JPS6034502Y2 - ミラ−装置における鏡面の設置角可変調整装置 - Google Patents

ミラ−装置における鏡面の設置角可変調整装置

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Publication number
JPS6034502Y2
JPS6034502Y2 JP1977107100U JP10710077U JPS6034502Y2 JP S6034502 Y2 JPS6034502 Y2 JP S6034502Y2 JP 1977107100 U JP1977107100 U JP 1977107100U JP 10710077 U JP10710077 U JP 10710077U JP S6034502 Y2 JPS6034502 Y2 JP S6034502Y2
Authority
JP
Japan
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mirror
screw rod
attached
screw
guide member
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Application number
JP1977107100U
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English (en)
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JPS5433549U (ja
Inventor
利之 熊井
忠義 武藤
Original Assignee
株式会社村上開明堂
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Publication date
Application filed by 株式会社村上開明堂 filed Critical 株式会社村上開明堂
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鏡面の設置角度を遠mW作によって自由に変更
しうるようにしたバックミラー装置に関するもので、更
に詳しくはミラーホルダーの裏面において、該ホルダー
に一端を連結せしめた螺子杆を案内孔を有する被動用案
内部、材に挿通させ、、かつ前記部打仁枢着した弾性変
位可能な螺子座を螺子杆に噛合せ七、該螺子杆が自動的
に進退運動をなし、場合によっては手動によっても進退
しうるように構成した鏡面設置角町変岬整装置に係るも
のである。
従来型のこの種装置は、例えば実開昭6t −1032
54号公報等に示されているように、内部に螺旋溝を形
成した回転円筒の内側に弾性を付与した□係合突起を有
する円筒形のスライド部材を嵌合させ、このスライド部
材の晃端にミラーホルダーを連結した構成である処から
、次のような不具合があった。
すなわち前記係合突起は螺旋溝の一つ番と噛合っている
だけであり、□しかもこの係合突起は回転円筒に対して
半径方向に変位するように構成□されているため、螺旋
溝に対する噛合いが外れ易く、したがって往々にしそ正
常時の動作が円滑に行われないという欠点があった。
この点に鑑み本考案は従来型の保合突起に対応する螺子
座を比垣的幅広に形成して、これに噛合うネジ山が複数
比亘るようになし、かつその弾性変位の方向を半径方向
でなく、周面から螺子杆を抑えこむ方向に保持して、噛
合いを確実にして、誤動作が生ずるのjを防ぐようにし
たものである。
本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明すると、図
において、1はハウジング、2は該ハウジング1にビス
3によって固着せしめられたボックス状のミラー支持部
材、1は該支持部材2に固着された球頭部5に対し、□
回転自在に枢支せしめられたミラーホルダーにして、こ
のホルダーの前面に鏡6がとりつけられている。
7は前記支持部材2にビス等の機械的手段によって取付
けられた電動モータ、8は電動モータ7の出力軸9に固
着せしめられた駆動歯車、10は合成樹脂製の螺子杆に
して、前記ミラーホルダー4に対し、回転防止ピン11
を備える球頭部12を介して連結せしめられている。
13は前記螺子杆1oを進退自在に螺動せしめるための
被動用案内部材であって、第2図に示すように、内部に
案内孔15を設けて、これに螺子杆10を遊挿させる。
一方前記案内部材13の一部に窓13′を形成させて前
記螺子杆の一部を露出させ、この露出部に対し、案内部
材から一体成形でつくられ、かつ弾性変位可能な螺子座
14を螺合させる。
すなわち第3図に示すように合成樹脂製の案内部材に対
して一体成形でつくられた断面U字形の螺子座14を螺
子杆10の周面外側から該螺子杆を抑えこむようにとり
つけ、しかも螺子座を比較的広幅に形成して螺子杆にお
ける複数のネジ山に噛合うようになす。
なお前記案内部材13の端部外周には歯車16を一体に
形成させ、これを第1図に示すように駆動歯車8に噛合
せる。
このようにして、前記螺子杆10と螺子座14とが複数
のネジ山にまたがって噛合するようになすと共に、電動
モータ7の出力軸にとりつけた駆動歯車8と歯車16も
互いに噛み合うように、組付ける。
上記のように構成された装置において、鏡の角度調整作
用がどのように行われるかについて以下説明する。
電動モータ7を正転成いは逆転せしめると、駆動歯車8
から被動用案内部材13の歯車16に回転力が伝えられ
、該部材13が支持部材2に対し回転運動する。
この回転運動により、該部材13に枢着された螺子座1
4に対して噛合されている螺子杆10が、案内孔15を
ガイドとして軸方向に螺動せしめられ、支持部材2に対
して前進または後進運動する。
すダわち本考案にあっては、螺子杆10に係合する螺子
座が、従来型のように単なる係合突起でなく、比較的広
幅の面積をもった牡ネジ部で形成されて複数のネジ山に
噛み合っており、その上端螺子座は全体として螺子杆1
0の周面外側から弾性的に抑えこむように係合している
から、案内部材13の回転運動は螺子座14を介して螺
子杆10に対して確実に伝達され、誤動作を起したり、
或いはこれらの部分が折損したりすることがない。
かくして螺子杆10に連結せしめられているミラーホル
ダー4は支持部材2の球頭部5を支点として傾動動作を
おこし、それによってミラーホルダー4に固着されてい
る鏡6の設置角が可変調整せしめられる。
上記作用Cま機構が正常に動いている場合であるが、モ
ータ7の故障や歯車8,16などの回転が何らかの原因
によって作動不能を来たした場合には手動によって鏡6
の角度を調整する必要がある。
′この場合、鏡6を調整したい方向に直接押動操作する
これによりミラーホルダー4に連結されている螺子杆1
0に進退方向の力が入力され、被動用案内部材13の螺
子座14との噛合が螺子座14の弾性変位(第3図の2
点鎖線のように変形する)によって外れるため、鏡面6
の角度は自由に可変調整可能となる。
なお上記説明では螺子杆10を1個だけで示したが実際
には球頭部5を中心にして水平方向にも別途配設され、
電動モータ7からの回転力伝達を摺動自在の切換歯車で
切換えるようにしている。
第4図に示すように、この種のバックミラーは鏡6の背
面中心部に設けられた球頭部5の中心点Xを廻動中心と
して上下または左右に傾動するものであるが、その際ミ
ラーを駆動する螺子杆10の球頭部12は同図に符号Y
で示す軌跡線に沿って移動する。
しかるときは螺子杆10は図に□鎖線をもって示すよう
に、上下または左右に揺動するが、このような場合にあ
っても本考案の螺子座14はそれに追随して変形し、あ
る程度の捩れを許容するから1.螺子杆10に対する噛
合いが外れるようなことはない。
特に前記の螺子座は複数の木ジ山に係合しているので、
上記のような場合にあっても外れにくく、弾性変位が可
能であることと相俟って、案内部材13の廻転運動を螺
子杆10に対し確実に伝達する。
本考案は以上説明したように、ミラーホルダー4に一端
を連結せしめた合成樹脂製の螺子杆10を、同じく合成
樹脂製の被動用案内部材1jのボス部に対して一体成形
によりとりつけた螺子座14に噛み合せると共に、この
螺子座を外側番と向って弾性変位させるようにしたから
、従来のもののように構成部品の数を増加させずに済む
外、各部組合せ嵌合部の潤滑機能向上が図れると共に、
防錆効果も期待せき、その上コスト的にも安価に製作で
きる利点がある。
その上水考案によれば、螺子杆の駆動部材が従来型のよ
うに単なる係合突起でなく、比較的広幅の面積をもった
螺子座としているため、たとえ螺子杆10が揺動しても
、螺子塵14の噛合いが外れることなく正常動作が確実
に行われ、モータの空廻りや折損事故等が起る虞れもな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は装置全体の概要
を説明するための縦断面図、第2図は要部の拡大断面図
、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は本装置の
作動状態を示す一部の断面図である。 1:ハウジング、2:ミラー支持部材、3:ビス、4:
ミラーホルダー、5:球頭部、6:鏡、7:電動モータ
、8:駆動歯車、9:出力軸、10:螺子杆、11:回
転防止ピン、12:球頭部、13:被動用案内部材、1
4:螺子塵、15:案内孔、16:歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持部材に対して回動自在に枢支せしめた鏡付のミラー
    ホルダーの裏面に合成樹脂製の螺子杆をとりつけると共
    に、この螺子杆を前記支持部材に装、着した被動用案内
    部材の案内孔に遊挿させ、かつ前記本山部材に対−ては
    窓部、を設けて前記岬子杆の一部を露出きせた上で、こ
    の露出部に、前記案内部材から9状に突出させIコ断f
    f1U字状の弾性変位可能な螺子座を臨ませ、更にこの
    螺子座を前記螺子杆に刻成した複数のネジIll:対し
    て該螺子杆の局面外側から押えこむようにして噛み合わ
    せ、一方前記案内部材の外側に歯車をとりつけ、この歯
    車がモータの出力軸にと、す?、けた駆動歯車と噛合う
    ようにしたことを特徴とするミラー装置における鏡面の
    設置角可変調整装置。
JP1977107100U 1977-08-10 1977-08-10 ミラ−装置における鏡面の設置角可変調整装置 Expired JPS6034502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977107100U JPS6034502Y2 (ja) 1977-08-10 1977-08-10 ミラ−装置における鏡面の設置角可変調整装置

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JP1977107100U JPS6034502Y2 (ja) 1977-08-10 1977-08-10 ミラ−装置における鏡面の設置角可変調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5433549U JPS5433549U (ja) 1979-03-05
JPS6034502Y2 true JPS6034502Y2 (ja) 1985-10-15

Family

ID=29050893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977107100U Expired JPS6034502Y2 (ja) 1977-08-10 1977-08-10 ミラ−装置における鏡面の設置角可変調整装置

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JP (1) JPS6034502Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51103254U (ja) * 1975-02-17 1976-08-18

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Publication number Publication date
JPS5433549U (ja) 1979-03-05

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