JPS6033447Y2 - 基準電圧源回路 - Google Patents

基準電圧源回路

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JPS6033447Y2
JPS6033447Y2 JP756281U JP756281U JPS6033447Y2 JP S6033447 Y2 JPS6033447 Y2 JP S6033447Y2 JP 756281 U JP756281 U JP 756281U JP 756281 U JP756281 U JP 756281U JP S6033447 Y2 JPS6033447 Y2 JP S6033447Y2
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JP
Japan
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positive
negative
trigger
amplifier
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JP756281U
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JPS56118413U (ja
Inventor
勝幸 池田
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ツェナーダイオードから得られる電圧を負帰
還によってさらに安定化した基準電圧源回路に関する。
本考案は、演算増幅器を用いたフリップフロップ回路の
出力電圧を、同時に負帰還をかけられたツェナーダイオ
ードによって安定化した基準電圧源の回路に関する。
本考案の目的は、少ない部品、および消費電力で、正お
よび負の2つの基準電牛を得ることである。
従来、正・負の2つの基準電圧が必要なときは、2つの
基準電圧源を用意した。
しかし、同時にその双方を使わないときは、どちらか一
方が休んでいることになって無駄である。
本考案はかかる欠点を除去したもので、同一の回路から
正・負2つの基準電圧が得られる。
第1図aの場所を例にとって説明する。
まず、演算増幅器の出力Cutに微小な正の電圧が発生
したとすると、この場合、演算増幅器の負入力−Inへ
の帰還ループは第1のツェナーダイオードZo□によっ
て開放となり、第2、第3の抵抗R2,R3によって正
入力端へ帰還され、出力電圧が増大する。
Out〜−In間にかかる電圧がZDlのツェナー電圧
Z21(実際はさらに第2のツェナーダイオード2゜1
の順方向電圧が加わる。
)より高くなると、−Inへの帰還ループが閉じ、出力
電圧が減少しようとする。
従って、出力電圧voが 2 Vo=T−L (R2+R3)
・・・・・・(1)で平衡し、この電圧は演算増幅
器の高利得による負帰還によって非常に安定である。
同様に、Cut端子に微小な負の電圧が生じたときはZ
Do、がOFF l、、出力電圧はより負になろうとす
る。
Out〜−In間の電圧がZn2のツェナー電圧−■2
2(実際は2゜1の順方向電圧が加わる)より低くなろ
うとすると、−Inへの帰還ループが閉じ、出力電圧が
高くなるように作用する。
このとき出力電圧v0は Vo= −” (R2+R3) ””(2)
2 で平衡する。
これ等2つの安定点は、外部からのトリガによって選択
できる。
第1図aの回路の場合、第1図すに示すように正のトリ
ガが入ると正の基準電圧、負のトリガを入れると負の基
準電圧が得られる。
トリガは負入力端−Inに入れてもよいが、この場合は
通常R1が小さいのでトリガの電源の容量は大きくなけ
ればならない。
出力電圧の切換に要する時間はほとんど演算増幅器のス
ルーレートによって決まる。
また、トリガ用コンデンサCの大小、トリガ電圧の大小
によっても変化する。
これ等の様子を第2図に示する。
出力電圧を調整したい場合は、第3図に示すようにダイ
オードD□、D2を用いて正、負の出力電圧に対してお
のおの独立に調整することができる。
本考案のもう1つの特徴は、電源電圧の変動に対して、
出力電圧が非常に安定であるということである。
これはツェナーダイオードの電流源を安定化された基準
電圧源の出力から得ているためである。
従って、ツェナーダイオードに流す電流をかなり減らす
ことができる。
本考案のさらにもう1つの特徴は、負荷をショートした
場合において回路が保護機能を持っていることである。
出力電圧が0のときも1つの平衡点(不安定な平衡点で
あるが)であり、そのとき正負入力端には電圧がかから
ないため、出力電圧もOとなり、従って回路素子が保護
される。
以上のことをまとめると、本発明による基準電圧源回路
の利点は、少ない部品で非常に安定な正及び負の基準電
圧を発生でき、しかも回路素子の保護機能を持ち、消費
電力も少なくできるということである。
本考案は、AD、 [)7v換器にも応用でき、この基
準電圧源を、CMO3−ICを用いた液晶表示で4ケタ
程度の心変換器に用いると、AD変換器の消費電力を1
00mW以下にすることが可能であり、極めて有用性の
高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、本考案による基準電圧源の回路例であり、
第1図すはトリガ電圧と出力電圧の関係を示す図である
。 図中、ZD□? ZD2は第1、第2のツェナーダイオ
ード、Opは演算増幅器、R□はツェナー電圧に電流を
流すための抵抗、R2゜R3は演算増幅器の正入力端に
出力の一部を帰還°するための抵抗、Cはトリガを与え
るためのコンデンサである。 第2図は、トリガ電圧の大小、トリガコンデンサの大小
による切換波形である。 aはトリガ電圧が大きすぎる場合、bはトリガ電圧が小
さすぎる場合、Cはトリガ電圧が適当な場合であり、こ
の場合は切換速度が最も速くなるが、演算増幅器の速度
によって制限される。 dはトリガコンデンサが小さいとき、eはトリガコンデ
ンサが大きいときである。 第3図は、出力電圧を調整する方法を示している。 図中、R3−は負の出力電圧調整用抵抗、R3+は正の
出力電圧調整用抵抗である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正および負の入力端子と出力端子を有する増幅器、前記
    増幅器の出力端子と負の入力端子間に互いに逆向きに直
    列接続された2つのツェナーダイオードからなる負帰還
    ループ、前記増幅器の出力端子とグランド端子間の電圧
    を2つの抵抗により分圧して前記正の入力端子に帰還す
    る正帰還ループおよび前記2つの抵抗間の分圧点に接続
    され前記増幅器にトリガ電圧を入力するためのコンデン
    サからなることを特徴とする基準電圧源回路。
JP756281U 1981-01-22 1981-01-22 基準電圧源回路 Expired JPS6033447Y2 (ja)

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JPS56118413U JPS56118413U (ja) 1981-09-10
JPS6033447Y2 true JPS6033447Y2 (ja) 1985-10-05

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