JPS6034287B2 - 利得制御回路 - Google Patents

利得制御回路

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JPS6034287B2
JPS6034287B2 JP51133861A JP13386176A JPS6034287B2 JP S6034287 B2 JPS6034287 B2 JP S6034287B2 JP 51133861 A JP51133861 A JP 51133861A JP 13386176 A JP13386176 A JP 13386176A JP S6034287 B2 JPS6034287 B2 JP S6034287B2
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JP
Japan
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gain control
impedance
volume
load
characteristic impedance
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Expired
Application number
JP51133861A
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English (en)
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JPS5358749A (en
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浩 佐原
豊 田中
敏信 磯辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラーテレビジョン受像機の輝度信号のドライ
ブ回路に適用して好適な利得制御回路に係り、特に周波
数特性の良好な利得制御を可能にすると共に、AC成分
と同様にDC成分も同一レベルで制御できるようにした
ものである。
利得制御の一般的な方法は制御すべき信号を直接ボリュ
ーム(可変抵抗器)に加え、抵抗分割によって制御する
方法である。
すなわち、第1図で示すように信号源1の信号は伝送線
2A,2Bに対し並列に接続されたボリューム3に供給
され信号の利得が制御されると共に、制御出力は同様に
伝送線4A,48を通じて負荷5に供給される。このよ
うな利得制御装置10をたとえばカラーテレビジョン受
像機の輝度信号のドライブ回路などに適用する場合には
、信号源1は色差信号となり、これと負荷5はそれぞれ
ドライブ回路を構成し、ボリューム3がホワイトバラン
ス調整用のものとなる。ボリューム3はテレビジョン庫
体に配されるものであるから、ドライブ回路とボリュー
ム3とは比較的離れ、従って使用する伝送線2及び4は
当然長くなる。そのため、伝送線2,4と接地間の浮遊
容量や雑音の飛び込み等の影響で周波数特性やS/Nの
劣化した利得制御回路となってしまう。
このような欠点を除去するには直流制御による利得制御
回路として構成すればよい。
たとえば第2図で示すように利得制御アンプ11を設け
、入力信号の交流分をパネル前面に配したボリューム3
で制御する。直流分の制御は直流アンプ13を新たに設
け、ボリューム3の制御状態に応じて直流出力を変化さ
せると共に、その出力を利得制御アンプ1 1の出力に
重畳すれば目的とする利得制御動作を達成できる。しか
し、この方法では直流分の制御のために直流アンプ13
などを設けなければならないのでコスト高となる欠点を
有する。
本発明はこのような欠点を構成簡単に一掃したものであ
る。
第3図以下を参照して本発明を詳細に説明する。本発明
においては第3図で示すように、同軸ケーブルよりなる
第1及び第2の伝送線20A,20Bを設け、これら伝
送線20A,20Bの中心線間に単一のボリューム3を
直列に接続する。
第1の伝送線20Aに整合用抵抗器21を介して入力信
号を供給し、第2の伝送線20Bを通じて出力を負荷5
に供給する。本発明において整合用抵抗器21の抵抗値
Riは第1の伝送線20Aにおける特性インピーダンス
Z,に等しく選ばれ、負荷5の抵抗値Roは第2の伝送
線20Bにおける特性インピーダンスZ2に等しく選ば
れらる。
伝送線20A,20Bとしては周知の同軸ケーブルを使
用する。
この場合には、Ri=乙=Z2=R。
…(1)となるから、抵抗値Ri及
びRoは夫々750に選ばれるものである。このように
インピーダンス関係を選んだときの伝送特性について以
下考察しよう。
一般に特性インピーダンス乙の無損失伝送線20Aに特
性インピーダンスZと等しくないインピーダンスZi,
を有する負荷5を接続すると、第4図で示すように入射
波Voに対し反射波Veが生ずる。
反射波Veは第5図に示した等価回路における反射起電
力Eeで表わすことができる。今起電力Eoとすれば、
特性インピーダンスZ,は抵抗値Rjであるから反射起
電力EeはEe=要三亀F。
=p〉E。 …■(pv:電圧反射係数) である。
負荷ィンピ−ダンスZi,が複素数であると、反射起電
力Eeも複素数となり、周波数によって変化を受けるた
め、入力信号の高周波数成分が反射波Veにて著しい損
失をうけ、周波数特性が劣化した伝送特性となる。
しかし、負荷インピーダンスZi,が純抵抗、すなわち
電圧反射係数pvの虚数部が零であるならば、反射起電
力Eeは周波数に無関係となり、周波数特性は劣化しな
い。ここで、第3図に示す本発明回路では負荷5の抵抗
値Roは第2の伝送線20Bにおける特性インピーダン
スZと等しく選ばれているので、端子7aよりみたイン
ピーダンスZi2は、Zi2=Roで表わされる抵抗成
分のみとなる。従って、端子8aからみたインピーダン
スZi,はボリューム3の抵抗値をRvとすると、Zi
,=Ro+Rv ・・・{3’
で表わせる。
すなわち、インピーダンスZi,は純抵抗となる。一方
、端子8aの端子電圧ymは第5図及び【2’式より、
Vm=E多十E事=R豊季.‐E。
…【4}で与えられるから、端子6a,6bに得
られる出力電圧Voは、Ri=Roであるからv。
=R砦R。vm=宏器・E。 ・・・‘5’となって、
ボリューム3を可変すれば、出力電圧Voを制御できる
ことが判る。このように、第1及び第2の伝送線20A
,20Bの線路間にボリューム3を接続すると共に、負
荷Roを第2の伝送線20Bにおける特性インピーダン
スZに等しく選定した場合には、入力信号の周波数特性
を乱すことなく、その利得を可変できるようになる。
第6図は第3図に示す本発明回路の具体例である。
第1及び第2の伝送線20A,20Bとしては750の
同軸ケーブルを使用した場合であって、信号源1で得た
入力信号Siは低インピーダンス変換素子であるェミッ
タフロアのトランジスタQ,及び整合用抵抗器21を通
じて第1の伝送線20Aに供給される。様子6aに得ら
れる出力電圧は負荷となる抵抗器5を通じて低インピー
ダンスの出力回路25に供給される。出力回路25はべ
−ス接地のトランジスタQ2を有し、そのコレクタより
出力端子26が導出される。ボリューム3はIKO程度
のものを使用するとすれば、Ro=Ri《Rvであるか
ら、端子6aに得られる電圧v収、v。
=農‐E。也るため・端子26に得られる回路10の出
力電圧Vは、v=器.器。
=農・E。 ・・・‘6’(Rv:ェミッタ抵抗器
27の値)で求められる。
以上説明したように本発明では同軸ケーブルよりなる第
1及び第2の伝送線20A,20Bの中心線間に、可変
素子である単一のボリューム3を接続すると共に、負荷
抵抗値を第2の伝送線20Bの特性インピーダンスに等
しく選んでインピーダンスのマッチングをとるようにし
たものである。
従って、まず特性インピーダンスを有する同軸ケーブル
20A,20Bを使用すると共に、この同軸ケーブル2
0A,20Bの中心線間に単一のボリューム3を直列接
続して接地から浮いた状態に構成することによって、浮
遊容量や雑音の飛び込みの影響を受けることがない。し
かもインピーダンスのマッチングによって第2の伝送線
20Bは周波数特性がなくなるので周波数特性の劣化が
ない。さらに、本発明ではボリューム3の可変操作だけ
で入力信号Sjの交流成分と直流成分の夫々を同時にし
かも同一レベルで制御できるので、従来の如く直流アン
プなどを設けないでも利得制御が可能である。
従って回路構成の簡略化を図りうる特徴を有する。消費
電力も少ない。なお、上述した実施例においては、第1
及び第2の伝送線20A,20Bの特性インピーダンス
は等しいものとして説明したが、異るものでも使用でき
る。すなわち、Z,羊Z2でも勿論よい。但し、この場
合には、Ri=Z,,Ro=Zの条件を満足することが
必要である。本発明による利得制御回路はドライブ回路
のほか回路基板とボリュームとの間が比較的離れ、高周
波信号を取扱うような場合に適用して好適なるは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来回路の一例を示す結線図、
第3図は本発明による利得制御回路の一例を示す接続図
、第4図及び第5図は夫々その動作説明に供する図、第
6図は本発明回路の具体例を示す接続図である。 20A,20Bは伝送線、3はボリューム、5は負荷、
21は整合用抵抗器である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の特性インピーダンスを有する第1の同軸ケー
    ブルの中心線に上記所定の特性インピーダンスと等しく
    選定された整合用抵抗器を介して入力信号を供給すると
    共に、上記第1の同軸ケーブルの中心線の出力を、この
    中心線に直列接続した抵抗分割型ではない単一の利得制
    御用可変素子と、この可変素子に直列接続した第2の同
    軸ケーブルの中心線を介して負荷に供給するように構成
    し、上記負荷のインピーダンスは上記第2の同軸ケーブ
    ルにおける特性インピーダンスと等しく選定してなる利
    得制御回路。
JP51133861A 1976-11-08 1976-11-08 利得制御回路 Expired JPS6034287B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP51133861A JPS6034287B2 (ja) 1976-11-08 1976-11-08 利得制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP51133861A JPS6034287B2 (ja) 1976-11-08 1976-11-08 利得制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5358749A JPS5358749A (en) 1978-05-26
JPS6034287B2 true JPS6034287B2 (ja) 1985-08-08

Family

ID=15114752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51133861A Expired JPS6034287B2 (ja) 1976-11-08 1976-11-08 利得制御回路

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JP (1) JPS6034287B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432172U (ja) * 1990-07-14 1992-03-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432172U (ja) * 1990-07-14 1992-03-16

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JPS5358749A (en) 1978-05-26

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