JPS6034499Y2 - トラックの速度表示装置 - Google Patents
トラックの速度表示装置Info
- Publication number
- JPS6034499Y2 JPS6034499Y2 JP14040779U JP14040779U JPS6034499Y2 JP S6034499 Y2 JPS6034499 Y2 JP S6034499Y2 JP 14040779 U JP14040779 U JP 14040779U JP 14040779 U JP14040779 U JP 14040779U JP S6034499 Y2 JPS6034499 Y2 JP S6034499Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- front edge
- speed
- gap
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトラックに取り付けられる速度表示装置の改良
IIと関する。
IIと関する。
大型トラックでは保安上複数個の速度表示灯により車速
を段階的に表示する速度表示装置をフロントウィンドの
上方に設けることが義務付けられている。
を段階的に表示する速度表示装置をフロントウィンドの
上方に設けることが義務付けられている。
従来かかる速度表示装置は第1図に示す如く複数個の速
度表示灯1を夫々単体で直接ルーフパネル2上面に固定
したもの、或いは第2図に示すように複数個の速度表示
灯1をベンナレーショングリル3等と共にフード4の前
面に組み付けてアッセンブリとしたものをルーフパネル
2上面に固定したもの等が一般的である。
度表示灯1を夫々単体で直接ルーフパネル2上面に固定
したもの、或いは第2図に示すように複数個の速度表示
灯1をベンナレーショングリル3等と共にフード4の前
面に組み付けてアッセンブリとしたものをルーフパネル
2上面に固定したもの等が一般的である。
しかしながら、このように速度表示灯1を直接又はフー
ド4を介してルーフパネル2上に立設する構造では取付
接合部から雨水等が侵入してこの部分から錆を発生し易
く、該接合部の防水シール構造を難しくしていた。
ド4を介してルーフパネル2上に立設する構造では取付
接合部から雨水等が侵入してこの部分から錆を発生し易
く、該接合部の防水シール構造を難しくしていた。
又、第2図の如く大形状のフード4を曲面に形成された
ルーフパネル2上に固定する場合にはルーフパネル2に
歪を発生し易く高度な加工、組立精度が要求されていた
。
ルーフパネル2上に固定する場合にはルーフパネル2に
歪を発生し易く高度な加工、組立精度が要求されていた
。
さらにルーフパネル2上に局部的に突出して取り付けら
れるから機能美も損なわれる。
れるから機能美も損なわれる。
本考案はかかる従来の欠点に鑑み為されたもので、フロ
ントウィンドの上端縁とルーフパネルの天井面前端縁と
の間隙を拡げ、該間隙を覆うパネルを一枚のパネルで構
威し、該パネルを開口して速度表示灯を取り付ける構造
とすることにより、前記従来の欠点を解消したトラック
の速度表示装置の提供を目的とする。
ントウィンドの上端縁とルーフパネルの天井面前端縁と
の間隙を拡げ、該間隙を覆うパネルを一枚のパネルで構
威し、該パネルを開口して速度表示灯を取り付ける構造
とすることにより、前記従来の欠点を解消したトラック
の速度表示装置の提供を目的とする。
以下に本考案を図面に示す実施例に基づいて詳述する。
第3図及び第4図においてティルトキャブオーバ型トラ
ックのキャブ11は、フロントウィンド12の全周を囲
むウィンド枠部13Aとフロントグリル14の取付用枠
部13Bとが=株ノフロントパネル13で一体にプレス
成形しである。
ックのキャブ11は、フロントウィンド12の全周を囲
むウィンド枠部13Aとフロントグリル14の取付用枠
部13Bとが=株ノフロントパネル13で一体にプレス
成形しである。
即ち、ルーフパネル15の前端縁とフロントウィンドの
上端縁との開繊を覆うパネルが前記ウィンド枠部13A
の上部に形成され1.その中央部に3箇所の開口部13
aを横・方向に列設し、該開口部13aに図示左側から
順次低車速表示用速度表示灯16A(約8b/h以上で
点灯)、高、車速表示用速度表示灯16 B (60J
m/h以上で点灯)及び中車速表示用速度表示灯16
G (40m/h以上で点灯)をシール部材17を介し
て固定する。
上端縁との開繊を覆うパネルが前記ウィンド枠部13A
の上部に形成され1.その中央部に3箇所の開口部13
aを横・方向に列設し、該開口部13aに図示左側から
順次低車速表示用速度表示灯16A(約8b/h以上で
点灯)、高、車速表示用速度表示灯16 B (60J
m/h以上で点灯)及び中車速表示用速度表示灯16
G (40m/h以上で点灯)をシール部材17を介し
て固定する。
車速か増大していくと、まず低車速用速度表示灯16A
が点灯し、次いで中車速表示用速度表示灯16B1高車
速表示用速度表示灯16Cが順に点灯することにより車
速が段階的に表示されることは周知の通りである。
が点灯し、次いで中車速表示用速度表示灯16B1高車
速表示用速度表示灯16Cが順に点灯することにより車
速が段階的に表示されることは周知の通りである。
又、ウィンド枠部13A上部の両側部にも開口部13b
を設け、該開口部13bにはベンチレーショングリル1
8が取り付ける。
を設け、該開口部13bにはベンチレーショングリル1
8が取り付ける。
このように速度表示灯16A、16B、16Cがフロン
トパネル13のウィンド枠部13Aに嵌め込まれて取り
付けられるため、その取り付けは極めて容易でありルー
フパネルの速度表示灯の取り付けによる錆発生も防止で
き、又、ルーフパネル上の局部的な突出が解消されるた
め意匠性にも優れるのである。
トパネル13のウィンド枠部13Aに嵌め込まれて取り
付けられるため、その取り付けは極めて容易でありルー
フパネルの速度表示灯の取り付けによる錆発生も防止で
き、又、ルーフパネル上の局部的な突出が解消されるた
め意匠性にも優れるのである。
尚、フロントパネル13の上端縁部は第4図に示す如く
L字形に折曲したフランジ部13cに形成してあり、該
フランジ部13cの下端縁に溶接結合されて後方に延び
るインナパネル19が設けられる。
L字形に折曲したフランジ部13cに形成してあり、該
フランジ部13cの下端縁に溶接結合されて後方に延び
るインナパネル19が設けられる。
また、フロントウィンド12の上端縁部にはウェザ−ス
トリップ20が取り付けられ、該ウェザ−ストリップ2
0にはフロントパネルのウィンド枠部13Aの下端縁部
とインナパネル21の前端縁部とを溶接結合した部分が
嵌合されている。
トリップ20が取り付けられ、該ウェザ−ストリップ2
0にはフロントパネルのウィンド枠部13Aの下端縁部
とインナパネル21の前端縁部とを溶接結合した部分が
嵌合されている。
そして、前記インナパネル19とインナパネル21とは
後端縁部相互が溶接結合され、これにより前記ウィンド
枠部13Aとその裏面に結合するインナパネル19.2
1とで箱状のメンバ22が形成される。
後端縁部相互が溶接結合され、これにより前記ウィンド
枠部13Aとその裏面に結合するインナパネル19.2
1とで箱状のメンバ22が形成される。
この場合、インナパネル19とインナパネル21とはウ
ィンド枠部13Aの補強用インナパネルとして作用する
。
ィンド枠部13Aの補強用インナパネルとして作用する
。
かかるメンバ22の形成によって剛性が高まり充分な耐
久強度を確保できると共に、速度表示灯16A、16B
、16Cの回路機器等をメンバ22内空間にコンパクト
に収めることができかつペン、チュレーショングリル1
8から導入した空気の通路としても利用できる。
久強度を確保できると共に、速度表示灯16A、16B
、16Cの回路機器等をメンバ22内空間にコンパクト
に収めることができかつペン、チュレーショングリル1
8から導入した空気の通路としても利用できる。
このようにメンバ22を一体に結合し、フロントウィン
ド12を組み付けたフロントパネル13を前方からキャ
ブ11前面に嵌め込み、前記フランジ部13cをルーフ
パネル15の前端フランジ部15aに溶接結合すればよ
いから、組立作業が容易かつ高精度に行なえ、生産能率
の向上にもつながる。
ド12を組み付けたフロントパネル13を前方からキャ
ブ11前面に嵌め込み、前記フランジ部13cをルーフ
パネル15の前端フランジ部15aに溶接結合すればよ
いから、組立作業が容易かつ高精度に行なえ、生産能率
の向上にもつながる。
また、本実施例では、ルーフパネルの天井面前端縁とフ
ロントウィンド上端縁との間隙を覆うパネルをフロント
パネルと一体の一枚パネルをプレス成形して一体の組立
部品として設けたが、この他、同上のパネルをフロント
パネルと別体の一枚パネルで形成し、該一枚パネルを溶
接等によりフロントパネルに固着せさて一体の組立部品
として形成してもよい。
ロントウィンド上端縁との間隙を覆うパネルをフロント
パネルと一体の一枚パネルをプレス成形して一体の組立
部品として設けたが、この他、同上のパネルをフロント
パネルと別体の一枚パネルで形成し、該一枚パネルを溶
接等によりフロントパネルに固着せさて一体の組立部品
として形成してもよい。
さらに、同上の一枚パネルをねじ止めにより別体のフロ
ントパネルに固着させて一体の組立部品を形成してもよ
い。
ントパネルに固着させて一体の組立部品を形成してもよ
い。
但し、フロントウィンドのウィンド枠上部をルーフパネ
ルの前端部を下方に折曲して形成したものも本考案に含
まれることは勿論である。
ルの前端部を下方に折曲して形成したものも本考案に含
まれることは勿論である。
以上説明したように本考案によればルーフパネルの天井
面前端縁とフロントウィンド上端縁との間隙を覆うパネ
ルを設けると共に、該パネルを一枚パネルで構威し、該
パネルに開口部を形成すると共に、該パネルに補強用の
インナパネルを接続し、前記開口部に速度表示灯を取り
付ける構造としたから、ルーフパネル上の速度表示灯取
り付けに伴なう錆発生を防止でき、その組み付けも簡単
でありしかも意匠性に優れる等積々の優れた特長を備え
るものである。
面前端縁とフロントウィンド上端縁との間隙を覆うパネ
ルを設けると共に、該パネルを一枚パネルで構威し、該
パネルに開口部を形成すると共に、該パネルに補強用の
インナパネルを接続し、前記開口部に速度表示灯を取り
付ける構造としたから、ルーフパネル上の速度表示灯取
り付けに伴なう錆発生を防止でき、その組み付けも簡単
でありしかも意匠性に優れる等積々の優れた特長を備え
るものである。
第1図及び第2図は夫々相異なる従来の速度表示灯取付
構造を示す要部正面図、第3図は本考案に係る速度表示
装置を備えたキャブの斜視図、第4図は第3図のA−A
断面図である。 12・・・・・・フロントウィンド、13・・・・・・
フロントパネル、13A・・・・・・ウィンド枠部、1
5・・・・・・ルーフパネル、16A、16B、16C
・・・・・・速度表示灯。
構造を示す要部正面図、第3図は本考案に係る速度表示
装置を備えたキャブの斜視図、第4図は第3図のA−A
断面図である。 12・・・・・・フロントウィンド、13・・・・・・
フロントパネル、13A・・・・・・ウィンド枠部、1
5・・・・・・ルーフパネル、16A、16B、16C
・・・・・・速度表示灯。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1)トラックの速度表示装置において、フロントウィ
ンドの上端部とルーフパネルの天井壁前端縁との間隙を
覆うパネルを設けJ該パネルを二枚パネルで構威し、該
□パネルに′速度表示灯嵌装用の開口部を形成し該開口
部に速度表示灯を嵌め込んで取り付けると異に、該一枚
パネルがうロンドパネルと一体の組立部品として形成さ
れており、該パネルの裏面に2枚の補強用インチパネル
を配し、一方のインナパネルは前端縁部を該パネルの上
方後端縁のフランジ部又はその近傍に溶接結合し、他方
のインナパネルは前端縁部を該パネルの下端縁のウィン
下枠フランジ部に溶接し、かつ、これら2枚のインナパ
ネルの後端縁同士を溶接結合することにより箱状のメン
バを形成してなることを特徴とするトラックの速度表示
装置。 □(2)フロントウィンドの
上端部とルーフパネルの天井壁前端縁との間隙を覆うパ
ネルがフロシトパネルと一体の一枚パネルをプレス成形
して一体の組立部品に形成されてなる実用新案登録請求
の範囲第(1)項記載のト□ラックの速度表系装置。 ・ ・(3)
フロントウィンドの上端部とルーフパネルの天井壁前端
縁との間隙を覆うパネルが溶接によりフロントパネルと
一体の組立部品に形成されてなる実用新案登録請求の範
囲第(1)項記載のトラックの速度表示装置。 (4) フロントウィンドの上端部とルーフパネルの
天井壁前端縁との間隙を覆うパネルがねじ止めによ゛リ
フロンドパネルと一体の組立部品に形成されてなる実用
新案登録請求の範囲第(1)項記載のトラックの速度表
示装置。 (5)フロントウィンドの上端部とルーフパネルの天井
壁前端縁との間隙を覆うパネルにベンチレこジョングリ
ルが取り付けられてなる実用新案登録請求の範囲第(1
)項〜第(4)項のいずれか一つに記載のトラックの速
度表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14040779U JPS6034499Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 | トラックの速度表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14040779U JPS6034499Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 | トラックの速度表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5657140U JPS5657140U (ja) | 1981-05-18 |
JPS6034499Y2 true JPS6034499Y2 (ja) | 1985-10-15 |
Family
ID=29371753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14040779U Expired JPS6034499Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 | トラックの速度表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034499Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-12 JP JP14040779U patent/JPS6034499Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5657140U (ja) | 1981-05-18 |
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