縦断面図、第6図は第5図
の■矢視下面図、第7図および第8図は同ストッパ部分
を示す下面図および斜め下方からみた斜視図である。 11・・・・・・リザーバ本体、15・・・・・・キャ
ップ、16・・・・・・キャップ装着穴、17・・・・
・・装着式周壁、1訃・・・・・止め金、19・・・・
・・通し溝、20・・・・・・係止部、 21・・・・・・ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部にキャップ装着穴を設けたリザーバ本体と、前記装
    着穴の直径方向と直角な方向に一定幅をもつ止め金を有
    するキャップとを備え、前記リザーバ本体の装着式周壁
    に前記止め金の挿通可能な通し溝と、止め金が当接する
    曳トツパとを形成し、止め金を前記装着式周壁の下端面
    に係止させると共に、前記ストッパに当接させて角度規
    制をして、前記装着穴にキャップを着脱可能に装着する
    リザーバ装置において、前記止め金の幅方向と平行に前
    記ストッパを装着式周壁から折曲げて形成したことを特
    徴とするリザーバ装置。
JP17682481U 1981-11-30 1981-11-30 リザ−バ装置 Expired JPS6034596Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17682481U JPS6034596Y2 (ja) 1981-11-30 1981-11-30 リザ−バ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17682481U JPS6034596Y2 (ja) 1981-11-30 1981-11-30 リザ−バ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5882357U JPS5882357U (ja) 1983-06-03
JPS6034596Y2 true JPS6034596Y2 (ja) 1985-10-15

Family

ID=29970137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17682481U Expired JPS6034596Y2 (ja) 1981-11-30 1981-11-30 リザ−バ装置

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JP (1) JPS6034596Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5882357U (ja) 1983-06-03

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