JPS6033854B2 - 中枢神経系作用を有するトリペプチド誘導体およびその製法 - Google Patents

中枢神経系作用を有するトリペプチド誘導体およびその製法

Info

Publication number
JPS6033854B2
JPS6033854B2 JP51091263A JP9126376A JPS6033854B2 JP S6033854 B2 JPS6033854 B2 JP S6033854B2 JP 51091263 A JP51091263 A JP 51091263A JP 9126376 A JP9126376 A JP 9126376A JP S6033854 B2 JPS6033854 B2 JP S6033854B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
acid
amino
mmol
giy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51091263A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5223070A (en
Inventor
アメデオ・アルツオ・フアイリ
ハンス・ウエリイ・イムマー
マンフレツド・カール・ゲツツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AIAASUTO MATSUKENNA ANDO HARISON Inc
Original Assignee
AIAASUTO MATSUKENNA ANDO HARISON Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AIAASUTO MATSUKENNA ANDO HARISON Inc filed Critical AIAASUTO MATSUKENNA ANDO HARISON Inc
Publication of JPS5223070A publication Critical patent/JPS5223070A/ja
Publication of JPS6033854B2 publication Critical patent/JPS6033854B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/04Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
    • C07K5/08Tripeptides
    • C07K5/0821Tripeptides with the first amino acid being heterocyclic, e.g. His, Pro, Trp
    • C07K5/0823Tripeptides with the first amino acid being heterocyclic, e.g. His, Pro, Trp and Pro-amino acid; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は中枢神経系作用を有するトリベプチド譲導体、
その製法および中間体に関する。
・多くの生物学的清性べプチドの実用上において大きな
障害となるのはその作用時間の短いことであり、これは
一部、その蛋白分解酵素による不活性化に由来している
。かかるべプチドの例として、黒血球刺激ホルモン(M
IFまたはMRIH)の放出抑制因子であるトリベプチ
ドが挙げられる。このトリベプチドは、アール・エム・
ジイ・ネア−ら〔R.M.G.Najretal.、B
iochem.Bioph侭.Res.Comm肌.4
9蓋、1376頁(1971年)〕によりウシ視床下部
組織から単離され、その構造はオキシトシン(o刈りc
in)のC−末端トリベプチド、H−Lープロリル−L
−ロイシルーグリシンアミドとされている。このトリベ
ブチドは中枢神経系に作用を及ぼすことが示されている
このトリベプチドは、ェヌ・ピイ・プロトニコフら〔N
.P.Plotnikoffe側.、L船Scienc
es、10巻、第1章、1279頁(1971年)〕お
よびイー・フリードマンら〔E.Friedmanet
al.、Science、182藍、831頁(197
3年)〕によって示されるように、(3,4−ジヒドロ
キシフェニル)−L−アラニン(L−DOPA)の行動
効果を有する。このトリベプチドはオキソトレモリン〔
〇X○trem。nne、N.P.PI○ntnik○
ff et al.・Proc.Soc.Exp.Bi
ol.Med.、14碇蓋、811頁(1972頁)〕
の作用と桔抗し、マウスおよびサルにおけるデセルピジ
ン(deserp側ne)の鎮静作用を逆転 さ せ
る〔N.P.Plotnikoff et al.、N
em()endocrinolo鋤、11巻、67頁(
1973年)〕。これらの生物学的活性に基し、て、ェ
ィ・ブィ・シヤリイら〔A.V.Schally et
alへ Science、179巻、341頁(19
7竿王)〕は、該トリベプチド、H−Pro−Leu−
GIy−NH2がうつ病またはパーキンソン症候群の患
者の治療に有効であることを示唆している。前記トリベ
プチドの構造が明らかにされて以来、このトリベプチド
のいくつかの同族体がェム・イー・セリスら〔M.E.
CelisetaIFebs戊tte俺、27巻、32
7頁(1972王)〕およびェス・力ステンソンら〔S
.Cast′ensson et al.、Febsに
tters、44蓋101頁(197仏王)〕によって
合成されている。
しかし、天然のトリベプチドおよび現在知られている同
族体は、0甫乳類の体内で速かに不活性化されて作用時
間が短い欠点を有し、テイ・ダブりユウ・レディングら
〔T.W.Reddingetal.、Neuroen
docrinoln勘、11巻、92頁(1973年)
〕はこの天然のトリベプチドの不活性化の第1段階がP
ro−Leu結合の蛋白分解開裂によるプロリンとロィ
シルーグリシンアミドの形成であることを示している。
したがって、蛋白分解酵素の加水分解に強い抵抗性を有
し、かつ、天然のトリベブチドの中枢神経系活性を保持
するこの天然トリベプチドの同族体はきわめて興味のあ
るものである。
本発明はこの天然トリベプチドの親現同族体を開示する
ものであり、本発明のトリベプチドはそのロィシルおよ
びグリシルアミノ酸残基が置換されていてもよく、また
、そのべプチド結合および末端アミドも置換されていて
もよい。さらに、本発明はこれらのトリベプチド誘導体
の新規かつ簡易な製法を開示するものである。
本発明のべプチド誘導体は式:〔式中、RIは水素、低
級アルキルまたはNR4R5(R4およびR5は、各々
、低級アルキル);R2は水素または低級ァルキル;R
3はアミノ、低級アルキルアミノ、ジ(低級)アルキル
アミノまたはアミノ(低級)アルキルアミノ;Yはアミ
ノ酸残基GIyまたはD−AIaのいずれかを意味する
ただし、RIがNR4R5の場合、R3は低級アルキル
アミノ、ジ(低級)アルキルアミノまたはアミノ(低級
)アルキルァミノであり、また、RIが水素、R2が水
素または低級アルキルおよびYがGIyの場合、R3は
アミノ(低級)アルキルアミノである)で示される。本
発明の製法の一具体例は式: R6−L−Pro−N(RI)CH(R2)CO−GI
y−R7 〔2〕〔式中、RIは
低級アルキルまたはNR4R5(R4およびR5は、各
々、低級アルキル);R2は水素または低級アルキル;
R6はべプチド合成に用いられるアミノ保護基;R7は
ヒドロキシ、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルア
ミノ、ジ(低級)アルキルアミノ、アミノ(低級)アル
キルアミノまたは保護アミノ(低級)アルキルアミノを
意味する〕で示される一連の中間体を介して行なわれる
この製法は、式CNCH2COR7(R7は低級アルコ
キシ)で示されるィソニトリルの存在下、式RIN=C
HR2 〔3〕〔式中、R
IおよびR2は式〔2〕と同じである〕で示されるェナ
ミンもしくはヒドラゾンを式R6−L−Pro−OH(
R6は式〔2〕と同じである)で示されるアミノ酸と縮
合させて対応する式〔2〕の中間体を得ることからなる
この式〔2〕の中間体を、低級アルキルェステルを対応
するアミドまたは置換アミド‘こ変換させる公知の方法
によって変換して、R7がァミノ、低級ァルキルアミノ
、ジ(低級)アルキルアミノまたは保護ァミノ(低級)
アルキルアミノの対応する式〔2〕の化合物を得、この
保護基を離脱させて対応する式〔1〕の化合物を得る。
この具体例における好ましい方法は、式CN−C比CO
R7(R7は前記と同じ)のィソニトリルの存在下、式
〔3〕の化合物を式R6一L−Pro−OH(R6は前
記と同じ)で示されるアミノ保護プロリンと縮合させて
対応する式〔2〕の化合物を得、ついで、この中間体〔
2〕をアンモニアで処理して対応するアミドを得、保護
基R6を離脱させて、RIおよびR2が式〔2〕と同じ
、R3が7ミノおよびYがアミノ酸残基GIyである対
応する式〔1〕のべプチド誘導体を得ることからなる。
別法として、式〔2〕の中間体(R7が低級ァルコキシ
)を加水分解試薬で処理してR7がヒドロキシの対応す
る式〔2〕の酸を得、この酸を、べプチド化学の分野で
有用なカルボキシ活性化剤で処理して対応する反応性議
導体を得、これを低級ァルキルアミン、ジ(低級)アル
キルアミンまたはモノ保護アミノ(低級)アルキルアミ
ノと縮合させて、R7が低級アルキルアミノ、ジ(低級
)アルキルアミノまたは保護アミノ(低級)アルキルア
ミノの対応する中間体〔2〕を得る。この保護基を離脱
させてRIおよびR2が式〔2〕と同じ、R3がアルキ
ルアミノ、ジ(低級)アルキルアミノまたはアミノ(低
級)アルキルアミノおよびYがアミノ酸残基GIyの対
応する式〔1〕のトリベプチド誘導体を得る。本発明製
法の他の具体例は、アミノ酸の段階付加による式〔1〕
のトリベプチド誘導体の製法からなる。
この方法によって得られる式〔1〕の好ましい化合物は
RIが水素または低級アルキル、R2が水素または低級
アルキル、好ましくは、アミノ酸側鎖、R3がアミノ、
低級アルキルアミノ、ジ(低級)アルキルアミノまたは
アミノ(低級)アルキルアミノおよびYがアミノ酸残基
GIyまたはD−AIaのものである。RIがCH3、
R2がCH2CH(CH3)2、すなわち、L−ロィシ
ンのアミノ酸側鎖、R3がNH2およびYがアミノ酸残
基D−AIaの式〔1〕のトリベプチド誘導体は、ベン
ジルオキシカルボニル−L−(Nーメチル)ロィシンの
活性ェステルをDーアラニンのメチルェステルとカップ
リングさせて式Z−L−(N−Me)比u−D−Na−
OMeのジベプチドを得ることによって容易に製造でき
る。
このアミノ保護基(Z)を離脱させ、ついで、ベンジル
オキシカルボニル−L−プロリンの活性ェステルとカッ
プリングさせて式Z−L−Pro−L−(N‐Me)−
仏u−D−AIa−OMeのトリベプチドを得る。この
トリベプチドに、不活性有機溶媒中、アンモニアを作用
させて、式Z−L−Pro−L−(N−Me)比u−D
−AIa−NH2のトリベプチドを得る。このトリベプ
チドのアミノ保護基(Z)を離脱させて、RIがCH3
の対応する式〔1〕のトリベプチド誘導体、すなわち、
H−L−Pro−(N−Me)−Leu−D−AIa−
NH2を得る。RIが水素、R2がCH2CH(CH3
)2、R3がNH−(Cは)4NH2およびYがアミノ
酸残基GIyの式〔1〕のトリベプチド誘導体は、式Z
−L−Pro−L−じu−GIy−OEtのトリベプチ
ドを加水分解に付し、式Z−L−Pro−L−Leu−
GIy−OHで示される対応する酸を得ることにより容
易に製造できる。
この酸のカルボキシル基を活性化し、モノアミノ保護一
1,4ージアミノブタン、例えば、日2N(CH2)4
NHBocと縮合させて、対応する式Z−L−Pro−
L−Leu−NH(CH2)4NH−Bocのトリベプ
チドを得る。この化合物のアミノ保護基を離脱させて対
応する式〔1〕のトリベプチド誘導体、すなわち、L−
Pro−L−にu−GIy−NH(CH2)4NH2を
得る。本明細書で用いる「低級アルキル」なる語は、炭
素数1〜6の直鎖アルキルまたは炭素数3〜4の分枝鎖
アルキル(t−ブチルを除く)を意味し、メチル(Me
)、エチル(Et)、プロピル、イソプロピル、ブチル
、イソブチル、ベンチルなどを包含する。
本明細書で用いるアミノ酸および保護基の略号は応用化
学連合生化学命名法委員会〔IUPAC−IUB
Commission on Biochem
icaINomenclature、Biochemi
stひ、11巻、1726〜1732頁(1972王)
参照〕の勧告に基いたものである。
例えばPro、Leu、AIaおよびGIyは、各々、
プロリン、ロイシン、アラニンおよびグリシンの残基を
意味する。「残基」とは、対応するa−アミノ酸のカル
ボキシル基からOHを、また、aーアミノ基から日を除
いた基を意味する。「アミノ酸側鎖」とはケィ・ディ・
コップル〔K.D.Kopple、Peptides
and Amino Acids、W.A.母njam
in Inc.,New Yorkand Amsにr
船m、(196母王)2頁および33頁〕によって定義
されるように、アミノ酸から−CH−(N均)COO日
を除いた部分を意味し、通常のアミノ酸のかかる側鎖の
例としては、一C坪CH(CH3)2(ロィシンの側鎖
)またはH−(グリシンの側鎖)が挙げられる。これら
のアミノ酸およびアミノ酸残基の配置は適宜、記号D、
LまたはDLで示すが、さらに、配置を示していない場
合も、アミノ酸または残基はD、LまたはDL配置をと
りうる。
本発明の化合物のいくつかには不斉炭素原子が存在する
。従って、かかる不斉炭素原子から生ずる異性体も本発
明範囲のものである。このような異性体は、古典的な分
離法および立体的に制御された合成法により実質的に純
粋な形で得られ、各々、任意に異性体AまたはBとよぶ
。これまで、多くのべプチド製造法が確立され、べプチ
ド化学の一般的な教科書にも記載されている〔例えば、
K.D.Kopple、前記33〜51頁;E.Sch
rGderおよびK.L.Lobke、The Pep
tides、第1巻、AcademicPress,N
ewYork(1965年)3〜128頁〕。
例えば、ベプチド結合形成反応に関与しない官能基は縮
合反応に先だって、適宜、保護基で保護される。例えば
、ベプチドまたはアミノ酸のアミノ基保護基の例には、
ベンジルオキシカルボニル(Z)、tーブトキシカルボ
ニル(恥c)またはo,Qージメチル−3,4ージメト
キシベンジルオキシカルボニル(Ddz〉のようなアル
コキシカルボニル類;トリフェニルメチルまたはペンジ
ルのようなアシル型保護基が包含される。好ましい保護
基はペンジルオキシカルボニルおよびt−ブトキシカル
ボニルである。べプチドまたはアミノ酸のカルボン酸基
はメチルェステル(OMe)、エチルエステル(OEt
)、ベンジルエステル(OBz】)またはtーブチルエ
ステル(OB山)を包含する低級アルキルもしくは低級
アラルキルェステルで保護することができる。べブチド
のカルボキシル基と他のべプチドのアミノ基が容易に縮
合して新しいべプチド結合を形成することを促進させる
ため、該末端カルボキシル基を活性化させる必要がある
。かかる活性化カルボキシル基についての記載は前記の
コッベルまたはシユレーダーおよびリユブケ(Schテ
6derおよびLobke)のべプチド化学の一般的な
教科書に記載されている。末端カルボキシル基の活性化
型の例としては、酸塩化物、無水物、アジド、イミダゾ
リド、ジアルキルカルボキシジイミドの○−アシルゥレ
アが挙げられる。つぎに活性エステ′レ:2,4,5−
トリクロロフエニル(OTcp)、ベンタク。
ロフエニル(〇Pcp)、pーニトロフエニル(ONp
)または1−ペンゾトリアゾリルは本発明の製法におい
て特に適当なものである。また、コハク酸ィミド誘導体
もこの目的に有用なものである。本明細書で用いる「ベ
プチド、ジベプチド、トリベプチド」の語はその親べプ
チド‘こ限定した意味ではなく、官能基または保護基を
有する変化したべプチド‘こ関しても用いる。
「ベプチド」なる語は1〜3個のアミノ酸残基を有する
べプチド‘こ関して用いる。「鉱酸」なる語は、塩酸、
臭化水素酸、硫酸およびリン酸を包含する無機強酸を意
味する。
この語を無水系に関して用いる場合は、塩化水素が好ま
しい鍵酸である。「温和な酸性条件」なる語は、有機酸
の稀水性溶液、例えば、30〜90%、好ましくは、7
0〜80%水性ギ酸、酢酸もしくはプロピオン酸または
1〜10%水性トリフルオロ酢酸が、反応溶媒(通常2
0〜5000)の主成分である条件を意味する。
「適度な酸性条件」なる語は、濃有機酸または鍵酸の水
性溶液を、約一30〜3000の温度で反応溶媒の主成
分として用いる条件を意味する。この場合の好ましい条
件の例には、0〜30q0で50〜100%トリフルオ
o酢酸を、−30〜10qoで0.1〜1州塩酸を、ま
たは、無水不活性有機溶媒中、0.1〜鮒塩酸を使用す
ることが包含される。「有機塩基」なる語にはトリェチ
ルアミン、N−エチルモルホリンおよびN−エチルジイ
ソプロピルアミンを包含する。
「強塩基」なる語は、前記の有機塩基およびナトリウム
、カリウムの水酸化物、炭酸塩を包含する無機強塩基を
意味する。
本発明のトリベプチドは本発明の製法により、遊離塩基
の形でも、また、直接酸付加塩の形でも得ることができ
る。
遊離塩基の形のトリベプチドは、常法によって対応する
酸付加塩から容易に得られる。列えば、該遊離塩基は、
その酢酸付加塩から、該塩の水性溶液の凍結乾燥のくり
返し‘こよって容易に得られる。酢酸付加塩は、後記の
ような方法で適当なイオン交≠鰯樹脂で処理することに
より他の酸付加塩から容易に得られる。本発明のトリベ
プチドは、本発明の製法によって直接、または、1当量
以上の適当な酸と反応させることによって医薬上許容さ
れる酸付加塩の形で得ることができる。好ましい非毒性
塩の例としては、酢酸、乳酸、コハク酸、安息香酸、サ
リチル酸、メタンスルホン酸、トルェソスルホン酸また
はパーモ酸のような医薬上許容される有機酸、タンニン
酸またはカルポキシメチルセルロースのような重合酸、
塩酸のごときハロゲン化水素液、硫酸またはリン酸のよ
うな無機酸との塩が挙げられる。本発明のトリベプチド
は1または2個の塩基性窒素を有するので1または2当
量の酸との付加塩を形成する。所望により、アール・ェ
ィ・ボィッソナスら〔R.A.BPiss。naset
al.、Helv.Chim.Acta、4群等、13
49頁(196世王)〕の記載する方法における適当な
イオン交換樹脂で処理することにより、ある酸付加塩を
他の酸付加塩、例えば、非毒性の医薬上許容される酸と
の塩に変える。適当なイオン交換樹脂としては、カルボ
キシメルセルロースのようなセルロース系カチオン交換
体、セフアデックスC型のような化学的に変化させた架
橋デキストランカチオン交換体、ジェイ・ピィ・グリー
スタインおよびエム・ウイニツツ〔J.P.Orees
teinおよびM.Winjね、Chemistry
of theAmino Acids、John Wj
ley and Sons,Inc.,NewYork
andLondon(1961年)、3巻、1456
頁〕の掲げているような強塩基性アニオン交換樹脂が挙
げられる。本発明の製法によって得られるトリベプチド
誘導体およびその対応する医薬上許容される塩は、天然
のトリベプチド、H−L−プロリルーL−。
ィシルーL−グリシンアミドが有する温血動物の中枢神
経系に対する薬効を示し、本発明の化合物の少なくとも
1つは天然のトリベプチドより大きな活性を示す。例え
ば、本発明の化合物は、ジイ・エム・エバーレツト〔G
.M.Everett、Proc.IStlnにr眼t
.SympoS,Amtidepr,Drugs,EX
cerptaMedica lntenat.Con蟹
.Series no.122、164頁(196&王
)〕の方法のェヌ・ピィ・プロトニコフら〔N.P.P
lotnikoffetal.、LifeScienc
e、10巻、第1章、1279頁(1971年)〕の記
載による変法によって試験した場合、L−ドーパの効果
を示す。また、式〔1〕のトリベプチド誘導体は、特に
、パーキンソン病様失調の療養に有用な化合物のスクリ
ーニングに適した動物モデルであるラットにおけるフル
フェナジンー誘発強直症に桔抗し、デセルピジンの鎮静
作用の逆転を起させる。本発明のトリベプチド誘導体は
活性の持続期間が長く、溢血動物における中枢神経系の
失調、特にパーキンソン症候群またはうつ病の治療もし
くは療養に有用である。本発明のトリベプチドまたはそ
の塩をこのような治療もしくは療養に用いる場合、医薬
上許容される液体または固体担体と合して、全身的、好
ましくは、非経口的に投与する。式〔1〕のべプチドは
低毒性である。該トリベプチドまたはその塩の割合は用
いる担体、該担体中におけるその溶解度、投与経路およ
び標準的な生物学的実験によって決定される。非経口投
与には、該トリベプチドまたはその塩は滅菌水性溶液と
して用いられ、緩衝剤または保存料、筆張とするに充分
な医薬上許容される塩またはグルコースのような他の溶
質を含有させることもできる。用量は投与形および治療
すべき動物の種類によって変化するが、好ましくは、0
.05〜20の9/k9の濃度とする。しかし、もっと
も効果的な結果を得るには、約0.05〜約2の9/k
9の範囲が望ましい。経口投与用には、該トリベプチド
またはその塩の投与は0.25〜100の9/kgの濃
度に保持することが好ましく、該化合物を医薬上許容さ
れる担体と共に単位投与形に処方する。また、該トリベ
プチドまたはその塩は、例えば、米国特許出願第567
,788号(1973王4月14日出願)に記載されて
いる投与形の1つで、口内面に直接投与してもよい。該
トリベプチドまたはその塩は、後記のような活性持続性
、徐放性またはデポ製剤のような剤形で、好ましくは、
筋肉注射または移植によっても投与できる。
かかる投与形は1日当り、約0.05〜約2の9/k9
を放出するように処方される。式〔1〕のトリベプチド
は、いまいま活性持続性、徐放性またはデポ製剤として
長期間、連続的に投与することが望まれる。かかる投与
形は、例えば、後記するような体液に対する溶解度の低
いトリベプチドの医薬上許容される塩を含有しても、ま
たは、水溶性塩の形の該トリベプチドを、その遠かな放
出を防ぐ保護担体と共に含有してもよい。この後者の場
合、例えば、該トリベプチドを非抗原性部分加水分解ゼ
ラチンと共に粘凋液体として処方することができ:また
は、該トリベプチドを、水酸化亜鉛のような医薬上許容
される固体坦体に吸着させて処方し、医薬上許容される
液体担体に懸濁して投与することができ;または、該ト
リベプチドを、水性もしくは非水性医薬担体、保存料ま
たは界面活性剤とともに、保護非抗原性ヒドロコロィド
、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポ
リビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン
、ポリガラクチロン酸(例えば、ペクチン)またはある
種のムコ多糖類でゲルまたは懸濁液に処方できる。かか
る処方の例は標準的な製薬のテキストに見られる〔例え
ば、Remingのn,s PharmaCeuti
CaISciences、14版、Mack Publ
ishing CO.,Easton,Pennsyl
vania(1970年)〕。本発明の方法によって得
られるトリベプチドの活性持続性、徐放性製剤は、医薬
上許容される被覆剤、例えば、ポリビニルアルコールま
たはエチルセルロースでマイクロカプセル化して得るこ
ともできる。さらに、被覆剤およびマイクロカプセル化
の方法については、ジェイ・エイ・ハーピツグ〔J.A
Herbig 、 Encyclopedia
of ChemicalTechnology、13
巻、2版、Wiley,New York(1967年
)、436〜456頁〕によって記載されている。かか
る製剤、ならびに、体液にほとんど溶解しない該トリベ
プチドの塩、例えば、パーモ酸との塩の懸濁液は、1日
当り、活性成分を約0.05〜約2の9/kg放出する
ように処方され、好ましくは筋肉注射される。別法とし
ては、前記の固体投与形、例えば、ほとんど水に熔解し
ないある種の塩または該薬剤の塩を岡体担体に分散もし
くは吸着させたもの(例えば、エチレングリコールメタ
クリレートのポリマーまたは米国特許第3,551,5
56号に記載されるように架橋された同機なモノマーの
中性ヒドロゲル中分散剤)は、前記と同じ程度の量を放
出する顎粒に処方して、皮下または筋肉内に移植できる
。本発明のトリベプチド談導体はパーキンソン病の治療
に用いる薬剤、例えば、1−ドーパ、プロサィクリジン
、1−ヒョスチアミソまたは塩酸トリへキシフェニジル
の薬効を有する。
さらに、1ードーパを本発明のトリベブチド譲導体と合
すると、1−ドーパ単独の場合より、運動性および知性
機能において大きな向上を示すことが判明した。
式〔1〕の譲導体を人間において1ードーパの薬効を発
揮させるために用いる場合、誘導体および1ードーパを
、別々に、または、同じ投与剤形で全身的に投与する。
この組合せは経口でも非経口でも有効である。通常、談
議導体の1日の用量は50〜2000の9、1−ドーパ
の1日の用量は0.5〜8.02の範囲である。トリベ
プチド誘導体単独の場合に記載した方法と同機にして得
られる代表的な医薬組成物は、式〔1〕のトリベプチド
誘導体および1ードーパを重量比1:4〜1:160で
合してなる固形物または滅菌溶液である。
つぎに好ましい具体例を挙げて本発明の製法を説明する
本発明製法の具体例の実施における必要な出発物質の第
1群、式:RIN=CHR2
〔3〕〔式中、RIは低級アルキルまたはNR4R
5(R4およびR5は低級アルキル)、R2は水素また
は低級アルキルを意味する〕で示されるェナミンまたは
ヒドラゾンは式KINH2で示される適当な置換アミン
またはR4R5NNH2で示されるヒドラゾン(R1、
R4およびR5は前記と同じ)を式R2CH○(R2は
前記と同じ)で示されるアルデヒドと縮合させて得られ
る。
式KIN日2のアミンまたは式R4R5NNH2のヒド
ラジンは公知であるか、または公知の方法で製造できる
同様に、式×2CHOのアルデヒドも公知であり、大部
分は市販されている。式RINH2のアミンまたは式R
4R5NNH2のヒドラジソと式R2CHOのアルデヒ
ドの縮合は、不活性溶媒中、昇温下、該混合物の還流温
度で行なうことが好まましい。
無水、水非相溶性炭化水素、例えばベンゼンまたはトル
ェンを、生成する水を物理的に、例えば、ディーン・ス
ターク水分離器で除去しながら、あるいは、低級アルカ
ノール溶媒、例えば、エタノール、プロパノールまたは
ィソフ。ロパノールを用いることができる。ついで、溶
媒を蒸発させ、銭澄を、例えば、蒸留または結晶化によ
り精製し、対応する式〔3〕のェナミンまたはヒドラゾ
ンを得る。別法として、所望のェナミンまたはヒドラゾ
ンは後記のキィ(Key)反応の過程においても得るこ
ともできる。必要な出発物質の第2群の式R6一L一P
ro−OH(R6は前記と同じ)のアミノ保護酸は公知
である。
例えば、tーブトキシカルボニル−L−プロリン(節c
−L−Pro−OH)およびペンジルオキシカルボニル
−Lープロリン(Z一L一Fro一OH)は、各々、ジ
ィ・アール・アンダーソンおよびエイ・シイ・マクレガ
ー〔G.RAndeはonおよびA,C.McGre籾
r、J.Amer.Chem.Soc.、79巻、61
80頁(1957年)〕およびダブりュウ・グラスマン
およびイー・ベンシユ〔W.Crassmannおよび
E.W0nsch、Chem.Ber.、91巻、46
2頁(1958王)〕によって記載されてる。必要な出
発物質の第3群の式CNCH2COR7(R7は炭素数
1〜3の低級アルコキシ)のィソニトリルは公知である
か〔例えば、ィソシアノ酢酸エチルはR.Appele
tal.、An繋w.Chem.,lnt.ed.,1
碇蓋、132頁(1972王)に記載されている〕、公
知の方法で容易に製造できる。
つぎに、本発明のキィ反応では、前記式〔3〕のェナミ
ンもしくはヒドラゾン、または別法として、該反応過程
で各々アミンもしくはヒドラジンとアルデヒドから得ら
れる所望のェナミンもしくはヒドラゾンを、式R6−L
−Pm−OHの酸および式CNCH2COR7のィソニ
トリルと縮合させて対応する式:R6−L−Pro−N
(RI)−CH(R2)CO−GIy−R7
〔2〕〔式中、R1、R2、R6およびR
7は前記と同じである〕で示される対応する中間体が得
られる。
特に限定するものではないが、ほぼ等モル量の必要な出
発物質をこの縮合に用いることが好ましい。縮合は、不
活性溶媒中、例えば、塩化メチレン、クロロホルムおよ
び四塩化炭素を包含するハロゲン化炭化水素中;ジオキ
サン、ジェチルェーテルおよびテトラヒドロフランを包
含するエーテルおよび環状エーテル中;またはメタノー
ル、エタノールおよびプロパノールを包含する低級脂肪
族アルコール中でもっとも都合よく行なえる。しかし、
出発物質が相溶性であるか、その混合物が縮合の過程で
液化する場合は、溶媒を用いなくても何ら問題はない。
縮合の温度および時間は特に限定するものではない。
該反応は−20〜100℃の温度範囲で行なうことがで
きるが、10〜40qoの範囲がもっとも有利である。
反応時間は変えることができ、出発物質の反応性に依存
するが、一般に、15分〜数日、好ましくは6時間〜2
日の反応時間が採用される。ついで、式〔2〕の中間体
を単離し、常法によって精製する。例えば、生成した中
間体を水非相溶性の溶媒で抽出し、要すれば、クロマト
グラフィーおよび結晶化により精製する。明らかなよう
に、この反応によって得られる式〔2〕の中間体中のア
ミノ酸残基−N(RI)CH(R2)−CO−はラセミ
体のはずであり、本明細書においてはR2が水素の場合
、すなわち、該アミノ酸残基がグリシンのアミノ酸残基
の場合を除いて接頭語DLで示される。
また、明らかなように、式〔2〕の中間体は、例えば、
シリカゲル上のクロマトグラフィーによって分離するこ
とのできる2つの幾何異性体として存在する。便宜上、
これらの2つの異性体を任意に異性体AおよびBで表わ
す。ついで「分離した該異性体または混合物をつぎの方
法により対応する式〔1〕のべプチド誘導体に変える。
式〔2〕の該中間体をアミド化して式〔2〕の中間体ア
ミド(R1、R2、R6は前記と同じ、R7はNH2)
を得る。
このアミド化の好ましい条件には、該中間体を、不活性
溶媒、例えば、メタノール、エタノールまたはテトラヒ
ドロフラン中、アンモニアの実質的な飽和溶液で、0〜
20ooにおいて6時間〜4日間処理することが包含さ
れる。所望により、この段階で得られた対応するアミド
を2つの異性体に分離することができる。この分離はシ
リカゲル上のクロマトグラフィーによって有利に行なえ
る。ついで、このアミドを脱保護剤で処理して対応する
式〔1〕のトリベプチド誘導体(RIは低級アルキルま
たはNR4R5、R4およびR5は各々低級アルキル、
R2は水素または低級アルキル、R3はアミノ、Yはア
ミノ酸残基GIy)を得る。
RIがNR4R5でR4およびR5が各々低級アルキル
、R2が水素または低級アルキル、R3がアミノおよび
Yがアミノ酸残基GIyの式〔1〕のトリベプチド誘導
体は米国特許出願第330,352号(1973王2月
7日出願)に開示されている。R6がペンジルオキシカ
ルボニル(Z)の場合の前記の脱保護反応は、該アミド
を貴金属触媒の存在下、水素添化して有利に行なえる。
この水素添化および本発明の製法における他の水素添化
に有用な貴金属触媒には、パラジウムおよび白金、例え
ば、5%パラジウム−炭素および5%白金−炭素が包含
され、水素添化は不活性溶媒中、例えば、酢酸、メタノ
ール、酢酸エチルなどの中で行なう。この例の場合では
、好ましくは、水素添化はメタノール中、5%パラジウ
ム−炭素で行ない、水素添化生成物、すなわち、式〔1
〕の対応するトリベプチド誘導体は反応混合液から触媒
を分離し、溶媒を蒸発させて遊離塩基の形で得られる。
R6がtーブトキシカルボニルの場合の脱保護反応は、
該アミドを適度な酸性条件に付して対応する脱保護化合
物を得ることにより有利に行なえる。この脱保護反応を
行なうには、該アミドを過剰のトリフルオロ酢酸または
、実質的に無水塩化水素で飽和した不活性有機溶媒、例
えば、酢酸エチルもしくはトリフルオロ酢酸に溶解する
ことが都合よい。反応完了後、蒸発させて前記の式〔1
〕の脱保護トリベプチド誘導体を対応する酸の酸付加塩
の形で直接得る。この酸付加塩は通常の方法によって対
応する式〔1〕のトリベブチド誘導体の遊離塩基の形に
変えることができる。RIがNR4R5(R4およびR
5は各々低級アルキル)、R2がCH2CH(CH3)
2・R3がNH(C4)4NH2およびYがアミノ酸残
基GIyの式〔1〕のトリベプチド誘導体は、RIがN
R4R5(R4およびR5は各々低級アルキル)、R2
がCH2CH(CH3)2、R6がァミノ保護基および
R7が低級アルコキシの式〔2〕の中間体を加水分解剤
で処理して対応するR7がヒドロキシの式〔2〕の中間
体を得ることにより製造される。塩基性加水分解の好ま
しい方法には、該低級アルキルェステルを、加水分解す
るに充分な水の存在下、強塩基、例えば、水酸化ナトリ
ウムもしくはカリウムの作用に付すことが包含される。
この加水分解は適当な溶媒、例えば、メタノールまたは
エタノールを用いて行なえる。反応混合液を温度0〜5
0q○、好ましくは、20〜30ooで加水分解が起る
まで保持する。通常、この加水分解は10〜3餌時間で
充分である。ついで、反応混合液を酸、例えば、塩酸、
硫酸などで酸性とし、実質的に水非相溶性有機溶媒、好
ましくは、クロロホルムで抽出する。有機溶媒を蒸発さ
せて該対応する酸を得る。この対応する酸を、アミノ酸
またはべプチド酸を活性カルボキシルを有する対応する
化合物に変える試薬で処理し、モノ(tーブトキシカル
ボニル)−1,4ージアミノブタンと縮合させる。
この反応を行なう好ましい方法は、対応する酸を、不活
性溶媒、好ましくは、ジメチルホルムアミド中、約一2
0〜一10℃において、約20〜50分間、ほぼ等モル
量のN,N′−カルボニルジィミダゾールと反応させる
ことによって行なわれる。この活性カルボニルを有する
化合物を、アール・ガイガー〔R.蛇j舞て、AnM1
en、750巻、165頁(1971年)〕によって記
載される実質的に等モル量のモノ(t−ブトキシカルボ
ニル)−1,4ージアミノブタン塩酸塩の溶液および有
機塩基、好ましくは、トリェチルアミンで、不活性有機
溶媒、好ましくは、ジメチルホルムアミド中で処理する
。この混合液を約20〜30qoで、約15〜30時間
蝿拝し、蒸発させる。残笹を実質的に水非相瀞性溶媒、
好ましくは、酢酸エチルにとり、洗練し、蒸発させる。
残澄をハロゲン化炭化水素、低級アルカノールおよび有
機塩基の混合液、好ましくは、クロロホルム−メタノー
ルーピリジンを溶離液として用い、シリカゲル上でクロ
マトグラフィーに付して式〔2〕のアミノ保護中間体、
Z−L−Pro−N(NR4R5)CH〔C比CH(C
H3)2〕CO−GIy−NH−(C比)4−NH−B
oc(R4およびR5は前記と同じ)の2つの異性体A
およびBを得る。ついで、この化合物から保護基Zおよ
び恥cを離脱させてトリベプチド誘導体、H−L−Pr
o−N(NR4R5)CH〔CH2CH(CH3)2〕
CO−GIy−NH(C弦)4NH2、すなわち、RI
がNR4R5(R4およびR5は各々低級アルキル)、
R2がCH2CH(CH3)2、R3がNH(C比)4
NH2およびYがアミノ酸GIyである式〔1〕の化合
物を得る。
アミ/酸残基Zおよび恥cは、例えば、強酸、すなわち
、酢酸中臭化水素酸もしくはフッ化水素酸を用いて同時
に離脱できるが、好ましくは、段階的に脱保護を行なう
。アミノ保護基、ベンジルオキシカルポニル(Z)離脱
のため、前記のアミ/保護中間体を不活性溶媒中、貴金
属触媒の存在下、好ましくは、酢酸中、5%パラジウム
−炭素により前記のように水素添化する。この混合液を
炉遇し、約0〜1oo0に冷却し、適度な強酸で処理し
て残りのアミノ保護基、t−ブトキシカルボニル(Bo
c)を離脱させる。かかる酸の例は塩化水素である。こ
の無水酸を直接炉液に加えるか、該酸の不活性有機溶媒
中溶液、例えば、酢酸エチル、テトラヒドロフランなど
の溶液を加える。この混合液を約0〜25ooで約1〜
3時間蝿拝し、蒸発させる。残溝を架橋デキストラン吸
着体(セフアデックスLH−20)のカラム上、メタノ
ールを溶離液として用いてクロマトグラフィーに付し、
式〔1〕のトリプチド譲導体を塩酸付加塩として得る。
この式〔1〕のトリベプチド誘導体の遊離塩基は常法、
例えば、酢酸塩に変え、ついで凍結乾燥することにより
得られる。本発明製法の他の一具体例はアミノ酸の段階
的付加により式〔1〕のトリベプチド誘導体を得るもの
である。
前記の中間体、恥c−L−Pro−L−(N−Me)−
Leu−GIy−OEt、すなわち、RIがCH3、R
2がCH2−CH(CH3)2およびR7がOEtの式
〔2〕の化合物はアミノ酸の段階的付加によっても容易
に製造できる。
この式〔2〕の中間体製造の別法の好ましい具体例にお
いては、ジェイ・アール・コギンスおよびエヌ・エル・
ベノイトン〔J.R.Co雛insおよびN.L.Be
noi■n、Can.J.Chem.、49巻、196
8頁(1971年)〕によって記載されるる出発物質、
ベンジルオキシカルボニルーL一(Nーメチル)ロイシ
ンを、1.1〜1.5モル当量のジシクロヘキシルカル
ボジィミドの存在下、不活性有機溶媒中、好ましくは、
塩化メチレンまたはテトラヒドロフラン中、実質的に1
モル当量の2,4,5一トリクロロフヱノールで、一2
0〜0℃において約45〜75分間、ついで20〜30
qoにおいて1〜3時間処理してその活性2,4,5ー
トリクロロフェニルェステルに変える。
ついで、この活性ェステル、すなわちZ−L−(N一M
e)Leu一OHの2,4,5ートリクロロフェニルェ
ステルを、有機塩基、好ましくは、Nーェチルモルホリ
ソの存在下、不活性有機溶媒、好ましくはジメチルホル
ムアミド中、実質的に1モル当量のグリシンェチルェス
テル塩酸塩と、0〜30ooで10〜2餌時間カップリ
ングさせて式Z−L−(N−Me)Leu−GIy−O
Etのジべプチドを得る。つにで、この化合物を、好ま
しくは、約3モル当量の臭化水素酸を含有する酢酸に溶
解し、20〜30℃で4〜5時間燈拝してそのアミ/保
護基Zを離脱させて、式日一L−(N−Me)仏u−G
Iy−OEtのジベプチドを臭化水素付加塩として得る
。このジベプチドを節c−L−Pro一〇Hの1ーベン
ゾトリアゾリルヱステルとカップリングさせる。Boc
一L一Pro−OHの1−ペンゾトリアゾリルェステル
は不活性有機溶媒、好ましくはテトラヒドラフラン中、
約一5〜0℃で、&c−Pro−OHと、1〜2モル当
量の1ーヒドロキシベンゾトリアゾールおよび1.1〜
1.5モル当量のジシクロヘキシルカルボジィミドを合
して得られる。この混合物を約一5〜0℃で約1時間、
ついで20〜30q○でさらに1時間燈梓する。ついで
・、このBりc一L一Pro−OHのの1ーベンゾトリ
アゾリルェステルを含有する溶液を、一5〜5℃で、実
質的に当モル量の前記臭化水素酸付加塩形のジベプチド
日−L−(N−Me)−戊u−GIy−OEtを含有す
る溶液および不活性有機溶媒、好ましくは、テトラヒド
ロフラン中、有機塩基、好ましくは、Nーェチルモルホ
リンと合する。混合液を−5〜5℃で30分、ついで約
20〜3000で約30〜5餌時間蝿拝し、恥c−L−
Pm−L−(N−Me)にu−GIy−OEt、すなわ
ち、RIがC比、R2がCH2CH(CH3)2および
R7がOEtの式〔2〕の中間体を得る。この式〔2〕
の中間体は全ての点で前記で得られた式〔2〕の中間体
の異性体Bと同じである。RIがCH3、R2がCH2
CH(C瓜)2、R3がNH2およびYがアミノ酸残基
D−Naの式〔1〕のトリベプチド誘導体はペンジルオ
キシカルボニル−L−(N−メチル)−ロィシンの活性
ェステル、好ましくは1−ペンゾトリアゾリルエステル
をD−アラニンメチルェステルと縮合させて式Z−L−
(N一Me)Leu一D一Ma一OMeのジベプチドを
得ることによって容易に製造できる。
この化合物のアミ/保護基(Z)を離脱させ、ついでペ
ンジルオキシカルボニル−L−プロリンの活性ヱステル
、好ましくは、Pーニトロフェニルェステルと縮合させ
て式Z−L一Pm−L(N−Me)Leu−D−Na−
OMeのトリベプチドを得る。この化合物に不活性有機
溶媒中、アンモニアを作用させて式Z−L−Pm−L−
(N−Me)にu−D−AIa−NH2のトリベプチド
アミドを得る。この化合物のアミノ保護基(Z)を離脱
させて対応する式〔1〕のトリベプチド誘導体Z−L−
Pro−L−(N−Me)Leu−D−Na−NH2を
得る。この式〔1〕のトリベプチド誘導体製造の好まし
い具体例においては、不活性有機溶媒、好ましくはジメ
チルホルムァミド中、等モル量の前記ジェイ・アール・
コギンスによって記載されるZ−L−(N−Me)にu
−−OHおよびH‐D−AIa−OMeを、0〜100
0で、0.2〜1.0モル当量の1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾ−ルおよび実質的に等モル量の有機塩基、好ま
しくはN−エチルモルホリンと合する。実質的に等モル
量のジシクロヘキシルカルボジイミドの不活性溶媒煤液
、好ましくはテトラヒドロフラン溶液をゆっくりと加え
る。添加完了後、混合液を約0〜1000で約1時間、
ついで20〜3000でさらに1時間燈梓する。常法に
より精製して式Z−L−(N−Me))戊u−D−Na
−OMeのジベプチドを得る。ついで、このジベプチド
のアミノ保護基(Z)を、好ましくは、不活性溶媒(好
ましくは、実質的に等モル量の鍵酸(好ましくは塩酸)
を含有する酢酸)中、貴金属触媒(好ましくは5%パラ
ジウム一炭素)の存在下、水素添化して離脱させる。
触媒を除去し、溶媒を蒸発させて式H−L−(N−Me
)Leu一D−山a−OMeのジベプチドをその塩酸付
加塩の形で得る。この化合物をZ−L−Pro−OHの
活性ェステルと縮合させる。この縮合の実用的で有利な
方法は実質的に等モル量の該ジベプチド酸付加塩、1−
ヒドロキシベンゾトリアゾール、ベンジルオキシカルボ
ニル−L−プロリンPーニトロフエニルエステルおよび
N−エチルモルホリンを有機溶媒、好ましくはジメチル
ホルムアミド中に、温度約0〜1000で含有させるこ
とからなる。この混合液を0〜1oo0で約2〜4日間
撒拝する。溶媒を蒸発させた後、残港を実質的に水非相
熔性の有機溶媒、好ましくは酢酸エチルに熔解し、洗修
し、乾燥し、蒸発させる。残澄を好ましくはシリカゲル
上でクロマトグラフィーに付して精製し、式Z−L−P
ro−(N−Me)仏u−D一Na−OMeのトリベプ
チドを得る。この化合物をアミド化する。好ましい条件
には、該化合物を不活性溶媒、例えば、メタノールまた
はエタノール中、実質的にアンモニアの飽和溶液で、0
〜10℃において2〜4日間処理することを包含する。
溶媒を蒸発させ、残澄を結晶させて式Z−L−Pro−
L−(N−Me)じu−D−山a−NH2のトリベプチ
ドを得る。この化合物のアミノ保護基(Z)を、好まし
くは、前記のように塩酸の存在下、貴金属触媒で水素添
加して離脱させてトリベプチド誘導体、H−L−Pro
‐L‐(N−Me)仏u‐D−Ala−N馬、すなわち
、RIがCH3、R2がCH2CH(CH3)2、R3
がNH2およびYがアミノ酸残基D−山aの式〔1〕の
化合物を塩酸付加塩として得る。
該式〔1〕のトリベプチド誘導体の酢酸付加塩は好まし
くは、該塩酸付加塩を、酢酸アンモニウム緩衝液を溶離
液とするカルボキシメチルセルロース吸着体(What
ma肌CM−23)のカラム上でイオン交換クロマトグ
ラフィーに付して得られる。所望により、この式〔1〕
のトリベプチド誘導体の酢酸付加塩を、水からの凍結乾
燥をくり返して遊離塩基形の式〔1〕のトリベプチド誘
導体を得る。RIが水素、R2がCH2CH(CH3)
2、R3がNH−(CH2)4NH2およびYがアミノ
酸務基GIyの式〔1〕のトリベプチド誘導体は、式Z
−L−Pro−L−にu−GIy−OEtの化合物を加
水分解して対応する式Z−L−Pm−L−Leu−GI
y−OHの酸を得ることにより容易に製造できる。
この酸を活性ェステルに変え、これをモノ(t−ブトキ
シカルボニル)−1,4ージアミノブタンと縮合させ、
式〔2〕の中間体、Z−L−Pro−L−Leu−GI
y−NH−(CH2)4NH−Bocを得る。この化合
物のアミノ保護基を離脱させて、RIが水素、R2がC
H2CH−(CH3)2、R3がNH(CH2)4NH
2およびYがアミノ酸残基Plyの式〔1〕のトリベプ
チド誘導体を得る。この式〔1〕のトリベプチド譲導体
製造の好ましい具体例においては、ダブ’」ュウ・ディ
・キャッシュ〔W.D.Cash、J.功g.Chem
.26巻、2136頁(1961年)〕によって記載さ
れている式Z−L−Pro−L−Leu−GIy−OE
tのトリベプチドを出発物質とし、これを加水分解剤で
処理して式Z−L−Pro−L−比u−GIy−OHの
対応する酸を得る。
塩基性加水分解の好ましい方法には、該ェステルを、加
水分解するには充分な水の存在下、強酸、例えば、水酸
化ナトリウムまたはカリウムを作用させることが包含さ
れる。この加水分解は適当な溶媒、例えば、メタノール
またはエタノールを用いて行なう。反応混合液を約10
〜30ooで15〜30分間保持する。ついで、この反
応混合液を酸、例えば、塩酸、硫酸などで酸性とする。
沈澱を集め、結晶させて式Z−L−Pro−L−戊u−
GIy−OHの対応する酸を得る。この酸を、アミノも
し〈はべプチド酸を対応する活性ェステルに変える試薬
で処理し、ついでこの活性ェステルをモノ保護アミノ(
低級)アルキルアミンと縮合させる。
この反応は対応する酸を1.1〜1.5モル当量のジシ
クロヘキシルカルボジィミドおよび1.1〜2.1モル
当量の1−ヒド。キシベンゾトリァゾールと反応させ、
ついで、不活性有機溶媒、例えば、酢酸エチル、ジメチ
ルホルムアミドまたはテトラヒドロフラン中、等モル量
のモノー(t−ブトキシカルボニル)−1,4ージアミ
ノブタン塩酸塩および有機塩基、好ましくはN−エチル
モルホリンを加え、約0〜30こ0で3〜10時間反応
させて行なう。沈澱を炉去し、炉液を蒸発させ、残澄を
酢酸エチルに溶媒する。この溶液を洗縦し、乾燥し、蒸
発させて、残澄を、好ましくはシリカゲル上でクロマト
グラフィーに付して精製し、式〔2〕の中間体、Z−L
−Pro−L−戊uGly−NH(CH2)4NH−B
ocを得る。この化合物のァミノ保護基Zおよ方び故c
を離脱させてトリベプチド誘導体、H−L−Pro−L
−にu−GIy−NH(CH2)4NH2、すなわち、
RIが水素、R2がCH2CH(CH3)2、R3がN
H(CH2)4NH2およびYがアミノ酸残基GIyの
式〔1〕の化合物を得る。この2つのアミノ保護基は、
例えば強酸、すなわち、酢酸中臭化水素酸またはフツ化
水素酸を用いて同時に離脱できるが、好ましくは、つぎ
のようにして段階的に離脱させる。アミノ保護基、ベン
ジルオキシカルボニル(Z)を離脱させるため、前記の
アミノ保護トリベプチドを前記のとおり、不活・性溶媒
中貴金属触媒の存在下、好ましくは、酢酸中、5%パラ
ジウム−炭素で水素添加する。この混合液を炉遇し、炉
液を約0〜10qoに冷却し、適度な強酸で処理して残
ったアミノ保護基、t−ブトキシカルボニル(Boc)
を離脱させる。かかる酸の例は無水塩化水素で、前記の
冷却した炉液に直接加えるか、または、該酸の不活性有
機溶媒中溶液、例えば、酢酸エチルまたはテトラヒドロ
フラン中溶液を加える。この混合液を約0〜300○で
約1〜4時間損拝し、蒸発させて、式〔1〕のトリベプ
チド誘導体、日−L−Pro−L−仏u−GIy−NH
(CH2)4NH2を塩酸付加塩として得る。この式〔
1〕のトリベプチド誘導体の酢酸付加塩は、該塩酸付加
塩を、好ましくは、酢酸塩型のアニオン交≠剣樹脂(斑
kerCGA−540)上でイオン交換クロマトグラフ
ィーに付して得られる。所望により、式〔1〕のトリベ
プチド誘導体の該酢酸付加塩を水からくり返して凍結乾
燥し、遊離塩基形の式〔1〕のトリベプチド誘導体を得
る。最後に、本明細書に開示する以外の、同等なアミノ
もしくはカルボキシル保護基、ベプチド片のカップリン
グ方法および保護基の離脱方法も、以上の本発明の具体
例において、本発明の範囲および精神を逸脱せずに使用
できることは当業者にとり明らかであろう。
これらの別法も本発明範囲に包含するものである。つぎ
に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例 1ペンジルオキシカルポニル−Lープロリルー
DL一(N−ジメチルアミノ)ロイシルーグリシンエチ
ルエステル(Z−Pro−N〔N(CH3)2〕CH〔
CH2CH(CH3)2〕CO−GIy−OEt){a
} 乾燥塩化メチレン50の上中、ベンジルオキシカル
ボニルーLープロリン12.45夕(50ミリモル)を
イソバレルアルデヒドN,Nージメチルヒドラゾン7.
05夕(55ミリモル)およびイソシァノ酢酸エチル6
.21夕(55ミリモル)の乾燥メチレン50の【溶液
(0℃)に加える。
この混合液を室温で4日間燈拝し、5%重炭酸ナトリウ
ム溶液および飽和食塩水で洗練し、乾燥し、炉過し、炉
液を蒸発させる。残簿を、シリカゲル上で、溶雛液とし
てクロロホルムーメタノール(98:2)を用いるクロ
マトグラフィーに付す。溶媒を蒸発させ、表記の化合物
を得る。【b} 同様に、ベンジルオキシカルボニル−
L−プロリンの代りにtーブトキシカルボニル−L−プ
ロリンおよびイソバレルアルデヒドN,N−ジメチルア
ルヒドラゾンの代りにメチルアミノ−Nーイソベンチリ
デンを用い、tーブトキシカルボニル一L−プロリルー
DL−(Nーメチル)ロイシルーグリシンエチルエステ
ル(Boc−L−Pro−N(CH3)CH〔CQC日
(C&)2〕CO−GIy−OEt)の2つの異性体A
およびBを得る。異性体A:〔Q〕色5=31.が(c
=1、ジメチルホルムアミド);nmr(CDC13)
61.0(m.班),1,3(t,J=7位,細),1
.4(s,班),3.1(s,斑),4.2(q,J=
7日2)異性体B:〔Q〕色5=−76.70(c=1
、ジメチルホルムアミド);マススベクルト分析(m/
e)=427(M+){c} 同様に、ベンジルオキシ
カルボニル−L−ブロリンの代り‘こt−ブトキシカル
ボニル−L−プロリンおよびイソバレルアルデヒドN,
N−ジメチルヒドラゾンの代り‘こホルムアルデヒドと
ィソブチルアミンの混合物を用い、t−ブトキシカルボ
ニル−Lープロリル−(N−イソブチル)−グリシルー
グリシンエチルエステル(節c‐L‐Pro‐N〔CH
2CH(CH3)2)CH2CO−GIy−OEt)を
得る。
nmr(CDCl3)=60.9(細),1.25(祖
),1.40(斑),2.0(斑),3〜5(11H)
,7.8(IH)‘dー 同様に、イソバレルアルデヒ
ドN,Nージメチルヒドラゾソの代りに1,1ージェチ
ルヒドラジンおよびアセトアルデヒドの混合物を用い、
ベンジルオキシカルボニルーLープロリルーDL一(N
ージエチルアミノ)ーアラニル−グリシンエチルエステ
ル(Z−L一Pro一N〔N(C2&)2〕CH(CH
3)CO−GIy−OEtを得る。
‘e} 同様に、ィソバレルアルデヒドN,N−ジメチ
ルヒドラゾンの代物こ1,1ージ(nープロピル)ヒド
ラジンおよびイソブチルアルデヒドの混合物を用いてペ
ンジルオキシカルボニル−LープロリンーDL一〔Nー
ジ(nープロピル)アミノ〕バリルーグリシンエチルエ
ステル(Z−L−Pro−N−〔N(CH2CH2Cは
)2〕CH〔CH(CH3)2〕CO−GIy−OEt
を得る。
‘f} 同様に、ィソバレルアルデヒドN,N−ジメチ
ルヒドラゾンの代りにエチルアミンおよびィソブーチル
アルデヒドの混合物を用いてペンジルオキシカルボニル
−L−プロリルーDL−(N−エチル)バリルーグリシ
ンエチルエステル(Z一L−Pro−N(C2日5)C
H〔CH(CH3)2〕CO−GIy−OEt)を得る
。実施例 2 ペンジルオキシカルボニル一L−プロリルーDL一(N
ージメチルアミン)ロイシルーグリシンアミド(Z一P
ro一N〔N(CH3)2〕CH〔CH2−CH(Cは
)2〕CO−GIy−NH2‘a’前記実施例1‘a’
に記載の中間体、ベンジルオキシカルボニル−Lープロ
リルーDL一(N−ジメチルアミノ)ロイシルーグリシ
ンエチルエステル8.33夕(17ミリモル)を000
で、乾燥メタノール150必中、無水アンモニアの飽和
溶液に溶解し、0℃で3日間放置する。
この混合液を減圧下で蒸発させ、残澄をシリカゲル上で
、溶離液としてクロロホルムーメタノール(95:5)
を用いるクロマトグラフィーに付す。表記の化合物の2
つの異性体AおよびBは別々に溶出する。異性体A:n
mr(CDC13)=60.97(d,J=6HZ),
2.28(s,餌),5.00(s,が),7.29(
s,田)異性体B:nmr(CDC13)二60.95
(t,J=6HZ,細),2.25(s,斑),5.1
0(s,2H),7.29(s,田)‘b} 同様に、
ベンジルオキシカルボニルーL−ブロリルーDL−(N
−ジメチルアミノ)ロイシルーグリシンェチルェステル
の代りに当量の、前記実施例1{bi記載のtーブトキ
シカルボニル一LープロリルーDL一(N−メチル)ロ
イシルーグリシンェチルェステルの異性体Aを用いて、
t−ブトキシカルボニル−LープロリルーDL一(N−
メチル)ロイシルーグリシンアミド(B。
C−L一Pro−N(CH3)CH〔CH2CH(CH
3)2〕CO−GIy−NH2)の異性体Aを得る。融
点130〜13〆○;〔Q〕客=十50.が(c=2、
ジメチルホルムアミド)同様に、ベンジルオキシカルボ
ニル−Lープロリル−DL一(Nージメチルアミノ)ロ
イシルーグリシンェチルェステルの代りに当量の、前記
実施例1{W記載のtーブトキシカルポニル−Lープロ
リル−DL−(Nーメチル)ロイシルーグリシンエチル
ェステルの異性体Bを用いてtーブトキシカルボニル−
L−プロリルーーDL−(N−メチル)ロイシルーグリ
シンアミド(B。
C一L一Pm−N(CH3)CH〔CH2CH(C瓜)
2〕−GIy−N技)の異性体Bを得る。マススベクト
ル分析(m/e)=398(M+)‘c’同様に、ベン
ジルオキシカルボニルーL−プロリルーDL一(Nージ
メチルアミノ)ロイシルーグリシンェチルェステルの代
りに当量の、前言己実施例1{c信己載のtープトキシ
カルボニル一L−プロリルー(N−イソブチル)グリシ
ルーグリシンェチルエステルを用い、t−ブトキシカル
ボニルーL−プロリル−(Nーイソブチル)グリシルー
グリシンアミド(Boc−L−Pro−N〔CH2CH
(CH3)2〕CH2CO−GIy−N比)を得る。融
点92〜95こ0;nmr(CDC13)土60.9お
よび1.03(d,J:2.5HZ,母H),1.4(
s,畑)実施例 3LープロリルーDL−(N−ジメチ
ルアミノ)ロイシルーグリシンアミド塩酸塩〔式〔1〕
;RI=N(C比)2,R2=CH2CH(CH3)2
,R3=NQ,Y=GIy;H−L−Pro−N〔N(
CH3)2〕CH〔CQC日(CH3)2〕CO−GI
y−NH2・HCI〕‘a’前記実施例2■記載のペン
ジルオキシカルボニル−L−プロリルーDL一(Nージ
メチルアミノ〕ロィシルーグリシンアミドの異性体AI
.595夕(3.46ミリモル)および5%パラジウム
−炭素触媒0.207夕のメタノール中混合物を、4N
水酸化ナトリウム欄拝溶液100Mを入れたフラスコを
連結した水素添加装置中で、水素雰囲気下、17時間櫨
拝する。
触媒を炉去する。炉液に0.94Nメタノール性塩酸3
.7叫(3.47ミリモル)を加え、これを減圧下で蒸
発させる。残澄を無水メタノール中、活性炭で脱色し、
炉過し、炉液を減圧下で蒸発させる。残澄をジェチルェ
ーテル、酢酸エチル、ついで、ジェチルェーテルでトリ
チュレートし、減圧下、五酸化リン上で乾燥して表記化
合物の異性体Aを得る。〔Q〕色5=−43.9o(c
=2、ジメチルホルムアミド);nmr(DMSO−d
6)ニ60.9(d,J=5HZ,細),2.57(s
,細)同様に、前記実施例2(a’記載のペンジルオキ
シカルボニル一L−プロリル−DL一(N−ジメチルア
ミノ)ロィシル−グリシンアミドの異性体Aの代りに当
量の対応する異性体Bを用い、表記化合物の対応する異
性体Bを得る。
〔Q〕客=一般o(c=2、ジメチルホルムアミド)‘
b} 無水塩化水素の乾燥酢酸エチル中、1.州溶液5
5肌(82.5ミリモル)を、前記実施例2【bl記載
のt−ブトキシカルボニル−Lープロリルー(N−メチ
ル)ロィシルーグリシンアミドの異性体A6.56夕(
16.5ミリモル)の氷浴中で冷却した懸濁液に40分
間を要して滴下する。
この混合液を氷格温度で30分間、ついで室温で17時
間凝拝する。溶媒をデカンテーションし、固体を乾燥酢
酸エチルでトリチュレートし、この溶媒をデカンテーシ
ョンする。残澄を無水メタノールに溶解し、この溶液を
炉過し、炉過を減圧下で蒸発させる。残笹を酢酸エチル
−石油ェーブル(1:1)、ジェチルェーテルー石油ェ
ーブル(1:1)についでジヱチルエーテルでトリチュ
レートする。残澄を減圧下、五酸化リン上で乾燥し、L
ープロリル−DL−(Nーメチル)ロイシル−グリシン
アミド塩酸塩の異性体Aを得る〔式〔1〕;RI=CH
3,R2=CH2CH(CH3)2,R3=NH2,Y
=GIy;H−L−Pro−N(CH3)CH〔CH2
CH(CH3)2〕CO−GIy−N比〕。マススベク
トル分析(m/e)=298(M十)同様に、tーブト
キシカルボニル−L−プロリル−DL一(Nーメチル)
ロイシルーグリシンァミドの異性体Aの代りに当量の、
前記実施例2‘b}記載のt−ブトキシカルボニル−L
−プロリル−DL−(N−メチル)ロイシルーグリシン
アミド塩酸塩の異性体Bを用いてL−プロリルーDL−
(N−メチル)ロイシルーグリシンアミド塩酸塩の異性
体を得る〔式〔1〕;RI=CH3,R2=CH2CH
(CH3)2,R3=NH2,Y=GIy;H−L−P
ro−N(CH3)CH〔CQC日(CH3)2)CO
−GIy−NH2〕。
マススベクトル分析(m/e)=298(M十)‘c}
前記実施例3{bーと同様に、t−ブトキシカルボニ
ル−L−プロリルーDL一(N−メチル)ロィシルーグ
リシンアミドの異性体Aの代物こ当量のt−ブトキシカ
ルボニル−L−プロリルー(N−イソブチル)グリシル
ーグリシンアミドを用いて、Lープロリルー(N−イソ
ブチル)グリシルーグリシンアミド塩酸塩を得る〔式〔
1〕;RI=C−日2CH(CH3)2,R2=日,Y
=GIy,R3=N比;H−L−Pro−N〔CH2C
H(CH3)2〕CH2CO−GIy−NH2〕。マス
スベクトル分析(m/e)=284(M十)実施例 4
L−プロリルーDL一(N−ジメチルアミノ)ロイシル
ーグリシン−4−アミノーnーブチルーアミドジ塩酸塩
〔式〔1〕;RI;N(CH3)2,R2=CH2CH
(CQ)2,R3=NH(C比)4NH2,Y=GIy
;H−L−Pro−N〔N(CH3)2〕CH〔CH2
CH(CH3)2〕CO−GIy−NH(C弦)4NH
2・2HCI〕{a} 前記実施例1【a信己戦のペン
ジルオキシカルボニル一L−プロリル−DL一(Nージ
メチルアミノ)ロイシルーグリシンエチルエステル4.
45夕(9.07ミリモル)およびIN水酸化ナトリウ
ム12.25の上のメタノール23必中溶液を室温で2
0時間蝿拝する。
飽和食塩水50叫を加え、沈澱を炉夫する。炉液を0℃
に冷却し、IN塩酸13.3のとで酸性とする。この混
合液をクロロホルムで抽出し、抽出液を水洗して中性と
する。硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下で蒸発させ
てペンジルオキシカルボニル−L−プロリル−DL−(
N−ジメチルアミノ)ロイシルーグリシンを得る。nm
r(CDC13)=60.93(斑),2.53(斑)
,8.6(IH)(b} 乾燥雰囲気下、N,N′ーカ
ルポニルジィミダゾール1.19夕(7.5ミリモル)
を、前記実施例4{a債己教のペンジルオキシカルボニ
ル−L−プロリル−DL−(N−ジメチルアミノ)ロイ
シルーグリシン3.477夕(7.5ミリモル)の乾燥
ジメチルホルムアミド14奴‘中燈梓溶液(一15℃)
に加える。
この混合液を−150Cで3び分間蝿拝する。アール・
ガイガー〔R.Cだiger、Annalen、750
巻、165頁(1971年)〕記載の方法によって得ら
れるモノー(t−プトキシカルボニル)−1.4ージア
ルミノブタン塩酸塩1.685夕(7.5ミリモル)お
よびトリエチルアミン1.26の‘の乾燥ジメチルホル
ムアミド6叫中溶液を加える。この混合液を室温で20
時間蝉拝し、蒸発させる。残澄を酢酸エチル200の‘
にとり、10%重炭酸ナトリウム溶液、20%塩化ナト
リウム溶液、10%クエン酸溶液ついで20%塩化ナト
リウム溶液で洗修する。有機層を硫酸マグネシウム上で
乾燥し、蒸発させる。残澄をシリカゲル上、クロロホル
ム−メタノールーピリジン(95:5:1)を用いてク
ロマトグラフィーに付し、ベンジルオキシカルボニルー
LープロリルーDL一(N−ジメチルアミノロイシルー
グリシンー4一t−ブトキシカルボニルアミノーn−ブ
チルアミドの異性体AおよびBを別々に溶出させる。異
性体AおよびBを刻々に溶出させる。
異性体A:nmr(CDC13)=60.99(d,J
i6HZ,細),1.42(s,班),2.65(餌)
,5(s,が),7.25(餌)異性体B:mmr(C
DC13)=60.95(tJ=6HZ,斑),1,4
3(s,畑),5.10(s,2H),7.30(s,
班)‘cー 前記実施例4‘b信己載のペンジルオキシ
カルボニル−Lープロリル−DL−(Nージメチルアミ
ノ)。
イシルグリシンー4一t−プトキシカルボニルアミノ−
n−ブチルアミドの異性体A2.26夕(3.58ミリ
モル)および5%パラジウム−炭素触媒0.250夕の
酢酸50必中混合物を、州水酸化ナトリウム蝿辞溶液1
00のとを入れたフラスコを連結した水素添加装置中で
、水素雰囲気下、21時間蝿拝する。触媒を炉去し、炉
液を氷水中で冷却し、塩化水素の乾燥酢酸エチル中1.
州溶液12の上を滴下する。混合液を、水を除去しなが
ら室温で2時間損拝する。溶媒を減圧下で蒸発させ、乾
燥ベンゼンと共に共沸蒸留して痕跡の酢酸を除去する。
残澄を、メタノールを用い、姿勢喬デキストラン吸着体
(セフアデツクスLH−20)のカラム上でクロマトグ
ラフィーに付す。熔出液を活性炭で脱色し、炉過し、蒸
発させる。残澄を無水ジェチルェーテルでトリチュレー
トし、減圧下、五酸化リン上で乾燥して表記化合物の異
性体Aを得る。〔Q〕色5=−43.6o(c=2、ジ
メチルホルムアミド);元素分析、C,9日38N60
3・がCIとして、計算値:C,47.70;日,8.
52;N,17.60;CI,14.86実測値:C,
47.10;日,8.55;N,17.55;CI,1
5.24同様に、ベンジルオキシカルボニル−Lープロ
リルーDL一(N−ジメチルアミノ)ロイシルーグリシ
ンー4一t−ブトキシカルボニルアミノーn−ブチルア
ミドの異性体Aの代りに、対応する前記実施例4脚記載
の異性体Bを用いて表記化合物の対応する異性体Bを得
る。
〔Q〕色5=−18.6o(c=2、ジメチルホルムア
ミド):元素分析、C,9母8N603・がCI・比0
として、計算値:C,46.62;日,8.64;N,
17.20実測値:C,46.88;日8.50:N,
17.51脚 同様に、ベンジルオキシカルボニル−L
−プロリルーDL一(Nージメチルアミノ)ロイシルー
グリシンェチルヱステルの代りに当量の、前記実施例1
{d)記載のペンジルオキシカルボニル−Lープロリル
ーDL一(Nージエチルアミノ)アラニルーグリシンエ
チルエステルおよび、モノ−(tープトキシカルボニル
)一1,. 4ージアミノブタン塩酸塩の代りに当量の
ジヱチルアミンを用いてLープロリル−DL−(N−ジ
エチルアミノ)アラニルーグリシンジエチルアミド塩酸
塩〔式〔1〕;RI=N(CH2CH3)2,R2=C
H3,R3=N(CH2CH3)2,Y=GIy〕を得
る【el 同様に、ベンジルオキシカルボニルーL−プ
ロリル−DL−(N−ジメチルアミノ)ロイシルグリシ
ンェチルェステルの代りに当量の、前記実施例1{e)
言己教のペンジルオキシカルボニル−L−プロリルーD
L−〔Nージ(n−プロピル)アミノ〕バリル−グリシ
ンエチルエステルおよび、モノー(tーブトキシカルボ
ニル)一1,4−ジアミノブタン塩酸塩の代りに当量の
n−プロピルアミンを用いてL−プロリル−DL一〔N
−ジ(n−プロピル)アミノ〕バリルーグリシンn−プ
ロピルアミド塩酸塩〔式〔1〕:RI=N(CH2CH
2CH3)2,R2=CH(CH3)2,R3=NH(
CH2CH2CH3),Y=GIy;H−L−Pro−
N〔N(CQCH2CH8)2〕−CH〔 CH (
CH3 )2 〕 CO − GIy − NH(CQ
CH2CH3)〕を得る‘f)同様に、ベンジルオキシ
カルボニルーLープロリルーDL一(N−ジメチルアミ
ノ)ロイシルーグリシンェチルェステルの代りに当量の
前記実施例1(f}記載のペンジルオキシカルボニル−
L−プロリル−DL−(N−エチル)バリルーグリシン
エチルエステルおよび、モノー(t−ブトキシカルボニ
ル)−1,4−ジアミノブタン塩酸塩の代りに当量のメ
チルアミンを用いてLーブロリル−DL−(N−エチル
)バーJルーグリシンメチルアミド〔式〔1〕:RI=
C比CH3,R2=CH(C馬)2,R3=NHCH3
,Y=GIy;H−L−Pro−N(CH2CH3)C
H〔CH(C瓜)2〕CO−GIy−NHCH3〕を得
る実施例 5t−ブトキシカルボニルーL−プロリル−
L−(Nーメチル)ロイシルーグリシンエチルエステル
〔Boc−L−Pro−N(Cは)CH〔CH2CH(
CH3)2〕CO−GIy−OEt、前記実施例1‘b
}記載の異性体B〕合成の別法ジェイ・アール・コギン
スおよびエヌ・レオ・べノイトン〔J.R.Co鶏in
sおよびN.Leo控no−他n、Can.J.Che
m.、49巻、1968頁(1971年)〕記載の方法
によって得られるZ−L一(N−Me)にu−OH4.
2夕(15ミリモル)、2,4,5−トリクロロフエノ
ール2.96夕(15ミリモル)およびジシクロヘキシ
ルカルボジイミド3.099(15ミリモル)の乾燥塩
化メチレン21必中溶液を−15℃で1時間、ついで室
温で2時間縄拝する。
沈澱を炉去し、炉液を蒸発させてZ−L−(N−Me)
Leu−OTcpを得る。Z−L−(N−Me)比u−
OTcp15ミリモルのジメチルホルムアミド10.5
肌中溶液を、グリシンェチルェステル塩酸塩2.09夕
(15ミリモル)およびNーエチルモルホリン1.92
地(15ミリモル)のジメチルホルムアミド35の上溶
液(0℃)に加え、この混合液を0℃で3び分間、つい
で室温で2独特間損拝する。
溶媒を蒸発させて除去し、残澄をシリカゲル上で、溶離
液としてクロロホルム−酢酸エチル(85:15)を用
いてクロマトグラフィーに付す。溶出液を蒸発させてZ
−L−(N−Me)広u−GIy−OEtを得る。nm
r(CDCl3)60,93(班),1.27(母H)
,2.85(3H),3.97(2H),4.20(汎
),5.17(2H),7.34(班)臭化水素酸の酢
酸中30〜32%溶液4.9の【(24ミリモル)をZ
−L−(N−Me)戊u−GIy−OEt2.9夕(7
.96ミリモル)の酢酸4.7叫中溶液に加え、室温で
4.朝嵩間損辞する。
減圧下、蒸発させて溶媒を除去し、残澄をベンゼンーメ
タノールと共に共沸蒸留をくり返す。得られた残笹を減
圧下、水酸化カリウム上で乾燥し、〔H−L−(N−M
e)Leu−01y−OEt〕HBrを得る。故c‐L
−Pro−OHO.645夕(3ミリモル)、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール0.810夕(6ミリモル)
およびジシクロヘキシルカルボジイミド0.680夕(
3.3ミリモル)の乾燥テトラヒドロフラン15地中溶
液を−5℃で1時間、ついで25?○で1時間蝿拝する
。この混合液を0℃に冷却し、〔H−L−(N−Me)
Leu−GIy−OEt〕HBr3ミリモルおよびN−
エチルモルホリン0.384舷【(3ミリモル)の乾燥
テトラヒドロフラン14の‘中溶液(0℃)で処理する
。混合液を0℃で30分間、ついで室温で4畑時間縄拝
する。沈澱を炉去し、炉液を減圧下で蒸発させる。残鷹
を酢酸エチル100私に溶解する。この溶液を氷冷IN
クエン酸、水、5%重炭酸ナトリウム溶液ついで飽和食
塩水で洗濃する。この有機層を硫酸マグネシウム上で乾
燥し、蒸発させる。残櫨をシリカゲル上で、溶離液とし
てクロロホルム−酢酸エチルーピリジン(50:50:
1)を用いてクロマトグラフィーに付し、表記の化合物
、tープトキシカルボニル−LープロリルーL一(Nー
メチル)ロイシルーグリシンエチルェステルを得る。〔
Q〕客=−73.r(c=1、ジメチルホルムアミド〉
この方法で得られた化合物は前記実施例1{b}の方法
で得られたt−ブトキシカルボニル−L−プロリル−D
L−(N−メチル)ロイシルーグリシンェチルェステル
の異性体Bと同じである。
実施例 6L−プロリル−L−(N−メチル)ロイシル
ーDーアラニンアミド〔式〔1〕:RI=CH3,R2
=C−日2CH(CH3)2,R3=NH2,Y=○一
Aね;H−Pro−L−(N−Me)Leu−D−AI
a−NH2〕ペンジルオキシカルボニル一L−(N−メ
チル)口イシン14.0夕(50ミリモル)、Dーアラ
ニンメチルエステル7.0夕(50ミリモル)および1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール13.5夕(10ミリ
モル)を乾燥テトラヒドロフラン300の上およびジメ
チルホルムァミド70叫の混合液に溶解する。
この溶液を0℃に冷却し、Nーェチルモリホリン6.4
2机上(50ミリモル)を加え、ついでジシクロへキシ
ルカルボジイミド10.3夕(50ミリモル)の乾燥テ
トラヒドロフラン80必中溶液を滴下する。この反応混
合液を0℃で1時間、室温でさらに1時間燈拝し、炉過
し、溶媒を減圧下で除去する。残燈を酢酸エチルにとり
、水および飽和食塩水で抽出する。酢酸エチル層を乾燥
し、蒸発させ、シリカゲルlk9上、2%メタノールを
含有するクロロホルムでクロマトグラフィーに付す。溶
出液を蒸発させ、Z−L−(N−Me)−Leu−D−
Aね−OMeを得る。nmr(CDC夕3 )=62.
86(班,s),3.74(班,s),5.25(斑,
s),7.42(斑,s)ペンジルオキシカルボニル−
L−(N−メチル)ロイシル−D−アラニンメチルエス
テル10.5夕(28.8ミリモル)および5%パラジ
ウム−炭素1.0夕の酢酸120の‘中混合物および州
塩酸14.4肌(28.8ミリモル)を水素雰囲気下、
2独特間縄拝する。触媒を炉去し、炉液を蒸発させてH
−L−(N−Me)Le血−AIa−OMe・HCIの
残澄を得る。この化合物28.8ミリモル、1ーヒドロ
キシベンゾトリアゾール3.9夕(28.8ミリモル)
、ベンジルオキシカルボニル−L−プロリンPーニトロ
フヱニルエステル10.7夕(28.8ミリモル)およ
びNーエチルモルホリン3.7の‘(28.8ミリモル
)のジメチルホルムアミド70の‘中溶液を0℃で3日
間櫨拝する。減圧下で溶媒を蒸発後、残澄を酢酸エチル
に溶解し、水、飽和重炭酸ナトリウム溶液、水ついで飽
和食塩水で洗液する。有機層を硫酸マグネシウム上で乾
燥し、蒸発させる。残澄をクロロホルムーメタノール(
98:2)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフィー
に付す。溶出液を蒸発させ、ベンジルオキシカルボニル
−L−プロリルーL一(N−メチル)ロイシルーDーア
ラニンメチルエステル(Z−L−Pro−L(N一Me
)Leu一D−山a−OMe)を得る。nmr(CDC
W=60.95(d,服),2.87および3.0(本
,細),3.72(s,汎),7.4(s,班)得られ
た化合物1.7夕(3.68ミリモル)を0℃で、アン
モニア飽和メタノール85の‘に溶解し、0℃で3日間
放置する。
溶媒を蒸発させて除去し、残澄をインプロピルーアセト
ンから結晶させてペンジルオキシカルボニル−L−プロ
リル−L−(N−メチル)ロイシルーD−アラニンアミ
ド(Z−L−Pro−L(N−Me)Leu−D−AI
a−N比)を得る。融点148〜150こ○ 元素分析、C23CH34N405として、計算値:C
,61.86:日,7.67:N,12.55実測値:
C,61.67:日,7.82;N,12.66Z−L
−Pro−(N−Me)いu−D−AIa−NQ1.2
9夕(2.9ミリモル)および5%パラジウム一炭素0
.13夕の酢酸20地中混合物およびIN塩酸2.9の
‘を水素雰囲気下、2斑時間渡洋する。
触媒を炉去し、炉液を凍結乾燥して表記化合物を塩酸付
加塩として得る。残澄をカルボキシメチルセルロース(
WhatmannCM−23)上、0.04N水性酢酸
アンモニウムを用いてクロマトグラフィーに付す。溶出
液を凍結乾燥し、表記化合物の酢酸付加塩を得る。〔は
〕容=−77.6o(c=1、1%酢酸)この化合物を
水からくり返して凍結乾燥し、表記化合物の遊離塩基を
得る。
nmr(CDC13)=60.90(s,柵),1.2
2(d,J=7日2z,狙),1.45〜2.16(m
,H),2.82および2.90(s,aH),3.9
〜5.2(m,3H)同様に、この方法で出発物質とし
てL一対掌体の代りにペンジルオキシカルボニル−D−
(N−メチル)ロイシンを用いてL−プロリル−D−(
Nーメチル)ロイシル−Dーアラニンアミド(H−Pr
o−D−(N−Me)Leu−D−Ma−NH2)を得
る。
アミノ酸分析:Proo.88,Mal.00実施例
7L−プロリルーL−ロイシルーグリシンー4ーァミノ
−nーブチルアミド〔式〔1〕;RI=日,R2= C
H2CH(CH3)2,R3=NH(CH2)4NH2
,Y=GIy;H−L−Pro−L−Leu−GIy−
NH(CH2)4一NH2〕ダブりユウ・オー・キヤツ
シユ〔W.0.Cash、J.○rg.Chemへ 2
6巻、2136頁(1961年)〕の方法によって得ら
れるペンジルオキシカルボニル−L−プロリル−Lーロ
イシルーグリシンエチルエステル1.0夕(2.24ミ
リモル)のメタノール5.6舷中燈杵懸濁液(0℃)に
IN水酸化ナトリウム3.02叫を滴下し、この溶液を
25qoで20分間櫨拝する。
この溶液を飽和食塩水23机‘で稀釈し、0℃に冷却し
、IN塩酸3.3Mで酸性とする。混合液を0℃で2び
分間鷹拝する。固体を集め、冷水で洗総し、減圧下、五
酸化リン上で乾燥し、メタノール−から結晶させてZ−
L−Pm−L一Leu−GIy−OHを得る。融点16
3〜165qo;〔Q〕客=−55.8o(c=2、ジ
メチルホルムアミド)この化合物9.48夕(22.6
ミリモル)、モノ−(tーブトキシカルボニル)−1,
4ージアミノブタン塩酸塩5.06夕(22.6ミリモ
ル)、Nーヱチルモルホリン28.9の【、1ーヒドロ
キシベンゾトリアゾール6.1夕(45ミリモル)およ
びジシクoへキシルカルポジイミド4.98夕(24.
85ミリモル)のジメチルホルムアミド225の‘中混
合物を0℃で1時間、ついで25℃で4時間縄拝する。
沈澱を炉去し、溶媒を蒸発させる。残澄を酢酸エチルに
溶解し、沈澱を炉去し、炉液を10%重炭酸ナトリウム
溶液、水、10%クエン酸溶液ついで水で洗液する。有
機層を硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を蒸発させる
。残漁をシリカゲル上で、クロロホルム−メタノールー
ピリジン(98:2:1)を用いてクロマトグラフィー
に付し、溶出液を蒸発させて Z 一 L 一Pro一
L ‐Leu−GIy− NH(C比)4NH−歌c
を得る。nmr(CDC13)=60.92(細),1
.42(班),5,16(汎),7,36(斑)この化
合物7.4夕(12.55ミリモル)および5%パラジ
ウム−炭素0.505夕の酢酸50の‘中混合物を、州
水酸化ナトリウム凝拝溶液250倣を入れたフラスコに
連結した水素添加装置中、水素雰囲気下で5時間蝿拝す
る。
混合液を炉過し、炉液を氷裕中で冷却する。塩化水素の
酢酸エチル中4.磯溶液16の‘を滴下し、この混合液
を1oo○で30分、ついで室温で3時間網梓する。溶
媒を蒸発させ、残澄をベンゼンに溶解し、再度溶媒を蒸
発させる。残澄をメタノールに溶解し、活性炭を加え、
炉過し、炉液から溶媒を蒸発させて表記化合物を塩酸付
加塩として得る。この化合物を0.1N塩酸に溶解し、
酢酸塩型のァニオン交換樹脂(BakerCGA−54
0)上でイオン交換クロマトグラフィーに付す。溶出液
を蒸発させ、残澄をジヱチルェーテルおよび石油エーテ
ルでトリチュレートし、乾燥し、表記化合物を酢酸付加
塩として得る。元素分析、C,7日班N503・本日3
C02日・1/240(484.6)として、計算値:
C,52.04;日,8.73:N,14.45:CH
3C02日,24.78実測値:C,52.13:日,
8.70:N,14.35:CH3C02日,23.2
つぎに本発明製法のフローシートを示す。
フローシート または Z−L■くN−Me)Leu−。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素、低級アルキルまたはNR^4R
    ^5(R^4およびR^5は、各々、低級アルキル);
    R^2は水素または低級アルキル;R^3はアミノ、低
    級アルキルアミノ、ジ(低級)アルキルアミノまたはア
    ミノ(低級)アルキルアミノ;Yはアミノ酸残基、Gl
    yまたはD−Alaのいずれかを意味する。 ただし、R^1がNR^4R^5の場合、R^3は低級
    アルキルアミノ、ジ(低級)アルキルアミノまたはアミ
    ノ(低級)アルキルアミノであり、またR^1が水素、
    R^2が水素または低級アルキルおよびYがGlyの場
    合、R^3はアミノ(低級)アルキルアミノである〕で
    示されるトリペプチド誘導体またはその医薬上許容され
    る酸付加塩。 2 L−プロリル−DL−(N−メチル)ロイシル−グ
    リシンアミドの異性体Aである特許請求の範囲第1項の
    トリペプチド誘導体。
JP51091263A 1975-07-28 1976-07-28 中枢神経系作用を有するトリペプチド誘導体およびその製法 Expired JPS6033854B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US599450 1975-07-28
US05/599,450 US4018912A (en) 1975-07-28 1975-07-28 Tripeptide derivatives with central nervous system activity and preparation thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5223070A JPS5223070A (en) 1977-02-21
JPS6033854B2 true JPS6033854B2 (ja) 1985-08-05

Family

ID=24399667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51091263A Expired JPS6033854B2 (ja) 1975-07-28 1976-07-28 中枢神経系作用を有するトリペプチド誘導体およびその製法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4018912A (ja)
JP (1) JPS6033854B2 (ja)
BE (1) BE844603A (ja)
CA (1) CA1062250A (ja)
CH (1) CH621111A5 (ja)
DE (1) DE2633976A1 (ja)
FR (1) FR2319378A1 (ja)
GB (1) GB1523685A (ja)
SE (2) SE431330B (ja)
SU (1) SU632299A3 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4093713A (en) * 1977-02-28 1978-06-06 Ayerst Mckenna & Harrison Ltd. Dipeptide derivatives with central nervous system activity and preparation thereof
DE3226242A1 (de) * 1982-07-14 1984-01-26 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen N-acylderivate von dipeptiden, ihre herstellung und verwendung bei der therapie von krankheiten und mittel dafuer
DE3226241A1 (de) * 1982-07-14 1984-01-26 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen N-acylderivate von peptiden, ihre herstellung und verwendung bei der bekaempfung von krankheiten und mittel dafuer
US5190924A (en) * 1991-02-13 1993-03-02 Boc Health Care, Inc. Peptide amides and amide dimers useful as muscle relaxants
US6767897B2 (en) * 1994-05-04 2004-07-27 Innapharma, Inc. Therapeutic uses of tri-, tetra-, penta-, and polypeptides
US5767083A (en) * 1994-05-04 1998-06-16 Innapharma, Inc. Tri-, tetra-, penta-, and polypeptides and their therapeutic use as an antidepressant agent
US5589460A (en) * 1994-05-04 1996-12-31 Innapharma, Inc. Tri-, tetra-, penta-, and polypeptides and their therapeutic use as an antidepressant agent
US6489300B1 (en) * 1997-07-31 2002-12-03 Eugene D. Thorsett Carbamyloxy compounds which inhibit leukocyte adhesion mediated by VLA-4
DE19813849A1 (de) * 1998-03-27 1999-09-30 Degussa Verfahren zur einstufigen Umsalzung und Aufreinigung von Oligopeptiden

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1033906A (en) * 1962-03-30 1966-06-22 Geigy Ag J R Process for the production of a new tetrapeptide
NL6707845A (ja) * 1966-06-11 1967-12-12
BE787908A (fr) * 1971-08-24 1973-02-23 Abbott Lab Medicament antidepressif et antiparkinsonien
US3888840A (en) * 1973-02-07 1975-06-10 American Home Prod Novel hydrazinocarboxamide derivatives and preparation thereof

Also Published As

Publication number Publication date
SE8006119L (sv) 1980-09-02
US4018912A (en) 1977-04-19
JPS5223070A (en) 1977-02-21
DE2633976A1 (de) 1977-02-10
CA1062250A (en) 1979-09-11
SU632299A3 (ru) 1978-11-05
BE844603A (fr) 1977-01-28
SE431330B (sv) 1984-01-30
GB1523685A (en) 1978-09-06
FR2319378A1 (fr) 1977-02-25
FR2319378B1 (ja) 1979-05-04
CH621111A5 (ja) 1981-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2091873C (en) Parathyroid hormone derivatives
JPH06263797A (ja) 生物活性環化ポリペプチド
JPS602318B2 (ja) アレルギー反応遮断ポリペプチド剤
JPH0680079B2 (ja) ポリペプチド
JPH07503485A (ja) オピオイドペプチド
US4658016A (en) Process for the preparation of pentapeptides having an action on the immune system and intermediate products for this process
JPS6033854B2 (ja) 中枢神経系作用を有するトリペプチド誘導体およびその製法
JPS58116443A (ja) 新規ペプチドおよびその製法
EP1309613B1 (en) Pharmaceutical composition comprising an analgesic peptide
US3873511A (en) (1-{60 -Aminoisobutyric acid)-corticotropin peptides
HU204071B (en) Process for producing immune stimulant peptides and pharmaceutical compositions comprising same
SU845773A3 (ru) Способ получени пептидов
DE1518133B1 (de) Verfahren zur Herstellung eines neuen hypotensiv wirkenden Hendekapeptids
JPH0631314B2 (ja) 新規なゴナドリベリン誘導体
US4093713A (en) Dipeptide derivatives with central nervous system activity and preparation thereof
US4018754A (en) Novel polypeptides having ACTH-like action
Meldal et al. Synthesis of a proposed antigenic hexapeptide from Escherichia coli K88 protein fimbriae
US3904593A (en) Peptide derivatives having an ' -hydrazide linkage and preparation thereof
USRE30496E (en) Tripeptide derivatives with central nervous system activity and preparation thereof
US3759891A (en) (1-beta-alanine,15-ornithine)-corticotropin peptides
US3923772A (en) (1-{60 -aminoisobutyric acid)-corticotropin peptides
SU1048703A1 (ru) Аналог энкефалина,обладающий анальгетическим действием
CA1059995A (en) Tripeptide derivatives with central nervous system activity and preparation thereof
DE1518133C (de) Verfahren zur Herstellung eines neuen hypotensiv wirkenden Hendekapepüds
CA1340077C (en) ¬ser 17, leu 18|grf derivatives